コンドームのサイズや種類で感度は劇的に変わる!?避妊の失敗を回避してセックスを楽しむ方法

  

セックスの時、男性はコンドームを使用するかと思いますが、このコンドームにもサイズがあるのはご存知ですか?コンドームはゴム製で、空気を入れて膨らますと、とんでもない大きさまで膨らみますよね。

ですがこのコンドームにもきちんとサイズがあるのです。男性のペニスの大きさも人それぞれです。いくらゴム製で伸縮自在とはいえ、コンドームだってペニスの大きさに合わせなければ、サイズの合わないパンツを履くのと一緒。違和感を感じてしまうでしょう。

装着したコンドームが、キツキツだったりユルユルだったりしたら、せっかくのセックスも十分に楽しむ事はできません。それどころか、避妊の為のコンドームなのに破れたり、外れたりとその意味を成さなくなってしまいます。本記事ではなかなか人には聞きづらい、コンドームのサイズについて掘下げていきます。

コンドームは妊娠と性感染症を防ぐ避妊具のひとつ

コンドームとは、男性のペニスに装着し、妊娠や性感染症を回避する道具です。素材はゴムでしょ?とお思いの方も多いと思いますが、正確にはポリウレタン製・天然ゴムラテックス製といいます。

日本ではコンドームといえば、妊娠を回避する「避妊具」というイメージですが、海外では主に性感染症を防ぐ道具として認識されています。皆さんがよく知る所の性感染症ではHIVがあるかと思います。

このHIVは男女間のセックスだけではなく、男性同士の同性愛者の間で感染し広がっていきました。したがって、HIVの患者数は圧倒的に男性が多いのです。初めての相手とセックスする場合は、この性感染症を食い止めるために、ぜひコンドームの装着をおすすめします。

避妊具として

前述した通り、日本では「避妊具」としてのイメージが強いかと思われますが、付けていたから大丈夫という事ではありません。ですが全くコンドームを付けないでセックスをするよりは避妊率は高まります。

コンドームが付いている事で気持ちよさが半減するなどの理由から、付ける事を嫌がる男性もいますが、きちんとした避妊を希望するのであれば、女性側からもきちんと装着してくれる様お願いする事は大事でしょう。

フィットするサイズを選べば感度アップ!

男性のペニスは大きさだけでなく、その形も人それぞれです。亀頭が大きく張っている形の人もいれば、先細の人もいます。コンドームはピタッとフィットしていると、セックスの時の気持ちよさは全く違います。

ドラッグストアやコンビニなどで、人目に付きたくないからといって、パパっと購入する人も多いかと思われますが、大きさだけでなく、形にもきちんとこだわって選べば、感度は格段に違ってくるでしょう。

サイズは直径で表示

それではコンドームのサイズとは、具体的に何を参考に購入すればよいでしょうか。コンドームはS・M・L・XLと大まかに分けて4種類の大きさに分かれています。では何が違うのでしょうか?それはコンドーム自体の直径です。次でその大きさを比較してみましょう。

Sサイズ

直径27㎜~31㎜(外周8.4㎝~9.7㎝)

自身のペニスがスモールサイズだと感じている方は、こちらを試してみてください。

Mサイズ

直径32㎜~36㎜(外周10㎝~11.3㎝)

一般的なサイズ。レギュラーサイズと呼ばれている物です。最も種類が豊富です。

Lサイズ

直径37㎜~42㎜(外周13.5㎝~15㎝)

レギュラーサイズが小さいと感じる方は、こちらのLサイズをおすすめします。最近ではこのサイズも種類は豊富です。

XLサイズ

直径43㎜~48㎜(外周11.6㎝~13.1㎝)

Lサイズでも小さい方には、こちらが一番大きいサイズになります。種類は豊富ではありませんが、自身のサイズが大きいと感じている方はぜひお試しください。

実はメーカーによっても違うんです

このコンドームには定められた規格がある訳ではなく、実はメーカーによってミリ単位で大きさが違います。ここではメーカーごとの違いを検証していきましょう。

オカモト

分かりやすく、基準を皆さんご存知のオカモトにしてご説明します。レギュラーサイズ(Mサイズ)が33㎜になっています。

サガミ

サガミのレギュラーサイズはなんと、オカモトよりも3㎜も大きい36㎜です。3㎜も違ったら、装着の時にその違いが分かると思います。オカモトのレギュラーサイズが小さいと感じた方は、サガミのレギュラーサイズを試すのもいいかと思います。

不二ラテックス

不二ラテックスの場合、細かくなりますがSサイズは34㎜とオカモトよりも3㎜大きく、Mサイズはサガミと同じ36㎜になっています。以上サイズの違いについてご紹介しましたが、こう見てみるとレギュラーサイズが一番小さいのはオカモトのコンドームという事になります。

もっと感じられるかも?変わり種コンドーム

コンドームにはその形にも違いがある製品があります。第一条件はもちろん避妊と性感染症を防ぐ事なのですが、より良い快感を得る為の一つの演出と捉えているカップルもいます。それでは次でちょっと変わったタイプのコンドームをご紹介しましょう。参考になさってください。

不二ラテックス/ザ・ベスト コンドーム ドット&リング

このコンドームは494個ものつぶつぶが付いています。それだけでなく、ぐるっと外周を取り囲む様にリング状の突起も付いています。この様にコンドーム自体の形に細工がされている物は、男性よりも女性のために考えられた製品といえます。

このつぶつぶが付いている事によって、女性が気持ちいいというのは個人差がある様ですが、少なくともセックスを盛り上げてくれる良い演出になる事は間違いありません。いつもより刺激が得られるかもという、女性側のお楽しみになるでしょう。

ジェックス/グラマラスバタフライ チョコレートの香り

この製品はチョコレートの香りのする潤滑ゼリーがたっぷりと付いているコンドームです。それの何がいいの?とお思いの方もいるかと思われますが、メーカーの説明を聞くと、とても納得のいくものでした。

セックスの時、ほとんどの女性はフェラをしますよね?このフェラでも性感染は心配されるのです。男性が感染している場合、フェラによって女性の喉に病気が感染し、違う相手とセックスした時にうつしてしまうという危険性があるんだそうです。

その様な事を防ぐために、フェラの時はコンドームの装着をおすすめしているんだそう。想像しても分かりますが、コンドームを装着した状態のペニスをくわえたら多分ゴム臭くて気持ち悪くなってしまいますよね。その不快感を少しでも減らすために、チョコレートの甘い匂いが付いてるという事です。

実は女性用もあるコンドーム

皆さんご存知ですか?コンドームは女性用も存在するのです。知らない方は知らないでしょうけれど、実は昔から女性用コンドームはあったのですが、装着した時の不格好さから、とにかく評判はよくありませんでした。

ですが近年ではその価値が見直され、若い年代層には密かな人気となりつつあります。女性の立場から、「自分の身は自分で守ろう」という感情の表れでしょう。残念なことに現在日本での販売はされていませんが、海外通販サイトなどで購入は可能です。それでは女性用コンドームについて考えてみましょう。

避妊効果

それでは女性用のコンドームの避妊効果はどうなっているでしょうか。日本での調査と海外での調査で差があるようですが、日本での調査によると女性用コンドームの避妊失敗率はおよそ6%と、男性用コンドームとほぼ同等です。

しかし、素材はポリウレタンなどでできており、男性用コンドームの3倍の強度があります。

使い方

女性用コンドームには男性用コンドームの様な「リング」が二つ付いています。そのリングは「外リング・内リング」と呼ばれ、一つは膣の中に、もう一つは外に垂らします。

女性用コンドームは膣内に挿入しなければいけないので、片足を椅子に乗せたりしゃがんだりして、手が入れやすい姿勢を取ります。準部が出来たらまず、内リングを持ち、外リングを表に出します。

挿入しやすい利き手で、内リングを静かに膣内に挿入させてください。この時点ではまだコンドームは入っただけの状態ですので、次はコンドーム内に指を入れ、膣の中に奥深く入れ込みます。最後に、表に出ている状態の外リングを外性器に被せて終わりです。

注意点

注意点として、最初に書いた通り、現在では日本での販売はされていません。Amazonなどで購入できる海外の物はあるらしいのですが、あくまで自己責任となります。この点は一番注意したい所ではあります。

一方この女性用コンドームは、人によって装着する事で、暖かさを感じられる、外リングがクリトリスを刺激し快感が得られるなどの利点もある様です。また外性器までガードするため、接触による皮膚の病気の回避も出来るという事もあげられます。

使用できない人

女性器にかぶれ・出血・びらん等がある方は使用できません。また同様に男性のペニスに同じような炎症がある場合も使用してはいけません。

購入方法

現在では日本で販売がされていない為、海外の業者からネット通販により入手するしかありません。Amazonなどで購入が可能なようです。

ジャストフィットのコンドームでもっと気持ちいいセックスを!

洋服や靴や下着などもそうですが、自分のサイズに会っていない物は不快です。これがコンドームとなったら、セックスが気持ち良くない事はもちろん、痛みやピストン中の脱落、破れなど恐ろしい結末が待っています。

パートナーとのより良いセックスライフの為にもしっかりチェックしてから購入する事をおすすめします。