セックスは、男性の射精を持って終わります。女性はオーガズムを感じることなく、セックスを終えることもあります。このように、男性と女性ではセックスで感じる性感が異なるのも特徴です。セックスをした数が多くても、オーガズムを感じたことがない女性も多くいます。
女性の性感は、主に膣とクリトリスです。クリトリスを刺激することでも、深い快感を得ることができます。クリトリスでオーガズムを感じるのが、クリイキです。今回は、クリトリスでイク方法や性快感を高める方法について紹介していきます。ぜひ、参考にして新しい性快感を得てください。
クリイキと膣イキの違い
クリイキの特徴
クリトリスは男性の性器にあたる部分になります。男性がセックスで快感を覚えるのがペニスであるように、女性のクリトリスも同じように性感を得ることができます。ペニスが凝縮された形になるため、刺激すると気持ちよさは男性以上とも言われています。男性が愛撫で刺激する部分の一つです。
女性には男性の生殖機能がないため、クリトリスを刺激しても男性のように射精することはありません。しかし射精をしたときの感覚のように、刺激を続けるとオーガズムを感じます。この感覚のことをクリイキと言い、深い快感になるのが特徴です。クリイキを感じるまでには個人差があり、感じ方にも違いがあります。
膣イキの特徴
セックスは、男性のペニスを女性の膣に挿入し、男性が射精するまで動かす形になります。男性が動かすことで快感を得ているのと同じで、女性も男性の動きに応じて快感を得ています。膣の中には、刺激すると気持ちがいいところがいくつかあり、そこをピンポイントで刺激するとオーガズムを感じます。
クリトリスを刺激してオーガズムを感じるクリイキに対し、膣内の刺激をすることでオーガズムを感じることを膣イキと言います。セックスで膣イキができるケースは少なく、経験がない女性も多いのが特徴です。セックスをして膣でイカせることができるかどうかは、男性の力量にかかってきます。
クリイキと膣イキは同時に可能?
セックスのときに、ペニスを挿入して動かしながら手でクリトリスを刺激する男性もいます。セックスの経験が多い男性だと、セックスで女性が気持ちよくなる方法も熟知しているため、責めるポイントが分かっているものです。クリイキと膣イキを同時に行うことはできます。
ただし、同じタイミングになるとは限らず、別々に絶頂を感じるのが大半になります。クリイキと膣イキでは絶頂に達するまでのタイミングが異なるのも特徴です。膣イキの方が絶頂に達するまでには時間がかかると言われています。また、一度絶頂に達するとオーガズムを繰り返すこともあります。
クリイキのための準備
前戯に時間をかける
クリイキするためには、前戯に時間をかけるのがポイントです。クリイキはセックスのときに感じるだけでなく、前戯の段階で感じることが多くあります。また前戯でクリイキしなくても、前戯に時間をかけることで感じやすい状態を作ることができるので、クリイキしやすいのも特徴です。
前戯は男性のペースで決まることが多く、前戯をしないで挿入することもあります。前戯に時間をかけやすいように、自分から攻めていくとよいでしょう。経験が少ないと、クリトリスをなかなか刺激しない男性もいます。相手が攻めてくるときに、クリトリスを触ったら強めにリアクションするとよいでしょう。
エッチがしたくなる雰囲気を作る
クリトリスの敏感さは、状況によっても変化します。雰囲気もない中、単調に触るだけなのとエッチがしたくなる雰囲気の中で刺激するのでは快感に大きな違いがあるのも特徴です。エッチな雰囲気になると、体もセックスするモードになるため、普段よりも感じやすくなります。
雰囲気を大切にしてくれる男性もいれば、まったく雰囲気を大切にしない男性もいます。もし相手が後者の場合は、雰囲気を大切にして欲しいとおねだりしてみるとよいでしょう。また雰囲気の作り方は、愛撫に時間をかけることや薄暗い雰囲気の中でのセックスが有効になります。
エッチな想像をする
エッチな想像をすると、自然と濡れてくる女性もいます。男性も同じで、エッチな想像をするとペニスが勃起します。想像するだけでも性器を敏感にすることができます。クリイキするためには、事前にエッチな想像をして感じやすい状態を作っておくとよいでしょう。
エッチな想像としては、好きな人に体を触れていることを想像することがよいでしょう。また女性向けのアダルトビデオなども販売されているので、見て想像力を膨らませるのもおすすめです。エッチな想像をしておくと、すぐにセックスできるモードに入るため、前戯が少なくても快感を得やすい特徴があります。
テンションをあげる
クリイキするためには、テンションを上げるのもおすすめです。気持ちが高ぶっているときは、性的な快感も得やすい特徴があります。テンションを上げると男性のやる気も高まるので、よりハードなプレイにつながります。積極的に攻めていくなど、自分から行動を起こすのもよいでしょう。
セックスをする前にテンションを上げる方法として、軽くお酒を飲むのもおすすめです。お酒を飲むと身体が火照り、いつも以上に気持ちがオープンになります。また、敏感になりやすいため、少しの刺激でも感じることができます。普段は彼氏にお願いできないようなことでも、お酒の力を借りてお願いできるのもメリットです。
クリイキのコツを紹介
クリトリスに触れる力加減
クリトリスは敏感な場所になるので、強い刺激を与えてしまうと傷がついてしまう可能性があります。ヒリヒリして触られると痛みが出ることもあるので、ソフトタッチが基本です。男性の中には、触る加減が分からなくて強めに触ってくる場合もあるので注意が必要です。
もし、クリトリスの刺激で痛みを感じるなら、優しく相手に伝えてあげましょう。甘えてゆっくり触って欲しいと伝えるのも有効です。男性の性器と違ってナイーブであり、男性は自分のペニスを基準に考えているため、力の入れ具合に慣れるまでには時間もかかります。
喘ぎ声をあげる
女性は愛撫やセックスで喘ぎ声をあげます。男性の性欲を高める効果があり、人によって喘ぎ声の出方が異なるのも特徴です。喘ぎ声が出ているほど、男性の興奮度も高まるため、セックスに力が入るものです。やる気のない男性も、喘ぎ声だけでやる気スイッチを入れることもできます。
また、喘ぎ声をあげることで自分自身を興奮させる効果もあります。セックスするモードに入りやすくなるため、膣が濡れやすくなり、クリトリスも敏感になります。刺激を少し加えるだけで、クリイキしやすくなるのも特徴です。声を出して気分を盛り上げていきましょう。
クリトリスの皮を剥く
クリトリスに対する刺激には個人差があります。不感症ではないのに、クリトリスを触られても感じない女性も少なくありません。この場合、厚い皮でクリトリスが覆われていることが理由の場合もあります。成長にともなって少しずつ皮がむけていきますが、男性のペニスが皮で覆われているのと同じように成長しても皮がむけない女性もいるのです。
皮があると快感は小さくなります。クリイキするためには、クリトリスの皮をむくのもポイントです。ただし、クリトリスが皮で覆われているのは刺激から守ることも理由としてあります。慣れてないと性感だけでなく、痛みを感じることもあるので注意が必要です。
とにかく焦らす
クリイキするためには、クリトリスが敏感になる状態を作る必要があります。男性にお願いができるなら、焦らして欲しいと伝えるのもよいでしょう。焦らすことによって、触って欲しいという欲求が高まります。最初からクリトリスを触るのではなく、太ももや股関節あたりを触るのもポイントです。
触って欲しいという気持ちが強くなると、クリトリスも気持ちに反応して感度が高まります。少し触るだけでも快感を得てクリイキする可能性が高まります。ただし、焦らしすぎると興奮度が下がっていくため、タイミングも重要になります。触って欲しいときは、甘えておねだりするとよいでしょう。
クリイキ「番外編」
自分でクリイキできる?
自分でクリイキするためには、オナニーが必要です。女性のオナニーは恥ずかしいというイメージもあるので、その背徳感からなかなかできない女性もいます。自分でバイブやローターなど、大人のおもちゃを購入して使用することによってクリイキすることは可能です。一度クリイキすると、その感触を掴むことができるのも特徴になります。
クリイキすると、快感を得やすい体になるのも特徴です。ストレス解消につながり、リラックス効果を得ることもできるなど、健康や精神面でのメリットが大きいのも特徴です。クリイキは家に誰もいないときに行うのがベストで、自分が感じやすい場所をまずは見つけていきましょう。
パートナーにクリイキしてもらいたいとき
男性の中には、女性にクリイキしてもらいたいのに、なかなか上手くいかずに悩んでいる人もいます。クリイキしてもらうためには、感じやすいポイントを見つけることが大切です。ゆっくり触られることが好きな女性もいれば、少し強めに触られる方がいい女性もいます。女性によって感じ方は異なります。
女性の反応を見ながら、一番感じるポイントを見つけて愛撫するとよいでしょう。また、クンニもクリイキするための有効な方法です。優しく舐めるのがポイントで、周辺を舐めて性感を高めてからクリトリスを舐めるとよいでしょう。
クリイキで気をつけること
クリイキは、何度も繰り返すことができるのも特徴です。慣れてくると、一回では物足りなくなり、複数のクリイキをすることも珍しくありません。強い性的な快感を得ることができるのはメリットの一つです。クリイキする上での注意点は、強弱をつけることになります。一定のリズムではなく、変化をつけることで性的快感をさらに高めることができるのです。
まとめ
いかがでしたか?クリイキは膣イキに比べると、比較的早くイクことができます。男性のように射精するわけではなく、オーガズムに達したときの個人差はそれぞれです。中には、イクという感覚が分からない女性もいます。何度もクリイキに挑戦していると、イク感覚が分かるようになります。まずは刺激を加えて感覚を得ることが必要です。