嫉妬深い男性の行動と心理って?|嫉妬深いパートナーへの対処法6つ

  

「なんだか最近付き合っていく上で面倒なことが増えてきたかも」「もしかして私の彼氏って束縛したがり?」など、付き合ってみてから彼氏が嫉妬深い男であることに気付く場合があります。

あまりにも嫉妬深い男性ですと、彼女であるあなたの負担も大きくなり、良好な関係を築きにくくなってしまうでしょう。そこで嫉妬深い男の特徴や心理、そんな嫉妬深い男に対する対策を知り、今後の2人について考えてみましょう。

彼はいくつあてはまる? 嫉妬深い男性の行動6つ

「嫉妬深い男は絶対にこれをする!」と言い切れるわけではありませんが、嫉妬深い男が取る行動には、いくつか共通点があります。まずは嫉妬深い男が取りやすい6つの行動を見てみましょう。

1. スケジュールや交友関係を把握したがる

あなたの彼氏は、あなたのすべてを把握しておきたがる管理魔だったりしませんか?

仕事は何時に終わるのかとか、女友達と遊ぶときもその証拠を出させたりとか、とにかくあなたについて「知らないことがあるのが嫌・ストレス」だと感じます

2. 他の男性のいるところでベタベタしてくる

「こいつは俺の女だ」とでも主張するように、人前でもベタベタとくっついてくることはありませんか?

自己主張がとても強く、常にあなたを「俺の女」だと周りに知らせたがることがあります。これは彼氏がいることを周りに知らせることで、言い寄る男を敬遠する意味があるのでしょう。

3. 可愛い格好や化粧で外出するのを嫌がる

せっかくのオシャレを楽しみたくても、化粧や服装にチェックが入ったりしませんか?

「あなたのためにオシャレしたいのに」と主張をしても、「他の男を誘惑する気か」「俺以外の男に性的な目で見られるのが嫌だ」と、あなたのかわいらしさを否定する傾向があります。

4. 男性の出席する飲み会などに行かせない

自分以外の男性がいる場に行くのを強く拒否したり、それに対して怒ったりしませんか?

「自分以外の男がいる=浮気をする」と勝手に被害妄想になることがあります。この場合「絶対にない」とどれだけ強く言ったとしても、嫉妬深い男の心が安らぐことはありません。

5. メールやLINEの返信がはやい

常に携帯を見ているかのように、あなたに対する返信が驚くほど早いことはありませんか?

あなたのことを常に気にかけているといえば聞こえはよいのですが、この場合はあなたにも同じ早さを求めることが多く、そんな要求を負担に感じることも多いかもしれません。

6. ルールを作りたがる

世間一般とは少しズれるけれど、2人の間で「しなければならない」、そんな特別なルールを作りたがりませんか?

「出かける際は予定と帰宅時間を報告する」「デートでは必ず手を繋ぐ」など、「なんでそんなことまで決められなきゃいけないの!?」となるようなルールを作ることで、2人の関係を縛り付けようとします

ナゼ嫉妬するの? 嫉妬深い男性の心理6つ

嫉妬深い男が取る行動に、心当たりのある女性もいたことでしょう。ではなぜそんな行動を取ってしまうのでしょうか。次に嫉妬深い男性の6つの心理を知り、その行動の謎を紐解いてみましょう。

1. 独占欲が強い

「嫉妬深い男=独占欲が強い」、これは容易に想像できるかと思います。人前でもベタベタしてきたり、自分以外の男がいる場所へ行くのを嫌がるのも、この独占欲からくる行動でしょう。

独占欲はそのまま「自分だけのもの」だと強く思う感情です。そのため自分以外の男の存在も許せませんし、それが揺らぐ可能性すら嫌う傾向があります。他にも「束縛する男」と言い換えることもできるでしょう。

2. 不安を感じやすい

「自分から離れていってしまうのではないか」「もう俺のこと好きじゃないのではないか」など、2人の関係を常に不安視してしまうタイプです。6つの行動の中では、あなたの可愛らしい格好を否定することが当てはまるでしょう。

このタイプは、「もしも」をまるで必ず起こる現実であるかのように考えてしまうため、ほんの少しの不安ですら受け入れることができません。元来心配症な男性に、よく見られるタイプです。

3. 承認欲求が強い

嫉妬深い男が求める承認欲求は、あなたからの愛です。「自分は彼女から必要とされているんだ」「こんなにも愛されているんだ」と、必要とされていることで、安心感を得ようとします

あなたからの連絡の早さを求めるのも、この承認欲求を満たすためかもしれません。他にもネガティブな発言をしてくる構ってちゃんのような言動が目立つようなら、この欲求承認が強いタイプだといえるでしょう。

4. 自信がない・劣等感が強い

「俺なんていつか捨てられてしまうかもしれない」「俺よりいい男がいたらきっと乗り換える気だ」と、あなたとの関係に自信が持てないタイプです。他にも自己肯定感が低く、劣等感を強く感じている男性も、同じタイプだといえます。

どれだけ強い安心感を与えても満足しないことがありますし、逆に与えすぎることであなたの気持ちを疑ってくることもあるでしょう。恋愛関係だけに関わらず、すべてにおいて自信が見られない性格であることが多い傾向があります。

5. コダワリが強い

「俺の彼女なんだからこうであるべき」「彼女とはこういうものだ」という自分だけのコダワリに従い、それをあなたにも強要してくるタイプです。それが自分だけの尺度だと考えているならまだしも、まるで世間一般みんながそうであるかのように振る舞う男性もいます。

2人だけのルールを作りたがるのも、このタイプの男性に見られる傾向です。この場合、そのコダワリを拒否すれば強い怒りを感じる場合が多く、彼女であるあなたが理不尽な思いをすることも少なくありません。

 6. プライドが高い

男としてのプライドが非常に高い場合も、嫉妬深い男になる可能性があります。「俺という彼氏がいるのに浮気するなんてあり得ない」「俺に相応しい女であるべき」など、あなたに求めるレベルも高くなりがちですし、それを当然だと考える場合がほとんどです。

また「浮気される=男として浮気相手に負ける」となるため、2人の愛のためではなく、自分のプライドのためにそれを許せないと感じます。世にいう俺様タイプの男性がなりやすいタイプといえるでしょう。

どう付き合えばいい? 嫉妬深いパートナーへの対処法6つ

嫉妬深い彼氏に辟易しているのであれば、別れるという選択肢も選べるかもしれません。しかしそれでもあなたが彼を愛しているのであれば、あなたの負担を軽減すべく、対策を練る必要があります。最後に嫉妬深い男に対する6つの対処法を見ていきましょう。

1. 愛情はこまめに伝える

不安である男性や自信がない男性、他にも承認欲求が強い男性にも効果があるのが、この「愛情をこまめに伝える=安心感を与える」という対処法です。2人の今後に不安がなければ、あなたに対する強い嫉妬深さも和らぐことでしょう。

「いつも一緒にいてくれてありがとう」「あなたのそういうところ大好き」など、「あなたが彼氏でいてくれて嬉しい」という喜びを伝えることで、彼氏の不安は取り除けます。これは例え彼氏が嫉妬深い男でなくても、良好な関係を築くのに大事なことですね。

2. 予定は前もって話しておく

あなたのすべてを把握しておきたがる管理魔な彼氏なのであれば、聞かれる前に、前もって予定を話す習慣をつけましょう。最初は面倒に感じるかもしれませんが、それで2人が平和になるのであれば、そのうち習慣となって負担に感じなくなるでしょう。

急遽決まった予定であってもすぐにその場で伝えたり、予定が変更になった時でも事後報告を避けるなどすることで、嫉妬深い男である彼氏の不安や怒りを抑えることができます。

3. 連絡はマメにする

「仕事が終わったから今から会社を出るよ」「今からお風呂入るから30分は連絡できないよ」など、あなたの「今」をこまめに教えてあげましょう。こうすることで「もしかしたら彼女は今俺以外の男といるかもしれない」なんておかしな妄想を防ぐことができます。

またこまめに連絡をすることで、「俺は彼女にとって大事な男なんだ」と認識してもらうこともできるでしょう。安心感を与える方法としても、とても有効な手段です。

4. よいところを積極的にほめる

「あなたはきちんと私に愛されていますよ」「私たちはとてもうまくいっているカップルですよ」と伝えるのに有効なのが、この彼氏のいいところを積極的に褒めるという方法です。

先ほどの「愛情はこまめに伝える」同様、彼氏が嫉妬深い男でなくても、行うことで良好な関係を築ける方法でもあるでしょう。「たまにしか言わない大きなこと」よりも「小さいことをしょっちゅう言う」方が、お互いが思いやりのある行動を取りやすくなる秘訣かもしれません。

 5. マイペースをつらぬく

これまでご紹介してきた4つの方法は、あなたが変わることで、嫉妬深い男である彼氏との関係を円滑にしようとするものでした。しかしもしあなたが「納得できない」「なんで私ばっかり」と思うのであれば、あなたらしいマイペースを貫いても構いません。

嫉妬深い男である彼氏と、衝突することも多いストレスはあるかもしれませんが、「俺の彼女はこういう人なんだ」と、いつか彼氏側が変わってくれる可能性もあるのです。一か八かといった方法ではありますが、「ムリをしない」というひとつの方法だといえるでしょう。

6. 別れる

今回ご紹介している対処法を試した後かもしれませんし、試す気すら起こらない状況かもしれません。どんなタイミングであれ、嫉妬深い男と付き合っていける自信がない、もしくは疲れたというのであれば、バッサリと別れるという選択肢を選びましょう。

あなたが我慢し続けることで続く関係は、必ずしも幸せな選択とは言えません。あなたが変わること・彼氏との関係を続けていくことなど、天秤にかけることで気付くこともあるかと思います。まずは自分はどうしたいかを、しっかりと見極めてみましょう。

嫉妬深い男性とつきあうには対策が必要!

「嫉妬する気持ちがこれっぽっちもわからない」そんな女性は少ないでしょう。多少なりともヤキモチを妬く気持ちや、2人の今後を憂う不安もわかるはずです。しかしそれが行き過ぎてしまえば、2人の関係に重い雲を落としかねません。

あなただけに負担がある関係を続けろとは言いませんが、あなたがこまめに愛情を表現したり連絡を入れることで、案外すんなりと嫉妬深い彼氏が素直になることもあるかもしれないのです

嫉妬深い男というのは、それだけあなたへの愛情の強さを示す証拠でもあるかもしれません。もしあなたが今後もそんな彼氏と関係を続けていきたいというのであれば、今回ご紹介した情報を参考にして、2人の円満な関係を模索してみてくださいね。