早漏女とは?意外と多い超敏感タイプ女性の悩みと対策法

  

「早漏」は、オーラルセックスだけですぐにイッてしまったり、挿入しても3分ともたずに射精してしまったりする体質で、男性にとっては大きな悩みとなるものです。しかし、実は女性でも早漏で悩んでいる人がいることをご存知でしょうか。

女性の早漏?早漏女?なかなかピンとこないと思いますが、人によっては触られるだけでイッてしまう超敏感なタイプで、女性の早漏ならではの悩みがあります。そこで、早漏女の特徴やタイプ、特有の悩みや対策法について解説します。

早漏女って何?!

早漏ということばは男性のためにだけあると思っていた人がほとんどではないでしょうか。早漏女というとすぐに潮を吹いてしまうようなイメージがありますが、そうではなく異常に早くオーガズムに達してしまうことを指します。

セックスをしていてもイッた経験がまだないという女性もいるなかで、すぐに絶頂に達することができるのは羨ましいと思われるかもしれませんが、男性には理解してもらえない深刻な悩みを抱えている女性も少なくありません。早漏女という言葉についてもう少し詳しく説明しましょう。

『早漏女』という男性向けビデオのタイトルがある

一般的にはあまりなじみのない「早漏女」という言葉ですが、アダルトビデオのタイトルやネットの動画などで検索すると数多くの作品があることがわかるでしょう。男性の趣味や嗜好にもよりますが、AVでは、ストーリ性を重視してセックスシーンが少ないものより、何度もイキまくる女性の姿が描かれているエロい作品の方が人気があります。

早漏女をテーマとしたAVには、ちょっと卑猥な言葉をかけるだけでグッショリと濡れてしまい、強い刺激を与えないでも、体中をビクビクさせながらイキまくる女性が登場します。オーガズムに達するまでの時間が短く、何度も繰り返しイクので男性にはたまらないものとなっています。

敏感すぎて悩んでいる女性のことを『早漏女』と表現する

早漏女をネットで検索するとAV作品などとは別に、早漏であることに深刻に悩んでいる女性の相談やアドバイスなどもみることができます。すぐにクライマックスに達することに悩むなんてもったいないと思うかもしれませんが、当事者にとってはゆっくりと満足する時間もなく爆イキして後はぐったりしてしまうとか、何度も繰り返しイッてしまって体がクタクタになる割には満足できないといった大きな悩みがあります。

早漏というと一般的に射精が早い男性を指すことになるため、敢えて「早漏女」という言葉で区別して表現することがあります。

『早漏女』特有の悩みとは


「セックスに痛みを伴いあまり好きではない」「それほど興奮しないので絶頂感を味わったことがない」という女性からみれば、すぐにイク、何度も繰り返してイクことができる早漏女はうらやましいものです。

しかし、敏感過ぎてちょっと触られただけでイッてしまう女性には、早漏女でなければわからない特有の悩みがあります。そこで、早漏女特有の3つの悩みについて説明します。

触られただけで絶頂

超敏感な女性は、触られる前から下着がグッショリと濡れた状態となり、ちょっと触られただけで異常な快感が電気のように体に走り抜けます。刺激に弱いだけでなくメンタル面でもイキやすいので、好きな彼氏と一緒にいるだけでかなり興奮し、キスされた瞬間にオーガズムに達する女性もいます。

初めて彼とセックスをする際に、まだ刺激されていないのにグショグショの性器を見られたり、ちょっと触られただけで爆イキする姿を見られたりすると、遊び慣れ、やり慣れしている女性と思われてしまうのではないかと、不安になることもあるでしょう。

快感すぎて疲れる

早漏女には、イキやすいだけでなく何度も繰り返しオーガズムを迎えるタイプもいます。一般的に男女を問わず、射精したり、オーガズムに達したりした直後の性器はとても敏感で、快感ではなく麻痺した感覚があるため、触られるのも拒否するものです。

早漏女はイッた直後に刺激されてもそれを受け入れてしまい、また続けてイッてしまいます。休む暇もなく快感が続くので、クタクタに疲れてしまうという大きな悩みもあるのです。

即イキで満足感がまったくない

早漏女は、愛撫に時間をかけて挿入するといった通常の流れでセックスを楽しむことができず、場合によってはクリトリスをちょっと刺激されただけでイッてしまいます。セックスは、ソフトな愛撫から徐々にハードなものに変化させ、興奮や快感が高まったところで挿入するので、最高の絶頂を迎えられます。

超敏感な女性は、セックスのプロセスを楽しむことなく即イキしてしまうので、好きな相手とセックスしたという満足感を得られにくいという悩みがあります。

『早漏女』にはいくつかタイプがある


男性の場合は、早漏は我慢できず射精してしまうことを指すので、射精後にすぐにセックスを繰り返すことはできません。しかし、女性の早漏の場合は、感じすぎてオーガズムに早く達するものの、その後すぐにセックスができるタイプもいます。

何回も続けてイクことができるのは男性からみれば羨ましい限りですが、それはそれで激しい疲れや満足してイクことができないなどの悩みも伴うものです。そこで、早漏女と呼ばれる人の典型的な2つのタイプについて説明します。

とにかく深くイキまくり敏感になりすぎてしまうタイプ

超敏感な女性は、ちょっとした刺激でイッてしまいそれを何度も繰り返す傾向があるものですが、なかには敏感過ぎて繰り返すことができないほどの深いオーガズムでイッてしまう女性もいます。

時間をかけて興奮や快感を高めてやっとたどりつくような絶頂をすぐに迎えてしまうだけでなく、深いオーガズムであるため、イッた後に敏感になりすぎて体全身が麻痺したような状態になりしばらく動けないこともあります。これからというときにそういう状態になれば、男性に不満が残ってしまうのは仕方ないでしょう。

即イキ・何度もイッてしまうタイプ

それほど強い刺激を受けるわけでもないのに、乳首やクリトリスなどの性感帯を触られるだけですぐにイッてしまうタイプはすぐに昇天してしまうものの、すぐにまたイクことができそれを何度も繰り返すことができる2つを兼ね備えている場合があります。

時間をかけずに何度も繰り返しイカせることができるので、男性にとっては興奮する相手となりますが、女性は短時間で何度もオーガズムに達するためクタクタになってしまいます。

『早漏女』の対策法とは


超敏感ですぐにイッてしまう女性は感度がいいと男性に重宝がられるかもしれませんが、本人はオーガズムをゆっくりと味わうことができず、セックスする度に疲れて嫌になってしまうこともあります。

早漏女と呼ばれる超敏感な女性が少しでも普通にオーガズムを迎えられるようにするためには、どんな対策をすればいいのでしょうか。自分でできる方法、パートナーに協力してもらう方法について説明します。

自己開発(自慰)で馴らす

早漏を自覚している男性は、オナニーでわざと強い刺激を与えたり、寸止めを繰り返したりして早くイカないようなトレーニングをしています。

女性の早漏対策も同じで、オナニーを利用してソフトタッチで寸止めを繰り返したり、バイブなどの道具を使ったりして早くイカないようにトレーニングを重ねることが大切です。あくまでもすぐにイカせないための練習なので、通常はオナニーの目的となる快感を得るということに固執しないようにしましょう。

パートナーと悩みを共有する

決まったパートナーがいれば、セックスの回数を重ねるうえで彼女がとても敏感でイキやすい体質であることは、十分理解しているはずです。男性にとっては、何回でもイク、すぐにイク女性はたまらないものですが、早漏女であることの悩みをきちんと伝えて、協力を依頼しましょう。

男性は女性をイカせることに大きな喜びを感じるため、悩みを伝えないとセックスの度に何度もイカされることになります。疲れ果ててセックスが嫌いになってしまう前に、悩みを共有するようにしましょう。

パートナーの愛撫やセックス法を見直してもらう

基本的に男性は女性を感じさせることに達成感や満足感を得るとともに興奮も高まるため、できるだけイカせようとします。1回のセックスで何度もイカせることができれば、ドヤ顔で自慢することでしょう。しかし、それが女性の本位でない場合は、早漏で悩んでいることを伝え、具体的な愛撫や挿入の仕方を見直してもらうようにお願いしましょう。

指や舌を使っての愛撫は激しくせずに、ソフトタッチのみで刺激を与えイキそうになったら中断すること、挿入したらすぐに動かすのではなく、しばらく挿入したままの状態を維持してゆっくりと動かしては止めるというピストン運動をすること、などを実践してみるといいえでしょう。

リラックスできるセックスに切り替える

男性には射精の後に訪れる賢者タイムがあることが知られています。セックスの途中で理性が先行する賢者タイムのような時間を持つことは難しいものですが、クライマックスを迎える前に冷静になる時間をもつのも早漏の対策となるのではないでしょうか。

普通のマッサージや会話を楽しみ、セックスの時間を少しでも長くすることを目標にしてスローセックスに切り替えるのもひとつの方法と言えるでしょう。

まとめ


早漏は自分の意に反して我慢できずに射精してしまう男性のことを指す言葉として知られていますが、最近では「早漏女」で悩む女性がいると話題になっています。好きな人とのセックスすることを思い浮かべるだけで性器がグッショリと濡れてしまい、ちょっと触られただけで爆イキしてしまったり、即イキを何度も繰り返してしまったりする女性が早漏女と呼ばれています。

オーガズムを簡単に何度も味わえるのでうらやましいと思われがちですが、満足できるセックスができず、体だけがクタクタに疲れてしまうという悩みもあります。パートナーがいるのであれば、愛撫や挿入の仕方などを見直してもらって早漏対策に協力してもらうようにすると問題が解消できるでしょう。