あなたの彼氏はどんなタイプの男性でしょうか。俺について来いのオラオラタイプ?それとも彼女一番の王子様タイプですか?色んな彼氏のタイプがある中で、ちょっと困ってしまうのが「女々しい彼氏」ですよね。
付き合っていても、ここぞという時に決めてくれない!頼りがいもない!なんて女々しい男は最悪です。彼女の立場としては、やっぱり守ってもらいたいし甘えたい…。でも女々しい男が彼氏だったらそれは夢のまた夢という事になってしまいます。
オラオラ過ぎる彼氏は嫌だけど、女々しいのはもっとイヤ!女心は複雑なんです。嫌だからといってお別れを考える前に、今回はそんな頼りない彼氏を解析し、女々しい男から脱却させるべく検証していきましょう。
女々しい男の7つの特徴
①ナヨナヨしていて行動力がない
まずは女々しい男の特徴から掘り下げていきましょう。女々しい男の特徴として一番目にあげられるのがこれです。ナヨナヨして行動力がない!男が女々しいといわれてしまう一番の原因といえます。
行動力があればナヨナヨはしません。ナヨナヨしているから行動力がないのか、それは定かではありませんが…とにかく自分から考えて何か行動を起こすなんて事がないんですね。
②すぐに泣く
自分が究極になった時、すぐに泣くのも女々しい男の特徴です。感激屋で情にもろいから泣くという事ではまったくありません。「どうしよう…どうしよう…」という女々しい感情から涙してしまうんです。
③ネガティブ
女々しい男はとにかくネガティブな人が多いです。事の結末をすべて悪い方向に考えてしまうのが特徴といえます。性分がそもそもネガティブなので、何事もクヨクヨと悩みがちです。この性分が元となり様々な女々しさに発展していきます。
④決断力がない
彼女とのデートで何をするか決められない、仕事でもどちらか一つに決断出来ないなど、どれか一つに決めなければいけない場面で決断力がないのが女々しい男です。
何事も”言い切る”勇気がないためにいざという場面で迷ってしまうのです。自分が決断した事が正しいのか、間違っているのかなどと余計な事も考えてしまいます。相手はこう決断した自分を変に思わないかなども気になる様です。
⑤言い訳をよくする
会話の中で「だって〇〇だから…。」というワードが多いのが女々しい男の特徴です。自分が言った事にいつも自信がないので、その意見に対して自分はこういう風に思ったという言い訳をします。
分かってもらいたいという気持ちは理解できますが、そこにいちいち”だって”や”でも”が付くのはいただけません。他人から女々しいと思われる原因となってしまいますよね。
⑥甘えん坊
女々しい男は、誰かを守るという考えはありません。そんな事よりも自分を中心に考えてもらいたいと常に思っています。してあげる側ではなくて、される側になりたいのです。
そうしていれば責任がないので楽ですよね。一人っ子や末っ子、母親の愛情を過剰に受けて育った男性に甘えん坊は多い様です。
⑦人のせいにする
女々しい男は、物事の責任が最後に自分にのしかかる事を嫌います。また、最後に自分が尻拭いをしなくていい様に、自分は関係ないとアピールします。「僕はそう思わないけど、○○さんはそう言ってた」などと自分以外の人のせいにして逃げる事ばかり考えてしまうでしょう。
女々しくなる男性心理
1.責任を取りたくない
それでは、女々しい男の心の中を覗いてみましょう。誰でも面倒な事はイヤですよね。女々しい男は特にそれを嫌い、逃げる事ばかりいつも考えています。
最後の最後で責任が自分に降りかかっても、処理する自信がないと密かに怯えています。「他の誰かがなんとかしてくれないかな…。自分は責任をかぶりたくない!」などと考えてしまうんですね。
2.失敗するのが怖い
「もし自分がしくじったら、悪者にされてしまうんじゃないか…。そんなの困る!」と、先の事を気にします。考え方がネガティブなので、まだ起こっていない出来事を勝手に悪い方へ想像してしまうんですね。
”もし〇〇だったら”と先に考えてしまうため、怖くて自発的に行動を起こす事ができないのです。自分の判断が間違っていて、皆に非難されてしまうのに怯えてしまいます。
人間はそんな失敗を繰り返して成長していくものですが、女々しい男はチャレンジする事をとても嫌います。これは根底に完璧主義という面も潜んでいるのでしょう。
3.過去にトラウマがある
今までに大きな失敗や、自分にとって嫌な事を経験していると、大人になってもその時の記憶が残り女々しくなってしまう事も考えられます。トラウマになってしまう位ですから大きな出来事なのですが、その時に性格が女々しく変化してしまったという人もいるでしょう。
現在までその時のトラウマを引きずって、克服することをしないできてしまったために、女々しくなってしまったというのが原因です。こんな彼は、一度何かを乗り越えなければいけません。
トラウマとなっている事をあなたに話してくれれば知る事ができますが、普通は隠してしまうでしょう。あまりにも女々しさの度合いが強い場合は、優しく問いただしてみてもいいかもしれません。原因が分からなければ対処法は見つからないのですから。
女々しさから脱却させる方法
①してくれたことに対して褒める
あなたの彼氏がここまで検証した様な女々しい男だったら困ってしまいますよね。なんとか頼れる男になってもらいたい!そう思ったら女々しさから脱却させる方法を試してみましょう。
まずは、”褒める”という事です。どんな小さな事でも、彼が自発的にした事に対して必ず「ありがとう」の言葉を添えてあげてください。例えばあなたが落してしまった物を拾ってくれた彼に「ありがとう、〇〇はいつも優しいね」や「○○ってよく気が付いてくれるよね、ありがとう」などです。
普段のちょっとした彼の行動に対して、褒めて感謝の言葉を添えるのです。こうする事で彼はちょっといい気分になります。そんな小さな事の繰り返しで、自発的に行動を起こす事が良い事だと植え付けていきましょう。
②決断するまで気長に待つ
彼が女々しいからといって、あなたがすべての物事を決めてしまうのではなく、彼が決断してくれるまで待ってみましょう。「もう!面倒くさいな!」などの言葉はNGワードです。
辛抱強く待つのは実際とても根気が要りますが、それでも彼のためにじっと我慢…。そして、彼の決めた事に黙って従う事です。じれったいでしょうけれど、こうする事で彼に決断する習慣がつくでしょう。
③失敗を責めない
決断してくれるまで気長に待った後、その決断が明らかに検討違いでも、絶対に馬鹿にしたり責めたりしてはいけません。もしもあなたが彼の失敗を責めたりする様な事があれば、彼はますます委縮し、女々しさのブレーキはきかなくなるでしょう。
彼の決断が間違っていた時は、その場は黙って従い、ずっと後になってから「あの時は〇〇でも良かったかもね」とアドバイスの様にあなたの意見を言ってあげましょう。
④弱音を吐いてもみっともないと思わない
そんな女々しい男はしょっちゅう弱音を吐きますが、そんな時も一旦は飲み込んであげましょう。心の中で「なんて女々しいんだ!」と思ってしまうと、そんな感情は顔に出てしまわないともかぎりません。まずはあなたが彼の弱音を理解する心が大事といえます。
彼が弱音を言い始めたら、一旦は「その通りだよね!」と共感してあげましょう。しかしながらそのままにしてはいけません。女々しい男はそれが正解だと思ってしまいます。
この場合も、少し時間を置いてから「でもね、〇〇っていう考えもあると思うよ」と優しく意見してあげましょう。
⑤男はこうあるべきものという考えを捨てる
あなたの男性に対する考え方も、もしかしたら間違っているかもしれません。「男なら〇〇でないといけない」とか「男のくせに!」などの考えは女々しい男をもっと女々しくさせてしまうでしょう。
彼が「どうせ僕なんて…。」という考えになってしまったら、女々しい男から脱却する事がとても難しくなってしまうでしょう。そうならないために、男だから・女だからという凝り固まった考えを捨てる事です。
⑥リードしてくれないなら一緒に決めるようにする
もしかしたら、あなた自身が自分では何も決められない性格なのではありませんか?ご自分も決断力がないのに、彼にだけそれを求めるのは酷というものです。
「全然リードしてくれなくて女々しい男だな」と諦めてしまうのではなく、何かを決めなければいけない場面では彼にだけ頼るのではなく、なんでも一緒に決めていきましょう。
⑦自分の希望をハッキリと伝える
女々しい男には、こちらの希望を明確に伝える事が最も重要です。ただでさえ迷っている訳ですから、こちらの希望を言って、物事を判断する材料を提供してあげましょう。
あなたがしたい事がはっきりしていれば、彼も迷わず決断する事ができますよね。彼が女々しくなってしまいそうな時には、先回りしてそれとなく「私は〇〇がいいな~」と言っておきましょう。
女々しくても好きなら受け入れよう
最初はその彼の女々しさには気付かず、優しい人だと思って付き合い始めたのではないでしょうか?でもいざお付き合いをしてみたら、優しいのではなくただの女々しい男だったという結末だったのでしょう。
でも、だからといって好きになった事は事実です。ふたを開けたら女々しい男でも、簡単にお別れするなんてできませんよね。少々頼りない部分に気付いてしまっても、結論を急ぐにはまだ早いです!
女々しい彼を上手に誘導して、脱却に向けて努力してみてはいかがでしょう。グイグイ引っ張ってくれる男になるには相当な時間がかかるでしょうけれど、付き合う女で男も変わっていくのです。女々しい男でも一度は受け入れて、やれる事はやってみましょう!