男性だけと思われがちでも女性の多くはセックスしたいと本音では思っているもの。動物と同じ発情期のようなものが本能的に備わっているのです。恥ずかしがらずに少しだけオープンになれるようにセックスをしたい感情について掘り下げていきます。
女性にも発情期に似た時期がある
女性の8割は誰でもいいからと思う時がある
女性でも発情期に似た本能的なものがあるのです。なんと20〜30代の女性50人に対するアンケート結果によると、女性の約8割の人は誰でもいいから抱かれたいと思ってしまっているという結果が出ているほどなのです。
生物学的には人間には男女問わず発情期に似た時期があるのですが、これといって決まった時期などはありません。特定の人ではなく「誰でもいいと思う」くらいそういった気持ちになってしまう女性が多く、そうした気持ちから男性を求めてしまうのです。
もともとセックスというものは、元をたどれば繁殖行為です。ですので、子どもを宿せる受胎期間は感じやすくなりやすい体になるのです。そのため妊娠したり出産すると、セックスしたい気持ちも薄れるのです。
生理前や排卵期は本能で性欲が高まる
セックスしたい気持ちは子孫繁栄を本能的に持ち合わせているので、子どもが宿らない限り感じやすく敏感になりやすい体なのです。男性のほうが性欲が強いイメージがありますが、実際は女性のほうが性的興奮を感じやすく、性において女性がとても強い位置にいるのです。
セックスしたい気持ちがたかぶるのは「生理前」「排卵日」「生理中」「生理直後」があげられますが、ほぼ全部ですよね。ここが最も敏感で、感じやすい時期になります。この中でも一番セックスしたくなる時期というのは「排卵日」で本能的に抱かれたくなるのです。
春は発情傾向にある
春に女性の性欲が高まる傾向にあるということには否定できません。ピンクや赤など春らしい色合いが女性ホルモンの分泌を高める効果があるという説もあり、女性ホルモンが高まれば性欲はおのずとアップします。
それだけではなく、単純に春は出会いそして別れの季節でもあります。新しい出会いもあればそれまでの男性とは別れ、人肌も恋しくなる時期。
また、それだけではなく冬場に当たり前だったコートなどの防寒着を春には気温が少しずつ上がり厚着を脱ぎ、若干薄着での外出にもなりますので、体感的にも寂しさや心細さを感じている女性も多いのです。
女性がセックスしたくなる時
男性の仕草にドキっとした時
男性のちょっとした普段の仕草の中にもドキッとする、男を感じたときに女性はムラムラしてしまうものです。例えば仕事中に結び目を揺らしながらネクタイを緩める仕草に男の色気を感じたり、意外と筋肉質な腕が見えたり、男性の胸元が少し見えたりするところにも興奮ポイントはあります。
時々それをフェチといって、好きな仕草について女性同士で話すこともあるくらいです。また仕草の中にも、仕事終わりの男性の汗のにおいに関して好意のある人のフェロモンも動いていれば感じられますし、飲み物を飲んでいるときの、のど仏の上下運動に男性のシンボルを思い浮かべてドキッとしてしまう女性もいます。
理想のタイプに出会った時
自分の理想の男性のタイプにあった人に出会ったときに抱かれたいな、セックスがしたいなという気持ちになります。好きな男性とこうなりたいという妄想にもつながりますよね。だからこそ好きなタイプの男性に出会うと感性が刺激されてそういう気持ちになりやすいのです。
いつもよりもドキドキして女性ホルモンもたくさん分泌されています。理想の男性を見つけたときには、女性は本能的に子孫繁栄しようという気持ちが働きますので、必然的にセックスしたいという気持ちもたかぶります。
寂しくて愛されたい時
一人きりで過ごしているときなど、人肌が恋しくなり、肉体的にも精神的にも寂しくなって誰かに愛されたい、愛情を誰かに向けてほしい、そんな気持ちになったときにも抱かれたいなという気持ちになりやすいのが女性です。
寂しさを誰かで埋めたい、失恋して心にすっぽり穴が開いてしまったり、日頃のストレスからくる不安や弱さから、誰かを頼りたくなる気持ちが生まれやすくなったときに、誰でもいいから抱かれたいと思う気持ちも芽生えてしまいやすくなるものです。
愛されたい、誰かに必要とされていたいというのは人間皆平等に持ち合わせている感情なのです。
悩み事がある時
色々な社会生活の中で、仕事場などで重なるストレスや、対人関係でのストレスなど、この世界にはいろいろなストレスがありますが、そのストレスの解消にもセックスがしたいという気持ちにつながるものがあるのです。日々のたまったものを吐き出させる、きれいな言葉でいうと「癒し」でもあるのです。
人間悩みのない人はいませんが、ため込んでばかりいてもつらくなるだけです。言葉で吐き出せるものならばそれだけでもストレスの解消はできるかもしれません。
ただ、悩み事やストレスを抱えていると、誰かに頼りたい気持ちも生まれやすくなりますので、抱かれたいな、すっきりしたいなという気持ちに直結しやすくもなるのです。
男性がセックスに誘う時の行動
肉食系男子が押してくる
男性は本能的に忠実に活動する単純な人が多く、嘘をつくことが下手な人が多いので、態度や行動などで好意があるのか、ないのかという心理状態が読みやすい場合があります。
男性の本音は無意識のうちに出てしまっている相手に対する振る舞いやコミュニケーションの方法、スキンシップなどに必ずといっていいほど現れます。ただし、本気か下心があるのかという気持ちを見極めるのはとても難しいのです。どちらも子孫繁栄のため、人間の生存本能のが出ているためです。
精神的に相手が好きで、これからも一生一緒にいたいと思うような対象であるのか、それとも外見やスタイル、肉体的な魅力で相手の「身体」がほしいという願望なのか、よく見極めれば答えも導き出せる可能性があります。
肉食系男子がもし押してきて、好意があるのであれば様子を見ながら、そのアプローチにのってみるのもセックスをしたいのであればいいかもしれません。
紳士な下から目線で誘ってくる
男性が紳士な対応で誘ってくる場合はもしかしたら本命の可能性もあるのです。一途に好きだと伝えてくれる人がいればその男性は一生大切にして守ってくれる、そんな存在になってくれる可能性があります。
もし本命でないのであれば逆に嘘をつく罪悪感があったりして挙動不審になったりしている場合が多く、女性の勘が働いてすぐにわかってしまいます。
ただ、誰にでもたやすく嘘が付けるようなヒモ男やナンパをするような人はその誠実なような態度を相手に見せて演技をして相手に近づいてきますので、注意が必要になります。
お酒とムードで酔わされる
男性とのお酒の席で、お酒の周り具合やその場のムードで酔わせてくる男性がいますが、そういう場合はセックスに誘いたがっている証拠でもあります。そういった場所ではカップルの成立する確率も上がるほど警戒心が溶けやすく、リラックスした環境で一緒に食事をとる相手に好意を抱きやすい、という心理が働きます。
しかも人同士のパーソナルエリアとしている心理的領域にも一歩踏み込みやすく密着感もでますので、今回の場合だけではなく、先輩後輩や交友関係、上司と部下などお互いに深い話をしやすくもなるのです。
ですのでそのような男性もそのあと誘いやすかったり、相手に連絡先を聞いたり、いつもはできないような質問ができたりと、気になる女性は酔わせたくなるもの。また酔った可愛らしい一面も、男性は見て興奮したいという欲求も隠れています。
一緒にいたいからと甘えてくる
男性の中には好意のある相手に対して、一緒にいたいからと甘えてくる方もいます。離れるのが寂しいという女性に対する愛情表現の一つでもあるのですが、そういった態度は大好きな相手に癒しを求めている場合によく現れてきます。
仕事で疲れてしまっていたり、人間関係で悩んでいたり、何か気持ちが悶々としているときに甘えたくなるのです。ストレスを発散したい、相手に認められたいと思う男性も多く、そんな男性に好意があるのであれば、やさしく手を握ってあげたり、甘えにのってあげましょう。
そしてゆだねられたのなら、逆にやさしくセックスしてあげてみるのもいいかもしれません。
セックスOKならサインを出してみよう
ボディタッチを増やす
男性が色んなサインを出してくれていて、もしもセックスしてもいいなと思っているのなら一番簡単にできるサインで分かりやすく伝わりやすいものは、ボディタッチです。男性もされるとうれしいですし、相手のことが嫌いだったらできないですよね。
好きな相手でなければできないので、ボディタッチを多くしてあげることで男性にOKのサインをアピールしましょう。セックスしたいなと思う気持ちが働いたときは、まずボディタッチを含めた相手との身体的触れ合いがあればその疑いがあるかもしれないとみて間違いはないです。
ただ、中には男モテしたいがために男性誰にでもボディタッチを怠らない女性もいますので、そんな人のようにならないよう徐々に回数を増やしてみたり、他の方法も交えながら相手にアプローチしてみましょう。
?寂しいとアピールしてみる
女性は寂しさを、どこかうめたくなってしまう生き物でもありますよね。意外と寂しいときが一番セックスしたいときでもあるのです。ですので、寂しいということをアピールするために「私のこの寂しさを埋めてくれませんか?」というようなことを相手に伝えることで、男性にそれが伝わる可能性が十分にあります。
女性は心のつながりを重視しているようですが、身体がつながっているときも寂しさから解放されてどこか安心してしまうので、男性側にセックスがしたいと受け取ってもらいやすいのです。
ただ、もしかすると鈍感な男性は気が付かないなんていう場合もなくはないですので、言いかたを考えてみたり、タイミングを考えてみたりして、ここぞというときに使ってみましょう。
家においでよと誘う
これは少しレベルが高い可能性がありますが、男性に対してセックスOKなら男性側としてもうれしいのが、このお誘いです。自宅に誘われるのはそれなりの好意がある人であることに違いはないはずですし、男性とゆっくりと過ごしたいという気持ちもくみ取りやすいです。
ただ、このお誘いはお互いに好意がないと成立しないものでもあります。もしくは本当に誰でもいいという場合も考えられますが、大体はお互いに好意がある、そういったサインがどこかしらに出ていた、などの条件がそろったうえでチャレンジしましょう。男性にもしその気がない場合、引かれてしまう可能性もあるのです。
うるんだ目で上目遣いをしてみる
可愛らしい女性に興奮してしまうのが男性の本能的な心理の一つでもありますが、OKのサインにうるんだ目での上目遣いでいつもよりちょっと変わったところを見せることで、そのままセックスにというパターンも考えられます。
思わずドキッとしてしまう男性も多く、また目が潤むのは性欲があがっていたり、女性がムラムラしている場合にあまり自覚はなくても目元がトロンとしてくるものです。相手をよく見ようとするので動向も開き黒目が大きくなりキラキラして見えるのです。その状況が男性にも伝わりやすいサインでもあります。
キスが出来るならセックスOK
キスのおねだりをすることでセックスに誘っていることと同じになります。厳密にいうと女性の中ではキスはキスでありセックスはセックスですが、男性はキスとセックスが一緒なのです。ですので男性にキスしようとねだると、男性の頭の中では「セックスしよう」と浮かんでしまいます。
受け身の女性でも、キスをおねだりするのなら誘いやすいのではないでしょうか。もし軽くキスされたのなら、女性がもっと深いキスをしたり、再度の催促や、それだけ?と甘えてねだるようにすると男性はとても興奮してしまいます。
軽いキスだけで彼が済ませようとしているのなら、少し舌を出して入れてみたりして、深くキスができるように女性側からそういった誘いを行うことで男性もドキッとしてくれますもし、そのままディープキスになるようなら、セックスすることが承諾されたといってもおかしくありませんね。
やたらと甘えてみる
それまでと違い、必要以上に甘えてみるのもよいでしょう。好意のある女性から甘えられてうれしくない男性はいないです。甘えるのが苦手だという人でもできるものとしては、座ってくつろいでいたり、お酒の席などでは、なんでもいいので男性に足を絡ませながら甘えてみるのもおすすめです。
足を絡ませるという行為は相手とかなり親密であるということを示しています。話しかたも少しゆっくりと話すのもいいでしょう。男性に甘えていることを言葉で伝えるのなら声のトーンもややあげながら、話しかけたり耳元でささやいてみましょう。
また男性と家やホテルなどくつろいだところにいるのなら、男性の膝の上にのって甘えるのもイチャイチャできたりしますので男性も喜びます。身体を密着させながら甘えることで、相手の中で、本能的に愛おしく思われる存在になれればサインは成功です。
甘え上手になって男性を誘える自分になろう
セックスしたいと思う女性はまず男性に甘え上手になりましょう。そうすることでいろいろなタイミングやパターンで男性を誘う手段も増え、柔軟な対応ができるようにもなります。せっかくセックスしたいと思える男性と出会ってもうまく流れに乗れないようでは、とてももったいないですよね。
女性から誘ってはいけないという決まりなどは一切ありません。本能的に持っている発情期のような子孫繁栄の心理の働きを、恥ずかしがらずに少しだけオープンになれるように、甘えかたや声のトーン、しぐさなどを理解したうえで男性を誘えるような女性を目指しましょう。