告白されて困らないために!上手な告白の断り方

  

告白された時に、付き合う気がない場合はその場で断ることも方法の一つです。しかし、すぐに断ってしまうと相手が感情的になってしまう可能性もあります。もちろん、相手の性格を良く理解しているなら即断りの方が有効な場合もありますが、関係性が出来てない相手には時間をかけることも大切です。

告白されたときに覚えておきたいこと

なるべく即答しない

気をつける点は、相手にダメかもしれないと考えさせることです。その場で即答するのではなく、少し考えさせて欲しいと伝えるようにしましょう。付き合えるという含みを持たないように注意しましょう。困ったような態度で接するなど、断りそうな含みを持たせることが大切です。要は相手に期待させないことが大事です。

相手の心情を考える

告白されて迷惑だと考える人もいるかもしれません。特に彼氏がいると、告白されただけでも彼氏に嫌な思いをさせてしまうことも考えられます。できれば、すぐに断りたいと思うかもしれませんが、それ以上に大切なのは相手の心情を考えることです。

人が人を好きになることは生活する中で多くあることです。しかし、人に気持ちを伝えることには勇気がいります。告白するのも勇気がいるわけであり、そこに至るまでにはさまざまな気持ちの葛藤があったはずです。相手の気持ちになって考え、その上で断るようにしましょう。

相手が少し気になっている場合

告白してくれた人が少し気になっている場合は、断り方に気をつけましょう。好きだけど付き合うには至らないと思っている相手からの告白は返答に困ると思います。少しでも気になっているなら、友達から始めてみることも方法の一つでしょう。

悪いことではないので素直に気持ちをぶつけてみるのもよいかもしれません。「気になっているけど、お互いのことをよく知らないから時間が欲しい」こう伝えることによって関係が一歩前に進むでしょう。

相手で変わる告白の断り方

全く知らない人の告白

まったく知らない人から告白されるのは一番びっくりするパターンです。仕事をしているお店のお客さんからの告白や通学や通勤のときにすれ違うくらいの人から告白される場合など、状況はさまざまです。

もちろん相手のことを全く知らないので、いきなりオッケーして付き合うのは抵抗があります。一般的な感覚だと、連絡交換をしてメールやラインのやりとりをして互いのことを知っていくのがステップです。まったく付き合う気がないなら、丁重にお断りしましょう。一方、容姿や雰囲気がタイプならすぐに断るのではなく、友達からスタートしてみるのもよいでしょう。

友達からの告白

友達から告白されるパターンは少なくありません。自分は友達だと思っていたのに、いつの間にか好意を持たれて告白される場合がほとんどです。まったく知らない人と違って、相手を知っているからこそ断りにくい部分があります。

付き合う気がないなら、友達にしか見ることができないという断り方がベターです。断ることよりも断った後の関係の方が気になるところだと思います。これまでと同じような関係を続けていいのか、それとも友達関係を解消した方がいいのか?悩むところです。本当に相手のことを思うなら友達関係は解消する、もしくは距離を置くなどの対応をした方がよいでしょう。

元彼からの告白

元彼から告白されるケースはどうでしょうか?一度は恋愛関係になっているので、友達や全く知らない人から告白されるのとは状況が違います。このケースに関しては、どのような別れ方をしているのかがポイントです。

たとえば、浮気をされて別れているなら断る文言としては「信じることができない」、価値観の違いなら「上手くやっていく自信がない」などが断り方としてベターです。もちろん、相手は改善することを前提に告白してくるでしょう。しかし、一度失った信頼は元に戻らないことを伝えることが大事です。

恋人がいる相手からの告白

恋人がいる相手からの告白には、ストレートに無理であることを伝えたので問題ありません。この場合、告白というよりも浮気相手になって欲しいと言っているようなものです。もちろん、恋人と別れると言って告白してくるのはもっとNGです。突き放すくらいの対応が良いです。

同性からの告白

LGBTに許容な世の中になりつつあることで、同性からの告白が増えることも想定されます。一般的な告白よりも、さらに勇気の必要な告白です。恋愛対象として見ることができないとソフトな言い方で伝えるのが最善の断り方になります。相手の気持ちになって考えて上げることが大切です。

会社関係の人からの告白

いろいろある告白の中で、一番困るのが好きではない会社関係の人から告白されることだと思います。断るとその後の関係にしこりが生じてしまう可能性があります。信頼できる上司に相談してみるのもよいでしょう。断り方はなるべく波風立てないように断るのがベストです。好きな人がいるなど、無難な方法を取りましょう。

シーン別!告白の断り方のコツ

メールやラインで告白された

メールやラインで告白してくる人もいます。告白のハードルは低いですが、言われる側からすると本気かどうか分かりません。断りたくても冗談で送っていることも考えられます。まずは、真意を聞いてみましょう。その上で本気ならメールやラインの返信でそのまま丁重にお断りしたので問題ありません。

呼び出されて告白された

呼び出されて告白されるパターンには、何となく告白されるかもしれないと思っている場合とまったく頭にないパターンがあります。前者だと心の準備をする余裕があり、断り方も考えることができるでしょう。しかし、頭にない状態で告白されると驚きます。断り方によっては相手に大きな傷をつけてしまう可能性があるので、一旦考えるというスタンスを取ってから断る言葉を考えたのでも遅くはありません。

手紙で告白された

手紙も直接顔を見て告白されないという点では、メールやラインと似ている部分があります。しかし、メールやラインという便利な機能が発達している中で、あえて手紙に気持ちを込めるのは熱量の大きさを示します。手紙で来た告白に対しては、手紙で返すことをおすすめします。熱量という点では、告白する側もされる側も手紙を使うことで一緒になります。手紙で気持ちを伝える人は繊細でピュアな人が多いので、傷付かないようにソフトな言い回しに気をつけましょう。

サプライズで告白された

最近は、告白のサプライズ演出に凝る人が増えています。そこでお互いの気持ちが合致して恋愛や結婚ができれば理想ですが、サプライズで告白したのにフラれるという場合があります。サプライズには、友人や関係者などが手を貸していることも少なくありません。当然、告白に対してオッケーという返事が出ることを望んでいるわけです。盛り上がった雰囲気の中、断る勇気の方がいるでしょう。重たい空気にならないことを意識するなら、明るく断ることも方法の一つです。

友達伝いで告白された

「○○君が○○ちゃんのこと好きだって」このように、告白には第三者が入る場合もあります。直接的に気持ちを伝えることができないので、代わりに言ってもらうというものです。男らしくしっかり気持ちを伝えたらいいのにと思う反面、友達を介した方が断る場合の心の負担は小さくなります。この場合は、友達に付き合うことができない旨を伝えてもらうようにしましょう。

一方、告白ではなく好きと言う気持ちが友達を介して伝わることもあります。自分のことを好きでいてくれるのが分かっているものの、告白はないパターンです。このケースは、告白されるのを防ぐために、好きな人がいるなど付き合える可能性を間接的に伝えておくのも有効です。

何度もしつこく告白する場合

相手に未練が残らないようにする

告白の中には、一回だけでなく何回も行ってくるパターンがあります。なぜ、一回フラれているのに何度も告白してくるのか理解できない部分もあると思います。思いをひたすら伝えることでいつか振り向いてくれるかもしれないという気持ちの現れでもありますが、本当に付き合う気のない人にとってしつこい告白は勘弁して欲しいものです。

この場合は、しっかり告白を断ることが大事です。付き合うことができないと伝え、好きな人がいると言ってもいいでしょう。相手に未練が残らないようにすることが次の告白を防ぐ方法です。人によってはどんどんエスカレートすることもあるので早めの対応を心がけることも大切です。

知り合いに協力してもらう

しつこく何度も行う告白に対しては、知り合いに協力してもらって対応する方法もあります。たとえば、友達に付き合う気持ちがなく迷惑していることを伝えてもらうのです。本人が直接的に言う場合に比べると、心のダメージも低減されます。

また、知り合いにお願いして彼氏のフリをしてもらい諦めさせるのも方法です。やり方が姑息だと感じるかもしれませんが、しつこい告白を止めるためにはある程度の行動も必要です。告白がエスカレートしないためにも、早め早めの対応が必要でしょう。

ひどい場合は警察に相談

告白のエスカレートの先には、ストーカーが待っている場合があります。最初はそのつもりがなく告白していても、自分の思いが伝わらないことにもどかしさを感じるようになり、最終的にストーカーになって付きまといの行為などを行うようになります。

ストーカー被害の根底にあるのは、好意を寄せられることです。どれだけ告白を断っても諦めず、行動がエスカレートしていくと危険になります。少しでもストーカーだと感じる場合は自分だけの問題として捉えるのではなく、信頼できる人に相談しましょう。その上で身の危険を感じるなら警察に相談することも大事です。

まとめ


いかがでしたでしょうか?告白されるというのは、好意を持たれていることでもあるので、光栄に思える部分もあります。しかし、好きではない人から告白されるのは意外とストレスであったり、苦痛であったりするものです。モテる人ならではの悩みとも言えるでしょう。

告白されてやってはいけないのは、少しでも相手に期待を持たせることです。その人を好きな気持ちは、その人しか理解することができません。自分と感覚が違うという点にも気をつける必要があります。その上で、状況に合わせた最善な告白の断り方を考えていきましょう。