カップルデートの定番となっているカラオケ。会員になるとリーズナブルな料金で利用できることから月に何度も利用するという人も少なくないでしょう。カラオケはむしゃくしゃした気分やストレスを解消するにもうってつけであるだけでなく、ノリノリ気分になって2人の距離も急接近することができます。
カラオケルームというとプライベートな密室の空間であり、カラオケ以外の目的で使用するカップルも見受けられます。そこで、カラオケエッチするカップルの心理やカラオケエッチにともなう数々のリスク、カラオケを活用してエッチにもちこむテクニックなどについて解説します。
カラオケでエッチをするカップルの心理
カラオケをカップルで利用する場合、単にカラオケを2人だけで楽しみたいという時以外にも、終電を逃して始発までの時間潰しに使う、デートの休憩場所として使用する、などさまざまな活用の仕方があります。
しかし、中にはカラオケ以外の目的としてエッチするためにカラオケルームを使用するカップルも少なくありません。目的外使用であり常識として許されるものではありませんが、なぜカラオケでエッチするのか、その心理について探ってみました。
コスパが良いから
カラオケがオープンした当初は、1時間1人当たりの料金が数千円ということも珍しくなく、頻繁に利用するには料金設定が高いものでした。しかし、今ではワンドリンク注文すれば、ルーム使用料はほとんど無料というカラオケ店も多く、時間を気にすることなく利用できるようになっています。
ラブホを使ってエッチするためには安いところでもやはり数千円はかかってしまうことから、カラオケのコスパのよさもカップルのエッチに利用されてしまう大きな要因となっていることがわかります。
薄暗いから
カラオケルームは、ミラーボールやスポットライトなど、アーティスト気分を味わえるさまざまな照明設備が整っており、ムーディな曲に合わせて部屋を暗くすることもできます。
また、基本的にカラオケルームの照明は暗めになっているため、イチャつきやすい、エッチな気分になりやすいという特徴があるのも否定できないでしょう。照明が明るすぎる部屋では、なんとなくエッチする気分にはなりにくいものです。
ホテル代がかからない
若い世代のカップルでエッチをする上での最も大きな問題はラブホ代などにかかる費用ではないでしょうか。エッチは頻繁にしたいけど、その度にホテルを使っていたら他に回すお金が全くなくなってしまうという現状があることから、自宅やときに公園などで済ませてしまうということもあるでしょう。
カラオケルームは、ほとんど密室でプライバシーが守られるうえに、リーズナブルな料金設定であるため使い勝手のよさ、価格の安さからエッチに活用するカップルが多いと言えるのではないでしょうか。
イチャイチャしやすいから
カラオケルームでは、飲食物をオーダーしない限り、いきなりスタッフなどの他人が部屋に入ってくることはありません。ほぼ完璧な密室状態であり、周りを気にしたり、遠慮したりする必要も全くありません。
照明は基本的に暗めに設定されており、ソファなどには仕切りがないためカップルが密着しやすい環境が整っています。初めはカラオケに夢中になっていても、2人の距離が急接近してスキンシップする回数が多くなれば、エッチへと発展するのも納得できます。
ラブホテルよりも誘いやすい
カップルが付き合い始めて間もない頃は、男性がエッチしたくてたまらなくても簡単にホテルに誘うことができません。ラブホテルはホテルのなかでもリーズナブルであるだけでなく、セックスするのに適した設備や環境が整っているためぴったりなのですが、初エッチで「今日、ラブホ行こう」と言われて、身構えない女性はいないでしょう。
カラオケは歌を歌いに行くという主たる目的があるため、デートの場所としても誘いやすく自然な流れのなかでエッチに持っていきやすい場所でもあります。男性にとってもあからさまにラブホに誘うよりは、女性を誘いやすいというメリットがあります。
カラオケでエッチがおすすめできない理由
カラオケ店では原則としてカラオケ目的以外の部屋の使用は禁止しています。密室であることから犯罪に利用される可能性もあるため、監視カメラが設置されているところがほとんどでしょう。
監視カメラ以外にもカラオケでエッチすることをおすすめできない理由はたくさんあります。主な理由についていくつかみてみましょう。
カメラが設置されていることが多い
カラオケルームは、受付をしてそのまま部屋を利用するシステムであり、基本的に誰でも利用することが可能です。不特定多数の人間が入れ代わり立ち代わり利用するため、ドラッグやレイプなど犯罪に使用される可能性がないとも言えません。
最近では、犯罪を未然に防ぐために監視カメラが設置されているカラオケ店が多くなっています。部屋のなかでの行動が全て丸見えの状態なので、エッチするにはリスクがあり過ぎると言えるでしょう。
外から見える
カラオケがオープンした当時は、木製や金属製のドアで中の様子を外から見ることは全くできないものでした。しかし、密室でさまざまな事案が発生したことを受け、最近ではスモークガラスの一部が透明ガラスに置き替えられるなど、外から中の様子が見えるようなつくりになっています。
お店のスタッフだけでなく、カラオケを利用している客がトイレに行ったり、休憩のために部屋の外に出たりする際には、漏れてくる歌やドアの外から見えるシルエットが気になって覗いてみたくなるものです。いつ誰にみられているかわからない状況でのエッチは危険です。
意外と音が漏れる
カラオケルームは、それぞれのルームで大音量で音楽を流して歌ってもそれほど気になりません。それは、使用している部屋で大音量で音楽が流れていることに大きく影響しています。カラオケに疲れてしばらく歌わないでいると、近隣の部屋から歌う声や話し声が聞こえてきたという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
音楽で喘ぎ声を消しているつもりでも、壁を伝って肉声だけが響くこともあるため、カラオケでのエッチでは音漏れにもリスクが伴います。
扉を開けられることがある
カラオケルームの各部屋には基本的に鍵はありません。中からだけでなく外からもいつでも扉が開けられる状態となっています。お店のスタッフは、飲食物を提供する時以外にはほとんど部屋に入ってくることはありませんが、何らかの事情で突然入ってくる可能性もあります。
また、アルコールが入った別な客が部屋を間違えて開けてしまう可能性は高く、エッチしている最中にいきなり扉を開けられたら大きな騒動になってしまうことでしょう。
不衛生
カラオケルームでは、不特定多数の客が入れ代わり立ち代わり部屋を利用します。店側が除菌や滅菌に最も気を遣うのは、直接口をつける可能性が高いマイクや手で触るリモコン機器であって、ソファや床などは営業時間中に清掃する暇はほとんどありません。
床やソファに押し倒してエッチすれば、雑菌もいっぱいで感染症にかかってしまうおそれもあります。飲み過ぎた客が嘔吐したり、尿を漏らしたりしているかもしれないと考えれば、とてもエッチする気分にはならないでしょう。
出入り禁止になる
カラオケ店では健全なレジャーを提供しているため、カラオケ以外の目的で部屋を利用する客に対しては常に目を光らせています。監視カメラの設置やスタッフの廊下の巡回もその一環と言えるでしょう。
万が一、スタッフが部屋のなかでエッチしているところを発見した場合、または、他の客からのクレームが入った場合は、厳重に注意をされるだけでなく今後一切出入りが禁止される可能性もあることを理解しておきましょう。
通報されることもある
カラオケは、性サービスを提供する風俗店でもセックスをすることを前提としたラブホテルでもありません。目的外に部屋を利用することで法に触れることをした場合は、警察に通報されても仕方ありません。
カラオケルームで外から第三者が見える状況のなかでエッチをしていれば、公然猥褻罪が立派に成立します。家族や知人にも事情が知れ渡って、とても恥ずかしい思いをすることにならないよう注意しましょう。
カラオケからエッチに誘う方法
カラオケルームを使ってエッチすることには問題が多すぎるため、おすすめはできません。何よりもカラオケはエッチ目的で行くところではないということを理解しておく必要があります。
ただ、カラオケを活用してエッチへと持ち込むことには何の問題もなく、ことばや態度だけでなかなかエッチを誘えないという男性には効果的なアイテムとしておすすめです。そこで、カラオケからエッチに誘う方法について説明します。
ムードがある選曲にする
カラオケはグループで楽しむ時には、ノリノリの曲を選曲するのが普通でしょう。みんなで盛り上げようとしているのに一人だけ聞かせる歌を歌ったら引かれてしまうこともあります。
しかし、カップルでエッチに持ち込むためにカラオケを活用する場合には、ノリノリの曲ばかりではムードを作ることができません。ロマンティックな愛やエッチを表現した赤裸々な歌などを意識的に選曲して、エッチな雰囲気をつくるのも大切なことです。
女性が喜ぶ曲を選ぶ
カラオケ好きな人のなかには一度マイクを握ったらずっと離さずに歌いっぱなしというタイプもいます。カップルで利用する場合は、交互に歌ったり、デュエットしたりするのが定番でしょう。
前半でノリのいい曲を歌って一旦盛り上げてから、後半では彼女の胸に響くような愛の歌を選曲するとそのギャップからキュンキュンさせることもできるでしょう。日頃から女性が好きな男性アーティストや楽曲をリサーチしておくことが大切です。
歌やダンスで楽しませる
それほどデートの回数を重ねていない場合、2人っきりで密室にいるという状況に耐えられないこともあります。初エッチがまだの場合は、警戒心も強いためなかなかリラックスできないこともあるでしょう。
そんな時には男性の方から盛り上がるノリのいい曲を選曲して、オーバーに楽し気に歌ったり、踊ったりする姿をみせると彼女からも自然に笑顔がこぼれるようになり、警戒心もなくなるでしょう。本格的にエッチに誘う前段階として必要なプロセスです。
手をつなぐ
初エッチがまだの場合は、身体的な接触もそれほどないはずです。女性はいきなりエッチに持ち込まれるよりもスキンシップを徐々に重ねた方が、警戒感も薄れリラックスすることができます。
歌を歌いながら曲調や歌詞の力を借りて勢いで手をつないでみるのもいいでしょう。手をつなぐことに慣れればスキンシップの第一段階はクリアということになり、次のステップにも進みやすくなるものです。
アルコールを勧める
付き合っている女性のタイプにもよりますが、いつも理性的で自律的な傾向がある真面目な女性はなかなか本心を見せたり、隙をつくったりしないものです。デート中も常に緊張して男性の出方を伺っていることでしょう。
そんな女性をリラックスさせるためにアルコールを勧めるという方法もあります。お酒が強くないのであれば、甘くてアルコール度が低めのカクテルがいいでしょう。あくまでも女性をリラックスさせることが目的なので、アルコールで潰してエッチするというような卑怯なやり方はNGです。
ボディタッチをして焦らす
カラオケで気分が解放されるとともにアルコールが少し入れば、女性も徐々に大胆な行動をとるようになります。手をつなぐ、頭を撫でる、などスキンシップを重ねていっても問題がなければ、エッチの前段階となるボディタッチにシフトチェンジします。
抱きしめる手前、キスする手前でおあずけにするなど、ボディタッチだけを繰り返して焦らすことで、女性の方からもキスしてきたり、男性の体を触ってきたりと、大胆な行動を引き出すことができます。
まとめ
ドリンク代だけのリーズナブルな料金で利用できるカラオケは、カップルのデート場所としてもよく利用されるものです。密室でプライベートな空間となるためエッチしたくなる気分にもなりますが、監視カメラが設置してあり、場合によっては通報されてしまうこともあるため、カラオケルームでエッチするのは避けた方がいいでしょう。
カラオケを初エッチの雰囲気づくりやスキンシップ、ボディタッチに活用することはできるので、ことばや態度だけでエッチに踏み込めない場合は、カラオケの力を借りるのもおすすめです。