セックスは、人が子供を作るための行為です。しかし小作りのためだけでなく、スキンシップやコミュニケーションを目的に行うセックスもあります。セックスをする目的は、人によってさまざまです。セックスをするなら、好きな人と気持ちよくなりたいというのが本音だと思います。
男性に比べて、女性はセックスに愛情を求めやすい傾向にあります。愛されているという感覚を得ることがセックスの気持ちよさにも繋がるからです。相手がどんな気持ちでセックスをしているのか気になるところだと思います。今回は愛のあるセックス、遊びや本気のセックスの違いについて紹介していきます。
愛のないセックスをする理由
遊び目的
セックスは必ずしも好きな人としかできない行為ではありません。特に男性は好きではなくても、女性的に惹かれる部分があればセックスしたい対象になるものです。愛のないセックスをするケースとして多いのは、遊びが目的になっている場合になります。愛情よりも、楽しさや好奇心が勝っているパターンです。
遊びが目的になっている場合、セックスをしても恋愛関係に至ることは少ないのが特徴です。遊びでセックスする人は、恋人にしたい人と遊びたい人のラインをしっかり引いています。男性だけでなく、女性が遊び目的でセックスすることも少なくありません。特に浮気や不倫をしている女性は遊び目的のケースが多い特徴もあります。
自分の快楽のため
セックスをすると、性的な快感を得ることができます。自慰行為では得ることができない快感です。遊び目的でセックスをする人の中には、自分の快楽の為に行う人もいます。セックスで溜まっている欲求を発散したいというのが本音です。男性が夜のお店に行くときの心理と似ています。自分の快楽を満たすためのセックスは、相手のことを考えていません。そのときの気分で動くことが多いため、快楽目的のセックスは関係が長続きしにくい特徴があります。
スキルを上げたい
最近は男性も女性もアダルト動画を見やすい環境になっていて、プロのAV男優や女優のテクニックを見る機会が増えています。このようにプロのセックスを見る機会が増えたことで、セックスのスキルを磨きたいという人も増えています。相手を気持ちよくさせることができないと恥ずかしいという気持ちがあるからです。
本当に好きになった人とセックスをするときに、恥ずかしい思いをしたくないという理由から好きではない人と愛のないセックスをすることもあります。セックスも回数を重ねていくことで、少しずつスキルが上がっていくものです。スキルアップを図るためのセックスは重要になります。
雰囲気に流される
お酒を飲んでいるときや、恋人と別れて寂しいときなど、無性に目の前にいる異性とセックスがしたくなることがあります。お互いに好きという気持ちがなくても、セックスしたいという気持ちが合致すれば、雰囲気に流されてそのままセックスすることもあります。雰囲気に流されるセックスは愛がなく、一回きりで終わる場合がほとんどです。ただし、セックスをしてからお互いが異性と意識する場合もあります。
好きではない相手に責められる
男性でも女性でも押しに弱い人はいます。相手にお願いされると断れず、ずるずるとセックスに付き合ってしまうこともあるのです。押してくる相手が好きな人であれば、愛のあるセックスになるかもしれません。しかし好きという気持ちがない以上、愛のあるセックスにはなりません。優柔不断な人やフリーな人、寂しい人に見られる特徴です。好きではない人と愛のないセックスをしないためには、責められてもきちんと断る勇気が必要になります。
愛のあるセックスの特徴
場所を考えてくれる
愛のあるセックスをする人は、自分のことだけでなく相手のこともきちんと考えられる人です。相手に愛情がないと、セックスしたいという気持ちが出たときに、手っ取り速く済まそうと考えます。自宅や近くのラブホテルに行ってセックスをするなどが一般的になります。
愛のあるセックスをする人は、セックスのシチュエーションもしっかり考えてくれます。相手に負担がないように、時間をかけて場所を選んでくれるものです。場所を大切にするということは、雰囲気を大切にすることでもあります。
キスに時間をかける
性欲を満たしたいという理由だけで愛のないセックスをする男性は、すぐに挿入して射精をします。キスはスキンシップの一つで、セックスの始まりになることも多いですが、キスそのものに強い性的な快感はありません。愛のないセックスをする人は、キスをすることも面倒だと感じているものです。
キスに時間をかける人は、愛のあるセックスをする人の特徴です。女性は男性と違ってキスで愛情を深く感じることができます。男性もそんな女性の気持ちをきちんと理解しているからこそ、キスにゆっくり時間をかけるのです。自分の性欲を優先せず、相手のことを考えている証拠でもあります。
愛撫に時間をかける
愛撫は愛のあるセックスか、そうでないセックスを見極める上で重要なポイントになります。好きな女性に感じてもらいたいという男性であれば、指や口を使ってしっかり攻めます。愛撫があれば、セックスしたいという気持ちが高ぶり、膣分泌液も増えるので挿入しやすくなるメリットもあります。
愛撫は自分が気持ちよくなるものではありません。愛のないセックスをする男性は、愛撫をすることに意味を感じないのです。愛撫がなく一切触れるもことなく、そのまま挿入して射精することもあります。愛撫にかける時間が長いほど、気持ちよくなって欲しいという気持ちが強いことを意味します。
すぐにいかない努力をする
セックスは男性の射精をもって終了します。男性はセックスで常にイクことができるのに対し、女性はセックスでイケないことが多くあります。努力しても女性をイカせることは難しいものがあります。それでも、できるだけ射精しないように努力をする男性もいるのです。
すぐにいかない努力をすることも愛のあるセックスをする男性の特徴です。もちろん早漏の男性だと、いかない努力をしてもすぐにいってしまいます。射精しそうなときに我慢するような素振りを見せるかどうかが重要です。
終わっても優しい
セックスが終わると、これまで優しかった男性が急に冷たくなることがあります。男性は射精をピークに気持ちが一気に冷めていくのが特徴です。一方、女性はセックスが終わった後も余韻が残っているので、気持ちの冷め方は緩やかになります。このギャップから、冷たい男性の態度を気にする女性もいます。
愛のあるセックスをする男性は、セックス後に気持ちが冷めても相手の女性を優しく包み込みます。セックスに対する熱は冷めても、好きという気持ちがあれば冷たい態度を取ることはありません。逆に性欲を満たすだけを目的にセックスをする男性だと、セックスした後は急激に冷めるものです。
愛のあるセックスをしてもらうためには？
しつこくしない
女性もセックスをしていると、愛のあるセックスか愛のないセックスか分かってくるものです。愛のないセックスは、行為をしても心に虚しさが残ってしまいます。愛のあるセックスをしてもらうためには、男性に好きという気持ちを持ってもらうことが大切です。
男性に好きという気持ちを持ってもらうためには、しつこくしないことが重要になります。しつこくしてしまうと、相手の気持ちは冷めてしまうものです。愛のないセックスに不安を覚える気持ちは分かりますが、自分から「私のこと好き？」と確認するようなこともやめましょう。
恥じらいを持つ
オープンな女性だと、恥じらうことなく男性の前で裸になることもできます。そんな大胆な女性に惹かれる男性がいる一方で、引いてしまう男性も少なからずいるものです。女性には恥じらいを持って欲しいと考えている男性からすると、恥じらいのない行動は女性としての魅力を低下させます。愛のあるセックスをしてもらうためには、恥じらいの気持ちを持つことが大事です。そうすることで、守ってあげたい女性と思ってもらうようになります。
自分磨きをする
恋人歴や婚姻歴が長くなってくると、関係はマンネリ化していきます。相手にどう思われてもいいという気持ちが出てくると、服装や髪型に気をかけることもなくなっていきます。愛のあるセックスをするためには、自分磨きをして魅了を高めることも大切です。ファッションに気をかけることやメイクに気をかけることを意識しましょう。魅力ある女性でいようとする姿勢が見えると、男性も愛らしく感じるものです。好きな女性には、いつまでも魅力的でいて欲しいと男性は考えています。
相手を見極める
どれだけ愛のあるセックスをして欲しくても、相手にその気がないと意味がありません。愛のあるセックスというのは、好きという気持ちや愛しているという気持ちからくるものです。相手が自己中心的な男性だと、どれだけ関係を築いても愛のあるセックスをしてもらうことはできないでしょう。
好きという言葉を発する男性の方が、自分を大切にしてくれると思う女性もいるかもしれません。しかし遊び人ほど、好きという言葉を軽々しく使うものです。言葉よりも、雰囲気を大切にすることやさりげない気遣いがある方が重要になります。相手をしっかり見極めましょう。
相手を大事にする
愛のあるセックスをするためには、相互に好きという気持ちや大切にするという気持ちが必要です。こうした気持ちというのは、相手を大切にすることで生まれてきます。自分のことを好きでいて欲しいという気持ちは分かりますが、その気持ちだけだと相手は重たく感じるものです。相手を大切にすることで、相手も自分を大切にしてくれるようになります。与えられるよりも、与える人になることが大切です。
まとめ
いかがでしたか？愛のあるセックスとは、お互いがお互いを思いやって好きという気持ちがあるセックスです。セックスでは受け身になることが多い女性にとって、相手に愛情があるかどうかは気になります。好きという気持ちがあっても、相手が同じように好きと思ってくれているとは限りません。愛のあるセックスをするためには、自分のことを大切にしてくれるだけでなく、大切にできる相手であることも必要です。
