「前立腺」という言葉を知っていますか?
セックスにおいて男性が快感を得るための部位の一つで、ペニス以外でオーガズムを感じる方法でもあります。主に前立腺をマッサージすることで、深い快感を与えることができると言われています。
中には恋人やセフレなどのお相手と、前立腺を使ったプレイをしたことのある女性もいるのではないでしょうか?前立腺を刺激することで男性もいつもと違う快感を得ることができるので、マンネリ解消にもつながります。
愛するパートナーを喜ばせるため、前立腺マッサージを知ってみませんか?
初心者でもできる?パートナーとプレイする前に知っておきたいこと
前立腺マッサージという言葉は知っていても、なかなか実行したことのある女性は少ないはず。また前立腺マッサージ未経験の男性にとっても、未知のプレイには抵抗があるかと思います。
まずは前立腺やマッサージのやり方について学んでみましょう!
まず最初に!前立腺って何?
前立腺とは、膀胱の下にある小さな器官のことを指します。大きさはだいたいクルミ程度のです。
前立腺は前立腺液を分泌するためのもので、精子を作るための材料になったり、また精子の働きを活性化、また精子を尿道に送り出す役割を持っています。
その他にも機能は様々あると言われていますが、まだまだ解明されていないのが現状です。
またあくまでも人間の体の内部の機関なので、極めて丁寧に優しく扱わなければいけないということを覚えておきましょう。
前立腺は男性だけにあるもの
前立腺の主な働きが精子を作ったり、精子の働きを活発にするためのものであるように、前立腺は男性にしかない器官です。普段はなかなか目を向けられる器官ではありませんが、男性の機能の大変重要な役割を持っています。
男性にしかない器官なので、前立腺マッサージによって快感を得られるのも男性のみになります。
前立腺マッサージって何?
前立腺マッサージとは、男性の肛門の奥にある前立腺を優しく刺激することで、快感を与える方法です。
前立腺は主に肛門の入り口から4センチ程度のところにあるとされています。位置はお腹側で、人差し指の第二関節くらいと長さがあれば触れることができる部分です。
感触としては少しザラザラしたり、コリコリしたりするしこりのような感覚だと言われています。
泌尿器科で行われる医療行為
セックスにおけるプレイとして通じている「前立腺マッサージ」ですが、泌尿器科で医療行為として行われることがあります。
男性の病気になりやすい部位として、常に前立腺は上位に挙げられます。例えば慢性前立腺炎や、前立腺ガン、前立腺肥大症など、病気の種類は数多く存在します。
そのような前立腺の症状に対する医療行為として、前立腺マッサージは行われます。その目的は前立腺液を分析して症状の詳細な原因を探るため、前立腺を直接圧迫して採取するのです。
前立腺は男性の排出と生殖機能をつかさどる部位なので、痛みや違和感には注意が必要です。
風俗店のサービス
セックスのプレイなどで行われる前立腺マッサージは、主に風俗店で受けることができます。風俗エステなどのコースやオプションとして用意されていることが多く、気軽に体験することも可能です。
またそういったお店で体験する場合は、適切な器具やサービスが整っていることが多いので、より安全に体験することができます。
また近年では前立腺マッサージに興味のある男性が増えているため、以前は扱ってなかったお店でも前立腺マッサージを受けやすくなってきています。
ペニスを刺激する以外での快感を得る新しい方法ということで、性に関するお店でも続々と準備が進められつつあるのかもしれませんね。
ドライオーガズムの感覚って?
「ドライオーガズム」とは、一般的に分泌液などを出さずに強い快感を得ることを指します。男女ともにセックスなどで感じることができる、いわゆる「イク」という感覚のことです。
性的な刺激の中でも極めて強い快感のことで、こういった感覚を目的に性行為が行われます。
射精のない絶頂
分泌液を出さずに快感を得るのが「ドライオーガズム」なのに対して、男性が通常ペニスを刺激されて射精する感覚は主に「ウェットオーガズム」と呼ばれています。
多くの男性が行っている性欲処理、またはセックスにおける絶頂はだいたいが「ウェットオーガズム」にあたります。
女性のオーガズムに近い快感
基本的に男性の快感は「ウェットオーガズム」ですが、女性は分泌液を出さない「ドライオーガズム」が基本です。一般的に女性のオーガズムは男性の快感の数倍・数十倍だと言われており、一度のセックスでより強い快感を得ていると言われています。
何度でもイク
「ウェットオーガズム」が基本の男性ですが、実はペニスの摩擦以外の刺激、つまり前立腺の刺激によって「ドライオーガズム」を感じることができます。
しかもドライオーガズムは女性の快感と同様に、短い時間に何度も感じることが可能です。
そういった違いから、射精をする「ウェットオーガズム」よりも前立腺による「ドライオーガズム」にはまる男性が増えてきているんです。
前立腺マッサージのプレイ方法
前立腺マッサージは男性が短時間に何度も強い快感を得られる「ドライオーガズム」に達するための、数少ない方法です。そのため近年は前立腺マッサージに興味を持つ男性、また風俗店などで前立腺マッサージを受ける男性が増えています。
そのため愛するパートナーのためにも、前立腺マッサージの知識を学んでおきたいですよね。
ここからは前立腺マッサージの具体的なプレイ方法を紹介していきます。
用意するもの
プレイの一環として行える前立腺マッサージですが、通常のセックスとは違い、様々な事前準備が必要です。
前立腺マッサージを初めて受ける男性も緊張をしていますし、また前立腺マッサージを初めて行う女性も緊張をしてしまうものです。なので直前や最中に焦らなくて済むように、しっかり準備をしておきましょう。
シーツやタオル
前立腺マッサージは、通常閉じられている肛門に触れる行為です。そのため滑りを良くするためのローションが欠かせません。
通常のセックスでもローションを使用したことのある方ならわかるかと思いますが、ローションを使うとベットがベタベタになってしまいますよね。
また男性側にとって前立腺への刺激が初めての場合、普段は気にならない分泌液が多量に出てしまうこともあるので、用意しておくと良いでしょう。
指サックや医療用手袋
前立腺は男性の機能にとって大変大切な器官です。そのため触れるときには衛生面などにおいて、気を使わなければなりません。
そんなときに役に立つのが、指サックや医療用手袋です。
これらのアイテムは前立腺マッサージのプロでも必ず使用するアイテムです。前立腺を爪で傷つけてしまったり、手の汚れなどが付着して炎症を起こす恐れを軽減してくれます。
またいくらパートナーの男性であっても、アナルに触るのはなかなか勇気がいりますよね。触られる男性側も、恥ずかしい思いをしては緊張がほぐれません。そういった気持ちを軽減してくれるのが、指サックや医療用手袋の役割でもあります。
市販で手に入れるのはなかなか難しいかもしれませんが、ネット通販であれば簡単に注文することができます。
ローション
前立腺マッサージをするにおいて、もっとも必要なのが「ローション」です。このアイテムは、通常のセックスと同じように、滑りを良くする潤滑剤として使用されます。
しかし通常女性が挿入時の痛みを軽減するために使用されるローションとは違い、前立腺マッサージにとってのローションはなくてはならない必須アイテムです。
基本的に前立腺のあるアナルは、排出のために使用される部分です。そのため指などの異物を受け入れるためには、ローションなどで滑りを良くしなければなりません。そうでなければ激しい激痛に見舞われる場合もあるので、ご注意ください。
エネマグラなどの器具
「エネマグラ」とは、医療行為を目的とした前立腺マッサージ専用の器具です。
医療用に設計されているので、初めて前立腺マッサージをする場合に使用すると、比較的簡単に刺激を与えることができます。
指ではなかなか場所がわからない、手で触るのは抵抗がある時に使用してみると良いでしょう。
マッサージのやり方
男性がドライオーガズムを感じることができる前立腺マッサージですが、人によって前立腺の位置には微妙に差があります。手前にある人もいれば奥にある人もいるため、はじめは難しいと感じるかもしれません。
そこでまずは前立腺マッサージの基本的な手順を覚えて、パートナーの反応を見ながら進めていきましょう。また事前準備として、ネット上などで写真・画像付きの解説などを見ておくのもオススメです。
①洗浄
前立腺マッサージは、まず洗浄から始まります。基本的にアナルは排出に使用される部分なので、きちんと洗浄して綺麗にしておく必要があるのです。
また洗浄は、万が一体内の粘膜を傷つけてしまった時に、不衛生なままだと菌が入り込んでしまうのを防いでくれます。
マッサージのための洗浄には、主にウォシュレットを使用します。しっかりと排便を済ませたのちにウォシュレットを当て、水をお尻の中に貯めましょう。その水で直腸を十分に洗浄し、排出するという方法を何度か繰り返します。
②アナル拡張
洗浄が終わったら、次はアナルの拡張に入ります。
前立腺マッサージを経験していない場合、すぐにはアナルに指や器具は入りません。万が一入ったとしても、相当な痛みを伴う可能性があるので、無理に入れようとするのはやめましょう。
まずはローションなどを潤滑油として使用し、固まっているアナルのまわりをほぐしていきます。その時に男性の緊張もほぐすように、ゆっくり優しく行いましょう。またアナルをほぐす工程には思いの外時間がかかるものですが、焦りは禁物です。
③指などで優しく刺激
ある程度ほぐれてきたら、少しずつ指や器具を入れていきます。その時に少しでも硬さや押し出される感覚があったら、もう一度アナルをほぐしてください。
順調に入っていったら、第二関節が入ったくらいで指をお腹の方向に曲げます。するとしこりのようなコリコリとした感触があると思います。それが前立腺です。
前立腺が見つかったら、まずは優しく触ってみましょう。急に強く刺激すると痛みを感じることもあるので、ゆっくり動きをつけていきます。
特に痛みがないようであれば、トントンと軽く叩いてみたり、ゆっくりと押したりしてみましょう。男性側もはじめは異物感があるかもしれませんが、慣れてくるごとに快感を得られるようになっていきます。
前立腺マッサージの注意点
射精する以上に強い快感を得ることができる前立腺マッサージですが、やるにあたって幾つかの注意点があります。
実際にパートナーと前立腺マッサージをする前に、ぜひご参考にしてください。
準備や後片付けに時間が掛かる
前立腺マッサージには、実際に好意を行うまでにさまざまな準備が必要になります。
必要な器具やアイテムを揃えたり、またアナルを拡張したりすることは、良いマッサージをするのに重要なことです。
また、前立腺マッサージは準備の量が多い分、ローションの処理など後片付けにも時間がかかります。
そのため短時間でやるのは、大変なリスクを伴います。前立腺マッサージはある程度まとまった時間がある時に挑戦しましょう。
気持ちよくなるまでには経験が必要
女性が快感を得るのに時間がかかる人が多いように、前立腺マッサージも実際に快感を得るまでに時間がかかります。
うまくアナルをほぐして触れたとしても、初回はあまり気持ちいいと感じられない男性もいると言われています。そのため前立腺マッサージは根気よく回数を行っていく必要があるのです。
体調に変化が起きたら中止する
前立腺マッサージを行うことには、様々な病気のリスクを伴うことがあります。例えば誤って前立腺を傷つけてしまうと、前立腺炎になったり、勃起不全になるなどの異常が起こる可能性があるのです。
また人によっては、アナルに異物を入れることで体調を崩してしまう男性もいます。アナルは直腸につながっているので、腸が弱い方は腹痛を起こしてしまうことがあるのです。
時間を掛けたプレイがオススメ
前立腺マッサージは強い快感を得ることができますが、その分リスクを伴います。
現在は風俗エステなどの風俗店、メンズエステなどでサービスとして受けることもできますが、できるならパートナーとのプレイは自分で行いたいですよね。
「自分ではちょっと・・・」という方は、男性に前立腺マッサージに対する強い興味があるなら、そういったお店に頼るのも良いでしょう。主に埼玉の西川口やさいたま、大宮など歓楽街がオススメです。またクーポンなどを利用するのも手軽で良いでしょう。
またお店によっては講習をしてもらえたり、セラピストから話を聞くこともできます。
マッサージのプロであれば、お客様である男性を傷つけずに施術する的確なテクニックを持っているので安心です。気になる方はお店の受付だけでなく、電話などで問い合わせてみましょう。営業を受ける場合もありますが、料金目安なども聞くことができます。
男性の絶頂は射精だけだと思われがちですが、性感帯はそれ以外にもたくさんあります。お尻の穴という意外な場所ですが、男性にとっては女性のようにイキやすい数少ない場所です。初心者でも、少しずつ進めていけば深い快感を与えられるでしょう。
手コキだけでなく、時には彼氏や旦那を喜ばせる前立腺マッサージに挑戦してみましょう!