彼氏が風俗に行くのはどうして?あらかじめ決めておきたいコト

  

女性なら誰しも彼氏が風俗に行くなんて嫌ではないでしょうか。お金を払ってサービスを提供されるだけと言われても「自分以外の女性とエッチするなんて許せない」という方が多いでしょう。

しかし、男性には男性ならではの身体や欲求の構造があり、どうしても性欲を解消しなくてはならないということがあります。

そこで、彼女がいながらも風俗に行ってしまう男性の体や心の謎や風俗を利用するにあたって恋人間であらかじめ決めておきたいことについて解説します。

彼氏が風俗に行くのはどうして?

パートナーがいないならともかく、れっきとした彼女がいるのに風俗に行くという彼氏の気持ちが理解できないという女性は多いことでしょう。男性は、風俗に行くことについて浮気やセフレとは違って愛情は伴わない、彼女に対する愛情に変わりはないと平気で言います。

「自分以外の女性とエッチするなんて言語道断」と怒るのは当然のことですが、その前に彼女がいながら彼氏がどうして風俗に行くのか、その理由について考えてみませんか。

娯楽だと考えている

男性はキャバクラやクラブなどによく飲みに行きます。お金を払って楽しい時間を買うということにおいては、男性にとっては飲み屋も風俗も変わらない同じ娯楽だという感覚が強いのも事実です。エッチの代償として支払うお金は決して安いものではありません。だからこそ、お金を払っている以上それなりのサービスを受けて当然と考えています。

男性は彼女との愛に冷めたから風俗に行くのではなく、毎日ステーキばかり食べていたら飽きるのでたまにはお茶漬けが食べたいという軽い感覚で風俗に行ってエッチを楽しんでいます。女性にはなかなか理解しがたいことですが、男性にとって風俗は飲み屋やパチンコ屋などと同様の娯楽の一種なのです。

彼女に気を遣っている

男性の身体は子孫を残すために、毎日精嚢に精子を作って貯めています。また、種の保存本能のため、より多くの女性に精子を与えるように脳内でプログラミングされているのです。したがって、ある程度精子が蓄積されると愛情とは全く関係なく、ただセックスしたくなります。仕事やスポーツなどで体が疲れ切っている時、ストレスなどが溜まってむしゃくしゃしている時、アルコールが入ってエロモードに切り替わった時、などが特にセックスしたくなる瞬間なのです。

彼女には、さまざまな都合や感情、体調の状態があるわけで、いつでも臨戦態勢でいられるわけではありません。彼女にとってセックスはムードが大事であり、男性がやりたいからといって「やらせて」といってすぐにできるものではないでしょう。それでもムラムラが抑えきれない男性が、彼女に無理強いすることに気を遣って風俗を活用していると理由付けすることもできます。

友人・先輩との付き合い

欧米では考えられない習慣ですが、日本の男性社会では縦社会が現代でも受け継がれており、仕事の後の「ノミニケーション」が重視されています。学生時代からの友人、職場の先輩の飲みの誘いは簡単に断れるものではありません。アルコールは、男性のエロモード、やりたいモードを一気に加速させます。一次会は飲み、二次会は風俗が定番のコースになっている男性も多いでしょう。

そんななか、自分は行きたくなくても友人や上司、先輩などに連れて行かれて行かざるを得ない状況も生まれます。そこで断ったら「女遊びできない男は一人前ではない。男としておもしろくない」と言われ、その後の付き合いや仕事にも影響が及ぶことがあります。実際、風俗初体験のほとんどは「友人や先輩に無理やり連れて行かれた」という理由です。女性には理解しがたい関係かもしれませんが、男には男の付き合いというものがあるということも理解してあげましょう。

風俗に行っているのが分かった時の対処


彼氏が風俗に行っていることが分かった時、あなたならどうするでしょうか。女性が持つ第六感はとても鋭いものです。彼氏の言動のちょっとした変化、匂い、などから風俗に行ったことがバレてもめてしまった経験のある男性は結構います。

男性は一般的に単純なので自分では隠し通せていると思っていますが、女性はピンときてしまいます。彼氏の上着のポケットから風俗店のサービス券や源氏名の書かれた名刺を見つけることもあるでしょう。そんな時、どんな対処をするのがベストなのでしょうか。その場の感情に流されて取り返しのつかないことにならないように、対処の仕方について考えてみましょう。

冷静になる

彼氏に一途であればあるほど、彼氏が風俗に行ったことを知った瞬間、強い憤りや悲しみなどさまざまな感情が一気に押し寄せて来て混乱してしまいます。彼氏を責めるだけでなく、自分に魅力がないからだと自己嫌悪に陥ったり、自分のルックスやプロポーションに問題があるのではと落ち込んだりすることもあるでしょう。

しかし、その場の雰囲気や感情に流されて後先考えない言動をしてしまったら、それこそ取り返しがつかなくなってしまいます。怒っても泣いても彼氏が風俗に行ったという事実は消えないため、難しいことかもしれませんが、一旦冷静になって彼氏と向き合って話をするようにしましょう。

行った理由を聞く

感情的になっても彼氏が風俗店に行ったという事実がなくなるわけではありません。まずは、冷静になって彼氏と話をすることが大切です。少し落ち着いたら感情的にならずに「なぜ、風俗に行ったのか」聞いてみましょう。

「友人や職場の上司・先輩から無理やり連れて行かれた」という男同士の付き合いが理由である場合もあります。女性には理解しがたいかもしれませんが付き合いのため風俗に行くということは男性にとってよくあることだということを理解しましょう。また、「ヤリたくて我慢できなかった」などと自らの欲求について告白された場合には、男性の身体のメカニズムを理解する機会ととらえることも大切です。そのうえで、風俗に行ったことについて彼女としてどういう気持ちだったのか、今後どうして欲しいのかをしっかりと伝えましょう。

自分の気持ちをはっきりと伝える

男性の生理、男性の欲求は女性にはなかなか理解できないものです。性欲が強い男性ならなおさらで、毎日オナニーをしても処理できずに風俗に行くということもあります。彼氏がなぜ風俗に行ったのか、その理由を説明してもらった後は、彼女としての気持ちをはっきりと伝えることが大切です。

男性の欲求のメカニズムが理解できても、それでも他の女性とエッチして欲しくないというのであれば、その気持ちを伝えます。ただ、それだけでなくどうすれば彼の性的欲求を満たすことができるのか、具体的な解消の仕方についても話し合わないと、禁欲状態の彼氏が風俗ではなくセフレや浮気に走ってしまう可能性もあります。彼氏に風俗禁止するだけでなく、彼女として何ができるのかについても一緒に考えましょう。

彼氏と決めておくこと


男性のどうしても抑えられない性的欲求、毎日精子をつくり溜まったら排出せざるを得ない身体のメカニズムなどを理解したうえで、彼氏が風俗に行くことを認めるという方法もあります。女性にとっては究極の選択となりますが、欲求を抑えられなくなった彼氏が他の女性と愛情を介して浮気をしたり、定期的にセックスする関係をセフレと持ったりされるよりはマシだとも言えます。

性欲が強い男性ほどセックスに溺れやすいため、無条件で風俗を許可すると通い詰めとなることも考えられます。そこで、あらかじめ風俗を利用するにあたってのルールを彼氏との間で取り決めておくことが大切です。

どこまでOKか決める

一言で風俗といっても、ピンサロ、抜きキャバ、イメクラ、ソープなどさまざまな業務形態があり、料金によってサービス内容も多彩です。手コキのみ、フェラのみ、女性へのお触り、クンニの有無など、利用する男性が自由に選べるようになっています。風営法により売春とみなされる本番行為は原則的に禁止されていますが、料金を積めば法をくぐりぬけて本番を許可しているお店も存在します。

彼氏が風俗を利用するにあたって、どこまでなら許せるのかについて明確に確認しておくことが大切です。性欲解消だけが目的であれば、手コキやフェラのみ、キスや女性へのお触りは厳禁などと取り決めておいてもいいでしょう。

使っていい金額を決める

風俗にかかる料金は、お店の種類やレベル、サービス内容によって大きな差があります。回数を重ねて通えばそれだけ、風俗に使うお金は要ります。全くの野放し状態で彼氏に風俗を許可すると、性欲が強い男性であれば通い詰めて多額のお金を使ってしまうこともあるでしょう。

1ヵ月当たりに風俗に使っていいお金をあらかじめ決めておいて、領収証やレシートなどで確認できるようにしておくと安心です。彼女としたら風俗に使うお金に糸目はつけないのに、デート代をケチられたら決していい気持はしないものです。彼女と過ごす時間にかけるお金と風俗にかけるお金のバランスについても考えてもらうようにしましょう。

風俗に行く男性が注意すること


風俗店には多くの女性が代わる代わる所属しており、お店を転々とする風俗嬢も少なくありません。ホステスと同じように指名料をとってNO.1となる風俗嬢が存在しており、サービス料と指名料とで高額な料金を支払うことになります。

風俗に行くにはお金がかかるだけでなく、性病や風俗嬢に入れ込んで本気になってしまうという問題が生じることもあります。彼氏が風俗に行くことを許可するのであれば、彼氏にきちんと釘を刺すことも忘れないようにしましょう。

性病

男性なら「風俗あるある」ですが、「○○店で淋病が出たらしい」と情報が回れば、そこを利用した友人とともに発病することがあります。梅毒や毛ジラミなど感染性の病気が流行りやすいというのも風俗店の宿命の1つと言えるでしょう。性病は客が持ち込む場合、風俗嬢が感染させてしまう場合の2つがあり、あっという間に蔓延してしまいます。

せっかく彼氏が風俗に行くことを許したのにカップルの間に性病を持ち込まれてはたまりません。コンドームの使用や行為後に入浴し清潔を保つことなど、最低限やるべきことを彼氏に伝えておくことも大切です。

浪費

風俗はお金を払ってその代償として性的サービスを提供されるものであり、それなりの高額な料金が設定されています。世の中には「素人童貞」といって一般の女性との性体験はゼロで専ら風俗専門という男性も存在します。裏を返せばそれだけお金をつぎ込んでいるということなり、他に回すお金がないということになります。

彼氏が風俗に通うことで「デートで食事することもままならない」なんてことにならないよう、風俗に使うお金の上限を決めさせて、それを破ったら風俗禁止とあらかじめ取り決めておくといいでしょう。

浮気

男性にとって風俗は、愛情とは無関係の性のはけ口を求めて行くものであり、彼女への気持ちとは全く関係ないとよく言います。刹那的な性的快楽を得るためだけのものであれば、それで終わりですが、女性ならよくわかるようにエッチには情が入りやすいものです。

カラダだけを求めていたのに、同じ風俗嬢にサービスを受け続けることによって愛情が生まれる場合もないとは言えません。こうなると男性の身体のメカニズムや性欲解消ではなく、感情を伴う浮気になってしまいます。そうならないように、同じ風俗嬢だけを指名していないかなどのチェックをするのも大切でしょう。

まとめ


男性は、種の保存という生殖本能から毎日精子をつくり続けるため、女性と違って感情とは全く関係ない快楽を得て精子を排出したいという強い欲求があります。彼女がいながら他の女性とエッチすることは納得でき兼ねることではありますが、愛情を伴った浮気やセフレよりは風俗に行くことを条件付きで許可してあげる方が2人の愛情に影響がないと言えます。

彼氏が風俗に行くことを理解してあげられるのであれば、風俗に使う金額やエッチの内容、病気や浮気の不安などについてあらかじめ取り決めて方がいいでしょう。