彼氏といつもエッチする時にどんな場所を選んでいるでしょうか。彼氏や彼女の自宅、ラブホテル、シティホテルなどさまざまでしょうが、共通しているのは完全な密室で誰にも邪魔されずに安心してできる場所ということでしょう。
同じパートナーと長く付き合っているとセックスもマンネリしがちで、プレイ内容やコスチューム、場所などを変化させて刺激を求めることがあります。なかでも、車をエッチの場所に使うカーセックスを楽しむカップルは少なくありません。
そこで、カーセックスをするメリットやデメリット、カーセックスをするうえで注意するポイントや用意しておくと便利なアイテムなどについて解説します。
カーセックスをするメリット
鍵をかけた部屋で誰にも邪魔されずにゆっくりとエッチを楽しみたいという方もいるでしょうが、同じパートナーとセックスを何回も重ねているといつものシチュエーションに飽きることがあるものです。そんな時、気分を変えて新鮮な気持ちでできるのがカーセックスではないでしょうか。
車は動く密室であり、多少のリスクは伴うもののその一方でスリルや強い刺激を感じることができるものです。そこで、カーセックスをするメリットについてまとめてみました。
ドライブ中いつでもできる
プライベート空間で一緒にいられて行きたいスポットにいつでも行けるドライブは定番のデートとなっています。早朝、深夜を問わず好きな時間にどこにでも出かけることができ、エアコンがあるので暑さや寒さを気にする心配もありません。
人気のないパーキングなどに駐車すれば完全な密室状態であり、エッチな気分になった時にいつでも行動に移すことができます。海岸や湖のほとりなど、ロマンティックな場所でのエッチも可能で、アウトドア気分でエッチをしたいというカップルにもぴったりでしょう。
スリルを味わえる
何度もセックスの回数を重ねているカップルでも、なかなか変わったシチュエーションでプレイすることは少ないものです。セックスする場所は、彼氏や彼女の自宅、ラブホが定番であり、落ち着いてエッチすることができるというメリットはあるものの、刺激の面で物足りないと感じることもあるでしょう。
カーセックスは、本来セックスする場所ではないという背徳感やいつ、誰にみられてもおかしくない状況にスリルを味わえることから、いつもとは全く違う興奮を感じながらエッチすることができます。リスクが全くないわけではありませんが、何かあったらすぐに運転して移動できるというメリットもあります。
新鮮味がある
付き合いが長くなってくると相手が空気のような居心地のいい存在になることがあり、それはそれで落ち着きますが、セックス好きなカップルにとってはおもしろみに欠ける場合もあります。コスプレやSMなどプレイ内容を工夫しても、回数を重ねていればマンネリ化してくるのも仕方がないことでしょう。
カーセックスはいつもとは全く異なる雰囲気のなかで、少し後ろめたさを感じながらエッチすることになるため、これまでにない新鮮味を感じることができます。いつもはないドキドキ、ワクワクが2人の興奮を高めることでしょう。
非日常的な雰囲気が味わえる
カップルで温泉や観光に出かける際、最も望んでいるのは日頃感じることがない非日常の世界や雰囲気を感じることではないでしょうか。喧騒から離れた癒しの空間や絶景スポットでストレスを発散したり、エネルギーを充電したりすることができます。
カーセックスも日常で行っているセックスとは全く違うものであり、普通ではあり得ない空間でエッチをするという非日常を味わうことができます。狭い車内でさまざまな障害物が邪魔になることがありますが、それさえも新鮮で非日常的であるため、シチュエーションそのものに興奮してしまうのでしょう。
ラブホテルが満室やない場所でもできる
ドライブデートをしていてエッチな気分になった時に、観光先などの見知らぬ土地でラブホテルを探すのは大変です。ナビを頼りにたどり着いたとしても、週末や平日の日中は満室であることが多く、ラブホテル探しを転々としているうちに興奮が冷めてしまうこともあります。
カーセックスであれば、一目のつかない場所さえあればいつでもどこでもセックスをすることができるため、待ち時間で興奮が冷めてしまうということはありません。また、回数を重ねる度にホテル代がかかることもないため、経済的とも言えるでしょう。
カーセックスのデメリット
カーセックスは、彼氏の部屋やラブホテルなどでやるセックスとは全く違う環境、雰囲気で楽しむものであり、人によってはいつもは感じることのない強い興奮や新鮮味を覚えることがあります。
いつでもどこでも好きな時にお金をかけずにエッチできるのがカーセックスの最大のメリットですが、車という本来移動手段に使うアイテムでセックスを行うことによる数々のリスクやデメリットがあることも理解しておくことが必要です。
人目が気になる
カーセックスで最も心配なのは、いつ人に見られるかということではないでしょうか。スモークガラス仕様でもフロントやバックからは丸見えであり、サンシェードやカーテンで閉め切っていると返って怪しまれます。激しくピストン運動すれば車が揺れるのもしっかりと確認できます。
周りに誰もいないことが確実に確認できれば安心かもしれませんが、公共の駐車場や観光地などではいつ人が来てもおかしくはありません。人目が気になって仕方ないというタイプであれば、落ち着いてエッチすることはできないでしょう。
盗撮される可能性がある
アダルトサイトなどで視聴することができる動画のなかに、盗撮というジャンルがあることをご存知でしょうか。その大半はAV女優が出演するやらせ企画物ですが、全体の何割かは素人カップルのセックスを盗撮したものです。
カーセックスの穴場であることは、カップルだけでなくその筋の人達にも知られています。のぞきや盗撮目的で巡回しており、チャンスがあればものにしようという輩は少なくありません。場合によってはプライベートセックスがネット上にアップされる危険性もあることを理解しておきましょう。
車が揺れる
夜、彼氏とドライブデートをしていて人気のないパーキングなどに行くとポツン、ポツンと離れた場所に駐車している車を見たことがないでしょうか。車内ま真っ暗で人が乗車しているのかどうかはよくわかりませんが、しばらく注視していると、車がユッサ、ユッサと揺れていることがあります。
車はタイヤがクッションとなって上下に揺れやすくなっています。セックスしている揺れというのは特徴的なので、周囲に人がいればすぐにばれてしまうでしょう。
身体をぶつけてしまう
カーセックスは車種や広さにもよりますが、狭い空間で体位や姿勢を無理しながらやらなければならないものです。後部座席いっぱいに使っても2人が自由に動くことができる空間を確保することはできません。
運転席や助手席をリクライニングにしても、ハンドルやシートの角に体をぶつけずにセックスすることは至難の業です。セックスしている時は夢中になっているので気づかないかもしれませんが、翌日になって思わぬところに打ち身や擦り傷の跡が残ってしまうことがあるので、注意が必要です。
公然わいせつ罪に問われることがある
カーセックスをしているカップルはエッチに夢中で、周りのことなど気にすることがありません。ロックした車内は完全密室であり、誰かにドアを開けられる不安もないことでしょう。
しかし、いくら密室といっても車は運転するための視界を確保するために窓が多く設置されています。スモークガラスなどを使っても全ての窓を外から見えない状態にすることはできません。万が一、一般の真面目な方に発見された場合、警察に通報されて公然わいせつ罪で連行されるリスクもあります。
カーセックスをする場所
カーセックスは車内のみをセックスの場所として使うものです。ミニ、セダン、ワンボックスなどさまざまな車種がありますが、どれをとってもフラットな状態でいつものようなセックスをすることは難しいでしょう。
ハンドルや固定されたシートなどの障害物があり、なかなか自由に体を動かすことができません。そこで、カーセックスをする場合の場所ごとのメリットやデメリットについて説明します。
運転席
決して広くない車内のなかでもハンドルやアクセル、ブレーキなどがある運転席は最も狭い空間です。シートを倒せば一人で仮眠をとるのにはちょうどいいスペースかもしれませんが、2人の体が重なるとかなり窮屈になります。
女性を運転席に座らせて男性が上から覆いかぶさるようなセックスをする場合は、男性の背中がハンドルに当たったり、女性の下半身に手が届きにくかったりして苦労することが多いでしょう。背中でクラクションを鳴らして周囲にバレてしまうことも考えられます。
助手席
助手席は運転席に比べてハンドルなどがない分、スペースに余裕があります。リクライニングシートで角度を調節すれば、女性を座らせた状態で挿入することもできるでしょう。
しかし、1人用のシートは幅が狭く、脚を開いても隣のシートに当たることも考えられます。男性が下になって座位でするにしても天井が高くなければ上下運動するのにも支障があります。男性が運転席側に座ってシートを倒し、助手席の女性を愛撫することには問題ないでしょう。
後部座席
車内でスペースが最も広くとれるのが後部座席でしょう。足を真っすぐ伸ばすことはできなくても仰向けやうつ伏せになればシートからずり落ちることもありません。運転席や助手席はリクライニングにしても完全なフラットの状態にはならないことから、それに比べると姿勢も楽なものとなります。
シートと足元の段差はどうしようもないので、2人ともシート上で動けるような広さがあれば問題なく挿入できるでしょう。ワンボックスカーであれば、2列目、3列目をフラットにしてスペースをより広くすることもできます。
カーセックスで気を付けたいこと
カーセックスは、いつ誰にみられるかわからないというスリルとともに通報されるかもしれないリスクも伴うため、それほど安易にすすめられるものではありません。しかし、ラブホなど宿泊場所や休憩場所がなくて困っている場合、初めから車中泊を考えている場合は、車内でセックスすることもあるでしょう。
どうしてもカーセックスをせざるを得ない状況となった際に、リスクやトラブルを避けるために気を付けるべきポイントについて説明します。
カーテンを付ける
本来、車は運転して移動をすることを目的としてつくられています。事故防止のための安全確認ができるように窓が多く設置してあるのが普通です。
最近では車内が見えないようにスモークガラス仕様の車も多くなってきましたが、それでも目を凝らせば車内の人の動きはとらえることができます。ワンボックスカーなどを仕様する際は、窓も大きいためバックやサイドにカーテンを付けるようにしましょう。運転席と後部座席の間を仕切るカーテンがあると、より安心できます。
キーロックをきちんとする
車に乗ったらキーロックとシートベルトは習慣になっているという人がほとんどでしょう。車が停車、駐車したらシートベルトを外してそのまま車内でくつろぐことはありますが、車外に出ない限りキーロックを解除することはないでしょう。
カーセックスで最もリスクが高いのは、のぞきや盗撮を目的とした人たちにセックスを目撃、隠し撮りされることです。セックスする前に、全てのドアにロックがかかっていることを確認するようにしないと、最中にいきなりドアを開けられることになります。
人がいない場所に停める
他人にセックスしているところを見られることによって興奮が高まるという露出好きなカップルもたまにいますが、一般的には2人だけでプライベートに楽しむものです。特に女性は恥ずかしい格好をしているところを他人に見られるのはたまらなく嫌でしょう。
カーセックスは、専用の場所があるわけではないため自分たちで場所選びをしなくてはなりません。言うまでもありませんが、なくなるべく人気のない目立たない場所、障害物などで死角になる場所などを厳選して車を駐車するようにしましょう。
カーセックスで準備する物・あると便利な物
ドライブデートは、重い荷物を持ち歩く心配がなく、アウトドア用品やスポーツグッズなど、必要な物を何でも積み込むことができるところに大きなメリットがあります。
カーセックスをする予定があるのであれば、当然カーセックスに必要なグッズやアイテムを積んでおくと便利です。セックス定番のグッズからあったら便利な物まで、カーセックスの準備物について説明します。
コンドーム
場所に関係なく、セックスする際の必需品となるのが避妊具です。なかでも、リーズナブルで使いやすく避妊効果も高いことで人気があります。準備せずにドライブ先で購入すればいいと考えていると、人目のつかない場所の近くに薬局がなくて困ることもあるでしょう。
常に車に常備していると何かと問題があるので、彼女とデートする際の携行品としてバッグなどにコンドームを忍ばせておくことを忘れないようにしましょう。
ティッシュ
ティッシュは車のなかに常備されていることが多いものです。通常は鼻をかんだり、飲食の際に使用したりすることから、自宅のものと比べるとそれほど消費することはないでしょう。そのため、ティッシュがなくなっていた、残り少なかったということもあります。
セックスの後には大量のティッシュを使用するものです。カーセックスを予定している際には、1~2ボックスは多めに準備するようにしておきましょう。
ゴミ箱・ゴミ袋
車内ではティッシュや飲食物の包装紙、メモ用紙など、ゴミが出ることもあるので小さなダストボックスは備え付けているという人がほとんどでしょう。しかし、セックスの時には大量のティッシュを消費するため、小さなゴミ箱はすぐにいっぱいになってしまいます。
カーセックスでは、使用済みのコンドームやラブローションの容器など、普段車内では出ないゴミが出ます。ゴミを放置すると臭いや雑菌の繁殖の原因となるので、ゴミ袋ごとすぐに捨てられるように準備しておくことも大切です。
バスタオル・ブランケット
いつも車内で仮眠をとる習慣がある人はブランケットやバスタオルを車に乗せていることがあるでしょうが、邪魔になることもあるため、一般的には車内に持ち込むことは少ないものです。
カーセックスをする際には、体液やローションなどがシートに付く可能性もあります。また、衛生面も考えてあらかじめシートにバスタオルやブランケットを敷いておくといいでしょう。さらに、人が近づいた時などに瞬時に下半身を隠すこともできるため、目隠しとしても使うことができます。
脱ぎやすい服
セックスをする時、気分は最高に乗っているのに服や下着がなかなか脱げなくてシラケてしまったという経験はないでしょうか。セーターやカッチリとしたワンピースなどは、脱ぎ着するのに苦労するものです。
十分なスペースがある部屋のなかでも脱ぎにくい服では、狭い車内でカーセックスするときは時間が長い時間がかかることもあります。電気を消したまま暗闇のなかで服を脱いでセックスすることになるので、なるべく素早く脱ぐことができる服を着るように心掛けましょう。
サンシェード
サンシェードは、厳しい直射日光が降り注ぐ夏場に車内温度の急激な上昇を抑えるために、フロントガラスに貼り付けて太陽光を反射して熱がこもらないようにするためのカーグッズのひとつです。しかし、カーセックスの際には、大きな目隠しとして使用することができます。
サイドやバックの窓はカーテンやスモークガラスで加工することができますが、唯一何もできず人から見られるリスクが高いのはフロントガラスです。サンシェードを内側から設置すれば、外から車内に人がいることも確認できないため、周りを気にすることなくセックスすることができるでしょう。
飲み物
セックスはかなり体力を消耗するもので、終わった後はぐったりとなることも珍しくありません。気温が低い時でも長時間セックスすることで汗だくとなります。ましてやカーセックスでは、狭い車内で無理な姿勢や体位をしなくてはならないため、普段のセックスよりも消費カロリーは大きいと言えるでしょう。
人気のない所を選んでカーセックスをすると、終わった直後に喉が渇いても自販機やコンビニまで距離がある場合も考えられます。あらかじめ飲み物を準備しておくことを忘れないようにしましょう。特に夏場は脱水症状にも注意が必要です。
消臭スプレー
カーセックスをする際に窓を全開にしてやる人はいないでしょう。寒暖が激しい季節であればエアコンを入れて窓は閉め切ってやるはずです。少しは外気を取り入れることはできますが、ほとんど換気のない密室でセックスを続けることになります。
セックス後はお互いの体臭や汗の臭い、そして精子の臭いが車内に充満して状態であり、そのままだとシートなどにも臭いが染みついてしまうことでしょう。本人たちにはそれほどわからなくても、第三者が乗車したときにはすぐにわかってしまうものです。セックスした後にはシートや足元などに消臭スプレーをまくことを忘れないようにしましょう。
まとめ
カーセックスは、ドライブや旅行先で時間を選ばずに、またホテル代を払うことなくセックスできるというメリットがあります。いつものセックスとは異なる雰囲気や興奮で非日常のセックスを楽しむこともできるでしょう。
ただ、いつ誰にみられるかわからないというリスクがあり、場合によっては通報されることもあります。どうしてもカーセックスを楽しみたいのであれば、人目につかない目立たない場所で万全の準備をして臨むことが必要です。