コンドームの正しい使い方!性病や女性の安全面など、セックスをする前に知っておこう!

  

コンドームは、避妊効果がある装着ゴムです。昔からある避妊アイテムの一つで、さまざまなタイプのコンドームが販売されています。コンドームの使用においては、きちんとした使用というのも必要です。どんな効果があるのか、安全性はきちんとしているのかについても知っておきたいポイントになります。

コンドームは、避妊効果だけでなく、セックスをすることによって高まる性病のリスクに関しても抑えてくれる働きがあります。また、コンドームがもたらす女性の安全面に関しても知っておくとよいでしょう。ここでは、コンドームの正しい使い方や性病のリスクへの効果、安全性などセックスをする前に知っておきたいことについて紹介していきます。

コンドームの正しい使い方で避妊しよう

女性が危険日の時にはコンドームをきちんと着用

女性には生理周期があります。月経とも呼ばれており、子宮から出血があるのが特徴です。月経周期は、卵包期や黄体期があるのが特徴で、卵包期になるとホルモンの作用によって子宮の内膜の厚さが増します。さらに、女性ホルモンが多く分泌されて排卵が起こる仕組みになっています。排卵が起こると、黄体が生成されることになります。排卵されたことで、精子と卵子までの距離が縮まり、妊娠しやすくなります。これが危険日と呼ばれるものです。

危険日のときは、普段以上に妊娠の可能性が高まっています。膣内で射精しなくても、少しの精子で妊娠する可能性も高くなるため注意が必要です。危険日のセックスに対しては、コンドームが有効です。コンドームを使用することによって、精子が膣内に入ることを物理的に防ぐ働きがあります。危険日は、生理が終わってから9日~19日になります。危険日以外でも妊娠するので、危険日じゃないからと言って安全なわけではありません。

ピルを女性が飲んでいても安全のためにコンドームを着用

望まない妊娠をする女性もいます。女性は男性と違って妊娠する体であり、妊娠した以上、体に負担がかかることは避けられません。望まない妊娠をしないためにも、避妊具をしっかり使用して備えることが大切です。避妊具としてコンドームがありますが、ピルを飲用して避妊する方法もあります。コンドームの装着がなかったセックスや、コンドームが敗れてしまった場合には効果的です。

ピルを使用することで、一時的に妊娠を抑えることが可能になります。高い避妊効果を得られるのも特徴です。ピルにおける失敗率は1%になっており、コンドームと比較しても低い失敗率になっています。失敗する確率がある以上、ピルを飲んでいても、完全に安全というわけではありません。そのため、ピルとコンドームを使って避妊している女性もいます。

コンドームとピルを両方使うのは、コンドームが外れてしまった場合の保険やピルが効かなかったときの保険です。コンドームとピルを両方使って避妊している人は少なくありません。妊娠のリスクを考えたときに、安全性を一番に考えることは大切です。妊娠が発覚する頃には、中絶や出産の選択肢が待っています。そのリスクに比べると、コンドームやピルの使用は容易いものです。

素股プレイでも念のためコンドームを着用

素股プレイは、挿入をしないで男性のペニスを女性の股でこするプレイになります。挿入がないので、基本的には膣内に精子が入ってくることはありません。通常であれば、妊娠する可能性も限りなく低いものです。ただし、素股をしていてペニスが入ってしまうことや勢いよく射精することで精子が膣内に入ることもあります、このような偶発的なできごとによって妊娠する可能性もゼロではありません。

素股プレイをするときも、コンドームの装着をしておいた方が安心で安全です。コンドームをつけると物足りないという男性もいますが、妊娠のリスクを考えるときちんとつけることを促すことが大切です。コンドームは性器と性器の接触を物率的に避ける働きもあります。性病だった場合に、素股を通して病気がうつることもあります。妊娠のリスクを避けるだけでなく、性病のリスクを避けることもできます。

性病防止のためにコンドームを

不特定多数の人とセックスする人はコンドーム必須

不特定多数の人とセックスをするとき、コンドームを装着したセックスは基本です。特に風俗で働いている女性はコンドームの装着が必要になります。短いスパンの不特定多数の人とのセックスは、妊娠をしたときに誰の子供が分からなくなるリスクもあります。性病になる可能性も高くなるので、コンドームを着用して防ぐことが大切です。

コンドームを装着しても、装着の方法が間違っていると途中で外れたり破れたりすることもあります。当然、外れてしまうと避妊や病気予防の効果は一切なくなるので気をつけましょう。仕事などで、不特定多数の人と性行為をするのは仕方ありませんが、プライベートでの不特定多数の人との性行為はできるだけ避けることも大事です。

知っている人でも不潔の人の場合は念のためコンドーム着用

知っている人だからと言って、コンドームを装着せずにセックスをしてもいいというわけでもありません。自分は不特定多数の人と体の関係を持っていなくても、男性の方が関係を持っていることもあるわけです。そもそも、妊娠を望んでいるとき以外は、コンドームを装着するのが基本になります。避妊具を使用しない性行為は、病気のリスクもあります。

心許している男性だと、コンドームを装着せずにセックスしたいという人もいます。好きと言う気持ちがあるとなかなか断ることができません。しかし、妊娠を希望していない以上はきちんと装着してもらうように伝えることが大切です。危険日ではなくても、念の為という気持ちは大切です。不潔な人に限らず、清潔感がある人にも装着してもらいましょう。

HIVや梅毒など危険な性病にかからないためにコンドーム着用

梅毒は、梅毒トレポネーマが原因となって発症する性病です。性行為による感染がもっとも多く、以前は不治の病と恐れられていた病気になります。一方のHIVは、ヒト免疫不全ウイルスが原因となって起こる病気です。体の免疫を壊していく怖い病気で、医学が発達した今日においても不治の病になっています。これらの病気は、性病の中でも特に危険な病気です。

どれだけ気を許している相手でも、性病に感染しているかどうかは分かりません。観戦していることを知らず、コンドームの装着をしないセックスをしてしまうと感染してしまいます。性病にかからないためには、コンドームを装着することが大切です。コンドームは避妊具としての働きだけでなく、性病予防のアイテムとしても有効になります。

コンドームを正しく使って彼女を安心させる

生理の日は女性の敏感なのでコンドームをつける

生理中のセックスでも妊娠するリスクはあります。また、膣内は傷つきやすい特徴があるので、コンドームを装着して体を守ることも大切です。生理中のセックスは必ずシャワーをして体を清潔にすることも覚えておきましょう。普段よりも敏感になっているので、ハードなプレイを避けることも大切です。

生理で出血するのは、不要になった子宮内膜の一部を体外に排出するためです。体としてはすぐにでも外に出したいものです。その中でセックスをすると、子宮内膜が押し戻されてしまいます。他にも性感染症や痛みのリスクがあるのも特徴です。コンドームを装着してもリスクがなくなるわけではないので、生理中のセックスはなるべく避けるようにしましょう。

気持ちよくて膣の中に精液を出されても安心させるためにコンドーム着用

コンドームやピルを使わないセックスで、妊娠を望んでない場合は射精を膣外で行うのが一般的です。射精以外でも精子は放出されているので、妊娠する可能性がゼロになるわけではないものの、妊娠の可能性は膣内射精よりも低くなります。しかし、この方法のセックスは非常にハイリスクです。

膣外で射精をしようと思っても、ついつい気持ちよくて膣内に射精してしまうことがあります。常に妊娠のリスクと隣り合わせになってしまうため、射精しても安心させるためにコンドームの装着をすることが大切です。コンドームを装着していれば、膣内射精でも妊娠の可能性は限りなく低くなります。

コンドームの正しい付け方

コンドームはペニスの根元まで届くようにつける

コンドームの着用で気をつけないといけないのは、セックスをしている時に外れてしまうことです。正しい装着をしていれば、激しいセックスをしてもコンドームが外れることはほとんどありません。外れてしまうのは、装着方法が間違っていることが原因です。コンドームを正しく装着するポイントとして、ペニスの根本までしっかりコンドームを被せることです。

コンドームはゴムなので、少しずつ伸ばして根本までフィッティングさせていきます。挿入の直前に装着するので、気持ちが焦ってしまって最後まで確認しないで挿入することもあります。ペニスの根本までしっかり届いていることを確認してから挿入することも大切です。コンドームが外れてしまうと、当然ながら避妊具としての役割がなくなってしまいます。

余りにも薄いコンドームは破れる可能性がある

コンドームは厚いものより、薄い方が人気です。これはコンドームの装着感を抑えることができて、セックスの快感度が上がるためです。薄いコンドームの使用においては、破れてしまう可能性があることに気をつける必要があります。破れてしまうと、射精したときに精子が漏れてしまって妊娠のリスクを高めることになります。

コンドームは避妊や性病のリスクを軽減するために装着するものです。破れてしまうことは本末転倒になるので、余りにも薄いコンドームの使用は避けるようにしましょう。コンドームにはいろいろな種類がありますが、信頼性の高いものを選んで購入することも大切です。

まとめ


いかがでしたか?コンドームの装着は、セックスにおけるマナーの一つです。盛り上がっているときにコンドームを装着するのが面倒、通常よりも快感度が下がるなどのデメリットもありますが、性病や妊娠のリスクから考えると小さいものです。コンドームを装着しても、装着がきちんとできてなかったなどの理由から妊娠するケースもあります。コンドームの装着をするだけでなく、正しい使い方で装着することも大切です。