ゴムなしセックスを好む男性の傾向と対策。流されない女になるために

  

彼氏がゴムなしでセックスをしたいと言ってきたとき、簡単に流されてはいけません。きちんとした理由で反論し、自分を守りましょう。女性にとって妊娠は人生の一大事。パートナーにきちんと理解してもらい、大切にしてもらうことで、幸せな恋愛をしましょう。

ゴムをしないセックスはダメ

望まない妊娠をする可能性がある

ゴムをしないセックスを好む人は男女問わずいます。ゴムをしないセックスは、多くの危険をはらんでいますが、中でも最も危険なことが、のぞまない妊娠をすることです。ゴムをして物理的に精子の注入を遮断しない限り、どんなに注意していても、妊娠の可能性はあります。

のぞまない妊娠をすることで、結果として、仕方なく結婚することもあるでしょうが、堕胎という選択肢を選ぶこともあるでしょう。命が関係することですので、パートナーとは、真剣に考えるようにしましょう。また、ゴムをしていたとしてもゴムが破けるなどの理由から、妊娠の可能性はゼロではないことは覚えておきましょう。

病気になる可能性がある

ゴムをすることで、性病の感染を防げるというメリットがあります。多くの性病は粘膜が接触することで感染するので、オーラルセックスでも感染の可能性があります。ですが、やはり性行為における性病への感染の可能性は非常に高く、とくに危険性が高く完治療法が確立していないHIVは、とても怖いものです。ほかにも、近年では梅毒や淋病などの性病に感染する若者も増えているため、注意が必要です。

ゴムをすることで、性病感染の可能性を下げることができますので、その点でもゴムの着用は推奨されています。パートナーとの信頼関係が確立していないうちは、とくにゴムはしっかりと着用しましょう。正しく装着することも大切です。気泡が入っていないか、破れていないかなどよく確認しましょう。

ゴムなしセックスをする理由

ゴムなしセックスをする理由

大好きな相手との子供が欲しい

避妊をしない理由のひとつに、相手のことが好きで子供が欲しいと思っている場合があります。すでに結婚の話が出ている場合は、子供ができたことで、結婚が早まることになるでしょう。結婚を前提としているのであれば、妊娠は必ずしも問題になることではないので、相手の気持ちを確認しておきましょう。

ただし、子供ができたのちの結婚は、結婚式や新婚旅行、その後の生活において、少し大変になることも増えるかもしれません。妊娠期の難しい体調管理の中、結婚直後の忙しい時期を迎えるのは、おなかの赤ちゃんにとってよいことばかりとは言えないでしょう。つわりなどの体調不良なども出やすい時期のため、負担になることも多いかもしれません。そういったことも踏まえて、お互いの気持ちを再確認してみたほうがよいのです。

自分の快楽だけを求めている

男性にとっては、ゴムを付けていない方が感度が高くなるため、ゴムのないセックスを好む男性もいます。自分の快楽を追求する、わがままなタイプと言えるでしょう。また、非常にロマンチストなタイプの男性も、ゴムを使用しないセックスを好む傾向にあります。

ゴムを使うと、肌の触れ合う部分がなくなりますので、セックスとしてつまらないと感じるようです。直接的な触れ合いを重視するタイプで、非常に情緒的なセックスを好む男性と言えるでしょう。セックスの目的が触れ合うことですので、ゴムをしたくないと考えています。一方で、避妊に対する意識は低いことが多くあります。

ゴムを買うのが面倒くさい

ゴムは消耗品で、よいものはそれなりに高いため、買うことを嫌がる男性もいます。また、買うことが面倒だったり、恥ずかしかったりすることもあるようです。ゴムを買うということは、これからセックスをすると公言しているようなものなので、男性にとっても恥ずかしい面があるのかもしれません。

また、ゴムはラブホテルであれば備え付けのものがありますが、品質が低いことが多く、男性にとってはあまりよいものではないようです。さらに、シティホテルや自宅には備え付けのものもないため、よいものを女性の方で用意することも検討してみましょう。

簡単に妊娠しないと思っている

中出しをしなければ妊娠しないと思っている若者が多いようですが、それは大きな間違いです。外だしでも妊娠したという話はよくあり、人によってはうまく外に出せずに、精子の一部が中に出てしまっている例もあるようです。

妊娠をする可能性は、確かに低く、毎回必ず妊娠するというものではないかもしれません。ですが、可能性はあくまでも可能性で、妊娠をするときはするのです。妊娠可能性が仮に5パーセントだとしても、20回のうち1回は妊娠する計算になります。一見低そうな数字であっても、回数を重ねることで現実味を帯びてくるのです。ゴムなしセックスをするパートナーとは、しっかりと話し合うことが大切です。

ゴムなしセックスをする時の注意点

ゴムなしセックスをする時の注意点

できるだけ清潔な状態でする

ゴムをしていても言えることですが、セックスをするときは、出来る限り清潔な状態で行いましょう。病気をもっていなくても、清潔な状態でないと何かの病気になる可能性があるのです。とくに尿道の短い女性は、膀胱炎になりやすく、不潔な状態でのセックスはよくないとされています。

セックスはきちんとシャワーを浴びてから行うようにするとよいでしょう。清潔感が増すだけでなく、お互いにとっても気持ちがよいはずです。セックスを行う場所も、清潔な場所を選ぶようにしましょう。屋外のような、不潔で社会的にも問題の多い場所は避けるようにしましょう。

きちんとした環境でセックスをすることも、愛の営みにとっては大切なことです。大切にしてほしいのであれば、きちんと彼にそのことを伝えるようにしましょう。

病気をもっていないか確認する

セックスは直接粘膜が触れ合うため、病気をもっていると感染することがあります。とはいえ、病気を持っているかという質問に相手が正直に答える可能性は低いでしょう。病気を持っていても、自覚がない場合もあります。日ごろ、どのような性生活を送っているか、さりげなく確認するようにするとよいでしょう。性風俗の利用などを頻繁に行っている場合は、病気に感染している可能性が高く、危険かもしれません。

陰部がかぶれている、異臭がするなどといった異常を感じるときは、セックスは断るようにしてください。ここで流されてしまうことで、病気に感染してしまうといった結果になることもあります。勇気をもって、断るようにしましょう。

妊娠を望んでいるか確認する

相手が妊娠を望んでいれば、ゴムなしでセックスをしてもよいでしょう。子供ができた場合は、結婚し、一緒に育てていくという気持ちがお互いにあれば、避妊をしないことは、とくに問題にはならない場合もあります。

お互いの年齢や状況にもよりますが、現在は、結婚と子供ができるという順番が逆になることはあまり珍しいことではありません。幸福な家庭を築くことができるのであれば、どちらが先でもよいでしょう。もちろん、子供ができた後のことについては、具体的に話し合っていた方がよいです。このように、避妊をしないことは、必ずしも悪いことだけではありません。

ただし、妊娠中は体調が不安定になることもありますし、引っ越しや結婚式のような大きなイベントには不向きな状態ではあります。妊娠は実際なってみないと状態がわからないということもあり、思っていた以上に体調が悪く、動けないといったこともあるでしょう。そのことをよく考えた上で、二人の関係を築くようにしましょう。

ピルを服用しているか確認する

避妊の方法として、ピルを飲む方法もあります。ピルは、医師の処方が必要ですが、ピルを服用している場合は排卵が抑えられるので、避妊としての効果は高いでしょう。ただし、ピルは飲み忘れや、体調不良による吐き戻しなどで、その効果が発揮されないケースもあります。その点には注意するようにしましょう。

さらに、ピルによって妊娠は防げても、病気の感染は防ぐことができません。また、ピルを飲むためには、定期的な通院が必要であり、女性側に金銭的、時間的負担が生じますので、不満に感じてしまうこともあるのではないでしょうか。ピルを飲むことで、太りやすくなる、吐き気がする、血栓ができるといった副作用が出てしまうこともあり、つらく感じることもあるでしょう。このことも、医師に相談し、よく考えてから服用しましょう。

相手と話し合ってからゴムなしセックスをしよう

相手と話し合ってからゴムなしセックスをしよう

ゴムなしでセックスをする相手とは、よく話し合ってから、セックスをするようにしましょう。また、初めてセックスをするときも、先に避妊について確認しておくとよいでしょう。行為の最中で、ゴムの使用についての意見の相違があることがわかっても、雰囲気に流されてしまうことがあります。

避妊は、お互いの人生にとって重要なものです。そのまま相手の意見に流されてしまうのではなく、きちんとパートナーと話し合いましょう。また、話し合えるパートナーと付き合うようにしましょう。避妊は、幸せな恋愛をするためには、避けては通れない話題なのです。大切にされ、幸せな恋愛をしましょう。