「年上好きな男性のイメージは？」そう聞かれて出てくるのは「甘えん坊」でしょうか。それとも「頼りなさそう」でしょうか。何にせよ、一般的に理想とされる男性像とはだいぶ違うイメージが湧くのでは？
しかし果たして本当にそうでしょうか。実は彼らが理想とする女性像は、女性の立場からすると非常に気持ちのわかるものだったりするんですよ。
今回は年上好きな男性の特徴や、そんな彼と相性の良い女性の性格について詳しくご紹介していきましょう。
甘えたがり?年上好きな男性の特徴
年上好きかどうか、それを見極めるために覚えておいて欲しいのが5つの特徴。全てとは言わずとも複数当てはまるのであれば、彼は年上好き男性かもしれませんよ。
1.リードして欲しい
「今日のディナーはあの店に行こう」
「今度のデートではあの観光スポットに行きたいね」
こんな上手にエスコートしてくれる男性も、それはそれで頼もしく魅力的なもの。しかし年上好きの男性は、どちらかというと「リードされたがり」な一面があります。
男勝りのような強気なリードではなく、男性を立てながらリードしてくれる、そんな女性を求める傾向があるのです。
「友達がおいしいっておすすめしてたから行ってみない？」
「この間テレビで見て気になってるの」
など、リードではなく提案というかたちでエスコートすれば、彼の自尊心を傷つけることなくリードすることができますよ。
2.知的好奇心の強い人
当然のことではありますが、人間は過去は知れても未来を知ることはできません。そのため「自分よりも年上である＝自分の知らない経験や知識がある」と見られることになるため、知的好奇心の強い男性は年上好きの可能性が高いのです。
また自分が知らない過去の流行や芸能事情なども、目新しく感じるため興味がそそられることも。年上好きな男性はYESマンのような女性よりも、自分のキャパシティを広げてくれる女性を好むのです。
3.甘えたい
年上好きの最も大きな理由のひとつは、この甘えたがりという一面です。これは特に次男は末っ子など長男以外に見られる特徴で、「上に兄弟・姉妹がいた＝甘やかされてきた」ということになり、そのポジションを当然だと感じるようになるのです。
これは「1.リードして欲しい」にも繋がる理由。女性を甘やかすことができないわけではありませんし、甘やかしたくないわけでもありません。しかし年上好きの男性は甘やかされることも好きだということを忘れてはいけないのです。
4.頼りになる
年上という存在は、人生経験において自分よりも豊富なもの。それは対女性にも同じように感じます。そのため悩み相談をしたら的確な解決策を提示してくれたり、自分のわからないことを優しく教えてくれるような、そんな頼りになる女性を好むのです。
男としてのプライドもあるためあからさまに「頼らせて！」なんて言ってくることはまずないと思いますが、「私は他の女性よりも頼りにされてるっぽい？」と感じたら、それは彼からの脈アリサインかもしれませんよ。
5.適度な関係を望んでいる
例えば束縛。束縛されることを愛だと感じる気持ちはあるものの、度を過ぎれば鬱陶しく感じるもの。それに休みのたびにデートを強要されるような彼女では、彼もリラックスして付き合うことができないでしょう。
しかし年上好きの男性は「年上の女性ならばそんなことはないはず」「心地良い距離感で関係を築いていけるはず」そう考えています。そのためベタベタと彼女でいることを望む女性よりも、対等な関係を望む傾向があるのです。
年上好き男性が求める女性像
年上好きの男性に見られる5つの特徴はわかったものの、どのような女性になればそんな年上好きの男性を落とすことができるのでしょうか。彼らが望む理想の女性像をチェックしてみましょう。
1.叱ってくれる
例えば「仕事に行きたくない」そう彼がつぶやいたら「無理せず休んでもいいよ」と言う女性より、「バカなこと言ってないでしっかりしなさい」と叱ってくれる女性を好みます。
「彼女は年上なんだから自分より優れている」という気持ちがあるため、「叱られること＝自分が間違っていること」と素直に受け入れることができるのです。また母親から教育されているかのような安心感を感じるため、叱られることで愛情を感じる一面もあります。
2.包容力がある
「仕事で疲れた」と言えば「毎日お疲れ様」とハグしてくれる、そんな包容力のある女性を求めています。他にも愚痴に付き合ってくれる忍耐力や、「一緒にいると安らぐ」そんな癒してくれる優しさなど、自分を理解してくれる包容力が欲しいのです。
これが逆に年下の女性ともなれば、全く同じことを求められることになるため、お互いが同じ要望をぶつけ合うことになり上手くはいきません。自分を満たしてくれる女性、自分の要求に応えてくれる女性が理想なのです。
3.家事ができる
度合いにもよりますが、男性は得てしてどこかマザコンの気があるもの。年上好きの男性は、自分より年上の女性に無意識のうちに自分の母親を重ねてしまう傾向があります。そのため家庭的か家事上手な女性を、正しい女性の理想像だと考えるのです。
また結婚を前提とするなら、やはり家事はできて欲しいところ。自分の理想に当てはまりつつ、未来のビジョンも見えやすい、そんな理由から家事全般問題なくできる女性を求める傾向があります。これはプロ並みでなくとも構いません。普通にできる、そんなレベルで問題ありませんよ。
4.経済的に自立している
「デート代は男が払うべき」
「記念日には素敵なプレゼントを用意すべき」
世の中にはこのようなイメージが蔓延しています。これを自ら望む男性もいる以上、決して否定することではありません。しかし年上好きの男性の場合は、対等でいたい、もしくは自分より優位でいて欲しいと思う一面があるので、このように金銭的に頼られることを望みません。
デート代は割り勘、プレゼントもお互い同等の価値のもの、そんな経済的に自立している女性の方が、年上好きの男性の理想像となるのです。結婚した場合の価値観問題もありますので、このポイントを重視する年上好きの男性はとても多いですよ。
5.自己主張をしっかりする
「あなたの好きなやつでいいよ」
「私もそれでいいよ」
など、彼の意見に賛同ばかりする女性もいますし、それを好む男性もいます。しかし年上好きの男性でこれを望む人はごく少数でしょう。
自分の意見はしっかり伝えてくれる、そんな何を考えているのかわかりやすい女性を好むのです。適度な自己主張は自分への信頼の証と考える傾向が強いので、厳しい批判でない限りしっかりと自己主張するのが吉ですよ。
6.相談に乗ってくれる
頼りになる・包容力がある、それを代表する行動が相談に乗るということです。しかしこの場合の相談に乗るというのは、女性のように愚痴半分のような相談ではありません。しっかりとした意見を求める相談です。
そのため従順な「その気持ちわかるよ」という優しさよりも、自分では思いつかないような解決策や、背中を後押ししてくれるような意見を求めます。「彼女に相談して良かった」と思ってもらえれば、両想いもすぐそこかもしれませんね。
7.経験豊富な大人の魅力
大人ならではの魅力。それは人生経験からくるしっかりとした価値観や、仕事などに対するプライド、そんな自分の理想とする魅力もそうですし、やはり性的魅力も欠かせません。
「男性慣れしている」という意味合いになるとあまり好まれることではありませんが、「口説かれても落ち着いている」という風に捉えられれば、それは大人の魅力として映るでしょう。余裕振れとは言いませんが、あまりオロオロする姿を晒すと、彼の理想像から離れてしまうかもしれませんよ。
年下女性が年上好き男性を落とすには!!
自分が彼好みの年上女性なら良いのですが、「年下なのに年上好き男性を好きになってしまった」となれば、その恋のハードルはグンと高くなってしまいます。
ではそんな年上好き男性を落とすにはどうすれば良いのでしょうか。ここで今までご紹介してきた内容をまとめてみましょう。
【年上好き男性の特徴】
- リードされたがり
- 知的好奇心が強い
- 甘えたがり
- 頼りたがり
- 適度な関係を望む
【年上好き男性の理想像】
- 叱ってくれる
- 包容力がある
- 家事ができる
- 経済的に自立している
- 自己主張をする
- 相談に乗ってくれる
- 大人の魅力がある
これらを見るとわかるのは、恐らく「年上好きな彼の理想はあなたの理想と同じ」だということ。「年上好き男性の理想像」をそのまま「年上好き女性の理想像」と変えても何ら違和感を感じないのでは？
そこで年下なのに年上好き男性を落としたいときは、自分の理想を演じるというのが最も効率的な行動になります。もちろん言葉遣いやファッションも大事なことではあるのですが、年上好き男性は精神的自立ができている女性を好みます。
「自分の理想な彼氏ではなくなる」ということは理解せねばなりませんが、それでもどうしても年上好きな彼じゃないとダメだというのであれば、自分の理想をそのまま自分で実現する力を身につけましょう。
仮の自分を作らず、自分らしく接してみて
気になる彼がもし年上好きな男性だとしたら。
あなたが彼より年上なのであれば、それだけでハードルはひとつクリアしています。しかし「私だって甘えたいの」と弱々しい面をアピールしてしまえば、彼から対象外と見られてしまうかもしれません。
あなたが彼より年下なのであれば、その恋はイバラの道。先述したように自分の理想を自分で体現する覚悟が必要になります。理想の関係性を求めるのか、目の前の彼を取るのかしっかりと判断しましょう。
どちらにせよ、年上好きな男性は女性に対する理想が一般の男性よりも高い傾向があります。彼を落としたいからと無理ばかりしてしまえば、例え付き合えたとしても心が疲弊しきってしまうでしょう。
あくまでもあなたらしく居続けられることが大事。多少の演出や努力は必要ですが、決して「彼の理想像の自分」ではなく、「本当の自分」で彼と向き合ってみてくださいね。
