床上手ということばを聞いたことがあるでしょうか。なんとなく古めかしい響きのことばですが、今、床上手な女性が最高にモテていると言います。床上手というと、床、つまりベッドでのテクニックに秀でていてセックスで男性を喜ばすことができるというイメージがあります。
しかし、本当の意味の床上手は、セックステクニックだけでなく、言動や振る舞い全てにおいて男性を喜ばせ、気持ちよくさせるスキルを身につけていることを指すと言われています。そこで、床上手とは具体的にどういうことを指すのか、床上手な女性がなぜモテるのか、床上手な女性になるためのコツやポイントはなんなのか、などについて解説します。
床上手って?
床上手は古くから伝わっていることばであり、古風な言い回しにはなりますが「床あしらいが上手」という意味になります。日本には書物にも記載がみられるように、古くから「遊郭」「お茶屋」と呼ばれる男性相手の遊技場がありました。そこで男性にサービスを提供する遊女たちの客に対するあしらいや振る舞い全般をさすものとして床上手ということばが使われていたという説もあります。
セックステクニックに秀でていて男性に性的な快感を提供することだけではなく、男性の優越感や征服感などといったメンタル面でも気持ちよくさせることができることを床上手といいます。
ベッドのテクニックがある
床上手な女性は、セックス以外の振る舞いやあしらい方全般に高いスキルを持っていることが条件となりますが、やはり要となるのはベッドでのテクニックがあることです。フェラチオや騎乗位やバックで自ら巧みな腰使いを駆使して男性を喜ばせることができる女性は、床上手であると言えるでしょう。
床上手は、セックスの経験人数が多いことで決まるものではありません。セックスへの探求心や向上心があれば一人のパートナーとの経験でも床上手になれる可能性はあります。もともとセックスが好き、快感に対して貪欲であることも床上手な女性の条件と言えるでしょう。
感度が良い
男性はセックスで性感帯であるペニスを中心に強い刺激を受けることで快感を得ます。しかし、それだけではなく、自分のテクニックによって女性が感じ喘ぐ姿をみて、優越感や征服感が満たされるとともにさらに興奮するものです。
感度のいい女性を嫌いな男性はいません。どんなに愛撫しても全く反応してくれない女性であれば、途中で冷めてしまうことでしょう。指や口での愛撫、挿入やピストン運動で激しく反応してくれる感度のいい女性は、さらに男性の興奮を高めるものとなります。
振る舞いが上手な人
床上手は、もともと遊女の男性に対するあしらい方や振る舞い方を指すものでもあるため、ベッド以外での言動も重要なポイントとなるものです。男性に対して思いやりをもち、一歩下がって男性を立ててあげる優しさも床上手の条件となります。
セックステクニックだけでなく、気遣いや思いやりによって男性の優越感や支配感を満たし、常に気持ちよくさせてくれる女性はモテて当然でしょう。床上手な女性になるためには、セックステクニックを磨くだけでなく日頃の言動を改めることも必要です。
床上手な女性がモテるのは何故?
品があっていつも流行のファッションに身を包み、可愛い笑顔を振りまく女性は男性受けがいいものです。彼女候補にもよくあがるタイプですが、つきあってベッドインするとなぜかすぐに飽きられてしまうこともあります。それには、体の相性やセックステクニックだけが問題となるのではなく、普段の言動が関係していることもあるでしょう。
床上手な女性は、ベッドのなかだけでなく普段の振る舞いでも魅力を感じさせます。可愛いだけの女性よりも床上手な女性がモテるのには、どんな理由があるのかについて説明します。
飽きない
床上手な女性は、コミュニケーション能力にも秀でており、ウイットに富んだ会話や他人への気遣いなどで人を飽きさせることがありません。床上手というとセックスの面だけがクローズアップされるイメージがありますが、実は、ベッド以外の振る舞い全般に魅力を感じることができる女性です。
もちろん、セックスでも臨機応変な対応で男性が望むさまざまな体位にも果敢にチャレンジしてくれるため、回数を重ねてもマンネリ化する、飽きるということがありません。床上手な女性にはいわゆる人間力と言われるものもあるのでしょう。
男性を立てる
床上手な女性はどのようなことにも積極的な姿勢で臨むことが多いものですが、男性に尽くす気持ちも忘れていません。強い自己主張や自分さえ気持ちよければいいといった身勝手な言動を慎むことから、意識しなくても男性を立てることができます。
自分本位で一方的に快感を得るだけのセックスに耽ることもなく、男性にも気持ちよくなってもらおうと積極的に奉仕します。ベッドでもそれ以外の場所でも、自分がどのように振る舞えば男性を立てることができるのかを熟知していると言えるでしょう。
セックスを楽しめる
セックスが大好きな男性は、変化に富んだ刺激のあるプレイを好みます。一方的に女性を攻めて喜ばせることも好きですが、それだけだと回数を重ねるごとに飽きてしまうことがあります。床上手な女性は、自分が気持ちがいいポイントやプレイを伝えて上手に誘導することができるため、男性は女性を感じさせているという喜びや優越感に浸ることができます。
また、女性からの適度な逆襲で男性を積極的に喜ばせることができるテクニックも持っているため、セックスを重ねる度に新しい発見があることでしょう。
床上手な女性を見分ける方法
一般的に男性は性欲がとても旺盛で、いつもエッチなことを考えています。ある程度経験を積むと、より感じる、楽しめるセックスを求めるようになるため、相手選びにも慎重になることでしょう。目利きがきくようになるというと語弊があるかもしれませんが、セックスの回数を重ねると女性の普段の言動から床上手かどうかを見極めることができるようになります。
そこで、男性が女性の何気ない普段の行動からどのようにして床上手な女性を見分けているのか、具体的なポイントをあげて説明します。
恥じらいがある
床上手な女性というと、常に積極的で男性をたちまち虜にしてしまうイメージがあるものです。ベッドでも積極的に自分から攻めることもあるため、普段の行動も大胆と思われがちでしょう。しかし、実際には自己主張はそれほど強くなく、周りの人を立てて気持ちよくする能力にもたけています。
男性が好む仕草や言動も心得ているので、恥じらいも忘れません。男性は恥じらう女性の姿をみて、かまってやりたい、支配したいという気持ちがつのるものです。ベッドでの羞恥心も忘れないようにし、恥ずかしいけど感じているという姿をみせることが大切です。
おいしそうに食べる
食欲と性欲には通じるものがあるという話を聞いたことはありませんか。一般的に女性は、上品にみせるために料理を小さな一口サイズに切って、少しずつ食べる傾向があります。確かに下品には見えませんが、おいしそうにも見えません。
大きな口ていっぱい食べる女性は、見ていて気持ちがいいだけでなく性欲も凄そうだと思わせます。おいしそうにいっぱい食べる姿を見せても平気というオープンな性格は、ベッドにも深く関係することでしょう。男性は、おいしそうにいっぱい食べる女性は、大胆に恥ずかしがらずに快感も貪ると思うものです。
自分の要求をきちんと伝える
床上手な女性は、ベッドだけでなく普段のコミュニケーション能力にも秀でています。コミュニケーション能力とは、ただ相手の言うことに耳を傾けるだけでなく相手の気分を損なわずに自分の要求を伝えてそうなるように誘導することを言います。
消極的な受け身な態度だけでは自分というものが感じられず、ベッドでも男性を楽しませるための積極的な動きに期待できません。セックスには適度な積極性も必要となります。謙虚さを持ちながらも、自分の要求はきちんと伝えられるようにしましょう。
思いやりがある
合コンなどの席で、自然にお皿やコップを回したり、料理を取り分けたりしてくれる女性がいます。男性はそのような姿を見ていない素振りをしながらしっかりとチェックしています。また、同性同士の会話で聞き手に回って相手を尊重するような言動をしている女性にはついつい目がいくものです。
周囲に気を配ることができる人、思いやりがある人は、相手が何を求めているかを察することが上手です。ベッドでも男性の求めていることを先回りして応えることができるため、床上手と思われる可能性が高くなります。
話が合う
床上手な女性は気遣いが上手で、場の雰囲気を読んで機転の利く言動ができます。セックスの前の話がなかなかかみ合わないと会話が途切れて、ベッドインまでもちこめないことがあります。床上手な女性は、ユーモアも持ち合わせていて、人の話を聞いたり、話を合わせたりすることもできます。
彼氏や好意のある男性に対しては、会話中の気遣いを忘れず相手が気持ちよく楽しく話せるように心掛けましょう。男性は話が合う、楽しいと感じれば、ベッドでの相性もいいと思い込むことでしょう。
年上の女性
AV界でも熟女ブームは未だに人気が衰えていません。男性は女性に対して支配欲や征服欲があるものですが、その一方で年上の女性から奉仕されたいという願望も持っているものです。年上の女性は、それまでの豊富な経験からセックステクニックを持っているとともにベッド以外の気遣いも上手です。
男性はいつも女性をリードしなくてはならないという強い使命感をもっているものですが、年上の女性であれば、力むことなく甘えることもできます。年上の女性は、性的な快感だけでなく男性をいい気持にさせてくれる存在であると言えるでしょう。
床上手な女性になる方法
究極の選択とはなりますが、男性に料理上手と床上手ならどちらを選ぶかと聞いたところ、半数以上が床上手と答えたというデータもあります。食欲と性欲は睡眠欲と並んで人間の三大欲求に含まれているものですが、やはりエッチ好きな男性は床上手な女性を好む傾向があることがわかります。
床上手な女性はそれほどモテるということですが、何も努力なしに床上手な女性になることはできません。そこで、これからでも間に合う床上手な女性になるための方法について具体的に説明しましょう。
甘え上手になる
床上手な女性は、男性に無理強いすることなく上手に誘導して気づかないうちに主導権を握ることができます。本来、男性は女性を喜ばせることが好きですが、女性の方からそれとなくしてもらえると嬉しいことなどを教えてもらえると自信をもって行動できるので助かります。
セックスで気持ちいいポイントやプレイを恥ずかしがらずに甘えてお願いされると男性は興奮が高まり、さらに激しく愛してくれます。甘ったるい猫なで声でお願いされて嫌な気持ちになる男性はいないでしょう。まずは、遠慮しないで甘えることができるよう努力してみましょう。
自分から攻める
床上手な女性のひとつに条件にベッドでのテクニックに秀でているという点があります。一般的に女性は、マグロ状態で男性から刺激されることに身を任せる傾向があります。攻め好きな男性にとっては嬉しいことですが、それだけだと回数を重ねるごとに新鮮味がなくなってしまいます。
床上手な女性は自ら進んでフェラをしたり、騎乗位で激しく腰を使ったりなど、受け身だけでなく積極的に攻めます。風俗の経験がある男性は、女性からの攻めの気持ちよさを知っています。積極的に攻めて男性を虜にしましょう。
男性のセックスを褒める
床上手な女性は、セックステクニックや積極性があるイケイケ系だけということではありません。ベッド以外でも振る舞い全般が上手であり、思いやりや機転のよさも持ち合わせています。自分が優位に立つことを好むのではなく他人を立てることにも秀でており、人前で男性を立てることにもそつがありません。
男性はセックスで女性を喜ばせたい、感じさせるテクニックを身につけたいと思うものです。確固たる自信があるわけではないため、男性から聞かれる前にセックスがよかったこと、とても満足できたことなどを伝えて褒めると大きな自信につながるものです。
セックスに積極的になる
床上手な女性はベッド以外の振る舞いなども魅力的なものですが、やはりセックスで男性を喜ばせることができるかということが重要な条件となります。もともとセックスが好きでよりよい快感を得るための向上心がないとセックスには積極的になれないでしょう。
セックスに積極的になるということは、何もガツガツして男性を攻めまくるということではありません。恥じらいを捨てて快感に素直になり、感じる時には思い切り感じる、自ら腰を激しく振ってさらなる快感を求める、男性にも強い快感を与える、などのことが必要となるでしょう。
まとめ
男性が夢中になる床上手な女性。セックスへの探求心や向上心が高く、積極的に快感を得よう、与えようという姿勢があることも床上手の大切な条件です。しかし、本当の床上手はベッドのなかだけがポイントとなるわけではありません。
床上手な女性には、男性を立てることや周囲への気遣い、臨機応変な態度で人との関係をうまく築くことができる能力も必要です。男性が普段の言動で見分ける床上手な女性のポイントや床上手な女性になるためのコツなどを理解して、男性を虜にしてみませんか。