ヴァギナとはどの部分?最高の快感を得るための方法

  

皆さんは、ヴァギナという言葉を耳にした事があるかとおもわれます。なんとなく女性器の事を指しているとお考えでしょうけれど、具体的にどこを指して「ヴァギナ」というのか、ご存知の方は少ないでしょう。

ラテン語でヴァギナは「Vagina」と書き、由来としては剣の鞘、または鞘状の構造を意味します。解剖学でこのヴァギナは、膣・鞘(包膜)の事を指します。

ですから、いわゆる女性器の外側の花びら部分のすぐ中ほどから膣内にかけてを「ヴァギナ」といいます。大体皆さんのご想像通りでしたか?

外側から見える花びら部分を除く、少し開くと見える部分から女性器の中までがヴァギナで、ほぼ女性器全体を指していると解釈していいでしょう。

ヴァギナの意味は?女性器を部分ごとに解説

ヴァギナとは!男性器を受け入れる部分

それではここから具体的にヴァギナについてご説明していきましょう。簡単にいいますと、「穴」の事をヴァギナといいます。

「穴」の事ですので、男性器を受け入れるメインの穴の部分をいいます。長さや幅は個人差がありますが大体10cm前後です。

ヴァギナの機能

・内性器からの分泌物や月経時の経血を対外に排出する

おりものや生理時の経血を排出する道の役割があります。

・セックス時に男性器を受け入れ、締め付けによって精子を体内に取り込む

セックスの時、ヴァギナに男性のペニスを挿入すると、女性のヴァギナがまず快感を得ます。すると自動的にペニスを締め付け、今度はペニスに快感を与えるのです。

そして男性はペニスを出し入れし、ピストン運動を行い射精します。その精子をヴァギナが受け止め、卵子まで精子を運び受精に導くという働きをします。

・出産時には産道になる

女性が妊娠し出産する時、このヴァギナが赤ちゃんの通る道、すなわち産道となります。帝王切開でお腹を切って出産する場合以外は、全てこのヴァギナを通って赤ちゃんは生まれてきます。

名器とはどんなヴァギナのこと?

1.数の子天井

ヴァギナの役割が理解できたところで、ここから本題のヴァギナにおける快感の部分を掘り下げていきましょう。

まずは名器といわれるのはどんなヴァギナをいうのでしょうか。最初にご紹介するのは数の子天井といわれるヴァギナです。

女性器に指を入れ、お腹側の壁を触るとザラザラとした感触がする部分があります。これは女性なら誰でもそうなっています。

ですが名器といわれる数の子天井はこのザラザラ感がはっきりと広範囲に渡ってあります。まるで数の子のような感触から数の子天井といわれています。

2.俵締め

男性のペニスを米俵に見立てて、それを締め付けるヴァギナを俵締めといいます。これには色々なタイプがあり、ヴァギナの一部分だけがギュッと締め付ける俵締め、何段階かに分かれて締め付ける俵締めなど様々です。

3.タコ壷

ネーミング通り、ヴァギナ全体で吸いこむように締め付ける感じをタコ壷といいます。

別名を「イソギンチャク」ともいい、男性からしたらなんとも気持ち良さそうなネーミングといえます。

4.ミミズ千匹

このミミズ千匹もそのままのイメージで、ヴァギナの中がウネウネと動き、まるでミミズが中でうごめいているかのような感触から、このようにいわれます。なんともいえない刺激が名器といわれるのでしょう。

ヴァギナに快感を与えて潤いを保つための方法

1.指でヴァギナの入り口の膣口を優しく縦に撫でる

セックスの時、女性のヴァギナが十分に濡れていないと痛いだけで快感にはつながりません。このような事を避けるために、男性のペニスを挿入する前はヴァギナを愛液で十分潤わせておかなければいけないでしょう。

セックスの経験が浅い女性は、男性の指で刺激される事に慣れない事から濡れずらいという事もあります。ですからまずはご自分でその刺激に慣れておく事が大事です。

手を清潔にしてから、静かにヴァギナの入り口付近を上から下へ、また下から上へ優しく撫でるように刺激してみましょう。

こうする事でヴァギナは快感を得て、徐々に濡れてくるでしょう。

2.指でタップするように膣口から徐々に中を刺激する

ご自分でヴァギナへの刺激をした後、濡れてくるのを確認したら、ゆっくりと中への刺激も試みてみましょう。

ペタペタとタップし、外からの刺激に慣れてきたら次は中を刺激して快感を得られる場所を確認する事です。

3.Gスポットを見つける

・膣口から4~5cm入ったところのお腹側のザラザラしたところ

Gスポットは女性のヴァギナには必ず存在する場所ですが、はっきりとわからないという女性が多いのも事実です。

これはGスポットの場所がいきなり触っても快感を得られないというややこしい構造になっている事から、開発されていないと気持ち良くないという現象が起きます。

場所は先ほど「数の子天井」について書きましたが、ちょうどその辺りです。膣口からおよそ5cm未満、お腹側のザラザラした場所にあります。

人により深さはまちまち、快感を覚える刺激の仕方もまちまちです。

4.Gスポットを優しく刺激する

厄介な事にこのGスポットは、場所が分かったからといって指を入れて刺激してもいきなり快感は感じません。

クリトリスや乳首などで女性が十分に「気持ち良くなってから」じゃないと触っても気持ちよくないのです。

ですから、ご自分でGスポットを開発しようと考えたら、まずは他の部分を刺激して、快感を十分に感じてからGスポットの刺激にうつりましょう。

身体が十分に興奮してくると、Gスポットはふっくらと膨らんできます。その様な状態になったら、優しく擦る・ちょっと押してみるなどして刺激を加えていきましょう。

5.時には電動器具を使い刺激してあげる

ヴァギナの中へのアプローチは、ご自分で開発する場合少々やりづらいという事があるでしょう。そんな時はアダルトグッズなどを用いて刺激するのはいかがでしょうか。

挿入型のバイブなどは、手が疲れない事から簡単にヴァギナの中の気持ちいい部分を探り当てる事ができるでしょう。

また、電動なので強さの段階もいろいろ選べます。慣れない最初は微弱から始めて、気持の良い箇所がわかったら強い刺激を与えてみましょう。

バイブによっては、振動をリズミカルに変化させてくれるものもあります。ご自分が一番気持ちよい刺激を選んで、ヴァギナの開発ができるでしょう。

ヴァギナに潤いを保ちいつまでも若さをキープしよう

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ヴァギナが十分に濡れるという事は、イコール気持ちがいいという事です。ヴァギナは快感を得られなければ愛液を分泌させません。

そのためには、ご自分はどこの部分が一番気持ちよいのかを知っている必要があります。

パートナーとのセックスも、気持の良い場所を知らなければヴァギナは十分に潤わず、「俺では気持ちよくないのかな」などと相手をがっかりさせてしまう事になります。

まずはご自分でヴァギナを開発し、パートナーにもっとも快感を得られる箇所を伝えましょう。快感=潤いである事は間違いありません。