好きな人や彼氏ができると、周りが見えなくなってしまったり、彼に尽くしすぎてしまうなど極端な行動をしていませんか?どんな人であっても、相手を頼ってとても親密な関係を持ちたいと考えるはずです。
しかし相手に対する執着や依存があまりにも激しいと、それは恋愛依存症の可能性があります。
恋愛依存症を克服するためには、まずは自分が恋愛依存症であるということを自覚することが大切です。
実際にどのような状態のことを恋愛依存症と呼ぶのかを正しく知ることが、恋愛依存症であることを自覚するための助けとなるはずです。
今回は、恋愛に依存しやすい女性の特徴と、恋愛依存症を克服するための方法についてご紹介していきます。
自分の行動を振り返って、恋愛に依存しすぎていないかどうか考えてみましょう。
恋愛依存症とは
まずは、恋愛依存症とはどのような状態を意味するのかについてご紹介していきます。
恋愛依存症とは恋愛なしではいられない状態
恋愛依存症の場合、彼氏・彼女がいる時は必要以上に相手に執着や依存してしまい、「あの人がいないと私は生きていけない。」と考え精神的に不安定になってしまいます。
恋愛をしていないと大きな不安を感じてしまい、相手との関係において幸せな時間が長く続かず苦しい場合でも、自分の生活の大半を恋愛につぎ込んでしまう状態に陥るのです。
また恋愛依存症の場合、周りの意見を一切聞き入れない傾向があります。彼氏の不誠実な行動に苦しむ姿を見て、周囲が「別れた方がいいんじゃないの?」と忠告してもそのことに耳を貸すことができないのです。
そしてその頑なな態度からどんどんと友人が離れて孤立してしまい、その結果さらに相手に依存するというスパイラルから抜け出せなくなってしまうのです。
恋愛依存症の症状と特徴
では次に、恋愛依存症の症状とその特徴についてご紹介していきます。
どんな人がなりやすい?恋愛依存症のセルフチェック
恋愛依存症になりやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか。まずはこちらの項目に自分自身が当てはまるかどうか、「はい」か「いいえ」で答えてみてください。
- 自分に自信がなく物事をネガティブに考えてしまう
- 感情表現が苦手で我慢してしまうことが多い
- 普段から人の意見に左右されることが多い
- 「見捨てられる」ことへの恐怖があり自分の意見が言えない
- 自信たっぷりなモテ男タイプの男性が好き
- 人から常に必要とされたい
- 罪悪感を感じやすい
- 好きでもない相手と付き合ってしまうことがある
- 過去の恋愛から恋愛に対してコンプレックスやトラウマがある
- 結婚適齢期で、彼を逃してはいけないという心理がある
- 両親との関係がうまくいっていない、または幼少期に家庭に問題を抱えていた
- 彼氏があまり途切れない
- 彼のスケジュールや交友関係を全部把握しないと気が済まない
- 自分に釣り合わないほど素敵な彼だと思う
- 自分に気持ちが向いているか不安になる時が多い
このチェック項目に対して3個以上「はい」と答えた人は、恋愛依存症に陥りやすい傾向があると言えます。
恋愛依存症のタイプは大きく分けると二つ
恋愛依存症には、共依存症と回避依存症の2タイプがあります。次は、その2タイプについて詳しくご紹介していきます。
共依存症
自分自身のことよりも他人の世話や問題解決に夢中になるタイプを共依存症と言います。共依存症タイプは女性に多いとされています。
共依存症の場合、「誰かに必要とされたい」という感情が非常に強いという特徴があります。「誰かに必要とされることが、自分自身が生きている価値である」という考えがあるため、自分の存在価値が他人しだいと感じています。
また、誰かを助けたいという考えを強く持っているのも共依存症タイプの特徴と言えます。誰かを助けることができれば、その人にとって自分が必要不可欠な存在になることができると考えているのです。
重大な問題を抱えている相手ほど、救った後の自分の満足感が高いため、性格面や情緒面に大きな問題がある相手を救おうと必死になります。
しかし救えなかった場合や自分の行為に感謝されなかった場合は、罪悪感に苦しんだり相手に怒りを向けることもあるのです。
このような態度を重いと感じて相手が距離を置こうとすると、共依存症タイプの人の不安を煽ってしまい、さらに依存度が高くなってしまうのです。
回避依存症
誰かと親密な関係になることを避けようとし、幸せになることが怖いと感じるタイプを回避依存症と言います。回避依存症タイプは男性に多いとされています。
人と距離を詰めることに恐れを抱きながらも、心の奥では、人に理解されたい、受け入れられたいという気持ちを強く抱いているのも回避依存症の特徴です。
回避依存症タイプは、人と一定の距離を保とうとしますが、恋愛においては最初はあたかも理想の人物であるかのように振舞って相手に近づきます。
人に受け入れられたい、理解されたいという考えが根底にあるため、相手を自分に惚れさせるということに快感を覚えるのです。
そして、相手が自分を求めてくれるような状況を作り上げていきます。
そして相手が自分に夢中になって自分に対する依存が高まったり、距離が近くなりすぎると、独占欲や支配欲を示されるのを恐れて相手から離れたくなってしまうのです。
しかし、自分の態度が冷たいからといって相手が他の人を探そうとしたり自分から離れていこうとすると、付き合い始めた頃のような優しさや愛情を見せて相手の気を引こうとします。
恋愛体質との違い
恋愛体質という言葉を友人との会話の中などで耳にすることもあるでしょう。次は、恋愛体質と恋愛依存症の違いについてご紹介します。
恋愛体質と恋愛依存症は違う
恋愛体質とは、惚れっぽく恋愛経験豊富で、彼氏が途切れないような人のことを指します。恋愛体質の場合は、彼氏がいる場合でも、次の相手を見つけてから別れるなど、ずっと恋愛をしている傾向があります。
恋愛に対してポジティブで、様々な恋愛を楽しみます。
それに対して恋愛依存症は、彼氏に対して必要以上に執着や依存してしまうのです。恋愛依存症の場合は、恋愛経験豊富かどうかはそれほど関係がなく、特定の相手を依存の対象とします。
そして他のことが何も手につかない状態になってしまうほどの執着を見せるのです。
簡単にまとめると、モテる事や素敵な出会いを楽しんで様々な相手と恋愛するのが恋愛体質、一人の相手に執着してイライラしたり苦しんだりしてしまうのが恋愛依存症なのです。
恋愛依存症の症状とは
恋愛依存症に陥ると、以下のような症状が現れます。
相手中心の生活になる・仕事や友達より彼を優先する
恋愛依存症になってしまうと、何よりも相手が大切だと感じるようになってしまい、仕事上の重要なことも無視して相手を最優先します。
その結果、日常生活に支障をきたすことも多々あるのです。
相手からの連絡がないと不安になる・嫌われたと感じる
相手からの連絡を待つことができないというのも恋愛依存症の症状です。自分が送ったメールに既読がついたかどうかが異常に気になったり、普段よりも返信が少し遅いだけで強い不安に襲われてしまいます。
そして返信がこない場合は「嫌われたかもしれない。」「嫌われるような振る舞いをしてしまったのかもしれない。」と考えて冷静でいられなくなってしまうのです。
高価なプレゼントを贈るのが当たり前になる
相手が自分の振る舞いによって喜んでくれる事や、相手に必要とされる事に幸せを感じますので、無理をしてでも高価なプレゼントをするという傾向もあります。
相手が「これが欲しいな。」と言ったものに対しては、どうしても自分が与えてあげたいと考えてしまうのです。
相手を失う恐怖が常にはなれない
相手と自分との間にトラブルが特にない時でも、常に相手を失う恐怖を抱えています。
恋愛依存症になると、相手の存在が自分の世界の全てになってしまうので、相手を失うと全てが崩れるような絶望を感じるのです。
そのことを常に恐れて、心から安心することができなくなってしまう傾向があります。
うまくいかない恋愛にもしがみつく
「彼を失ったらもう全ておしまいだ。
もう誰も私のことを必要としてくれなくなる。」と感じて、うまくいっていない恋愛であっても必死でしがみつきます。
どんなに相手からひどい扱いを受けたとしても、相手が自分の全てだと信じて疑いません。
相手に必要とされることが全てになる
相手に必要とされることに自分の存在価値を見出すので、相手のためならなんでもしてあげようとします。
自分自身が多少犠牲になってしまうようなことであっても、「彼が自分を必要としてくれるなら構わない。」と考えて無理な行動に出ることもあります。
自分の力で相手を変えてあげようと思う
相手が問題を抱えている場合、それを自分が救ってあげることで、自分が相手にとって唯一無二の存在になれると考えます。
そのため相手の問題によって自分に危害が加わることがあったとしても、必死に相手を変えてあげようとするのです。
相手を変えてあげることができた場合には、このうえないほどの達成感を感じます。
思い込みが激しくなり、理想を押し付けたり浮気してると決めつけたりする
常に「嫌われるかもしれない。」と心配しているので、思い込みが激しくなり、相手の些細な行動に対しても浮気しているのではないかと疑ってしまいます。思い込みが激しいので、相手への疑いが事実に間違いないと決めつけます。
また、自分の理想像を相手に当てはめ、それを押し付けようとします。
恋愛依存症の人にとっては自分が恋愛中心で相手のために動いているのだから、相手もそうするべきだという考えがあるのです。
友達の助言をきかなくなる
不誠実な相手との付き合いを見かねて友達が助言したとしても、一切その言葉には耳を貸しません。
それどころか、友達の助言に対して「私の大切な彼を侮辱した。」と感じ、友達に対して怒りを覚えることもあります。
暴力を受けても耐える
相手に暴力を振るわれたとしても、「彼には私がついていてあげるべき。」と考えて耐え続けます。
暴力のせいでどれほど怪我を負わされたとしても、「彼を救えるのは私だけ。」と強く思ってしまい、相手の救済者になろうとするのです。
友達が少なくなる・彼さえいればいいと思う
友達の助言を全く聞かないので、友達から距離を置かれるようになっていきます。
また、相手を中心とした生活を送るので、友達のための時間をとることは一切なく、どんどんと友達が少なくなっていくのです。
それでも「自分のそばには大切な彼がいるからそれだけで幸せ。」と考えてしまい、孤立していきます。
現実を見ない、相手の悪い部分を見ない、理想の恋愛像に近づけようとする
相手との関係を優先するばかりに自分の生活が危うくなっている場合でも、そのことから目を背けようとします。相手の悪い部分があったとしても「この人は最高の相手だから。」と思い込んで問題を直視しようとはしません。
とにかく相手を失うことを避けることに必死で、ほころびや問題があっても「私たちは完璧な関係なの。」と考えて理想の恋愛に近づけようとします。そう考えないと心の安定を保てなくなってしまうのです。
恋愛依存症がもたらす深刻な問題
次は、恋愛依存症がもたらす深刻な問題についてご紹介していきます。
共依存症と回避依存症が出会うと
恋愛依存症には、共依存症タイプと回避依存症タイプが存在すると先にご説明しました。では、共依存症タイプと回避依存症タイプが出会った場合、どのようなことが引き起こされるのでしょうか。
1.お互いのパワーに魅かれる
回避依存症者は、最初は美辞麗句を並べ理想の人物のような振る舞いをしますので、共依存症者は自己肯定感を高められたように感じて相手に強く惹かれます。そして回避依存症者は、共依存症者の弱さに魅力を感じるのです。
共依存症者は「この人は自分のことを理解してくれる。」と感じ、回避依存症者は「この人は自分が守ってあげなくては。」と考えてお互いに惹かれ合っていきます。
2.お互いを引き寄せあう
付き合い始めると、共依存症者は恋が実った高揚感を感じ、孤独や不安を乗り越えてようやく見つけた最高の相手に対する強い想いを抱き始めます。
回避依存症者は、相手から認められたり慕われることに強い快感を感じ、しばらくの間は良い関係が続きます。
3.感情的に追い詰められてくる
関係が深まっていくと、共依存症者は相手に対する要求をどんどんと強めていきます。関係が悪化したとしても、相手と別れることを避けるためにどんな状況でも耐え、自己管理能力が低下して何よりも相手を最優先していきます。
すると回避依存症者は相手の行動を重く感じて追い詰められ、相手に支配されている居心地の悪さを持つようになるのです。
4.見捨て、見捨てられる
共依存症者は相手が自分から離れていっていることに絶望し、孤独や不安虚無感を強く感じるようになります。また、相手の気持ちを取り戻すための計画を妄想し、その計画を脅迫的に実行することもあります。
回避依存症者は追い詰められる恐怖から逃げるために、タバコやアルコール、仕事やスポーツなどに頼って、共依存症者との関係を見捨てるのです。
5.繰り返す
共依存症者が自分から離れていこうとしているのを感じると、回避依存症者は、最初の頃のような「理想的な人物像」でまた相手に接し始めます。回避依存症者は相手と親密になるのを嫌がりますが、根底にある「誰かに理解されたい。受け入れられたい。」という気持ちから、このような行動に出るのです。
そして共依存症者は最初の頃のような「理想的な彼」の振る舞いに心を打たれ、「もう一度やり直そう。二度と失敗はしない。」と考えて関係を続けようとしてしまうのです。
しかし結局は同じことを繰り返すことになってしまい、お互いの苦しい関係から抜け出すことができなくなってしまいます。
恋愛依存症の人が振られてしまったときの禁断症状
次は、恋愛依存症の人が振られてしまった時の禁断症状についてご紹介します。
報復に出る・ストーカーになる
恋愛依存症の人が振られてしまうと、このうえないほどの大きな絶望を感じます。そして「あんなにも自分が尽くしたのに、どうしてわかってくれないのか。」と相手に強い怒りを覚えるのです。
絶望が大きい分、相手に対する怒りも大きく、自分を振ったことに対する報復をすることがあります。
また恋愛依存症者にとっては、相手のことをすぐに諦めることがとても難しく、相手が嫌がっている場合でもまた近づこうとしてストーカー化してしまうこともあるのです。
うつ病になる
相手に振られた時の絶望が大きいあまりに、うつ病になることもあります。
恋愛依存症だけに限らず、依存症を抱えている人は自己肯定感がとても低い傾向があります。
そのため「もう自分はおしまいだ。」ととても深く落ち込んでしまいうつ病を発症してしまうのです。
仕事を休む・友達がいなくなる・お金を取られる・DVを受けるなどがあっても離れられなくなる
振られるまでは相手に依存した生活を送っているので、友達がどんどん離れて孤立していきます。そして振られた後には、励ましてくれるような友達はすでに周囲にはいない状態になってしまいます。
振られると自分の世界の全てを失ったように感じるため、気分が深く沈みこんで無気力になり、仕事に行くことも難しくなって生活に支障が出ることもあります。
また「こんなつらい思いは二度としたくない。」と考えるため、次の相手ができた時にお金を取られたりDVを受けることがあっても「自分が我慢すれば、今回は彼を失わずに済む。」と感じてひたすらに耐え、離れることが難しくなってしまいます。
恋愛依存症の原因と克服するための12の方法
次は恋愛依存症の原因と克服するためにするべき対処法についてご紹介していきます。
恋愛依存症の原因
深刻な問題をもたらす恋愛依存症はどのようなことが原因で引き起こされるのでしょうか。まずは恋愛依存症の原因についてご説明していきます。
アダルトチルドレン(幼少期に親と時間を過ごせなかった・両親からの愛情不足)
幼少期に親からの虐待を受けていたり、両親が常に家庭内で喧嘩していたなど、「親が親としての役割を果たさない家庭で育った人」のことをアダルトチルドレンと言います。
また、その真逆で親があまりにも厳しすぎたり、世間体ばかりを気にしていた場合もアダルトチルドレンに当てはまります。
アダルトチルドレンは自己肯定感が低く、強い承認欲求を持っています。そのため「自分なんかとこの人は付き合ってくれる。」「この人に必要とされたい。」と考える傾向が強いのです。
幼少期に親に甘えることができなかった分、恋愛相手にそれを求めてしまうのです。
自分に自信がない
自分に自信がないことも、恋愛依存症の原因となります。
自分に自信がない人は、他人から愛されることで自分の存在意義を確かめようとしてしまうのです。
自分で自分のことを好きになることができないため、他人に自分を好きになってもらいたいと感じるのです。
過去の恋愛のトラウマ
過去の恋愛にトラウマがある場合、例えばひどいDVを受けていたり、ひどい振られ方をした経験などによって深く傷ついていることも、恋愛依存症の原因となります。
深く傷ついているため、その寂しさを癒してほしいと感じて、現在の相手に強く依存してしまうのです。
スマートフォンの普及により相手を知ることに依存
スマートフォンが普及したことも恋愛依存症を引き起こす原因の一つとなっています。
最近はスマートフォンを使うことで、相手の行動や趣味、仕事の状況までSNSで簡単にチェックすることができます。
そのため相手の行動やスケジュールを細かくチェックしないと落ち着かない人が増えてしまっているのです。
このケースでは、恋愛依存とスマートフォン依存が同時に進行しており、症状が軽い分自覚しにくく、治すためには長い時間がかかる傾向があります。
恋愛依存症の克服方法
次は恋愛依存症の克服方法についてご紹介します。
自分で自分をきちんと愛する・周りと比べない
自分で自分のことをきちんと愛する努力をしてみましょう。自分のことをきちんと愛することができれば、自分のことをもっと大切にすることができるはずです。また、周りと比べないこともとても重要です。
「人は人。私は私。」と考えて、自立した行動を心がけましょう。
スマートフォンとの付き合い方を見直す
スマートフォンを手放せなくなっているのであれば、スマートフォンから少し距離を置くことも、恋愛依存症を克服することにつながります。
相手の行動が気になってSNSをチェックしてばかりでは、どんどん相手に固執してしまいます。
スマートフォンとの付き合い方を意識的に見直しましょう。
彼にあまり求めすぎない
相手にあまりにも多くのことを求めすぎないようにしてください。
要求がどんどん高まってしまうと、相手への固執もどんどんと高まってしまいます。
また、あまりにも多くのことを求めるのは相手にとっても負担であり、関係悪化を招いてしまうということを覚えておきましょう。
彼なしで没頭できる趣味を持つ・自分の時間を充実させる
没頭できる趣味を持ったり自分の時間を充実させることも大切です。彼がいなくても、自分自身の時間を楽しむことができれば、自然と視野が広がり恋愛だけに依存することがなくなるはずです。
友達やカウンセラーに相談する・心療内科にかかる
周囲の意見に耳を傾けることも忘れてはいけません。友達のアドバイスをきちんと聞く努力をしましょう。
また、本気で恋愛依存症から抜け出したいと考えているのであれば、カウンセラーに相談したり、心療内科にかかることもおすすめです。プロの力を借りれば、恋愛依存症を根本から改善することにつながるでしょう。
自分の気持ちばかりを押し付けない
自分の気持ちばかりを押し付けるのはやめましょう。「自分はこんなにしてあげているのだから、彼にもこうしてほしい!」と考えるのはとても自分勝手なことだということを知るべきです。
気持ちの押し付けを止めることができれば、お互いを尊重しあった関係になれるはずです。
良い距離感を保てるように努力する
いつも相手に合わせて全てのスケジュールを組んだりするのではなく、会う頻度をコントロールするなど良い距離感を保つ努力をしてください。
良い距離感を保つことができれば、相手のことばかりで頭がいっぱいという状況を避けることができるはずです。
周りの人のいいところを見つける・周りに愛を与える
恋愛相手だけでなく、周りの人に目を向けることも大切です。
彼氏だけに向けていた思いやりや愛情をきちんと周りにも向けると、自然と友達も増えていきます。
そうすることで、交友関係が充実し、彼氏だけに依存することもなくなるでしょう。
経済的にも余裕を持つ・自分だけの居場所を確保する
経済的に余裕を持つと、精神的な余裕を持つこともできます。経済的な余裕を持つことで、様々なやりたいことを実現しやすくなりますので、自分の時間を充実させることにもつながります。
ペットを飼う
恋愛依存症になってしまう人は寂しがりという傾向があります。家族のように愛することができるペットがいれば、寂しさを埋めることができるでしょう。飼い主である自分のことを必要としてくれるペットの存在は、大きな心の支えとなるはずです。
自分なりの恋愛ルールを作る
自分なりの恋愛ルールをきちんと持つことができれば、気持ちが暴走して相手に依存してしまうこともないでしょう。
その恋愛ルールを守る努力をすれば、きちんと彼との距離を保つことができるはずです。
NOが言える女性がモテるということを知る
NOが言える女性は、自分の意見を持った強い芯のある女性です。強い芯のある女性は魅力的に見えるに違いありません。
なんでも彼の言いなりになってばかりでは、魅力的な女性にはなれないということをきちんと理解しましょう。
恋愛依存から脱却して本当の恋愛と向き合えば、幸せな未来が待っている!
今回は、恋愛に依存しやすい女性の特徴や恋愛依存症の克服方法についてご紹介しました。
恋愛に依存しすぎると、精神的に自分を苦しめてしまううえに、幸せな関係を続けることができなくなってしまいます。
ご紹介した克服方法を実践して、自立した女性としての行動を心がけてみてください。
また自分自身で改善することが難しい場合は、カウンセリングに通ってみましょう。
適切な治療を受ければ、きちんと治すこともできるはずです。
依存から脱却することができれば、お互いを尊重し合うことができる相手と素晴らしい恋愛ができるはずです。恋愛依存症を克服して、幸せな未来を手に入れましょう。