男友達にキスされた!彼の意図は?キスした後に見えてくる本音

  

恋人というわけでもなく、ましてや特別な感情すら持ち合わせていない男友達。もしもそんな男友達にキスされたとしたら、きっと彼の本音やその意味に頭を悩ませてしまうことでしょう。

「彼はどうしてキスをしたの?」
「この後どう付き合っていけばいいの」
そんな悩みを解消すべく、今回は男友達からキスされてしまったときの意味や対応策について詳しくご紹介していきましょう。

 男友達なのにキスしてきた男性の心理

まずご紹介する男性の本音は「なぜ男友達という関係性にもかかわらずキスをしてきたのか」ということ。このときの男性心理については、5つの可能性が考えられます。

①本当は恋愛感情があり気持ちを抑えきれなくなった

彼はずっと男友達というポジションに甘んじてきただけかもしれません。本当はあなたに恋愛感情を抱いており、それを抑えきれなくなったというパターンです。好きだという気持ちを最初にアピールする方法としては間違っているかもしれませんが、異性としてあなたに惹かれているという好意からくるパターンです。

②良いムードになったのでムラムラしてつい・・・

女性からすればあまり歓迎できることではありませんが、男性は恋愛感情がなくとも性欲を感じることがあります。俗にいう「その場の空気に流された」というやつですね。特別あなたに恋愛感情があるわけではありませんが、思わず性的欲求を感じたために、そのスタートのきっかけともなるキスをしてきたパターンです。

③あわよくばキスからセックスしたいと思った

性的欲求からくるキスという意味では②と同じですが、こちらは更にその上をいく欲求をぶつけてきています。キスではなくセックスを目的としてたパターンです。この場合恋愛感情はないことが多いので、今したいと感じているセックス相手としてアピールされていると取って良いでしょう。

④お酒を飲んでいたので気が大きくなってしまった

恋愛感情や性的欲求はわかりません。しかしお酒を飲んだせいで「例えキスしたとしても許されるだろう」と気持ちが大きくなってしまったパターンです。この場合「キスくらい」と考えることがほとんどなので、キスの意味を考えるよりもただ「思考能力が低下しているだけ」と考えた方がいいかもしれません。

⑤異性として全く見ていないので男を意識させたくなった

最後の可能性は、あなたの中での自分のポジションに不満がある場合です。例えば恋愛対象としてどころか性的対象としても見られていない、男として扱われない、これでは男としてのプライドが傷つくため、あなたに「俺は男だ」ということを意識して欲しくてキスという手段をとったのです。

キスした後も友人として付き合えるかどうか

男友達という立場にも関わらずキスしてきた心理は理解できたとしましょう。しかしそのあと考えねばならないのが、変わらず男友達として付き合うのか、それとも友人としての関係を終えるかです。それぞれのパターンを見てみましょう。

友人として付き合える

キスという思わぬアクションはあったものの、変わらず男友達として関係を続けていけるパターンです。しかしこのときの気持ちとしては、以下の2つが考えられるでしょう。

・彼氏がいるので異性としては見られない

すでに彼氏がいる・好きな人がいるなど、男友達との特別な関係になる可能性が極めて低い場合です。この場合「この人は恋人候補ですらない」としっかり位置付けることができるため「ただの男友達だ」と割り切って付き合いを続けられるはずです。

・アクシデントのようなものなので大丈夫

確かにキスというのは、セックスのきっかけであったり愛を確かめ合ったりと特別な意味を持ちます。しかしもしそのキスの意味を「ただのアクシデント」と判断することができるのであれば、男友達との関係性に何の変化もないままいられることでしょう。

友人として付き合うのは無理

「キスという特別な行為をしてしまったのだからもう友人関係は終わり」そう考える人は、以下のどちらかに当てはまるのではないでしょうか。

・キスした時点で異性として見るようになるので無理

男友達というのは、自分の恋愛相談をしたりもできる「女ではわからない心理を教えてくれる特別な存在」であるはず。このとき彼に対する恋愛感情はありませんし、性的対象として考えることもないでしょう。

しかしキスしてきた時点で、「私は彼にとって性的対象なんだ」と感じるようになってしまいます。そのため男友達ではなくただの男だと考えるようになってしまう=男友達としてはもう見れなくなるというパターンです。

・キスが嫌じゃなければ多分好きになる

友人として付き合えなくなるきっかけのひとつに、恋愛感情が芽生えるというものがあります。もしキスされたことを嫌じゃない・嬉しいと思ったのであれば、それはあなたも彼を異性として認識し始めた証拠。そのため男友達ではなく彼氏候補として考えてしまうことでも、友人関係の終わりを迎えることになるでしょう。

キスした男友達との今後の付き合い方

キスしてきた男友達への対応策は、キスされたときにあなたがどう思ったのかで変わります。そのとき感じた感情によっては、180度違う行動を必要とすることもあるでしょう。キスされたときに感じる3つの感情ごとに、取るべき対応策をご紹介していきたいと思います。

①恋人になりたい場合

「キスしてきてくれて嬉しい」
「彼ともっと特別な関係になりたい」
男友達である彼と恋人という肩書を望む場合です。

 ・どうしてキスしたのか気持ちを教えてと言う

先ほどご紹介してきた5つの心理に当てはめ勝手に結論を出すのではなく、彼に直接その意味を問いましょう。この答えが「君が好きだから」であれば恋人になることができますし、「ただなんとなく」であれば残念ながら恋人への道は険しいかもしれません。どちらにせよ白黒ハッキリさせやすい方法だといえます。

・付き合うならキスしてもいいよと言う

「私彼氏としかキスしない人なんだけど」「彼氏になってくれるならキスしてもいいよ」など、恋人という肩書があるからこそキスを許せるということをアピールする方法です。これでもう1度キスしてきてくれるのであれば、晴れて恋人同士になることができるでしょう。

②友達のままでいい場合

「恋愛感情は持てないけど関係を切りたくはない」
「なかったことにして変わらず友達でいたい」
キスされる前とキスされた今、何も変わらぬ関係性を望む場合です。

・なるべくキスに触れずにいつも通り過ごす

例えば「あのときいきなりキスしてきたよねー」とからかうこともなく、キスしてきたことを責めるわけでもない。お互いなかったこととして、一切その話題には触れないことです。どうしてもキスというのは特別な関係性を示す行為でもありますので、蒸し返すたびに友人としての関係にヒビが入りかねませんよ。

・恋人になる気持ちはないことを伝える

友達のままではいたいけど「もしまたされたらどうしよう」と不安を感じるかもしれません。そんなことが二度と起こらぬよう「あなたとは友達のままでいたい」「恋人になるつもりはない」ときっぱり伝えてしまいましょう。そのセリフがあれば、男友達も拒絶されたことを理解できるので、またキスしようと思うことはありません。

③キスが嫌だった場合

「気持ち悪い」
「そんな人だとは思わなかった」
キスされたことに対して眉間にシワが寄る場合です。

・友達だと思っていたからされたくなかったと伝える

あなたが感じた嫌悪感を直接伝えましょう。彼が謝罪・反省するのであれば友人関係は保てるかもしれませんし、それがなく特別な関係を望まれるのであれば2人の関係を断つことも考えねばなりません。どちらに転ぶかは彼次第ですが、今後の関係性を決める大事なきっかけとなるはずです。

・距離を取るようにする

「争いたくもないし、波風立てるようなこともしたくない。でももう彼と男友達のままでいる気はない」そう思うのであれば、彼との距離を取るようにしましょう。彼が2人の距離感に異変を感じてくれれば、そのままフェードアウトすることもできます。

しかしいきなり関係を遮断すると、彼から理由を求められることになるでしょう。「それはそれで面倒」だと感じるのであれば、いきなりゼロにするのではなく徐々に距離を取ることをおすすめします。彼からくる連絡に対する返信を減らす、誘われてもたまにしか応えないなど、キス以降明らかに変わったと思わせるのがポイントです。

キスした後の友情は時と場合によって変わる

男友達からキスをされる、これは彼が何を考えてキスしてきたのか・あなたがキスという行為をどう考えるか・キスされたときにどう思ったかなど、さまざまな要因で対応が変わります。

しかし最も重要視して欲しいのは「あなたがどう思ったか」です。自分の気持ちに正直にならず「嫌だったけど自分がなかったことにできれば彼を傷つけずに済む」といった自己犠牲を払えば、その後の2人の関係性にストレスを感じかねません。

異性との友情が成立するかどうか、これは今でも意見が分かれる難題です。しかしそれに対する世の意見に従う必要はありません。あなたと男友達2人の問題です。もし男友達だと思っている彼からキスされたのであれば、今後の関係性を考慮しつつ、自分の感情に素直に従うようにしましょう。