決して褒められた行為ではないものの、なかなかその関係を断ち切るのが難しい不倫関係。もし相手と遠距離不倫になってしまったら、あなたはどうしますか？
これを機にスパッと関係を清算する方もいれば、例え遠距離になっても関係を続けたいと望む方もいるでしょう。今回は、遠距離不倫になってしまった場合のメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきたいと思います。
遠距離不倫って実際どうなの？｜遠距離不倫のメリット・デメリット
遠距離不倫のメリット5つ
まずは遠距離不倫の5つのメリットから見ていきましょう。離れてしまうことを悲しく思うこともあるかとは思いますが、遠距離の方が、「近くにいる場合よりも長続きできる」そんなメリットがあるんですよ。
1. バレにくい
遠距離不倫は、何よりも関係がバレにくいというメリットがあります。近くで不倫をしていれば、逢瀬のたびに人目を気にしなくてはいけませんし、わざと遠くで待ち合わせをしたりなど常に配慮が必要になるかと思います。
しかし遠距離不倫であれば、堂々と街を歩けるとまでは言いませんが、少なくとも「周りに知り合いがあまりいない」という環境になりやすくなります。男性側の街に行けば女性側の知り合いはいませんし、逆もまた然りでしょう。
2. のめり込みすぎない
遠距離不倫という適度な距離があるからこそ、そう頻繁に会うことはできません。そのため不倫関係にのめり込まずに済むというメリットがあるでしょう。いつでも気軽に会える距離であれば、気持ちの盛り上がり次第では日常生活に支障をきたすこともあるかもしれません。
しかしそう簡単に会えない遠距離であれば、どんなに会いたいという気持ちが強くとも、家庭・仕事・時間・お金の都合などで、我慢せざるを得ない状況もあります。感情のみに左右されず、冷静に不倫関係を見つめることができるでしょう。
3. 現実逃避できる
不倫中は、本来のパートナーではない相手に愛を注ぐことになりますので、これはこれで現実逃避といえるかもしれません。しかし遠距離不倫であれば、周りの環境すら見慣れない土地となるため、更に現実逃避感が強まることでしょう。
日頃妻として家事に勤しんだり、仕事に追われるだけの日々とは違い、愛する彼のためだけに時間が使える喜びは、たまにしか会えないという切なさも手伝い、日常生活にはない刺激となるようです。
4. ドキドキ感が維持できる
カップルや夫婦であれば、多少なりともマンネリ化を感じたことがある方も多いでしょう。しかし遠距離不倫は「会いたいのに会えない」「ようやく久しぶりに会えた」というスパイスがあるため、常にドキドキ感を維持することができます。
これは近距離で不倫をしているときにも感じるものかもしれませんが、遠距離不倫ともなればその感情はより強く、そして新鮮に感じ続けられることでしょう。まるで付き合い立てのような気持ちを味わえるかもしれませんね。
5. 別れる時が楽
遠距離不倫でも関係を続けていくと決めたものの、いつかは終わりを迎えるかもしれません。そんなときでも、遠距離不倫であれば関係の清算をスムーズに行うことができます。
別れてしまえばそう簡単に街中で会うこともありませんし、自分の生活環境に相手がいないことで、記憶が薄れていくのも早いかと思います。気持ちの切り替えをしやすいのも、遠距離不倫のメリットのひとつでしょう。
遠距離不倫のデメリット4つ
ドキドキが長続きし、バレにくいことがメリットの遠距離不倫。しかしもちろんデメリットだって存在します。近距離にはない、遠距離不倫ならではの4つのデメリットも見てみましょう。
1. 自然消滅しやすい
お互いに家庭や仕事がある以上、会うためにはそれなりの努力を要します。しかしいくら都合をつけたとしても、相手とのタイミングが合わなければ逢瀬には至りません。そのため忙しい日々が続けば、自然消滅してしまいやすいというデメリットがあるのです。
また遠距離不倫であるがゆえに、仮にケンカなどで気まずくなった場合も、なかなか仲直りをする時間を作ることができないのです。時間が合わなかったり関係がギクシャクしてしまえば、相応の努力がない限り、自然消滅への道を歩んでしまうかもしれませんね。
2. 罪悪感が薄れる
冒頭での述べたように、本来不倫は歓迎されることではありません。しかし遠距離不倫の場合、数カ月に1度の逢瀬となることもあるため「たまにの火遊び」程度にしか感じなくなってしまいます。
またそう頻繁に会えないということは、それだけ「日常生活の中に深く関わらない」ということにもなるため、罪悪感が薄れてしまう傾向があるのです。この時の気の緩みで関係がバレてしまうこともありますので、重々お気をつけください。
3. 会いたい時に会えない
遠距離不倫の何よりのデメリットが、この「会いたい時に会えない」という切なさです。好きな人に会えないというのは、恋愛関係を続けていく上で非常に厳しいことといえるでしょう。
また会いたい時に会えないという状況が続くことで、「気持ちが離れてしまうのではないか」と相手の気持ちに疑心暗鬼になったり、会えないストレスで気分が沈んだりと、精神衛生上決して良くない影響が出ることが考えられます。
4. 近距離不倫よりお金と時間が掛かる
遠距離不倫を続ける上で、お金と時間の都合をつけるのはなかなか難しいことだと言えます。せめて車で数時間程度でなら、ガソリン代や高速代程度で済みます。しかし飛行機を必要とする距離ならば、そうそう簡単に出せる額ではありません。
また遠距離ということで、どうしても泊まりでなければ行けないこともあるかもしれません。そうなると仕事や家庭がある場合、より会うことが難しくなりますし、W不倫である場合は、自分のパートナーにバレずに捻出するのはかなり困難になってしまうでしょう。
別れたくない…遠距離不倫をうまく続けるには？
1. 合う回数は負担にならない頻度で
好きな人とはずっと一緒にいたいものですし、毎日でも会いたい気持ちもわかります。しかし不倫ともなれば、お互いが本来の生活へ配慮し合わなくてはいけません。
遠距離不倫であるということがバレないために、そして大切な相手に負担を感じさせないためにも、会う回数の頻度には気をつけましょう。感情だけで突っ走ってしまえば、関係を長続きさせるのが難しくなってしまいますよ。
2. 連絡はしすぎてもしなさすぎてもダメ
不倫関係がバレないようにと、最低限の連絡しか取っていない方々もいるでしょう。近距離不倫ならばそれでも構わないかもしれませんが、遠距離不倫でそれをしてしまうと、距離とともに気持ちも離れてしまいかねません。
もちろん1日に何十回もやり取りをし合えとは言いません。しかし近距離不倫の時よりも、ほんの少しだけでも連絡し合う頻度を多くするようにしましょう。こうすることで、自然消滅といったリスクは防ぐことができます。
3. 勢いで会いに行ったりしない
お互いが公にできる関係ではない以上、何よりも「バレないようにする」ということを忘れてはいけません。仮に相手が単身赴任であるならば、いきなり行っても何とかなるかもしれません。しかし家庭ごと引っ越した場合などでは、相手のご家族にバレてしまう可能性もあります。
また不倫相手にだって都合があるのです。あなたの感情任せの行動のせいで、負担に感じたり、迷惑だと思うこともあるかもしれません。そうなれば、不倫相手からの愛情が薄れることにもなるでしょう。不倫相手の眉間にしわを寄せないためにも、勢いで会いに行ったりする行動は控えましょう。
4. SNSなどをうまく利用する
もちろん家族や友達と繋がっているSNSではNG行為ですが、もうひとつアカウントを作るなどすれば、連絡を取り合ったり近況報告をする場として活用することができます。
ただしSNSを利用するのであれば、アカウントに鍵をかけるようにしましょう。TwitterやInstagramを始め、多くのSNSでは、特定の人にしか情報を公開しないよう設定することができます。知人からの検索などで目につかないよう、必ず設定しておくことを忘れないでくださいね。
5. 不倫は不倫と割り切ってつきあう
不倫関係を続けていくのであれば、しっかりと気持ちの整理をつけておく必要があります。そもそも不倫はしてはいけないことですし、これがバレることで困る「本来の生活」というものがあるはずです。
コソコソと会わなきゃいけないのは、本当ならばしてはいけない不倫だからで、なかなか会えずに苦しむのは、時間やお金がかかる遠距離だからです。「不倫だから」「遠距離だから」と割り切る気持ちを持つことで、感じるストレスとも上手に付き合えるようになるでしょう。
遠距離不倫はバレにくく続けやすい関係
近距離不倫でも、工夫次第ではバレずに楽しみ続けることができるかもしれません。しかしバレにくさでいえば、やはり遠距離不倫の方が上だといえるでしょう。
なかなか会えない・会うのにも苦労するなど、いくつかの困難が付きまとうことにはなりますが、遠距離不倫は細く長く続けていきやすい関係ともえいます。
相応の覚悟と努力、そして割り切る気持ちが必要な遠距離不倫。もし遠距離になったとしても関係を続けていきたいと望むのであれば、今回ご紹介した情報を参考にして、2人の秘密の関係を守り切りましょう。
