パートナーの浮気が発覚した場合、何のショックも受けないという人はいないことでしょう。とは言うものの、浮気を理由にして別れを決めてしまうことには、それなりのリスクが付きまとうのも事実です。そこで、相手の浮気を許し、今後に役立てる方法などをご紹介しましょう。
浮気を許す方法
教訓としてこれからに繋げる
恋愛関係に於いて、浮気というものが大きな問題であることは間違いありません。しかしながら、浮気を理由にして別れてしまうのではなく、相手を許して付き合い続ける中で、浮気を教訓として活かすという選択肢もあります。浮気をされた直後には、相手に対する不信感や猜疑心が強くなるかも知れませんが、少しずつでも信じるための努力をすれば、その気持ちは相手にも必ず伝わるはずです。
子供の事を考える
二人の間に子供がいる状況の中で、パートナーが浮気した場合、子供のことも考えた上で問題解決の方法を見つけ出す必要があります。親の離婚が、子供の将来に対して大きな影響を及ぼすことは間違いありません。子の親となった以上、パートナーへの恋愛感情以外に、果たすべき役割があることを忘れてはいけません。それでも、別れるという選択をする場合、二人でよく話し合って、親権や養育費の問題などをきちんと解決しておくことが大切です。
条件を付けて許す
相手の浮気を許そうという気にはなったものの、無条件で許容すると、相手が反省せず、また同じ過ちを繰り返すのではないかという不安を感じる場合があります。そのような場合には、何らかの条件を付けて、相手の浮気を許すというのも選択肢の一つです。例えば、二人の間で「もう一度浮気したら別れる」というルールを決めておけば、浮気が再発するリスクを減らすことができるでしょう。
浮気を許す心理
どうしても好きで浮気を許したい
パートナーに浮気された時、ショックに感じるのは誰しも同じことでしょう。しかしながら、そのような状況の中でも、相手に対する落胆よりも愛情が上回っている場合、浮気を許そうという気持ちになることもあります。相手のことが好きで好きでたまらない人にとって、けじめをつけて別れるのはたいへんな勇気の要ることでしょう。そのため、浮気をされたというハンディキャップを背負ってでも、離れたくない、一緒にいたいと考える訳です。
やり直して絆を深めたい
パートナーとの関係にマンネリ化を感じて、浮気をしてみたものの、やはり元の関係が一番良いと感じて、やり直したいと考える人も存在します。そのような場合、浮気によって崩れかけた信頼関係を取り戻し、さらに強いものとすることができるかも知れません。「雨降って地固まる」などという格言もあるように、二人で協力し合って浮気という試練を乗り越えれば、より深い関係を築くことができる可能性もあります。
もしかしたら自分にも悪い所があるかも
パートナーに浮気をされた場合、相手が一番悪いのは確かですが、自分自身も浮気の原因を作ってしまわなかったかどうかを考えてみましょう。例えば、相手に対して干渉が強過ぎたり、束縛したりすると、相手に嫌がられ、浮気されてしまう可能性があります。そのように、自分がされえ嫌なことをしなかったか冷静に考え直してみることで、浮気の原因を突き止め、教訓として活かすことができます。
浮気を許す彼氏編
彼女と向き合うきっかけが生まれた
浮気は、飽くまでも浮気であり、本気ではないという女性は、彼氏以外の男性に目移りしても、彼氏が本命であることに変わりはありません。そのような場合、浮気を別れの理由とするのではなく、彼女と向き合うための機会として活かすという選択肢があります。二人で相手の非を責め合うのではなく、腹を割って話し合えば、浮気の原因を突き止め、お互いの悪いところを改めて、より強い関係を築くことができるかも知れません。
やり直したいと思った
彼氏以外の男性に一時は気持ちが揺れ動いたものの、浮気をしてみて、改めて彼氏の良さが分かり、元通りの関係を取り戻したいと考える女性も存在します。浮気をしたことで、自分にとって彼氏が一番だと確認できたのであれば、浮気も無駄ではなかったと言えるかも知れません。ただし、そのような場合でも、彼女の浮気によって大きな精神的ショックを受けたことに違いはありません。したがって、相手が浮気を心底反省し、自分を一番愛しているということを確認する努力を怠ってはいけません。
これから先を考えたら浮気を許した
彼女にとって浮気が一時的な気の迷いであった場合、長い目で見れば、やはり彼氏が一番で、関係を修復したいと考えるかも知れません。そのような場合、一時の感情にとらわれて別れを決めてしまうのではなく、これから先のことを考えて、彼女の浮気を許すという方法もあります。お互いに相手のことが一番好きであれば、浮気という障害があっても、それを乗り越えて、より良い関係が築けるかも知れません。
浮気を許す彼女編
どうしても好きで許したい
彼氏のことが好き過ぎて、浮気をされたのも苦にならず、付き合い続けたいという女性も見受けられます。相手に対する愛情が強ければ強いほど、そのような心理状態になるのは無理のないこととも言えるでしょう。ただし、相手への愛情の強さを理由にして浮気を許そうと考える場合、これから先に待ち受けていることを考慮した上で、慎重な判断を下すことが大切です。浮気とは、相手に約束を破られたのも同然の行為なので、泣いたり怒鳴ったりしてでも、ショックの大きさを伝えるべきです。
子供の事を考えたら
子供のいる女性にとって、パートナーの浮気は、二人だけの問題として片づけるという訳にはゆきません。親が離婚すれば、子供の将来にもそれなりの影響が及ぶものです。したがって、相手の男性に裏切られたという思いがあっても、子供に対する愛情から、浮気を許そうという気持ちが生まれるかも知れません。そのような状況になれば、二人でもう一度じっくり話し合い、やり直すことのできる可能性も生じてきます。
離婚歴をつけたくない
浮気を原因として、婚姻関係にある二人が別れた場合、当然のことながら離婚歴がつくこととなります。離婚を検討する場合には、離婚したという経歴が、これから先にどのような影響を及ぼしてくるのかという問題にも気を配る必要があります。例えば、再婚したいという場合にも、離婚歴があることが有利にはならないでしょう。そのように、離婚歴をつけたくないという理由から、相手の浮気を許すという選択肢もあります。
まとめ
いかがでしたか？誰しも、パートナーに浮気されれば、大きな精神的ショックを受けることに違いはないでしょうが、それを許すことで、相手を失わずに済むばかりか、さらに多くのメリットが得られる可能性もあることがお分かりいただけたでしょう。
