こじらせ女子の特徴。私ってこじらせ女子?原因を知って卒業しよう

  
こじらせ女子

最近よく耳にするようになった「こじらせ女子」。自分に自信がないというのを考えると、私ってこじらせ女子なのでは?と不安に思うことも。特徴や、なってしまった原因を知って、もしも当てはまるのなら卒業して女らしさを身につけましょう。

こじらせ女子の具体的な特徴

自己評価がとても低い

もしもあなたが「自分なんて」と自己否定をするような言葉をよく使うとしたら、もしかしてこじらせ女子かもしれません。こじらせ女子の特徴は、自己評価がとても低いこと。相手から褒められても素直に言葉を受け取ることができないほど、極度に卑屈です。

たとえば宴会の席で「かわいいね」と褒められても、本気で「そんなことない。なんでそんなこと言うの」と突っかかってしまったりして、褒めたほうも、褒められたほうもなんだか損したような気分になってしまうことも。

ネガティブ思考は、本人だけではなく陰で他人に不快感を与えている可能性があるので、できればこじらせ女子は卒業したいものですよね。

他人に対して攻撃的な態度で接する

思考がネガティブなため、自分だけではなく相手のアラや欠点が目についてしまい、そのことをあげつらったりするので他人とあまりうまくいきません。たとえ褒められたとしても、自己評価が低すぎるので、それを素直に受け取れないのです。

内心の傷つきやすさを隠すため、本心でなかったとしても、斜めに構えて攻撃的な態度で接してしまいます。自分自身のことを外見も性格もブスだと思っているので、相手に対してひどい態度を取ったことを後で悩んだり、「だから私はダメなんだ」とさらにこじらせます。

甘えたり心を開くことが苦手

もしも相手になにかしてもらったときに、モテ女の場合は素直に「ありがとう」ということができますが、こじらせ女子の場合は「すみません」と謝ってしまうことが多いかも。相手に悪い気がして、うまく甘えることができないのです。

たとえば重いものを男性が持とうとしてくれたとき、「すみません」と言ったり、「あ、自分でできますから」と荷物を抱え込んだりはしていないでしょうか?あまり素直になれないのもかわいくないですよ。

にっこり笑って「ありがとう」というのはまだ難しいかもしれませんが、下心があるのではと疑うよりも素直に相手の好意を喜べるようになりましょう。

幸せそうな人に嫉妬の感情を抱く

こじらせ女子は、キラキラして現実を楽しんでいるような人が苦手です。自分とそういう人たちは違う。自分はあのようにキラキラすることはないと思い込んでいるのですが、心のどこかではうらやましいと思っているので嫉妬の感情を抱いてしまいます。

女子力の高い女性が彼氏などを連れて歩いていると、服装や態度をつんけんと批判してしまったりすることも。こじらせ女子がやっかいなのは、相手に嫉妬したり批判をするばかりで、自分自身を反省して幸せをつかもうと動き出さないこと。

うらやんでばかりではなにも変わりません。相手は相手、自分は自分。自分自身の幸福のことを考え始めましょう。

行動力がなく引きこもっている

自分自身の女性に対して自信がないゆえに、内向的になってしまうのがこのパターンです。別に本当に部屋に引きこもって社会から隔絶しているわけではありません。誘われて気が向けば、飲み会にも参加します。

ただ、飲み会の席では楽しそうに騒いでいる雰囲気に合わせることができず、末席でサラダをつつきながらスマホを眺めていたりします。大勢の中でも一人でいることを好むのがこじらせ女子の特徴です。

そんなわけで、休日も外へ出て大勢と遊ぶよりは、家の中でPCに向かうことを好みます。外に出ないので交際関係が狭まり、どんどん自分の世界に閉じこもっていきます。

1人で行動することに抵抗がない

自分自身の世界観を持ち、大勢と群れることを好まないこじらせ女子は、たいていなにをするにも1人で行います。1人ラーメン、1人焼き肉、ひいては1人テーマパークも気にせず行ってしまうかも。

とくに腐女子パターンのこじらせ女子の場合は、グッズを買いに行ったりイベントに参加するなど1人行動を満喫して楽しみます。それはそれで楽しければ良いのですが、あまりに1人に慣れすぎると交友関係が狭まり恋愛などからも遠ざかってしまいますよ。

1人を楽しむことができるのは強みです。でも、そればかりになってしまっては自分自身のためになりません。誰かと楽しみや喜び、悲しみを共有できるのことの素晴らしさを知ってほしいと思います。

こじらせ女子になってしまう理由

こじらせ女子になってしまう理由

婚活の失敗が続き疲弊してしまった

こじらせ女子は、喪女とは異なります。引きこもって恋愛などから遠ざかっているわけではなく、興味もあれば彼氏がほしいと思うこともあります。

こじらせ女子にもさまざまなタイプがありますが、なってしまった原因の一つとして婚活の失敗が続いてしまった場合があげられます。もともとは積極的に結婚相手を探していたのですが、気に入った相手から断られ続けたりしたため、自分の女性に対しての自信がなくなってしまったのです。

男性から否定されるのは辛い経験です。「私なんてどうせ女性としてダメなんだわ」と卑屈になるのも仕方ないかもしれませんね。

漫画や映画の世界に現実逃避している

こじらせ女子はたいていの場合、大勢で群れることよりも1人でいることを好みます。休日などは家にいてテレビやPCに向かい合っていることが多いでしょう。

その際にはまってしまうのが漫画や映画の世界です。特に恋愛に関してはボーイズラブ=BLという男性同士の恋愛を描いたジャンルを好む傾向もあります。その世界では出てくるのはイケメンばかり。そして女性が主人公ではないため、少女漫画に出てくるようなステキな女性と自分を比較して落ち込むこともありません。

このタイプは、恋愛に対して強いあこがれを抱きすぎてしまいます。理想と現実の区別がつかなくなるとさらに恋愛から遠ざかってしまうので、現実逃避もほどほどにしておきましょう。

過去の恋愛にトラウマがある

過去に手ひどく好きな人から振られたり、彼氏を嫌な女に略奪されたりしたトラウマがあると、恋愛に対する自信を失ってしまいます。いいなと思う人が現れても、「彼には自分なんてつりあわない」などと勝手に思い、自分から行動に移すことができません。

条件付きの婚活や、レベルの高い女性が多く来るような合コンでは、こじらせ女子は消極的になってしまって良さが発揮できない可能性があるかも。ネットでの婚活なども考えてみるとよいかもしれません。

家族と仲が良すぎる

家族仲が良いのはよいことです。でも、あまりに居心地が良く、両親から「リトルプリンセス」のように大事にされすぎると、外に出て別の女性と比較されたりすることを恐れるようになってしまいます。いわゆる内弁慶ですね。

家の中であまり自己否定されることがないので、心の痛みに対する耐性が低く、外の世界でちょっと悪口を言われただけで深く傷ついてしまったりします。そして「私の良さをわかってくれるのは家族だけね」などと、家に引きこもりがちになります。

できれば実家から出て、一人暮らしなどを始めてみるといいでしょう。新しい生活の中で前向きに挑戦せざるをえなくなるので簡単にこじらせ女子を脱出することも可能です。

いじめを受けたことがある

学生時代や職場などでいじめを受けたことがあると、自己否定が強くなりこじらせ女子に発展してしまうことがあります。いじめというのは、いじめる側が相手を否定し、劣等感を植え付ける行為です。なかなか心の傷を回復するのは難しいでしょう。

まずは、いまの自分を受け入れることから始めましょう。いじめるのはいじめる側が悪いのであって、いじめられる側は悪くありません。恋愛をしてステキな彼氏ができれば、その彼はあなたの良いところをたくさん見つけ、認めてくれるでしょう。

恋愛から遠ざかるのではなく、自分のことを好きだと認めてくれる人を探してみてはいかがでしょうか。

女友達とばかりつるんでいる

こじらせ女子は、こじらせ女子同士で仲良くなる傾向もあります。30過ぎてくると、既婚者と独身者という風に徐々に棲み分けができてくるもの。その中で、結婚していく友人に向かって毒を吐いている独身女子は、こじらせている可能性が高いかもしれません。

友人の晴れの結婚という幸せの門出。その際にお祝いよりも「おっさんじゃん」「収入低くない?大丈夫?」など水を差すようなことを。相手の幸せを素直に受け止めることができないのです。

毒を吐く独身女性たちは、なぜか集う傾向があります。その集まりに異性は入りません。彼女たちは異性の批評はするけれど深く関わろうとしません。そこまで止まりなのです。

 

こじらせ女子から脱出する方法

こじらせ女子から脱出する方法

褒められた時は素直に受け入れる

「かわいいね」など褒め言葉をいただいたときには、素直に「ありがとう」と口にしましょう。相手の言葉の裏を読む必要もなければ、私なんてと卑下をする必要もありません。

褒められた部分は、他人が発見してくれた長所です。自分自身では気づいてあげられなかった長所を大事にしてあげてください。それがきっと自信につながります。

理想はきっぱりと捨てる

映画やドラマ、漫画などに出てくる登場人物はほとんど全部イケメンです。そして、現実にはそのようなことは起こりません。理想の男性や、理想の結婚生活ばかり追いかけていくと婚期を逃してしまいます。40代を過ぎて、まだ白馬の王子様を待っている女性をどう思いますか?

またこじらせ女子たちは他人の幸福に対して嫉妬したり、素直に喜んだりできないため、友人が彼氏を作ったり結婚しても「おめでとう」が言えません。自分の中の理想の男性基準が高いため、ルックス、収入、職業などなどケチをつけたくなってしまうのです。それではせっかくの数少ない友人さえ遠ざかってしまいます。

理想はきっぱり捨てましょう。そして現実を見ます。もしも周りに幸せそうなカップルがいたら「幸せそうで良いな」と素直に感じてみてはいかがでしょうか。

色んな事に挑戦してみる

引きこもりがちになってしまうと、自分の世界に閉じこもり視野が狭くなってしまいます。自分のテリトリーの中でしか強くなれないとしたら、それは少しさみしいことです。

自分が作り出した殻を破ってみましょう。こじらせ女子は、別に大きな欠点があるわけではないのです。自己評価が低くて自分からいろいろな出会いを遠ざけてしまっているだけなのです。

少し考えかたを変えるだけで新しい自分に変わるのは簡単。まずはこれまで足を伸ばさなかった場所に行き、出会うはずもなかった人と出会ってみましょう。こじらせ女子を卒業するヒントを得ることができるでしょうから。

苦手なタイプとも付き合ってみる

こじらせ女子の苦手なタイプというと、キラキラと輝く自信たっぷりの女性たち。女性らしさを振りかざしているタイプの女の子たち。そして異性などですね。

苦手なタイプに極力近づかないようにするのがこじらせ女子ですが、卒業するためにあえて苦手なタイプとも接点を持ってみてはいかがでしょうか。

こじらせ女子たちは苦手なタイプを頭の中で勝手にイメージしているものですが、つきあってみると意外に相手の良いところや見習いたいところが見えてくるものです。自分の価値観がひっくり返ること。これもこじらせ女子を卒業する一つのきっかけとなります。

他人を認めることを覚える

こじらせ女子は、多くの場合自分だけではなく相手も否定します。卑屈なのにどこか上から目線で他者を批評してしまうんですよね。まずは、自分の、そして他人の良いところを見いだしましょう。

そして良いところを見つけたら、それを受け入れてください。さらに勇気がでるようでしたら、相手に良いところを伝えてみましょう。だれでも褒められたり、認められたらうれしいものです。相手が喜ぶことができるのが大人の女性です。

女性らしい格好をしてみる

自分自身の女性性を肯定しましょう。わざと男っぽい服装をする必要はありません。いつもTシャツにジーンズという出で立ちなら、たまにはワンピースやスカートをはいてみましょう。

「自分には似合わない」と思っているのは自分だけです。友人や知人にいつもと違うと指摘されたら、軽くイメージチェンジしてみたと切り返せばすむだけ。

特に異性は、女性が女性らしい格好をしているのを好みます。新しい出会いが待っているかもしれませんよ。

1人暮らしをして自立する

誰かに依存して生活しているのはとても楽。でも、誰かに頼っていると自信をつけることは難しいものです。ひとつ思い切って、1人暮らしをして自立をしてみてはいかがでしょうか。

料理や洗濯をしてくれていた母親がいなければ、自分が動くしかありません。自然と活動的になるし、できることは増えていくので良いことづくめです。いままでできなかったことができるようになるのは楽しい。

その楽しさをしれば、もっともっと外に出て行くことができるでしょう。卑下せず、ありのままの自分を受け入れることが大切です。自立している女性は、誰がみても格好良いのですから。

 

こじらせ女子を卒業するために女らしさを身につけよう

こじらせ女子を卒業するために女らしさを身につけよう

こじらせ女子は自信がないので、それを隠すためにわざと男っぽい格好をしてみたり、現実の男性に興味がない振りをしてしまいます。また、幸せそうなカップルを観察しては批評をしてしまうので周りからは「かわいくない」と思われてしまうのです。

イメージチェンジもかねてワンピースなどのかわいい服装を着てみましょう。そして、休日は家の中でPCの前に座っていないで、外に出て新しい場所で新しい人たちと交流してみましょう。もしくは、思い切って実家を出て自立しましょう。

できることを増やし、自分や他人の良いところを素直に受け止めること。それがこじらせ女子を卒業する方法です。こじらせ女子は、別に大きな欠点があるわけではありません。自分自身の受け止めかた一つで変わることができるのです。