素敵な笑顔の作り方。笑顔のメリットとトレーニング方法

  

毎日一度は笑顔になれていますか?笑顔って周りに振りまくだけではなくて色々なメリットがあるんです。それも女性にはうれしい美容効果が。笑顔のメリットだけではなく素敵な笑顔を作るトレーニングにもふれていきましょう。これであなたも笑顔美人。

笑顔によるメリット

明るい印象を与え人気者になる

笑顔は、人が周りに近づいて来やすくなり明るい印象を周りにも与えるようになりますよね。暗そうな人にはなんだか声をかけずらいなという印象をどうしても抱きがちです。笑顔でいることで「笑うかどには福来る」ということわざの通り、「笑顔でいることでツキや運がよくなる」といわれています。

最初にも話したように、人は知らず知らずのうちに笑顔の人に心を惹かれるようになっています。無表情より笑顔のほうが魅力的だと脳も判断するのです。また人間はつられて笑顔になるという性質も、もちあわせています。これがツキを呼び出すポイントです。

ですので自分を笑顔にしてくれる居心地の良さ、心地よさを感じさせてくれる人物に対して好感を抱かないわけがありません。これが、ビジネスなどにも生きてくるのです。上司や取引先などかかわる人に対して笑顔でいることで周りに人が集まります。

そんな人たちからビジネスの話をもらえるチャンスがあるかもしれないですし、取引をもっと拡大してくれるかもしれません。また聞けなかった話も聞けるチャンスも生むことができます。それだけではなく、笑顔には失敗のストレスから立ち直らせてくれるパワーもあるんです。

顔の筋肉を使い美容効果が得られる

笑顔になると、顔の筋肉がたくさん使われます。そうすると自然と表情筋がエクササイズをしている状態と同じになりますので、顔を引き締め効果で気になるしわやたるみを防いでくれ、小顔効果も期待できるようになります。

また体への効果は、笑顔でいることで免疫力が向上します。笑顔には免疫細胞の代表とも言える「NK細胞」と「B細胞」を活性化してくれるという効果があり、これによって、体内の免疫力が強化され、がんの抑制にもつながるといわれています。

他にもアレルギーやアトピーを改善する効果があると期待されているのです。アレルギーの原因でもあるIgE抗体ですが、笑うことによってこの抗体が減少するということも分かってきていて、治療に「笑い」を取り入れている病院や診療所ももあります。

また、糖尿病やリウマチ・心臓病を予防する効果もあるといわれていて、笑いによって血糖値の急激な上昇が抑えられたり、リウマチを悪化させるIL-6の数値が下がったり、心臓病についても、心拍数や血圧の上昇を抑えることができ、どれも予防効果につながるのは「笑い・笑顔」だということが分かっているのです。

心が癒されストレス解消になる

笑うことですがすがしい気持ちになりませんか。それは脳内に「エンドルフィン」「ドーパミン」「セロトニン」というようなホルモンがたっぷりと分泌されて、ストレスを解消しなおかつ、プラス思考に考え方を変えてくれるのです。

エンドロフィンは幸福感・多幸感を感じさせたり、鎮痛作用があります。モルヒネと同じような作用のため別名で「脳内麻薬」とも呼ばれているんだとか。例えばエンドルフィンによる作用は、セックスをしたときの気持ちよさや幸せな気分の正体なのです。

ドーパミンはいわゆる、やる気スイッチです。モチベーションを維持するためには、必要不可欠なホルモンといわれています。ドーパミンがたくさん分泌するとストレスホルモンの「コルチゾール」の分泌が抑えられますので、ストレスや鬱っぽさから開放されます。

セルトニンは心を安定させてくれる、心地よさや穏やかさといったものを生み出してくれるホルモンです。セルトニンが分泌されるとストレスから開放され、反対に分泌しないと睡眠障害などに悩まされてしまいます。

口角を上げることで発声しやすくなる

笑顔がキレイだと、スマイルの絵のように口角は上がるものです。自分は起こっているつもりがないのに「怒ってる?」と聞かれるのであれば、それは口角が下がってしまっているからです。初対面の人と会う際に、第一印象で口角が下がっていては良くないですので、緊張しすぎないようにしましょう。

また、口角が上がることでうれしいことは発声がしやすくなり、声の通りや滑舌も良くなるのです。口角が上がることで必然的に声が明るくなります。声の通りや発声のしやすさについては、口角があがることで口腔内で声が響きやすくなるためなのです。

口角を上げるだけで、声までいい声になるんです。いい声になれば、例えば電話でも印象が良くなりますし、声が通ることで面接などでも相手に印象付けしやすくなるなど、笑顔のメリットがたくさんあります。

笑顔に必要な筋肉は3種類

笑顔に必要な筋肉は3種類

口角を上げる時に使う大頬骨筋(だいきょうこつきん)

口角からこめかみに向かって位置している筋肉です。口を横に向かって開くときや口角を上げたり、「ワッハッハ」と口元を高く上げてダイナミックに大きな笑顔を作るときに使う筋肉となっています。

顔を大きく動かしてこの大頬骨筋を鍛えると頬のたるみや、ほうれい線、マリオネットライン、シミやシワのできにくい、生き生きとした素肌を作ることができるのです。

口角を外側に動かす時に使う頬筋(きょうきん)

頬骨の下、上下のアゴの間接から口角に向かって位置している筋肉です。口角を斜め上に上げるときに使うもの。口角を外側に引く働きと、ほっぺたを歯の方向にひきつける役割。この筋肉が衰えてしまうと、口角が下がり老けたような印象を与えてしまいます。

この頬筋については、大頬骨筋よりも部分的には小さいのですが、ここの筋肉がなくなることが一番口元のたるみにつながり、そこが老けて見える原因ともなるのです。

唇を前に突き出す時に使う口輪筋(こうりんきん)

口の周りにある、鼻や頬などともつながっている筋肉です。笑顔を作るときの要となっています。この筋肉は動かしずらいこともあり、あまり動かさないでいるとだんだんと力が衰えていってしまい、うまく笑顔が作れなくなってしまうのです。

顔の筋肉(表情筋)はこの口輪筋を中心としてそこから伸びていっていますので、その衰えを放置してしまうと徐々にではありますが、顔全体がたるんできてしまいます。口の周りの筋肉は見た目年齢にもかかわってくるのです。

笑顔をつくるトレーニング方法

笑顔をつくるトレーニング方法

口を膨らませる風船トレーニング

1.口を全体的に膨らませて唇を閉じる。

2.右頬を膨らませて、5秒間キープ。

3.左頬を膨らませて、5秒間キープ。

4.鼻の下を膨らませて、5秒間キープ。

5.顎辺り膨らませて、5秒間キープ。

6.2〜5の動作を3回繰り返す。

この風船トレーニングでは、口の中に空気をためて膨らませて、口の内側から頬筋や大頬骨筋、小頬骨筋などの表情筋を鍛えてくれます。ちなみにこのトレーニングはすぐに表情筋が柔らかくなりますので、アナウンサーやモデルが実際に現場で行っているそうです。

頬の筋肉が伸び縮みし動きを与えることで肌の活性化にもつながります。筋肉もほぐしながら、適度に皮膚を動かすことで、美容効果も期待が持てるトレーニングです。

ポイントとしては、思いっきり空気をほっぺにためて、しっかりと頬を膨らませることです。中途半端に空気を入れても、しっかりと筋肉を伸ばすことができません。誰かの前で行うのではないので、恥ずかしがらずに思いっきり取り組みましょう。

口角をあげる口角トレーニング

1.口をイを発音する形に開いて、ゆっくりと口角を上げる。

2.口角が一番上がった状態で5秒間キープ。

3.口をウを発音する形にして、唇をゆっくりと突き出す。

4.唇が一番突き出た状態で、5秒間キープ。

5.1〜4を3回繰り返す。

口角をしっかりと上げ、上の歯をできるだけ見せることが最もわかりやすい笑顔のサインです。この口角トレーニングでは、口角を引き上げる効果が期待できますので、頬の位置が高くなり、きゅっと引き締まった口元が目指せます。

パソコン作業などでデスクの仕事などの際に取り組んでみるのもいいです。イの口は、口角を上げる上で最も重要な形ですし、口を突き出すウの口では、口輪筋も鍛えられるようになっています。周りに表情があまり見られないときは表情筋を動かしていないので、柔らかくするためにも取り組みましょう。

口周り全体を鍛える割り箸トレーニング

1.割り箸を奥歯でくわえる。

2.くわえたままイの口をして、限界まで口角をあげる。

3.2の状態を30秒間キープ。

4.1〜3を3回繰り返す。

この割り箸トレーニングを行えば自然と口角が上がるようになっています。口角を引き締める筋肉を鍛えて、口元の垂れ下がりやシワの改善と予防できる効果が期待できます。また、口角が引き締まるので、はっきりとした綺麗な笑顔や表情を作ることができるようになります。

この割り箸トレーニングは、内側にある表情筋がよく動くこととなり、普段から笑顔でいても中々使われていないような筋肉が動いていることがわかるので、笑顔に自信のある方も、この割り箸トレーニングを試してみてください。

笑顔トレーニングをする時の注意点

笑顔トレーニングをする時の注意点

鏡を見て確認しながらやる

無意識に笑顔になるのは簡単なことです。でも楽しくないときや、意識して笑顔を作ったり、笑顔トレーニングで顔のパーツの動きを意識して確認しながら行うために、鏡を見ながら行うことが重要となります。

鏡を見ながら、笑顔トレーニングの動きをしっかりと口を動かせているかどうか確認しながらやってみましょう。自分の笑顔はしっかりしているかどうか、不自然なところはないかどうか見てみてください。

不自然なところはあなたの癖になってしまっている部分です。癖になってしまっている部分は大丈夫だろうと安易に放置せずに、意識して直していきましょう。

やりすぎには注意する

どのトレーニングもやりすぎには注意しましょう。筋肉を動かしていることに変わりはありませんので、顔を動かすことに疲れてしまい、それ以降のやる気を失ってしまうなんていう可能性もあります。やりすぎて、はじめは筋肉痛になるなんていうこともあるんですよ。

またやりすぎると人間なんでもそうですがあきやすい生き物です。隙間時間を見つけて適度に何度か一日の中でできれば、まとめて10分より効果はありますし、次に続ける意欲も沸きます。

継続は力なりという言葉がありますが、まさにトレーニングというものはその言葉がふさわしいですよね。やるきを絶やしてしまわぬように、適度に顔の表情筋に働きかけるトレーニングを行いましょう。

楽しみながらやる

せっかく笑顔のためのトレーニングなのですから、楽しくやりましょう。楽しいことを考えたり、そういったことを意識することでより自然に笑えるようにもなります。友達が増えたり、声を掛けられやすくなったり、自分の雰囲気も明るくなったといわれるかもしれません。

せっかくトレーニングをしているのですから、笑顔になって出てくるホルモンも一緒に分泌してしまうくらいの気持ちで取り組むといいですよ。そうすれば、幸福ホルモンでリラックスもできますので、自律神経なども落ち着きます。

また、恥ずかしくないのであれば友人とやってみるのもいいですよね。返って笑ってしまってトレーニングにはならないかもしれませんが、むしろ笑顔や笑いに繋がりやすくなりますよ。

笑顔作りをして自信のもてる笑顔を手に入れよう

笑顔作りをして自身の持てる笑顔を手に入れよう

笑顔でいると、本当にいいことが起こったり、楽しいことが起こったりすることって実際にも多いような気がします。笑顔でいることで、何か起こったトラブルや悩みもそのときは悩んでも、ポジティブに思考をかえられる、そんなときも中にはありますよね。

笑顔のトレーニングを通して毎日素敵な笑顔でいられるようになり、自然にいいことが起こるかもしれません。そして冒頭でも登場したように、笑顔は相手に、回りに移るんです。いい影響を周囲にもプレゼントしましょう。

ちょっとした時間で笑顔トレーニングを、気が付いたときにでもちょこちょこ行ってみましょう。おすすめは、テレビを見ているときや、お風呂で湯船に使っているときなどです。筋肉をほぐしやすいですので是非試してみてくださいね。