恋人や夫婦関係になると、コミュニケーションやスキンシップの一つとしてエッチをします。子供を作るだけが目的ではなく、相手のことをよく知るためにも有効な方法です。海外も含めて見ると、日本人はエッチに対して消極的だと言われています。エッチの回数も少ない傾向にあります。
エッチは二人の気持ちが合意することが前提なので、エッチしたくても相手の気分や態度によってはできないことがあります。今回はエッチの回数で愛情も変わるかどうか、男女のエッチ事情に迫ります。
世界で見る日本のエッチ
日本のエッチは極端に少ない？
日本人は世界的に見てもエッチの回数が極端に少ないのが特徴です。これは、日本人が一人の異性と長く付き合うことが理由の一つになります。同じ人とのエッチばかりだと、慣れてしまって回数が徐々に減ってしまうものです。一人の人と関係を長く保つことができるのは魅力でもあります。
また、日本人はハードなエッチを好まない傾向にあります。たとえば、エッチをするときに海外の女性だと「カモン」と挑発するのに対して、日本の女性は「いや、やめて」など、否定的な感じです。相手の性欲を掻き立てる効果はありますが、エッチに対するとらえ方は異なります。
年齢でエッチの回数は変わる
エッチの回数は若いほど多い特徴があります。ちなみに、男性の性欲のピークは10代の後半です。一方、女性の性欲のピークは30代前半になります。このように男性と女性では性欲のピークが異なるため、男性は10代の後半でのエッチが多く、女性は30代前半のエッチが多いのも特徴です。
年を取ってくると、少しずつ性欲は低下していきます。若いころは元気だったのに、歳を取るとエッチをする気力もなくなってくるものです。このように、年齢でエッチの回数は異なるのが特徴になります。ただし、性欲は個人差も大きいので、歳をとってもエッチの回数が多い人もいます。
エッチは何歳くらいまでする？
エッチをする年齢と言えば、若い年齢のイメージがあります。自分の両親を見ていると、エッチをしているようには思えません。しかし、50代や60代の男女の中にはエッチしちえる人もいます。性欲は低下しても完全に衰えることなく、エッチが日課になっている高齢者のカップルもいるほどです。
年を取ったカップルがエッチをするのは、性的な興奮を得るためだけでなく、スキンシップの要素が大きいのも特徴です。年を取ると女性は閉経するため、妊娠するリスクが無くなります。避妊をしないでエッチができるため、そのときの流れでそのままエッチできるのもエッチがしやすい理由の一つです。
エッチに対しての考え方
エッチに対しての考え方は、男女による違いも大きいのが特徴です。男性は、好きな人だけでなく、かわいく魅力的な女性なら誰とでもエッチしたいと考えています。一方、女性は好きな男性とエッチがしたいと考えているものです。このように、男性と女性では性に対する根本的な考え方が異なっています。
男性は、できるだけ多くの女性と子孫を残したいと考えています。女性は、優秀な子孫を残したいと考えています。このように本能的な部分の違いがエッチに対しての考え方に違いを生み出しているのです。男性よりも女性の方がエッチに対しては重く受けているのも特徴になります。
エッチの回数は相手で変わる？
付き合い初めのカップル
エッチの回数が特に多くなるのは、付き合い始めてのカップルです。とにかくエッチがしたいという気持ちが強いため、会ったら必ずエッチをするカップルもいます。付き合い始めは相手のことを十分に知ってないため、相手のことを知りたいという気持ちも心理としてあります。
また、付き合って間もない間は好きの気持ちも大きいので、触れ合いたいという気持ちも自然に出てくるものです。付き合う期間がどんどん長くなってくると、最初のような勢いのあるエッチは少なくなっていきます。エッチの回数が多くなるのは、相手に対する興味も理由の一つです。
マンネリ化した恋人
マンネリ化した恋人は、エッチの回数が少なくなるのが特徴です。相手に対する新鮮さが低下することが原因で、セックスレスになることもあります。マンネリ化していると、エッチを誘うことも面倒に感じてきます。二人ともエッチをしたくないなら問題はありません。しかし、どちらかの性欲が極端に強い場合は浮気や不倫のきっかけになる場合もあります。
マンネリ化した恋人が付き合い初めの頃のようにエッチをすることはほとんど無くなります。しかしエッチの回数が減ったからと言って関係性が悪いとも限りません。お互いに性欲が少なくなって、自然とエッチの回数が減っていることもあります。「エッチをたくさんする＝仲がいい」とは限りません。
セフレとのエッチ
恋人関係や夫婦関係ではなく、単にエッチをするだけの相手をセフレと言います。エッチだけをするので、そこに恋愛感情もありません。エッチしたいときに、欲求を叶えることができる相手です。セフレの場合、定期的にエッチをするため、極端にエッチの回数が減るということはありません。
エッチをするだけの関係と割り切ることができれば、他に面倒なことを考える必要がないのもエッチの回数が減らない理由です。セフレとのエッチはハードなプレイも伝えやすいため、単調なエッチになりにくいのも回数の多さにつながっています。このように、セフレとのエッチの回数は多い特徴があります。
夫婦の営み
エッチをする関係性の一つに、夫婦があります。夫婦も恋人と似ていて、結婚して最初のうちはエッチの回数が増えやすい特徴があります。しかし、夫婦生活が長くなってくるとエッチの回数は少しずつ減って、セックスレスになるケースもあります。特に子供がいる夫婦は、子供のことが気になってエッチがなかなかできません。
また子供ができると、パートナーに対する愛情よりも子供に対する愛情の方が強くなります。愛情の強さの違いからエッチの回数が減るというパターンもあります。夫婦のセックスレスは問題として大きく、夫婦仲の悪さや浮気、不倫の原因につながることも少なくありません。
エッチの回数を増やすためには？
自分から誘う
エッチの回数を増やしていくためには、自分から誘うこともポイントです。マンネリ化している関係だと、どちらも自分からアクションを起こそうとしません。しかし、マンネリを打破してエッチをするためには、どちらかが行動を移す必要があります。エッチがしたいと誘うのではなく、ボディタッチなどをして様子を見てみるのもよいでしょう。
エッチの回数が減っていると、自分から誘うのはなかなか勇気がいることです。しかし誘ってみると、意外と相手も乗ってくれることがあります。行動をしないことには始まらないので、まずは自分から動いていきましょう。
自分磨きを頑張る
エッチの回数を増やすためには、相手に魅力をアピールすることが大切です。自分磨きをして、変化をつけるのも有効な方法になります。ヘアスタイルを変えること、服装を変えること、雰囲気を変えるなど、変化は相手の興味を誘うために有効な方法です。エッチの回数が減ることにはマンネリが関係しているため、自分磨きをしていつもとは違う自分を演出しましょう。
付き合って最初のころは、少しでも可愛く見てもらいたいという理由から自分磨きも頑張ります。しかし、付き合ってしばらくすると、自分磨きを怠る人も少なくありません。慣れから自分磨きを止めてしまうことが理由になります。常に新鮮な自分でいるためにもどんどん磨いていきましょう。
変化のあるエッチをする
セックスレスにならないためには、変化のあるエッチをするのもポイントです。変化あるエッチは相手の興味を惹くことができます。いつも同じエッチだと、どうしても飽きてしまいます。飽きないようにするため、いつもとは違う体位に挑戦してみるのもよいでしょう。
また、前戯の時間を長く取るのも有効です。スキンシップの時間を長くすることで、相手に愛情が伝わりやすくなります。気持ちのいいエッチができれば、そこで終わらず、今後にもつながっていきます。マンネリ化しないためにも、探究心を無くさず、常に変化を求めていきましょう。
エッチの回数が少ないとどうなる？
ケンカが増える
エッチの回数が減ってくると、コミュニケーション不足が起因してケンカの回数が増えてきます。また、どちらかはエッチをしたいのに、どちらかがエッチをしたくないなど、エッチに対する気持ちのすれ違いがあることもケンカの原因になりやすいのが特徴です。適度にエッチをするのは、良好な仲を保つ上でも有効になります。エッチに対する温度間は男女で異なります。二人の気持ちに相違があると、ケンカが起こりやすくなるので注意が必要です。
浮気や不倫をする
エッチの回数が減ってくると、欲求不満につながります。性欲を解消したいという理由から、浮気や不倫に走るケースも少なくありません。近年はセックスレスが起因となる不倫が多くあり、女性にも増えているのが特徴です。スキンシップを取り、適度にエッチすることはパートナーの浮気や不倫予防にもつながります。
浮気や不倫の末路は悲惨なものです。離婚を請求されることもあれば、慰謝料の請求がある場合もあります。悲しい末路を辿ることがないように、日頃からお互いの気持ちを確かめ合う意味でのエッチも大切です。夫婦円満でいるためには、コミュニケーションが重要になります。
不妊になる
エッチの回数が減ってくると、不妊につながる場合があります。基本的に、妊娠するために必要となるため、妊活中はエッチの回数が増えるものです。子供を作るという目的があるからですが、不妊に対する焦りや義務感からエッチがしたくないと感じる場合もあります。妊活には、エッチだけでなく安心感ややすらぎなど気持ちの安定も必要です。妊活だからこそ、エッチには愛情を持って回数を減らさないことが大切です。
まとめ
いかがでしたか？日本人は世界の中で見てもエッチの回数が少ない特徴があります。エッチはパートナーとのコミュニケーションやスキンシップで有効な方法です。マンネリ化するとエッチの回数も減ってしまいますが、常に新鮮な気持ちを忘れず、変化をつけていくことも必要になります。エッチの回数が減ってきたと感じる場合は、自分から行動を起こして距離を縮めていきましょう。
