キスマークを付けたことがないけど、付けてみたいと思う気持ちは誰でもあるものです。愛情のしるしとされているキスマークの心理は深く、いろいろあります。彼との時間、スキンシップ合間にスマートにできるよう、キスマークの付け方を練習しておきましょう。
キスマークの上手なつけ方のポイント
舌でつけたい場所を押さえる
初めてキスマークを付ける場合、どうやってすればいいのか分からないことがあります。彼とのスキンシップや、一緒に過ごす時間の中でも、彼に了承を得てからキスマークを付けてみましょう。
中には嫌がる彼もいるかもしません。彼にも仕事や実家に家族がいたり、予定があることも考えてから目立たない所にキスマークを付けないと、場所によっては彼を困らせてしまうことにも繋がります。
彼のOKが出たら、まずは舌でキスマークを付けたい場所を押さえます。最初は彼の首や胸の辺りから始めると、比較的付きやすくなります。
舌でポイントを決めたら、次は唇の形が重要になってきます。
唇を小さくすぼめて吸う力を集中させる
次は口の形を小さくすぼめてみましょう。唇を「う」を発声する形にするのがベストです。タコのような、とがった口をイメージしてください。唇の形を整えたら、いよいよキスマークを付けていきます。
少しでも肌との間にすき間ができてしまうと、キスマークをうまく付けることができません。注意したいのが
「唇は肌に密着させる」ということです。
キスマークをうまく付けるには1点に力を注いで、思いっきり吸引しましょう。掃除機のように「吸引」することが、上手くマークを付けるコツになってきます。唇をうまく肌に密着させて、真空状態を作っていきましょう。
深呼吸をして落ち着いてからつける
まずは、お腹から深呼吸するように深く肌を吸いこんでいきます。少し力を込めて息を吸い込むことで、キスマークは付きやすくなるので、落ち着いて深呼吸してみましょう。
慌ててしまうと、彼の肌に傷を付けてしまうことになってしまいます。そして、キスマークは歯を立ててはいけません。リラックスして、彼を愛おしく思う気持ちをもって始めます。
柔らかくつけやすい場所につける
皮膚が薄い場所は比較的、キスマークをつけやすい所になります。首筋や首元、二の腕、太ももなどの手足の内側がキスマークを付けやすい箇所です。
キスマークとは皮膚の下の毛細血管が破裂して、内出血が起こっている状態なのです。
名前はロマンチックですが、実は軽い怪我になります。身体の中でも、首のあたりは皮膚がとても薄く、毛細血管が一番皮膚に近い部分なので、内出血によるキスマークも付きやすいところになるのです。
同じところを何回かに分けて吸う
キスマークは1回で付くものでもありません。1回で付けるのが難しいときは、同じ場所を何回も吸うようにして、ゆっくり時間をかけることも大切なのです。
キスマークは1回で付けないとスマートじゃないと思っている人が多いですが、実はそんなことはありません。1回で付けるのが難しいときは同じ場所を何回かに分けても吸うようにしましょう。
1回で付けようと頑張りすぎて、酸欠で苦しくならないようにすることが大切です。
キスマークのつけ方を自分で練習する方法
女友達に付き合ってもらう
何事も練習しなければ上手になりませんから、焦らずゆっくり練習して実践してみましょう。気の合う女友達と一緒に、互いの腕で練習してみてもいいかもしれません。
最初からキスマークを一発で付けれる人はいないのですから、そこは女子同士、同じ悩みを持つ彼がいる女友達なら、きっと共感してくれるでしょう。
友たち同士なら、気兼ねせずにいろいろ聞けますし、どうやったら彼が喜ぶか情報交換もできます。
しかし、逆に互いの彼に会ったときに疑われないように、注意しながら練習する必要があります。
自分の二の腕を吸う
カップル同士で、キスマークを付ける練習をしあえるような恋人同士もいれば、そこまで互いにいい出せない遠慮気味のカップルもいると思います。
彼には内緒で上達させたい人に、自分の二の腕を使った練習をおすすめします。
二の腕は他の部位よりも柔らかくて、裏側もすぐに届くのでやりやすいのです。しばらく練習してみて、薄く肌が赤紫っぽくなってきたら、それがキスマークです。
一度付いたキスマークの場所は何度か吸ってしまうと、痛くなってしまいます。さらに練習したい時には別の場所を選ぶようにしましょう。
そうして練習するうちに力加減がわかってきます。どのくらいの吸う力が、どれくらいのマークになるのかも段々理解できるようになります。
そして、練習するときには誰にも見られていない場所ですることを忘れずに。
お風呂で肌を濡らして吸いやすくする
どうしてキスマークの吸う場所を濡らしてから付けた方が良いのかというと、「真空状態を作りやすくなる」からです。一人でお風呂に入っているときに練習してもいいかもしれません。
口で吸う場所を濡らしたり、あるいは自分の唇を濡らしても構いません。とにかく、肌と唇をより密着させれれば、失敗することは少なくなります。
その動作を何回か繰り返していくうちに、だんだんとキスマークがはっきりと見えるようになってくるはずです。練習だと、ついつい何回もしてしまいそうですが、夏など半袖を着る時期には、いくら二の腕の裏側とはいってもふとした瞬間にバレてしまうかもしれないので、やりすぎには注意しましょう。
針で吸い上げるように小さく吸うのがポイント。
広い範囲で吸い上げたほうが痛みは感じやすくなります。
キスマークをつける場所ごとの意味
首筋は強い独占欲
首筋に付けるキスマークは「強い独占欲」です。あなたに気が付いてほしいのかもしれませんし、他の誰か、キスマークを見ることができる人に向けての、意思表示であるともいえます。
首筋はキスマークを付けやすい場所であり、服を脱がさなくても付けられるとあって、うっとりしていたら首筋がキスマークだらけだった、ということの無いようにしましょう。
また、相手に対して執着心を持っていたり、恋人から離れたくないというような、強い気持ちをも表します。
首筋のキスマークは、肉体関係を持ったときに付けることが多いとされています。
ただし、必要以上に何個も首筋にキスマークを付ける人も、付けられる人も「重い」と思われるので、互いに注意が必要です。
首周りは特に、襟や洋服から見えて目につきやすい場所なので、社会性やTPOをわきまえることも考慮しましょう。
胸は相手への欲求不満
色々な場所のキスマークがありますが、胸という場所に残すキスマークなら「欲求不満」や独占欲だけでなく、征服欲という強い心理が働きます。
相手にとって、「自分だけのもの」と、情熱と興奮が交じりあって、異性を征服した証として胸にキスマークを付けるという心理的行動に出やすいのです。
知らないうちに、ちょっぴり欲求不満があり、ロマンチストな彼が胸にキスマークを残すのです。
彼はあなたを大切に思ってくれていそうですが、征服欲や独占欲の表れでもあるので、彼女は自分だけのものといった気持ちが強いのかもしれません。
胸の開いた服などを着る予定がある場合は一言相手に伝えた方が、支障もなく、スムーズに円満解決できます。
太ももには相手を支配したい気持ち
太ももは、裸にならないと見えない部分です。二人の愛し合った記憶を思い出す材料として、キスマークを付けるようです。
裸にならないと見えない太ももにキスマークを付けるのは、男性の「支配したい」という心理が働いているからです。
太ももは、行為をするときではない限り、あまり人前にさらされる場所ではありません。そのため、特に男性が女性に独占欲で付けることが多くあります。
しかも、太ももの付け根など、きわどい場所につけることで、「この場所にキスマークを付けることを許されているのは自分だけ」という安心感もあるようです。
とはいえ、太ももは一番見えにくい部分でもあるので、安全地帯といえる部分かもしれません。
背中は浮気の防止や優越感
背中へのキスマーク、つけられた側はキスマークを確認することはできません。自分の存在を知らない浮気相手へ警告する意味も込められています。
主に、行為をしている間に付けることが多い場所です。浮気防止のために付ける人も多いのでしょう。
自分自身への確認の気持ちも表しています。単に相手のことが大好きだという幸せに浸っている場合が多く、相手のことを強く想っている優越感の証拠といえます。
背中は付けられた本人からは見えない位置なので、それを見つけることができることを狙って、キスマークを付けるというパターンもあります。
腕には抑えきれない想い
腕は脂肪が多い場所で触ると柔らかく、独占したい、堪能したいという気持ちが膨らむようです。
相手への思いが強くなっているという意味もあります。腕にキスマークを付けられた場合は、関係が上手くいっている証です。
腕のキスマークは特に男性が女性に付ける場合が多いのです。 抑えきれない強い想いが心理的に働いていると考えられます。特に二の腕は、胸よりも柔らかく、堪能したいという気持ちが高まるようです。
夏などのノンスリーブの季節などは注意しましょう。腕は人目につきやすい部分です。
キスマークをつける時の注意点
相手の社会的立場を考えた場所につける
会社勤めでも、学生でも社会的立場があると困ることもあります。一般常識だと、キスマークが見える範囲にあるのは、やはりマナー違反になります。余り、目につかない所に付けてもらえるように、彼にお願いするのも大人常識です。
二人の仲がいいことはとても素敵なことですが、人に見られない秘密の場所にだけ、キスマークは付けた方が良いでしょう。
特に、外回りや営業でスーツ姿の男性の襟元に見えたり、女性の夏場の半袖からチラ見えなどすると、周囲の人は目のやり場に困ってしまい、あまりいい気持ちはしないでしょう。
その人の裏のプライベートより、社会的立場と人間価値が下がってしまう方が勿体ないですから、キスマークは目立たず、人知れぬ二人しか知らない場所へ残しましょう。
強く吸いすぎない
はっきりしたキスマークを付けるには肺活量が必要ですし、それだけ強く吸うと吸われた方は痛みを感じてしまいます。一度で付けるのは難しいですが、同じ場所を何度か繰り返し吸うことで格段にキスマークが付きやすくなります。
しかし、キスマークの正式名称は吸引性皮下出血。つまりは強く吸い付いた結果、皮下の血管が破裂して起こる内出血によりできたアザなのです。
自然に消すまでには3日から1週間ほど掛かってしまいます。この内出血を治すには血行を良くする必要があります。一度付けてしまうと、キスマークはなかなか消えません。
あまりにも全身にキスマークがある状態で、あちこちにアザがあるよりは、ピンポイントで二人だけが知っている特別な場所に付けておく方が、大人の上手な愛情の証になるのかもしれません。
無断でつけない
まず、相手が知らないうちにキスマークを付けるのはやめましょう。服の上からは見えない場所であっても、着替えなどで他人に見られてしまうことだってあるからです。
健康診断もあるかもしれませんし、社会人であれば制服に着替えなくてはならない、人目が気になる更衣室を使用する人もいます。
また、キスマークを付けられたときはうれしくても、後から目立ってきてしまい、どうしたらいいんだろう。と、なることはよくあります。
相手にキスマークを付けてほしいとお願いされたしても、首筋などの洋服を着ても見える場所に付けるのはやめたほうがいいかもしれません。
キスマークが原因で、彼とケンカするなんてことにならないようにしたいものです。
相手が喜ぶか見極める
キスマークをつけることには肯定派と否定派がいます。
仕事や、周りの目のこともありますし、あまり良い印象を与えるものではありません。
見せびらかしたい、彼にキスマークを残したいなど、一時の感情の高ぶりで思う気持ちは分かります。
しかし、まずキスマークを残す大前提として、パートナーとキスマークがOKかどうかを二人で話すべきです。
異性を自分の所有物だと思っている人ほど、異性の意思を無視する傾向があります。それはいいパートナー、良い関係とはいえません。互いの意思を尊重してこそ、いい関係が長続きするのです。
キスマークにかかわらず、パートナーの意思は尊重するべきです。お互いが尊重しあってこそ、素敵な関係が築けるのですから。
くれぐれも、自分勝手にキスマークをつけたいという傲慢な理由で、キスマークをつけないようにしましょう。逆に彼に嫌われてしまう理由になっては結果的に残念になってしまいます。
こっそり練習して彼の喜ぶキスマークを目指そう
自分で何回か練習していくうちに、だんだんとキスマークがはっきりと見えるようになってくるはずです。練習だと、ついつい何回もしてしまいそうですが、夏など半袖を着る時期には注意しましょう。
また、彼のスケジュールや仕事など、普段の生活にも支障が無いように心配りしてあげるのも、女性の役目です。彼の同意を得たうえで、互いにキスマークを付けあう時間は幸せになります。