「SMプレイに興味はあるけれど何をどうしていいのかわからない」そんな方も多いのではないでしょうか。
自分の性的欲求をパートナーに伝える恥ずかしさもありますし、知識もおおまかにしか把握していない…それでは満足のいくSMプレイをするのは難しいですよね。
そこで今回は、そんな初心者の方々必見のオススメSMプレイ3選をご紹介していきましょう。
また「ソフトプレイじゃなくてハードプレイにも挑戦してみたい!」そんな猛者のために、様々なSMプレイについても詳しくご説明していきますよ。
今回の情報は、パートナーとのマンネリ解消のためはもちろん、自分の性欲を満たすためにもきっと役に立つものとなるでしょう。SMプレイに興味のある方はぜひ最後までお付き合いください!
興味はあるけど…そもそも「SM」って?
SMはアブノーマルセックスの一種
そもそもSMプレイはアブノーマルと呼ばれるセックスになります。そのため通常のノーマルセックスよりもハードルが高いものと言えるでしょう。また大前提として「S役」と「M役」が対で行わねばSMプレイは成り立ちません。
SとMの正式名称って?
Sは「サディスト」と勘違いされている方もいるようですが、正確には「サディズム(Sadism)」の頭文字になります。SMプレイにおいては攻める側・加虐する側ですね。
またこれもよく勘違いされているようですが、「Sは自分がしたいことをする側」ではありません。
「Mがされたいことをする」ことが良いSの条件と言えるでしょう。自分がしたいからとMの嫌がることばかりしているようでは、それはSMプレイではなくただのイジメでしかありません。
Mは「マゾヒスト」ではなく「マゾヒズム(Masochism)」の頭文字になります。責められる側・加虐される側です。
どちらかというと「Sにされるがまま」になりがちですが、良いMの条件は発信力があることですよ。
例えば喘ぎ声や吐息、表情などもそうですね。Sの五感を刺激し興奮させるのもMの務めです。またして欲しいことはどんなことなのかを伝える、嫌なことは嫌と言えることなど、Sとの良い関係を築くのも忘れてはいけません。
自分の性癖はS側?M側?
SMプレイにおいて重要なのは、自分の性癖を理解することです。
「私は間違いなくM女だわ!」
「俺はM男にはなれない!」
などはっきりと自覚している場合ならば良いのですが、もし「自分でもよくわからない」というのであれば、まずは交代制でしてみるのが良いでしょう。
交代制で行うことで、S側・M側の感覚や気持ちを知ることができますよね。
そうすればSMプレイ中でもお互いを思いやることができるでしょう。
また「自分はSだと思ってたけれどMの方が興奮する」なんて新しい嗜好に目覚める良いきっかけになるかもしれませんよ。
自分の性癖を自覚するのはもちろん、相手の性癖、お互いの求めるレベルなどをしっかりと理解し合うことで、より満足度の高いSMプレイを行うことができるでしょう。
カテゴリ別おすすめSMプレイ
精神責め
SMプレイは大きくわけて2つに分類することができます。
その1つ目が精神責めと言われる心を責めるプレイです。
精神責めを行う際は道具などを必要としないため、手軽に始められるSMプレイと言えるでしょう。
言葉責め
SMプレイの王道ともいえるのがこの言葉責めです。
相手を貶めるようなきつい単語を投げかけることもあれば、実況中継のように今のMの様子を伝えるのもお互いの興奮を煽ることになるでしょう。
またMに恥ずかしい言葉を言わせることも、立派な言葉責めのひとつになります。
知っていはいるけれど口にするのはためらうような言葉ってたくさんありますよね。それらを発することで非日常感を感じることができるでしょう。
羞恥プレイ
言葉責めと同じくらい王道なのが羞恥プレイです。「恥ずかしい言葉を言わせる」ことも羞恥心をくすぐるSMプレイですが、ここでの羞恥プレイは、どちらかというと行動で興奮を高めるプレイになります。
大人のおもちゃを挿入したまま外を歩くといったものは有名ですが、「バレたらどうしよう」という不安が興奮より勝ってしまう方もいるようです。
そんな時は下着が透けるような服装で歩く、胸元の開いた服で彼の友達と会うなんてSMプレイもおすすめですよ。
肉体責め
2つに分類されるSMプレイの中でも、より高度なテクニックが求められるのが肉体責めです。
肉体責めは痛みや苦しみなど、普通ならば喜びにならないはずの苦痛を良しとするSMプレイになります。
束縛を楽しむ<拘束・緊縛>
肉体責めの中でも、体の不自由さを楽しむSMプレイが束縛系です。
アダルトショップなどに、SM専用の拘束具などが売られているのを目にしたことがある方も多いのでは?
ギャグボールと呼ばれる口枷や、まるでペットのように扱われることになる首輪などその種類も様々です。
中には麻縄での緊縛を楽しむカップルもいるようですが、こちらはより専門的な知識が必要となるため、行う際にはしっかりと予習をしてから望むようにしましょう。
またアダルトショップなどでなくても、100均や子供用おもちゃとして手錠が売られていることもあります。
まずはこれらの手軽に買えるものから束縛系のSMプレイを始めてみるのも良いかもしれませんね。
快感を楽しむ<バイブ・電マ>
せっかくのSMプレイなのですから、より強い快感を求めてバイブや電マなどの大人のオモチャを楽しんでしまいましょう。
例えば電マ責めは女性に行うイメージが強いものですが、男性への加虐として使うこともできますよ。
アダルトショップならば多くの種類のオモチャを見ることができますが、もしレジに持っていく勇気がないのであれば、ネット通販で手に入れても良いでしょう。
痛みやダメージを楽しむ<鞭・ロウソク>
SMプレイの中でもよりハードなプレイがお好みならば、痛みやダメージを取り入れてみるのも良いかもしれません。
乳首に針を刺したりハイヒールで思い切り踏まれたりと、その方法は数えきれません。
また最近ではSMプレイ初心者でも楽しめるように、SM用の低温ロウソクや痛みが軽減される鞭なども販売されています。
このようなSMプレイ専用の道具を使うことで、より盛り上がるセックスとなること間違いなしです!
アナル責めを楽しむ<浣腸>
これぞ上級者のSMプレイ!そう言われるのがアナル責めです。
アナル責めを楽しむためには直腸を清潔にする必要がありますので、浣腸を行わねばなりませんね。
パートナーに排泄する場所を晒すというのは、羞恥プレイとして楽しむことにもなるでしょう。
ただ無理をさせ傷つけてしまうと、日常生活でも相手を苦しめることになります。
感染症予防のためのコンドームの着用や、滑りを良くするためのローションなどを上手に利用するようにしましょう。
初心者カップルにおすすめ!ソフトSM3選
目隠し
人間には五感と呼ばれる5つの感覚が存在しますが、そのうちのひとつ、視覚を奪うのが目隠しプレイです。
何をされるのかわからない、次はどこを触られるのかわからないという目隠しプレイは、SMプレイ初心者でも充分に楽しめるかと思います。
SMプレイ用の目隠しを手に入れても良いのですが、家にあるタオルやネクタイなどで代用することもできますよ。
相手の感覚を刺激するひとつの方法として試してみましょう。
手錠
束縛系のSMプレイとしておすすめなのが手錠です。頭の上で拘束したり、ベッドの足に固定してみたり…その用途は多岐に渡ります。
手錠を使用し自由がきかない状態でSMプレイをすれば、嗜虐心を煽るプレイとして効果的ですよ。
手錠を安く手に入れることはそう難しいことではありませんが、ストッキングやハンカチなどの代用品で楽しむこともできるでしょう。
「日常生活で使っているものでSMプレイを楽しむ」というのも、興奮材料のひとつになりそうですね。
おもちゃ
ソフトSMプレイをするのであれば、ぜひとも試して頂きたいのがおもちゃの使用です。いわゆる「オトナのおもちゃ」と呼ばれるものですね。
人間にはどう頑張ってもできない刺激を与えてくれるおもちゃは、非日常感を楽しむSMプレイにうってつけです。
例えばバイブひとつとってみてもその形状は様々です。
機能やサイズにもたくさんの種類がありますので、パートナーと一緒に買いに行くのも良いでしょう。
安いものでは数百円で買えるものもありますので、気軽に使ってみるのもおすすめですよ。
プレイする前のお約束
やり方をイメトレする
「道具も買い揃えたしさあやってみよう!」と思っても、いざパートナーとベッドインした際には何から始めていいのかわかなくて戸惑ってしまうこともあるでしょう。
そんな恥ずかしい思いをしないためにも、SMプレイのイメトレをしっかりと行っておきましょう。
SMショーやSMバーに行ってみる
日本全国どこにでもあるという訳ではありませんが、SMプレイを実際に見ることができるお店というのは存在します。
生で見るライブ感は必見ですよ。SMショーやSMバーは、SMプレイの流れなどを知るには良い教材となるでしょう。
動画やSMサイトを観る
「近くにSMバーなんてない!」そんな方は動画やSMサイトを見てみましょう。実際にSMプレイを楽しまれている人を見ることで、自分もやってみたいと思うようなものから、こんなアイデアもあったのかという驚きまで、様々な発見に繋がるかと思います。
場所とセーフワードを決める
道具もイメトレも終わったならば、次に2つのことを決めておきましょう。
しっかりとした準備が、より満足のいくSMプレイに繋がりますよ。
セーフワードは大切
SMプレイでは得てしてM側が「やめて」「嫌」というような発言をしがちです。
しかしそれが本当にやめて欲しいことなのか、はたまたもっとしてという合図なのかわかりませんよね。
SMプレイでは、その力加減を間違えることも多いようです。
SMプレイを始める前には、まず「本当に駄目な時の合図=セーフワード」を決めておくと良いでしょう。
ラブホやSMルームの確保
鞭やスパンキングなどを行えば音が発生しますし、いつもより興奮して大きな喘ぎ声が出てしまうこともあるでしょう。
ご近所から冷ややかな視線を受けないためにも、SMプレイを行う場所を決めておきましょう。
普通のラブホテルでも充分に楽しむことはできますが、中にはSMプレイ専用のSMルームを完備しているところもあります。
X字架や分娩代など、一般家庭にはなかなか用意のできない設備が整っていますので、ぜひそちらも利用してみましょう。
楽しむための注意点
相手の反応を確かめて
SMプレイでは相手を思いやる気持ちが何よりも大切です。
冒頭でもお話ししたように、M側が本気で嫌がるのにS側がしたいように無理矢理プレイを行えば、それはただのイジメと変わりません。
またM側が鞭で叩いてくれと頼んだとしても、その力加減が気持ちいいものか痛いものかはやってみなければわかりません。
SMプレイを行う際は、相手の反応をちゃんと確認するのを忘れないようにしましょう。
ケガは禁物
SMプレイで1番注意しなければならないのがケガです。
例えば手錠を使ったらアザになってしまった、麻縄で緊縛したことで体に痺れが残ったなど、プレイによっては後を引く危険性もあるのです。
例え「S側が望んでいるから受け止めてあげたい」「M側がもっとしてくれと頼んだ」というようなことがあっても、ケガのない楽しいSMプレイを心掛けましょう。
衛生面に気をつけて
SMプレイの中でも、おもちゃを使用したり、アナル責めを行う際などには、衛生面に気を配るようにしましょう。
雑菌が体内に侵入してしまうと、感染症などの原因となる恐れがあります。
感染症予防に効果的なのがコンドームの使用です。
挿入の際はもちろん、おもちゃにも被せて使うなどして、お互いの健康にも注意してSMプレイを楽しみたいですね。
まずは経験!色々試して刺激的な夜を
SMプレイは一方の欲求を満たすためのプレイではありません。お互いの理解や協力があって成り立つものなのです。
また知識や下準備を怠れば、ケガや病気の原因になるのはもちろん、決して満足度の高いものとはならないでしょう。
今回は初心者にもおすすめのSMプレイ3選をご紹介しましたが、それ以外にもたくさんの責め方があったかと思います。
ぜひこれらの情報を参考にして、2人で心も体も気持ちよくなれる、素敵なSMプレイを楽しんでくださいね。