「あげまん」の女性とは。あげまんになって彼の運勢をあげる方法

  
あげまん

「あげまん」とは、彼の運勢をあげる女性のことですよね。逆に「さげまん」とは彼の運勢をさげる女性。彼とは一蓮托生なのだから、あげまんになって二人の道を開きたいものです。どのような行動が男性をあげるのか知り、幸せをつかみましょう。

彼の運勢をあげる「あげまん」

内助の功と表現

あげまんと若い人が言っている言葉は、昔は「内助の功」と言われていました。これは家の外で活躍している夫を、目立たない家の内側から女性が支えることをさしています。陰の功績というものですね。

崩壊している家庭を想像してください。妻は家でゴロゴロしてばかりで料理も作らず、部屋も汚い。口を開けば夫の愚痴ばかり。どうですか?男性からすれば「なぜ、俺はこんな嫁を養わなければならないんだ?」と不満を蓄積するでしょう。仕事の踏ん張りもききません。これがさげまんです。

あげまんはその逆ですね。家庭を整えることで「妻や子供のためにも頑張ろう」と男性がやる気をだすことができれば、あなたもあげまんです。

男性を頑張らせる女性

男性を頑張らせるには、精神的にも身体的にもサポートしなければなりません。男性が落ち込んでいれば話を聞いたりして寄り添い、病気になったり疲労がたまらないように健康に気を遣います。

特に、男性を元気づけるのは栄養バランスがとれた家庭料理です。仕事から疲れて帰ってきたときに、彩り鮮やかな和食がテーブルを埋め尽くしていたらどうでしょうか。自分のことを思って、仕事をしているあいだに一生懸命料理を作っていた妻に感謝もするでしょう。一口食べれば、きっと疲れも吹き飛びます。

一人暮らしなら、料理も食器洗いもお風呂の準備もすべて自分でやらなければなりません。その負担がなくなるだけでも心も体もやすまるというものです。

男性を成功へと導く女性

男性のメンタルは意外に弱いということはご存じでしょうか?打たれ弱いのを隠すために、プライドや見栄が発達してしまっているのが男性といういきもの。この男性のメンタルを強化することができるのはパートナーです。

男性の愚痴や悩みを「はいはい」と聞き、一緒になって上司の悪口を言い、男性が出世しないのを他人のせいにする女性がいます。一見、男性に寄り添って尽くしているように見えますが、これは勘違いしたさげまんの行動です。男性は甘やかすばかりでは成長できません。

あげまんの女性は、飴と鞭を使いこなします。褒めるときには手放しに褒め、男性が間違っていると思えば厳しく反論もします。愛している男性を思ってこそ、成長してほしいと願っているのがあげまんです。

男性が海に浮かぶ船なら、女性は目に見えないけれど船を目的地に運ぶ風になりましょう。そっと背中を押し、到着地点を指し示すのです。

理想の彼女や奥さん

一般に理想の彼女や奥さんといわれているのが、あげまんだと考えてもいいでしょう。男性がイメージする理想とは、なんでしょうか。

料理が得意。家計を上手にやりくりできる。疲れたときにサポートしてくれる。転職や転属をしたいと思ったときに応援してくれる。自分の好きなものをわかっていてくれる。話を聞いてくれる。褒めてくれるなど。

たいていの場合、女性の外見は問題とされません。もちろん、不潔だったり身ぎれいにできないのではダメですが、一般的な女性の外見にプラスして上記のような特性が備われば、理想となることができます。つまり、あげまんは誰でも目指せるものなのです。

あげまんの人の特徴

あげまんの人の特徴

常に笑顔

あげまんの女性は、常に笑顔を絶やしません。もちろん悲しいときもあれば、怒るときもあるでしょう。でも辛い感情を乗り越えて笑顔になれる芯の強さがあります。

彼女たちは自分の感情をコントロールすることが得意です。自分が辛い顔や悲しい顔をずっとしていたら、それが家族にどのような影響を与えるのか知っているのです。どちらかというと自分の感情よりも、家族が家で居心地よく過ごせることを優先してしまいます。でも、それが結果として本人にも跳ね返ってきます。

よく他人が自分に向ける感情は、自分の鏡だと言われます。相手が怒っているときはたいてい自分もひどい顔をしているはずです。相手が暗い表情をしていれば、自分もマイナスのオーラを放っているのでしょう。逆に笑顔でいれば、家族にその笑顔は伝染するのです。それはとても素敵なことですね。

考え方が前向き

あげまんの考え方はとてもポジティブです。そして楽観的です。辛いことや悲しいことがあっても、それがいつかは終わり、よい未来が来ると信じています。そのため、夫が転職をしたいとか、脱サラをして起業してみたいなどと持ちかけたときも、怒ったり離婚話を持ち出さず、受け止めてくれます。

夫が真剣に悩み、夢を追いかけたいとき、さげまんはというと「あなたにキャリアアップが本当にできるの。たいていは転職すると給料が下がるのよ」「起業なんてムリよ」などと相手の否定から入ります。

逆にあげまんは「やってみなさいよ。失敗しても私が支えるわ」のように応援します。ただ、むやみやたらに応援するのではなく、具体的な話を夫と詰めていく現実性もあります。

自己中とは違う自信がある

あげまん女性は、自分に自信を持っています。それは自己中心的なものではなくて、長い年月をかけてつちかってきた本当の自信です。

自信というのはトライ&エラーをくりかえし、失敗してきた中から自分自身学んだ経験です。痛い思いもすれば悔しい思いもしています。そして成功というのは一筋縄では手に入らないことを身をもって知っているのです。

そのため、たとえパートナーが一時的に危機的な立場にあっても、一緒に慌てたり戸惑うことがありません。成功には失敗がつきものだと知っていますからね。温かく見守ってあげる懐の深さは、女性自身の自信の表れなのです。

相手にしっかり反応

あげまんは相手のことをよく見ています。家に帰ってくれば玄関まで迎えて声をかけ、声のトーンや表情から疲れ具合を感じ取ります。元気そうなら明るい声のトーンで今日あったことなどを話し、食卓を明るい話題で飾ります。逆に疲れているようなら、相手のペースに合わせてあまり話さずくつろげる雰囲気を作ります。

あげまんはいつも明るく、話をしているようなイメージがあるかもしれませんが、しっかりと相手のトーンに合わせて家庭内の雰囲気を調整しているのです。疲れてかえってきたときには、ゆっくり体を休め一息ついて横になりたいと思うでしょう。

そのときに、温かいお茶がさっと出て、しばらく一人の時間を楽しむことができれば家にいる時間がリフレッシュタイムとなります。自分本位ではない家庭作り。それがあげまんの気配りです。

愛情を感じる言動

パートナーにとって、家庭で感じる愛情は力になります。そして家庭は憩いの場所となります。しかし当初は愛情たっぷりのカップルでも、何年もたつうちにそれらの言動は減っていってしまうものです。

しかし、あげまんはしっかりと言葉の端々や態度に愛情をにじませます。愛情があるからこそ、夫が仕事に行くときには玄関までお見送りにでます。返ってきたときには玄関に迎えに出てやさしい一言をかけます。

栄養バランスのとれた食事を毎日用意するのも愛情のひとつでしょう。会話を楽しみ、ときには週末にデートに出たいとハグをしながら甘えます。誕生日にちょっとしたプレゼントを渡したり、いつもよりも手の込んだ料理にしてみたりします。

大切にされている。その感覚は男性にとって、なによりうれしいものなのです。

芯が強い

あげまんは心がポキッと折れない芯の強さがあります。自分の意見が間違っていても変えないというような頑固とは違います。困難や悲しいことがあったときにもそれを乗り越えて、いつかは笑顔に戻れるような強さを持っているのです。

家族全員が苦境にあるとき、最初に立ち直って家族をひとつにまとめようとするのも彼女たちでしょう。男性は意外に打たれ弱いので、落ち込むとなかなかポジティブにものを見られなくなったりします。芯がポキンと折れてしまうんですね。

あげまんは芯が細そうに見えるけれどしんなり強いため、劣勢にこそ力を発揮します。

何事にも素直

物事に対してひねくれた考え方をしません。悪い点を指摘されれば、さげまんはふてくされたり聞こえないふりをしますが、あげまんは喜びます。

自分の悪いところを言ってくれる人などなかなかいませんから、その人に感謝し、悪いところを直そうとするのです。あげまんの女性は素直に人の意見を受け入れるので、どんどん魅力的になっていくことができます。

また、素直な人は誰にでも好かれます。人も寄ってきます。人が寄ってくれば情報も飛び交いますし、自分とは異なる意見を聞くこともできます。幅広い人脈と、情報。それらは目に見えませんが、後々家族の大きな力となります。

自称あげまんのさげまんに注意

自称あげまんのさげまんに注意

はっきりとした好き嫌い

さげまん女性の特徴の一つに、はっきりとした好き嫌いがあります。それは人だけではなく、食べ物や場所など広範囲にわたります。

なぜ好き嫌いが問題かというと、嫌いなものを受け入れられないということは、いろいろなものに対して不寛容といえるからです。いずれパートナーとなった男性の言動にも事細かく口出ししてくることが考えられます。それも彼女自身の好きか嫌いかという理由で。

すでにもう窮屈さを感じ始めているようなら、早めに別れたほうがよいかもしれません。

自分本位の言動

自分のことを「あげまん」だと思っている人は、たいてい「さげまん」です。彼女たちは、自尊心が強く、誰からも認められたいと考えています。そして、承認欲求を得るためならなんでもします。

相手の立場や、考えを尊重することができないため、すべてが「私のために、なんでしてくれないの」になります。彼が仕事で忙しく、週末休みたいと思っていたとしても、彼女は「平日は仕事なんだから休日くらいつきあいなさいよ」と主張するでしょう。

彼女たちは自称「あげまん」なので、自分の行動にある程度の自信をもっています。そうするのが男として当然で、自分はそれを「言ってあげている」のだと正当化しています。そこまでいくと正直手に負えません。できるだけ距離を置くようにしましょう。

マイナス思考の人

ネガティブな考えや発言は、実は伝染します。しかも感染力は非常に強いのです。彼女たちは自分の身の回りに起こるさまざまな嫌なことの理由を、自分の中ではなく外に見いだします。つまり嫌なことが起きれば、それはすべて誰かのせいなのです。

結果として、身近にいる家族やパートナーが彼女の暴言の犠牲者となります。欠点などをあげつらわれたり、愚痴の聞き役にまわるはめに。常にどんよりと暗い空気が立ちこめてしまうでしょう。

マイナス思考の人は、なかなかその本質を変えることができません。そのためパートナーを変えない限りこの状況が続くことになります。

自身の身内と不仲

さげまん女性は、身内と不仲の人が多いように感じます。彼女自身か、もしくはその身内自身に問題がある場合もあるでしょう。どちらにしろ、本来うまくやっていかなければならない人と良い人間関係が結べていないのです。同じことがパートナーやパートナーの身内ともおこる可能性は高いでしょう。

また、身内と不仲という歪んだ家庭環境で育っているため、正しい家庭環境を体感していません。そのため、自分自身が家庭を新たにつくったときに、これまで育ってきた環境を家庭作りの基準としてしまう可能性が高いのです。まさに負のループですね。

自分の身内の悪口ばかり言っている女性には少し注意が必要です。

友人が少ない

友人が少ない女性も要注意です。本当にあげまんならば、人に好かれる気質を持っているため人が自然と寄ってくるはず。友人が少ないということは、なにかしらの問題点を女性が抱えている可能性があります。口数が少なかったり、ネガティブな発言や愚痴が多い場合はマイナス思考のために友人を失っているのでしょう。

また姉御肌のように見えていろいろアドバイスをしたり、明るい雰囲気に見えるのに友人が少ない人もいます。これはマウンティング女子かもしれません。自分をあげ、相手をさげる発言をして自分を優位に立たせようとする女性のことです。

彼女たちは自分から人の中に入っていくので知り合いは多そうに見えますが、個人的な深い関係に進もうとすると、実は女性たちに嫌われているので避けられています。どちらにしろ性格に問題点があるので女性から避けられていることがわかります。

パートナーを甘やかす

パートナーにとって居心地が良いさげまんが、このパートナーを甘やかすタイプの女性です。文字通り、男性を甘やかしてくれます。男性が上司の愚痴を言えば「そのとおりね」と同調してくれます。仕事で失敗した話をしても「誰でもそういうことってあるわよ」と肯定してくれます。

彼女たちは男性が不快に思う言動を全くしないのです。でも、これは男性をダメにする女性です。真のあげまん女性ならしっかりと飴と鞭を使い分けます。甘いこともいいますが、男性が間違っている場合には厳しくそれを指摘もします。そうすることで男性の成長を促すのです。

しかし、パートナーを甘やかすさげまんの場合は、自分が好かれるために飴しか使いません。男性は楽なほう、楽なほうへと流されることを身につけてしまいます。

あげまんを意識してパートナーに接する

あげまんを意識してパートナーに接する

あげまんとは、男性のやる気を上げることで成功に導く女性のことです。あげまんの特徴を知ると、それはパートナーにとってだけではなく、女性として素晴らしい魅力を持っている人だとわかります。

ポジティブな思考で、相手に柔軟に対応できる柔らかさ。そして、相手が辛いときには寄り添うだけではなく、彼を支え導くことができる強さ。どれも女性として身につけておきたいものですね。

あげまんを目指すことは、パートナーとの素敵な未来を築こうと努力することです。あげまんを意識し、パートナーとの幸せをつかみましょう。