オーガズムで得られるメリットとは。超感じやすい体になる究極活用術

  

オーガズムとは、刺激に対して感じやすい部位が最高潮にエクスタシーを感じる瞬間。個人的に感じる部位には違いがあります。そこで、女性が感じる3つのスポットや特徴、メリットについて、一緒に学んでいきましょう。

女性がオーガズムを感じる3つのスポット

女性器の近くにあるクリトリス

オーガズムとは、ある行為によって気持ちがよくなる状態。アダルトビデオなどでよく見られる「イっちゃう」という状態が、オーガズムを感じている瞬間といえます。女性が感じやすい箇所は多く、中でも圧倒的に多いのがクリトリスです。

クリトリスは女性器近くにあるので、膣内で性交渉をするときのオーガズムよりも、イキやすい女性は多いようです。女性は、男性と比べて感じやすい部分が多いのですが、中でもクリトリスは最も感じやすいとされています。それは、イクまでにあまり時間がからないからでしょう。

局部に鋭い快感を得て、まるで下半身が痺れた感覚になるのです。この感じを求める女性も多く、クリトリスは自分で触ることができる分、オナニーでイク女性も。しかし、快感が浅くて持続時間が短いという難点があり、その点では、全身に快楽が広がる膣内オーガズムの方が優っているかもしれません。

膣の手前にあるGスポット

「Gスポット」 はよく聞くのですが、実際どこにあるのか知らない人も多いはず。女性の尿道海綿体(スポンジ状)のことで、ドイツの産婦人科医によって発見されました。膣口から3〜5cm入ったところの膣前壁にあります。

この部分は、クリトリスのような狭い箇所(ピンポイント)ではなく、エリアとして存在します。日常生活では触ることがないので、オナニーや性交渉によって開拓される性感帯です。はじめのころは感じない部分なので、少し訓練が必要かもしれません。

Gスポットの探し方は、仰向けに寝そべって膝を立てて、自分の中指を第二関節ほど入れます。そのときに、第一関節の指の腹が触れる、ザラっとした部分がGスポット。刺激を与えることで、膨らんで快感を覚えるのです。

子宮に近いポルチオ

「子宮オーガズム」とも呼ばれるポルチオは、子宮頚部の膣側の部分にあります。子宮から膣腔に飛び出して、まるでのどちんこのような形状をしています。刺激を与えて興奮することで、象の鼻のように伸びて、オーガズムを感じます。

2本の指を挿入して、指先で転がすようにマッサージをしましょう。指が短いと届かないこともあるので、屈曲位などの体位を作ると届きやすくなります。中指と薬指は他の指よりも長いので、この2本の指が主に指定されているのです。

性交渉のとき、ピストン運動でペニスが突き立てられて、子宮が響くと表現するのは、この部分が刺激されることで感じるオーガズムがはたらくからでしょう。

 

女性のオーガズムの特徴

女性のオーガズムの特徴

連続で感じることができる

女性の場合、男性よりも連続で感じやすいようです。局部や全身に電気が走ったような痺れが出て、最高の興奮を感じることができる「イク」という感覚。男性は、射精をするときが最もイクという感覚になりやすいのですが、女性はクリトリスなどの性感帯が多い分、連続で感じやすくなるわけです。

人によって感じ方は違いますが、腰が浮き上がったり、体がのけぞったり、ビクビクしたり、快感から解き放されることで、全身の力が抜けてしまうなど、さまざまな変化が見られることも特徴。

たとえると、ジェットコースターで、高いところから低いところに落ちるときのふわっとした感じがする、おしっこを我慢してもらしそうな状態、頭が真っ白になるなど、いろいろな感じ方があります。自分が感じやすい行為をすることで、連続して至福の時間を過ごすことができるでしょう。

全身が痺れる感覚が駆け巡る

刺激されてオーガズムに達すると、全身が痺れる感覚が体中に駆け巡ります。この感覚がイクと表現されるのです。病気による痺れは、痛くて不快に感じてしまうのですが、この状態での痺れる感覚は、それが逆に気持ちよく感じる痛み。

人によっても、気持ちよさの度合いや感覚は違います。気持ちよさから痛みが生じ、もっと欲しいと思うと同時に、やめてほしいと思うような混乱した気持ちから、頭が真っ白になって、すべてが飲み込まれた感覚と表現する人もいます。

電流が走ったような痺れる感覚は、痛みを通り越して、快楽へと導いてくれるのかもしれません。人によって膣内やクリトリス、Gスポットなど、感じる箇所も異なるので、試しながら全身をかけめぐる痺れ感覚を楽しみましょう。

脈拍や心臓の鼓動が早くなる

性感帯を刺激することで、局部が膨れ、興奮状態に。血管を流れる血液が増えて、全身に運ばれるため、脈拍や心臓の鼓動が早くなります。ドキドキした感覚になるのはこのためです。大量のアドレナリンが分泌されて、末梢神経まで血液を送りこもうと、体が反応する現象。

鼓動が早くなると、どうしても気になるのが病気の心配ですが、基本的に心臓疾患を抱えていなければ、体調不良を起こすことはないでしょう。とはいっても、あまり心配しすぎてしまうことで、精神面で不安定になることもあります。

ケースバイケースで、「オーガズムは気持ちがよくなって、鼓動が早くなるもの」と気持ちを切り替えて、前向きに挑戦しましょう。

膣が痙攣する

オーガズムに達すると、膣まわりの筋肉がピクピクと収縮します。このピクピクのリズムは、なんと0.8秒に1回なので、かなり早いスピードで収縮することになります。実際は、膣の筋肉がしぼりあげるような収縮を継続。

そして、子宮口が開いて、掃除機のように男性から射精された精子をぐっと吸い上げていくのです。ピクピクとした痙攣にエクスタシーを感じて、快楽へ。しかし、膣痙攣は意外な落とし穴があるので注意が必要です。

それは、性交渉中に膣痙攣が起こって、ペニスが締め付けられて、抜けなくなってしまうこともあります。二人が合体した状態で救急搬送されることは、結構恥ずかしいことなので、気を付けなければいけません。

達した後は幸福感に満たされる

絶頂に達した瞬間、女性は最高の興奮状態になって、まさに「頭が真っ白になる」「空を飛んでいる感じ」といった状態に。膣内だけでなく、クリトリスなどでもオーガズムの快感を得るので、男性よりも1度の性交渉で何回もイク人もいます。

もちろん、何度もイクからよいというわけではなく、周りと比較せずに信頼できる相手と心を寄せ合うことが大切です。好きな相手との性交渉は、特に感じやすく、最高の幸福感に満たされることでしょう。頭がすっきりして、全身の力が抜けて、オーガズムが終わった後も、精神的にリラックスした状態です。

ストレスを感じることなく、ゆったりとしている状態は、多忙な現代社会の中で欠かせない至福のとき。だからこそ、女性はこの時間をとても大切に、そして幸せな気分に浸れるのです。

 

オーガズムを感じやすい体になる方法

オーガズムを感じやすい体になる方法

セックスの回数を重ねる

人によって性交渉をしても、自分は何も感じない、不感症なのかなと思ってしまうものです。しかし、回数を重ねるうちに、だんだん気持ちよくなってくることもあります。もしも、何も感じないときは、体位や内容を変えてみることも一つのテクニックです。

最初のころはとても感じやすかった部分も、何回もやっていると、オーガズムを感じないマンネリ化も見られます。そこで、回数に応じて、いつもとは違うシチュエーションで性交渉をしてみるなどの努力が必要となります。どんなことでも、同じことを繰り返すと飽きてしまうものです。

性交渉も同じで、いつもはいきなりエッチから始まっていた行為を、キスからスタートして、体を触り、そしてエッチに進むようにすると、お互いのエクスタシーが高まり、オーガズムを感じやすくなります。マンネリ化を抑えて、新たな挑戦をしてみることもポイントになります。

好きな人とセックスをする

好きでもない相手とエッチをするなど、体を触られることも嫌な相手だとエクスタシーを感じません。好きな人に自分の敏感な部分を触られている、体を抱きしめられている、キスをしている、そう感じることで、気持ちが向上して、興奮が最高潮に達するのです。

もちろん、自分だけでなく、お互いに好き同士で性交渉をすることで、最も至福の時間を過ごすことができるでしょう。特に男性は、何度もエッチをすることで飽きてしまうことも。しかし、心底自分のことが好きな場合、何年経ってもエッチが新鮮で、飽きることがありません。

前戯からのエッチは、気持ちを向上させる意味でも大切なのですが、長年付き合っていると、面倒で手抜きになってしまうことも多く、その延長で希薄なエッチしかできなくなってしまいます。エッチも一つのコミュニケーションなので、お互い最高の時間を過ごせるように、好きな相手とエッチを楽しみましょう。

リラックスすることを心がける

最高のオーガズムを感じる基本のポイントは、何よりも気持ちを落ちつかせること。怖さ・恥ずかしさ・緊張は一切捨てましょう。とはいっても初体験や、好きな人と初めてエッチをするときは、緊張してしまいます。人は初めてのことに対して臆病になりますが、経験を重ねることで、自分に自信がついてくるのです。

性交渉をする前に、リラックスできるお茶を飲んだり、好きな音楽をかけたり、気持ちが落ちつくように努力しましょう。また、ラブホテルは、エッチをするには最も最適なムード作りができるので、デートプランの中に取り入れてみてください。

緊張すると、オーガズムを感じにくくなるので、気持ちを安定させるグッズなどを事前に揃えておくことも、最高の時間を二人で過ごすためには必要でしょう。

彼氏に開発してもらう

女性の場合、膣内やクリトリスなど、いろいろな箇所でオーガズムを感じることができます。人によって感じ方は違うので、どこが最も感じやすいのか、開拓していくことが大事なので、エッチの際に彼に開発してもらいましょう。

性感帯を愛撫したり触られることで、す〜っと力が抜けてゾワゾワ震える感じを覚えると、次回ももっとしてもらいたくなります。性感帯を増やすことで、毎回のエッチが新鮮なものとなり、絶頂に達する回数も増して、より楽しい時間になるでしょう。

性器だけでなく、耳や首筋、胸や背中などにも性感帯はあり、たくさん愛撫されることで、感じやすい敏感な体になります。

体を冷やさないように工夫する

冷え性は、女性に多く見られる症状です。体が冷えることは、感度が鈍くなるので、オーガズムを感じにくくなってしまうため、冷え性改善が必要になってきます。せっかく彼氏が愛撫してくれても、刺激に対して鈍感では、相手も冷めた気分に。

冷え性を改善させるためには、体を温める食べ物を食べる(ニンジン・カボチャ・ゴボウなど)、体を冷やす食べ物を控える(バナナ・トマトなど)、適度な運動(ウォーキングなど)を行うようにしましょう。特にお腹や足は冷えやすいので、夏場でも薄い腹巻や靴下を履くなどの対処を心がけてください。

オーガズムを感じることで得られるメリット

オーガズムを感じることで得られるメリット

ダイエットに効果がある

オーガズムはダイエット効果もあり、痩せたい女性にとってはうれしくなります。絶頂のときの痙攣によって、普段あまり使わないインナーマッスルを鍛えることができるのです。消費カロリーは60〜100kcalほど。

また、性的に興奮している状態は、逆に食欲を抑える物質「ペンチルアミン」が分泌されることで、間食しない習慣が身につき、リバウンドしない痩せ体質を維持できるでしょう。エッチで気持ちよくなりながら、痩せることができることは一石二鳥で、なかなか痩せることができない人にはぴったりです。

肌を美しく保つ効果がある

絶頂時に分泌される女性ホルモンは、肌・髪にツヤを出し、体毛を薄くするはたらきが。肌をキレイに保つ作用があるのです。また、ホルモンによって基礎代謝もアップするため、アンチエイジングケアによってシミ・しわ対策にもなります。

フェロモンも多く分泌されるので、全身からにじみでるセクシーな色気のある姿にびっくりすることも。女性らしさをランクアップさせたい人にとっては、まさに画期的な方法でしょう。外見だけでなく、日常のちょっとしたしぐさや声にも色気を感じるようになるので、ますます異性受けする女性を目指せます。

ストレスの発散になる

エッチの回数が増えるほど、神経成長因子の血中濃度が上がって、脳が活性化されるとされています。実際にアメリカのプリンストン大学でのラット実験では、エッチをするグループとそうではないグループでは、前者の方がストレスホルモンが少なく、脳細胞が活性化されていたというデータ結果も。

逆にいうと、エッチをしたいという欲望は、ストレス発散をしたいという脳からの要求かもしれません。これは、エッチする行為が、生命エネルギーの活性化であり、しないよりもイキイキとしている証明なのです。ストレス発散のために、エッチは大事な役割といえるでしょう。

安眠効果がある

オーガズムは、睡眠安定剤のような役割をするので、最高潮に達すると、睡眠の質が上がり、しっかりと眠りを誘うのです。興奮してしまうと、逆に眠れないと思ってしまいますが、実際はエッチの最中に分泌されるエンドルフィンには、気持ちを落ちつかせてリラックスするはたらきが。

日中に仕事や激しい運動で、脳も体も休まらないときに、エッチをすることでオーガズムが得られると、ぐっすり眠れたという声も多いです。しっかり睡眠を取りたいけど、なかなか眠れない人は、好きな人と最高のエッチを楽しみましょう。

 

オーガズムを感じて心も体もキレイになろう

オーガズムを感じて心も体もキレイになろう

オーガズムは、性器周りや敏感に感じやすい部位を刺激することで、気持ちが最高潮になる瞬間。至福の時間を過ごすだけでなく、ホルモンバランスをよくすることで、美容・健康に女性にとってうれしい効果が期待できるのです。

感じやすい部位は人によって異なるので、好きな彼氏にエッチのときに開拓してもらいながら、最高に幸せを感じる時間をお互いに共有して、色気のある女性を目指しましょう。