寝起きセックスで心と体にうれしい効果。メリットとデメリットとは

  

愛する人とセックスをする時間帯はいつごろでしょうか。多くの方が仕事が終わってリラックスした後にとなると夜に集中する傾向がありますが、なんと朝の寝起きにすると心や体にうれしい効果があるんです。デメリットについても知り改めて良さを感じましょう。

寝起きセックスは気持ちいいのか

性欲が高まる朝にセックスする人が多い

朝はなんとセックスする気持ちのピークと男女ともになっているので、朝は本来からいくとセックスするにはベストなタイミングだといえます。夜ですと、仕事から帰ってきて一日の疲れがのしかかっている状態で体も休めていませんので、体力的にも肉体的にも大変になってしまい、途中で寝てしまうなんてこともあるほど。

でもそれがしっかり体を睡眠によって休めて、エネルギーをチャージした朝となると「寝起き」が一番セックスに対する準備が整っている状態なのだといえます。ですので朝が苦手でもなければ、むしろ寝起きにセックスしたことのある、もしくはしているという方は多いのです。

夜中のセックスに比べ数倍気持ちいい

夜はセックスする為のムードはとてもあるのですが、お互いに仕事で疲れていたり、食事の後などの飲酒によって難しくなってしまいがちなのです。また体を休めようと眠気も襲ってきますので、セックスしても気持ちよさに気がつけないなんていう人も中にはいるほどです。

また夜に比べて朝は、男性ホルモンの分泌が盛んになりますので、いつもより躍動感のある、アクティブなセックスが楽しめたり、前立腺に何か問題のある男性でも体力面でしっかり休息している朝にセックスをすることで健康面にもいいそうです。

ですので体力的にも回復していて、男性も本当に元気なので夜中のセックスよりも数倍気持ちよくなれるのが「寝起きセックス」なのです。

寝起きセックスが体に与える効果

朝はノルアドレナリンが多く分泌され感度が高くなる

夜中のセックスに比べるとなんと数倍も気持ちよくなれるのが「寝起きセックス」。これがもしかすると一番のメリットなのかもしれませんね。人間は寝起きから約3時間の間、「ノルアドレナリン」という物質の分泌がとても高くなります。

この「ノルアドレナリン」の分泌により、感度が高くなるのです。そしてこの「ノルアドレナリン」はその3時間を過ぎてしまうとだんだんと減っていってしまうものですので、一日を通して一番気持ちのいいセックスをしたいのであれば「寝起き」がおすすめ。

女性ホルモンが多く分泌され美しく

女性は体にどんなうれしい効果があるのでしょうか。セックスをすると女性ホルモンが活発に分泌されるようになるので、一日を通して肌がうるおい、髪の毛もツヤツヤになります。ですので朝セックスをすることで女性は美しく綺麗にすごすことができるのです。

ですので女性は綺麗になりたいのなら、寝起きにセックスするのがおすすめなのですが、唯一寝起きとなるとすっぴんでセックスしなければならないので、それなりにハードルはあがってしまうのかもしれませんね。

男性ホルモンの分泌が高まり興奮しやすい

女性にいいことがあるのなら男性にだってうれしいメリットがあります。朝は男性にとって男性ホルモンが最も高くなっている状態ですので興奮しやすく、また支配欲が高まるのです。自分の大切なパートナーを自分だけのものにしたいという気持ちが高ぶります。

女性としてはうれしいですよね。ただ自分を求めてくれるのですから。それによって「寝起きセックス」は夜などよりも激しくセックスができるということにも期待が持てるのです。

血流が行き渡り脳が活性化

セックスをすると体温が上昇しますよね。それは体を動かすことや、気持ちの高揚感から血液がスムーズに流れるためです。ですので血行がよくなるのでおのずと脳にも血液が行き渡ることで脳が活性化させることができると言われています。

一日を通してアクティブに仕事や学業を効率的にこなしたり問題解決のためにしっかりと試行錯誤ができたりしますので朝脳を活性化させておくのは大切なことでもあるのです。また血液がめぐるということはしっかりと酸素を運ぶことができるということにもつながります。

脳の活性化や頭がさえたり、集中力、記憶力の上昇にもつながりますので血の巡りをよくするためにも「寝起きセックス」はおすすめです。

寝起きセックスが心に与える効果

寝起きセックスが心に与える効果

幸福ホルモンのオキトシンが多く分泌される

人間に幸せだという感覚を与えてくれる「幸福ホルモン」はご存知でしょうか。この「幸福ホルモン」である「オキトシン」と言うホルモンがたくさん分泌されるのがなんと「寝起きセックス」。

この「幸福ホルモン」がもたらす心に与える効果は、ストレスを感じさせずお互いが幸せを感じながら一日を快適に過ごすことにつながっています。いわゆる一つの仲良しの秘訣なのかもしれませんね。

ですのでこのホルモン、別名では「愛情ホルモン」とも呼ばれていて、自然と相手への愛情やいとおしさ、信頼感などを高めてくれると言う効果もあるのです。

セックスの精神安定作用で一日リラックス

セックスという行為には精神安定作用があるのです。精神安定作用とは対人関係や仕事での問題、育児や家事などの精神的なものや、疲労や睡眠不足から来る物理的なストレスによるイライラした精神が不安定な状態を安定させる手助けをしてくれます。

日常的な行動でいうと、まずは5分程度ガムをかんだり、深呼吸をしたりということと同じ効果がセックスをすることでより深く効果を得ることができるのです。

ですのでそのセックスを朝することによって、その日一日中気持ちが安定しリラックスしている状態で穏やかにすごすことが。いつもイライラしがちなのであれば、仕事の前に「寝起きセックス」で余裕のある働きっぷりを周りにも見せられるようになるかもしれませんね。

寝起きセックスのデメリット

寝起きセックスのデメリット

朝の時間がなくなる

「寝起きセックス」をする上で、最もデメリットとなりやすいのがこの「朝の時間がなくなる」ということです。その日がお互いに休日ならば余裕もあるかと思いますが、お互いに仕事となると遅刻は厳禁です。

朝起きてからお互いに時間を作れるかと言うのがカギになってくるのですが、計画的にいつもより早めに起きてセックスをしたり、毎日ではなく時々そういう時間を設けてみたりすることで、時間の有効活用にもつながります。

時には夜にゆっくりと濃密なセックスをするというのもスキンシップとしてはとてもいいことです。朝時間が作れないときに無理にセックスをするのは、返って欲求がすべて満たされないもやもやした状態で時間になってしまうことも考えられます。

朝は口臭が気になり女性が嫌がる場合も

寝起きの一番の大敵は口臭が気になりますよね。いくら就寝前に歯磨きなどのオーラルケアをしても、寝起きの粘つきや口臭は生活習慣病など現代人の多くが抱える悩みの一つでもありますので、なかなかすぐに解決するということは難しいものです。

寝起きにすぐにセックスとなったときのために枕元などにミント系のさわやかなフレーバーのタブレットを準備しておくとよいでしょう。頑なに拒絶するのはお互いの信頼関係にも溝が入ってしまうかもしれませんので、彼と一緒に食べたりして寝起きセックスをしてみましょう。

午後から疲れやすくなる

アクティブに動きがある側に疲れは出てきやすいのですが、午後からに結構響いてきます。休憩時間を有効に使って、適度に休息もしましょう。また毎日でもしたくなると言う人もいるかもしれませんが、お互いの体調面の気遣いも忘れないようにしながら、思いやりのあるセックスにしたいものです。

メリットがたくさんの寝起きセックスにチャレンジ

メリットがたくさんの寝起きセックスにチャレンジ

他にもメリットはまだまだあります。ダイエットに最適でもありますし、適度なエクササイズとしても十分に効果があります。なんと激しいセックスを行うとランニングを30分間行ったことと同じ位の効果があるのです。

他にも先ほど「幸福ホルモン」としてご紹介したオキシトシンは、血圧の低下を助ける働きもあり心臓病のリスクの低下にも効果があるのです。他にも免疫力が上がり風邪や感染症から体を守ることにもつなげることができるます。

それだけ朝、「寝起きセックス」をするのはおすすめ。お互いの健康な心と体のためにも時々時間を見つけて試してみてはいかがでしょうか。カップルや夫婦円満の秘訣も、もしかしたらここにも1つあるのかもしれません。