【部位別】愛撫の仕方を徹底解説!本当に感じる方法を教えます

  

男性はセックスにおいて一刻も早く挿入して快感を得たいと思うものですが、その前段階の愛撫には実は重要な意味があります。前戯のひとつとしては知っていても、おざなりに短く済ませて挿入ばかりに夢中になる傾向もありますが、愛撫はとても奥が深く、愛撫だけで女性をオーガズムに誘うこともできるものです。

正しい愛撫のテクニックを身に付ければ、女性の感度は抜群に上がり、セックスもより興奮が高まるものとなります。そこで、部位別の正しい愛撫の仕方や本当に感じさせるテクニックについて徹底解説します。

女性が感じる愛撫の仕方

男性の性感帯は性器に集中していますが、女性には数多くの性感帯が存在します。挿入する前の愛撫は、女性の興奮や快感を高めて体を温めるだけでなく、それだけでオーガズムに達することができるものです。

性感帯であってもただ触れればいい、舐めればいいというものでのなく、部位別に効果的な愛撫の仕方は変わります。そこで、女性の3大性感帯とも言える膣、Gスポット、胸・乳首の3つについて女性が感じる愛撫の仕方を解説します。

膣への愛撫の仕方

女性の第一性感帯とも言えるのが膣です。外陰部であるクリトリスをすぐに刺激したくなりますが、まずは膣口からゆっくりと責めて徐々に快感が高まるようにすることがポイントとなります。

クリトリスには直接触れずに、大陰唇や小陰唇に息を吹きかける、指で触るなどして焦らすと愛液が溢れてくることでしょう。感度が高まってきたところでクリトリスを触りながら、膣口に指ピストンします。クリトリスをいきなり激しく刺激するとそれだけでイッてしまうので、焦らしながらやることがコツとなります。

Gスポットの愛撫の仕方

クリトリスは何もしなくても目で確認したり指で触ったりすることができる性感帯であるのに対し、Gスポットは膣の内部に指を挿入しなくては見つけることができません。膣口からお腹の方に向かって3センチ~5センチのところに指の第二関節まで挿入するとザラっとした部分があり、その触感でGスポットを見つけることができます。

Gスポットは強い性感帯ではありますが、開発しないと快感は得られません。愛撫する際には、バイブなどを使って細かな振動を与えることで慣れさせ、そのうえで圧迫するような刺激で愛撫することがポイントとなります。

胸・乳首の愛撫の仕方

女性特有の丸みを帯びた胸、突起した乳首は愛撫される頻度が高い性感帯です。アンダーバスト、乳房、乳輪、乳首、など分化された性感帯があります、乳房は直接的な性感帯ではありませんが、揉みしだくことで女性の興奮を高めることができます。

まず、アンダーバストの愛撫で焦らしたうえで乳房を愛撫します。指先や舌先を使って乳輪をなぞるように愛撫すると感じます。最も敏感な乳首は、側面と正面に分けて愛撫し、側面から最も感じる正面の順に責めます。乳首正面への愛撫は指や舌で円を描くように刺激するのが効果的です。

意外と見落としがちな場所とその愛撫の仕方


女性の性感帯は、クリトリスや膣、胸や乳首だけだと思っている男性は少なくありません。確かに性感帯には血管や神経が集中しており、敏感な部分となっていますがそれ以外にも女性が快感を得られる場所があります。

セックスはスキンシップ、愛情の確認作業でもあり、優しく愛撫されることで心が満たされていきます。性感を刺激するだけでなく心の幸福感を得られるようなソフトな刺激がセックスを心地よいものにするのです。そこで、普段は見落としがちなメインの性感帯以外の場所と愛撫の仕方について説明します。

髪の毛には神経が通っていないため、外部から刺激を受けることで直接性感を得ることはない場所です。しかし、目を閉じていても髪の毛を触られればすぐにわかるように意外に敏感な部分と言えます。

子どもの頃に髪の毛を撫でられて気分が落ち着いた経験がすりこまれていることもあり、髪の毛の愛撫は精神的な安定やリラックスを誘います。ペットを撫でるとペットだけでなく撫でている方も幸せな気持ちになるものです。ソフトタッチで体をチューニングして、セックスに移行するのにも髪の毛への愛撫は効果的です。

セックスで意識して顔を愛撫しているという人は少ないのではないでしょうか。実は、顔は性感地の宝庫と言われるほど皮膚が敏感です。一般的な性感帯を刺激されるような強い快感を得ることはできませんが、優しく愛撫されることで心地よい淡い快感を長く感じることができるものです。

人差し指や中指などを使って、頬、あごのライン、唇など、顔の中でも特に敏感な部分を撫でるだけで愛されているという幸福感に包まれます。

耳は五感のひとつ、聴覚を司る器官でありセックスにおいても喘ぎ声や挿入音を聞くことでより興奮を高めることができます。首筋などと比べると比較的皮膚が厚い部分ですが、敏感な部分であり息を吹きかけられるだけで体中がゾクゾクするという経験は男性にも共通しています。

指先ばかりで愛撫するとくすぐったいため、舌先を使って耳たぶや縁、内側を愛撫します。また、舌全体を使って舐めあげる、甘噛みをするなど、バリエーションを駆使して責めると女性の感度が高まります。

快感度の高いクリトリスへの愛撫は入念に


男性の性感帯であるペニスと同様に、神経や血管が集中しているクリトリスは女性が最も感じやすい性感帯となります。その感度はペニスの10倍~20倍とも言われており、クリトリスへの刺激だけで何度も爆イキする女性も少なくありません。

触るとペニスと同じように勃起しそのいやらしい形状からも、すぐに激しく刺激したくなるものですが、敏感かつデリケートな部分でもあるため、ソフトタッチの愛撫から始めて時間をかけて入念に行うことで、より長い時間快感を味わわせることができます。そこで、快感度の高いクリトリスへの愛撫の仕方について説明します。

手での触り方

クリトリスを手指で触る場合は、いきなり触るのではなくクリトリスの皮を剥いで敏感な部分を露出するようにします。利き手が右手であれば、左手の指を使って皮を剥ぎ、安定した愛撫ができるように右手を女性の太ももに乗せるようにします。こうすることで手のポジションが固定されるため、指先の愛撫に全神経を集中させることができるになるでしょう。

手首を動かしながら中指を上下させながらソフトタッチでクリトリスを愛撫するようにします。デリケートな部分なので、手指を清潔にしておくとともに、傷つけないように爪を切ってやすりがけもしておくようにしましょう。

クンニリングスの基本

クンニリングスをする段階では、男性の興奮もかなり高まっているためいきなり激しく吸ったり、舌先を動かしたりしがちです。女性の快感を高めるだけでなく長く維持させるためには、冷静にソフトタッチで始めることが大切です。

唇を使ってクリトリスをハムハムしながら挟み、優しく吸います。唾液を使ってクチャクチャとわざと音を立てることで女性の興奮はさらに高まります。舌先を使う場合はクリトリスを転がしたり、突いたり、バイブのような刺激を与えたりしながらパターンを変えて責めましょう。

NG行為

クリトリスは女性最大の性感帯と言える部分であり、刺激によってすぐにイッてしまいセックスを楽しむ時間が短くなることもあります。愛撫は女性の性感を高めてセックスでイキやすくすることを目的としているため、クリトリスの愛撫だけでオーガズムに達するだけでは物足りなくなります。

焦らしとしての愛撫を心掛けるとともに強すぎる刺激での愛撫は避けるようにしましょう。また、膣口周辺は多くの粘膜に囲まれたとてもデリケートな部分となるため、雑菌の侵入や爪で傷つけることがないよう、清潔には十分に心掛けることが必要です。

愛撫の仕方も大切だけどやっぱり愛情表現も必要


性感帯への愛撫は、感度の高まった体でセックスに臨めるようにすることを目的として前戯のひとつとして行うものです。男性は興奮や快感を高めて射精したいという強い欲望があるため、肉体的な快楽を得るために激しい愛撫をする傾向があります。

一方で女性は、愛されていることを確認や好きな人とのスキンシップもセックスの目的となるため、性感帯を愛撫されることだけでなく、愛されていると感じさせてくれる男性の心遣いや愛情表現を求めます。そこで、女性にとって愛撫と同じ、それ以上に大切な愛情表現のポイントについて説明します。

前戯での会話も重要

女性は体だけでなく脳でイクと言われます。性感帯への直接的な刺激で快感を得るためには、精神的に満たされていることが前提となります。男性は、肉体的な接触で快感を得ようとしがちですが、苦手であってもセックスの前の前戯やムードづくりを大切にすることの大切さをわかるようにしなければなりません。

ソフトタッチで愛撫しながら、「好きだよ」「愛しているよ」などと愛のことばを囁き、女性の気持ちを高ぶらせたり、満足させたりすることで、セックスの感度をあげることができます。

じらしテクニックで感度アップ

男性には、女性が感じる場所を責めて喜ばせることにセックスのやりがいを感じるところがあります。女性が最高に感じて喘ぎ声をあげることで自らの興奮や快感も高まるため、なるべく手っ取り早く愛撫できる場所を探します。

女性はいきなり激しく愛撫されるよりも、徐々に興奮や快感を高められることが好きであり、また、じらされるほどに感度がアップします。一気にオーガズムに達するような愛撫ではなく、徐々に快感を高めるような刺激を与えることが大切です。

後戯でゆったり愛情確認を

男性は射精することでセックスのゴールを迎えるため、射精までの興奮の高まりとは裏腹に疲れでぐったりするだけでなく理性のある素の自分に戻ってしまいます。すぐにシャワーを浴びたり、女性に背中を向けて寝たりして、女性が一人置いてきぼりになってしまうこともよくあるでしょう。

女性はセックスで愛情を確認することも大きな目的であるため、オーガズムに達してもシラケた雰囲気になることなく、余韻を楽しみながらスキンシップを図ろうとします。男性はそんな女性の特性を理解して、後戯でキスをしたり、スキンシップを続けたりして愛情確認をすることが大切です。

まとめ


セックスではいきなり挿入するのではなくセックスで十分に興奮や快感が高められるように、体を慣らし、温めておく必要があります。そのための前戯として愛撫が重要な役割を果たすことになり、決しておざなりにできるものではありません。

クリトリスや膣口周辺、胸や乳首など女性にはさまざまな性感帯がありますが、それだけでなく精神的な安定や心地よさが得られる感じる場所もあります。女性が感じるさまざまな場所に焦らしながらソフトタッチで愛撫することが快感を高める方法として有効と言えるでしょう。