BL初心者にもおすすめなジャンルと自分にあった小説などの見つけ方

  
bl おすすめ

小説や漫画などの読み物はにおいて自分の興味のあるジャンルはさまざま。そんな中でも今回はBLに焦点を絞って、初心者にはどんなものがおすすめなのか、また自分にあったツールの見つけかたを、さまざまな角度から掘り下げていきます。

BL初心者におすすめのジャンル

思わず涙を誘う切ない系

BL(ボーイズラブ)は男性同士の恋愛を描いたもので、そのほとんどが「女性による女性のための作品」なのです。そんなBL漫画や小説探しでは、ジャンルを選んで作品に出会うのが最短。今回は大きく分けて7つのジャンルをあげてみました。

まずは、初心者にも手の伸ばしやすい読者の涙を思わず誘ってしまう切ない系です。まっすぐな恋心や、情熱など作家の先生のストーリーセンスで、どこか女性の恋とは違うもどかしさなどが、伝わってくるものが多いのが特徴。

純愛と呼ぶにふさわしい設定が、古くから相手のことを知っている幼馴染との関わり合いが多いことが特徴でもあります。切ないストーリー展開に胸キュンしたいなと思う方におすすめのジャンルとなっていて、割とHな部分が少ないものが多いので、苦手な方はそういった目線でも探してみてはいかがでしょうか。

夢がいっぱいの異世界ファンタジー系

夢いっぱいの異世界なので、未来や王子様や魔法使いなど、普通の男の子とはちょっぴり違う、コスチュームやしぐさ言動が楽しめるような、ファンタジー要素の詰まった作品となっています。

また、このジャンルには大好きな人にはたまらないネコ耳を付けている種族として人間が描かれていたり、天使や悪魔など、さまざまな切り口から作品が描かれているので描写や世界観が広大なものが多く、タッチもとても綺麗な作品が多いことも特徴です。

ファンタジー世界で萌えてしまうBLの美しさや、やさしさに浸りながら楽しみたいという方におすすめのジャンルとなっています。

心が落ち着く癒し系

心をときめかせるだけではなく、時には心が穏やかに落ち着くようなものも欲しいですよね。読者の心を和ませる癒し系のジャンルもあります。

主人公の感情や物語の展開が派手でないものが多く、ストーリーもこの文面だけ見るとこのジャンルって面白くないのかな、と思われてしまうかもしれないですが決してそんなことはなく、緻密に構成されています。

中にはしっかりとした時代背景や、細かな時代考察などをしっかりと描いたものもあります。その作品はBLに興味がなかったとしても歴史が好きな方にも十分に楽しめ、堪能できる作品でもあるのです。

ですので映画や大河ドラマを見ているような気分になれる、といったコメントが集まるほど注目されているものもあります。BLで、ほんわかと癒されるような日常のような世界観を楽しみたいのであれば是非。

ユニークな設定のお笑い系

ギャグ要素やおバカキャラの登場でストーリーが笑いに走る、そんな恋の間に作家さんのセンスの効いたストーリー展開で読者を魅了してくれます。

どちらかと言うと学園ものの男子校の設定が多く、クラスメートとのぶつかり合いや友情から恋心に変わるそんなステップをコミカルに表現しています。このジャンルは、BL漫画などが初めてと言う方にも一番おすすめしやすいジャンルですし、割と読みやすいものが多いです。

とにかく笑える、学園ものが大好きでそういった男同士の絡みが見たい人や、まずはどんなものなのか読んでみたいと迷っていた方におすすめのジャンルです。

執着が激しいヤンデレ系

執着心や束縛が激しい常に好きが止まらないような状態の主人公が登場するストーリー性です。このジャンルには、病み系も含まれることもあり、病んでしまうくらい溺愛しているんです。

ですので幼馴染や同級生という設定が多く、またヤンデレですのでグロテスクなもの、暴力的なものもストーリー展開では付いてきます。特定の誰かを愛している為、他ないし自分自身はどうでもいいといった状態ですのでそういった表現も多くなってきます。

その作品の中で、誰にも邪魔させないといった束縛感がたまらないという方におすすめのジャンルです。また、ややグロテスクな表現や暴力的表現の少ない作品もありますので、ご自分の読みたいものと照らし合わせてみましょう。

ラブラブな雰囲気の激甘系

せっかく見るのならラブラブであまーい世界観がいいという腐女子さんにもおすすめされるのがこのジャンル。初めてだとちょっと抵抗がある人も中にはいますので、少し内容をチェックしてからこのジャンルには取り掛かりましょう。

二人は完全に恋人同士というものが多く、相手のことを溺愛したり、Sっ気たっぷりの登場人物に振り回されたり、Hな要素も多く身体のラインの綺麗な描写もこのジャンルでは多く見ることができます。

主人公のラブラブで、甘あまな幸せいっぱいの状態が見たい。その世界観がすき。というかたにおすすめです。ただ、ラブラブ要素が多いので、BL要素が強め。初心者さんよりも、ややなれてきた方におすすめできます。

裏稼業などの禁断系

裏社会などを描いた禁断の愛をストーリーとしたもの。目を覆いたくなるようなシーンや表現も出てきますので、このジャンルも得意な方、もしくはこのジャンルに興味のある方におすすめします。初心者にはちょっと抵抗があるかもしれないジャンルです。

中にはそういった描写などを抑えて描かれているものもありますので、初心者の方でもこういったジャンルに興味があれば調べてみて自分に合うものを見つけてみてくださいね。

裏社会や裏家業など私たちの知らないような世界の男たちによる、激しい系のBLが見たいという方におすすめなジャンルとなっています。

自分に合ったbl小説や漫画の見つけ方

自分に合ったbl小説や漫画の見つけ方

好きな作家のツイッターをフォローする

自分にあったBL作品を見つけるためにはいくつか読んでみて、その中でストーリーや漫画であればデザインや描写が気に入った、好きだなと思った作家のツイッターをフォローしておきましょう。

その作家の作品がどんなものがあるのか、またこれからどういった作品が出てくるのかが早い段階で情報発信され、とても便利です。またフォロアーの中に同じく作家の作品が好きな方が多くいますので、他にどんなものがあるのかツイートしてみて聞いてみるのも一つです。

ツイッターだと、他のSNSよりも実名などが分かりずらい特徴もありますし、アカウントを別に作ることで、BLに興味があることを公にしたくなくてもつながることができるので、とても便利なツールです。

同人サイトを検索する

同人サイトを検索することで、もしかすると自分にあったBLとであえるかもしれません。さまざまなジャンルのものや、色んな作家の作品を同人サイトでは紹介されています。また、新刊の紹介だけでなく、作家の作品に対しての後日談や余談も見れることもあります。

また同人サイトですので、おなじみのアニメキャラクターの原作とは違ったストーリーや描写が見られるところも人気です。その中で好きになった同人作家さんの作品にまず触れてみるとBLの世界にも入っていきやすいそうです。

初めてBLに触れるよりも、素人さんの作品ではありますがクオリティーは高いものはとても高いですので、最初はそういったところから見つけてみるのもよいでしょう。

書店のおすすめコーナーを探す

書店に出向いてBLのおすすめコーナーを見てみましょう。BLは以前よりも認知されており、読者も増えているため、特設コーナーを設けている書店もたくさんあります。まだ読んだことのない作品や、同じ作家の作品ではないものも一目瞭然で見つけられます。

また書店の中には、POPなどで「どういった方におすすめ」や「見所はここ」など、その中のちょっとした小話が見られる場合もあります。どんなものがあるのか、まずは書店で見てみるというのもよいでしょう。

ネットのランキングを参考にする

ジャンルごとやBLの小説・漫画ごと色々なカテゴリで、ネットではランキングが付いています。初めて読むのであれば、初心者におすすめランキングなどで検索してみたり、上位にあるものをまずチェックしてみるとよいでしょう。

あくまで参考程度にです。みんながいいよと言っていても、自分の好みと合わないものも中にはあり、ネットのランキングはいくつもありますので、いろいろなところから検索してみましょう。

また、同じネットと言うツールですので、自分の好みはこういったもので、こういったものは苦手なのですが何かいいBLの漫画はないですか?と質問を投げてみるのもいいかもしれません。詳しい方が親切に教えてくれる場合もありますので、マナーを守ってうまく活用しましょう。

イベントや即売会に参加する

たびたび開催されるBLに関するイベントや、小説、漫画グッズなどの即売会に参加してみるというのも一つの手。色んなユーザーが集まる中で意気投合する人も出てくるはず。そんな人に後日連絡を取って、おすすめを聞いたり、どんなジャンルが自分にあっているのか聞いてみるのもあり。

イベントや即売会では色々な作品が表に出てきますので、自分の興味のわくものをチェックしましょう。いくつかチェックしておいて、帰宅後に改めて自分に合うか調べて見ましょう。

どんな内容のものなのかタイトルだけではわからないことが多いですので、気になった作品が知らない作家であるならば、その作家について調べてみることも一つの手ですね。

感想ブログを参考にする

色々なところでチェックしてきた作品は、その作品に対する感想ブログなどを見て参考にするとよいでしょう。中には参考にならないようなものもあるかもしれませんし、ネタばれしそうなものもありますので、そういったものは避けながら情報を得るといいです。

情報をまとめて、本当に自分に合っているか考察してみましょう。でも結局は本当に読み込んだりという作品に深く触れることで、自分に合っているのかと言うのは分かることですので、いいなと感じたのであれば試しに読んでみることもいいかもしれません。

気に入ったBLはみんなに広めてみよう

気に入ったBLはみんなに広めてみよう

まだまだ、広く一般的とまではいかないBL。イメージも過激なものが多くて、Hな描写ばっかりなんていうものを考えている人も多いかと思います。気に入った作品は自分が感想ブログを書くぐらいのイメージでみんなに広めていきましょう。

BLはとても奥が深いです。ただはまってしまうと中々抜け出せないと言う話もちらほら聞きます。そのくらい、女性に今とても人気なのです。少しでも作品に触れていいなと思うものがあれば、そこからどんどん紐を伸ばしていってみてください。

ネットの個人サイトでもBLの小説を出している方もいますし、小説がお好みの方はそういったところからまず人気のBL小説を読んでみるのもいいですよね。中には完結せずにずっとそのままになってしまっているものもありますので、初めは完結しているものを探すといいですよ。