「恋は突然落ちるもの!」
そんな言葉を良く聞くけれど、そもそも、恋ってどうやったら落ちるものなの?
好きな人、運命の人に出会ったら、「この人だ!」って「ビビビッ」て感じるとか聞くけど、そんなこと感じたこともないし・・・。
そもそも、なかなか「好きだ!」と思える人に出会えない・・・。
「もっと積極的に!」と、頭の中では分かっているつもりでも、何をどうしたら良いのか・・・。
そもそも、「人を好きになる」って、どういうことなんだろう?
スタイルが良くて、イケメンで、見た目がタイプだとか、性格が優しいだとか、お金を持っているだとか。
まわりの友だちは、彼氏を作って、どんどん恋愛を楽しんでいるけど。
私だけ、いつまで経っても、何も変わらなくて・・・。
恋愛はしたいけど、なかなか好きな人ができないのは、なぜなのでしょうか?
その原因を探って、改善をして、恋心が芽生えるステップを歩んでいきましょう!
年代・環境別|好きな人ができない理由とその特徴
中学生の場合
男女でいうと、心の成長が早いのは、圧倒的に女子の方。精神的に成熟するのが女子の方が早いから、どうしてもまわりにいる男子が幼く見えてしまうのは、仕方のないことです。身近にいる男性が、あまりにも幼過ぎるから、「好きな人ができない」というよりかは、「自分の精神年齢に見合った男性が、近くにいない」と言った方が正しいです。
そうすると、どうしても現実にいる男性に目がいかず、「アイドル」だとか「俳優」だとか、テレビの中のスターに「恋に恋をしている」状態になってしまいます。
学校生活という限られた世界では、好きな人ができにくいのは、しょうがないことです。
高校生の場合
高校生にもなると、共学ではなくて、女子高だったり、男子校だったり、性別で分かれてしまうことがあります。女子高であれば、「好きな人ができない」のではなくて、「出会いがない」としか言いようがありません。
高校生にもなれば、男子もそれなりに大人っぽく、男っぽく成長していますから、恋愛対象にはなるけれど、出会いがないのでは、恋愛をする機会が奪われてしまいます。
色々な地区から集まる高校や、専門性が高い高校だったりすると、「類は友を呼ぶ」で、能力的に同等レベルで、趣味が近かったりする人が集まりやく、気持ちが重なり、恋に落ちる可能性も高いです。
恋愛禁止の進学校であれば、「好きになる」という気持ちを無意識に抑えていたり、勉強だけに集中して、大学受験のことだけを考えて、恋愛を封印している可能性があります。男子に目がいかないような環境に、自ら身を置いてしまっているのかも知れません。
大学生の場合
大学生にもなれば、サークルや合コンなど、男女の出会いの場も多くなります。受験勉強から解放された反動で、勉強以外の趣味などに、没頭してしまう人もいます。
アルバイトなどの社会勉強を始めたり、旅行をしたり、恋愛をしたり。社会に出る前の「モラトリアム」期間でもある大学生は、恋愛をするには打って付けの期間ですが、まわりのカップルを見て焦るあまり、「とりあえず、誰かと付き合おう!」と安直に考えがちです。
好きな人と付き合おうという感情よりは、「彼氏がいないと恥ずかしい」「恋愛経験がないのはちょっと・・・」という思いで、好きでもない人と付き合う人もチラホラと。
「好きな人ができない」という本心を隠して、見栄を張り、見た目を気にして・・・。中高生の頃の純粋な思いとは違って、打算が入ってしまうのが、大人の恋愛の特徴でもあります。
社会人の場合
恋愛にとどまらず、それなりにキャリアを積んできているのが、20、30代~の特徴です。様々な経験をしているがあまり、その経験が、邪魔をしている可能性があります。
告白をしてフラれたり、やっとの思いで付き合っても、浮気をされたり。相手に尽くし過ぎて、ダメにしてしまったり。恋愛で傷ついた経験もあることでしょう。今までの傷ついた恋愛経験が、「好きな人ができない」ように、邪魔をしている可能性があるのです。
物事は、何も知らない方が、グイグイとイケるものです。何も知らない方が、怖さを知らないので、何も考えずに邁進できるのです。恋愛の良いところだけではなくて、マイナスの部分も知ってしまった経験が、恋愛を遠ざけている場合があります。
また、30代に入ったら、仕事が面白くなってくるのも事実。新社会人の頃の初々しさを忘れて、いつの間にか、後輩も増えて、知識も増えて。能力的にも成長して、仕事に生きがいを感じる頃でもあります。多くの時間を仕事に向けていますから、当然、エネルギーのベクトルの向きが、「恋愛」には向かず、「仕事」に向いてしまいます。その結果、「恋愛はご無沙汰・・・」ということになってしまいます。
男の人の「好きな人ができない理由」とは?|意中の人が振り向いてくれない
毎日同じ行動パターン
毎日、家と職場の往復・・・。そんな男性は多いものです。毎日毎日、同じ繰り返しだけをしていたら、心がときめく出会いもなく、始まるものも始まりません。「慣れ」というのは、プラスに働けば、安定や安心といった、心の安息をもたらしますが、逆を言えば、「刺激がない」「出会いがない」ことに繋がってしまいます。毎日毎日が同じであれば、当然、「恋人がいない」現実に変化は生まれません。
恋愛が始まる隙がないのです。
安定志向でフラれるのが怖い
恋愛には、楽しみ、喜びといったプラスの感情だけではなくて、悲しみ、痛みといった感情もつきまといます。喜怒哀楽という感情の起伏がつきものです。男性は、女性以上に繊細な生き物。恋愛のマイナス感情を恐れて、フラれるのを恐れているあまり、恋愛を遠ざけている可能性があります。
「傷つきたくない・・・」。心の安定を求めるあまり、リスクを恐れて、恋愛をすることに踏み切れない男性は多いものです。
理想が高すぎる
恋愛相手に多くを求め過ぎて、「理想が高い」可能性があります。ここで手を打とう!というところまで到達せず、「何かが足りない」「まだ足りない」とハードルを上げ過ぎているのでは、なかなか恋愛がスタートできないものです。自分以下にハードルを落とす必要はありませんが、雲の上の存在のような相手を求めるのは、現実的ではありません。自分の身の丈に合った、恋愛相手を知る必要があります。
好きな人ができない時にする4ステップ
1:自分の「好き」を分析する/診断してみる
初歩的なことですが、自分の「好きなタイプ」、今までに「好きになったタイプ」を分析すると、新たな気づきや共通点があったりします。無意識に恋愛をしているようで、実は、そうではない部分もあるものです。
今まで好きになった人はみんな、「父親に似ていた・・・」とか。自分の「好き」を分析したり、恋愛傾向を診断してみると、恋愛を始める「ヒント」が見えてきます。
2:自分に合った理想を書き出す
「恋に恋する」状態を卒業して、現実的な理想を書き出すと、自分は恋愛に何を求めていて、何をするべきかが見えてきます。「ここだけは譲れない」ポイントなどを書き出すことで、恋愛をロジカルに整理することができます。理想と現実の折り合いをつけることで、より恋愛が身近なものになってきます。
3:自分磨きで自信をつける
誰かを追うばかりが恋愛ではありません。「好きな人ができない」と嘆いていないで、誰かに自分のことを「好きになってもらう」のも、恋愛を始めるきっかけです。
誰かに選んでもらえるように、自分にできる、自分ができる限りの努力をするべきです。美しくなる努力をすれば、心に余裕も生まれて、自然と自信がついてきて、輝き始めます。恋に輝きは必須です!
4:自分から動いて出会いを探す
「出会いがない」とわめいていないで、自分から出会いを求めて、動き出すことが大切です。自分が好きになりそうなタイプが分かったら、そのタイプの人がいそうな場所に、自信をつけた最高の自分で足を運べば、そこには、新たな出会いが待っています!
好きな人ができない時にしないこと
好きではない人と付き合う
妥協や打算で、「好きではない人と付き合う」ことは、ろくでもない結果を生みます。好きではない相手だから、それ程傷つくこともないのかも知れませんが、「愛があるからこそ乗り越えられる」ものが、乗り越えられなくなってしまいます。見栄を張ることはできますが、心を満たすことはないでしょう。
相手のことを減点方式で採点
「ここもダメ」「あれもダメ」と、相手の悪いところを粗探しするようでは、良い恋愛はできません。恋愛関係に限らず、マイナス志向では、物事は上手くいかないものです。それよりも、「こんなことができるんだ!」「優しいところがあったんだ!」など、相手のプラスを見つけるようにしましょう。加点方式は、幸せを生み出す方式でもあります!
自分を責める・諦める
「自信がない」「自分が悪い・・・」と自分を責めることは、相手との関係を対等なものにしません。少なからず、心の中で上下関係を作り出しますから、尽くし過ぎてしまったり、頼り過ぎてしまったり。バランスの悪い、恋愛関係を生み出してしまいますので、自分を責めることはやめましょう。
また、何も始まってもいないのに、「無理だ・・・」と諦めていまうのは早計です。できる努力をしないで諦めてしまったら、必ず後悔しますから、後悔はしないところまでは、必死で努力するべきです。ベストなことをした後なら、どんな結果でも、受け入れられるものなのです。
出会いが欲しい!【状況別おすすめ】
中学生編
同級生の男子が幼過ぎて、恋愛対象にならないのなら、「先輩」を見てみると良いでしょう。「先輩」と最も多く触れ合うことができるのは、「部活」です。自分の好きな部活に入るのは普通ですが、恋愛を始めたいのなら、好きな人、気になる先輩がいる部活に入るのも、ひとつの手です。限られた学校生活の中で、恋愛を始めたいのなら、「部活」で年上の男子と触れ合う機会を増やしましょう!
高校生編
中学生が、勉強以外に「部活」に熱を燃やすのなら、高校生は「受験」に熱を燃やすことでしょう。同級生、部活の先輩の他、もっと世界を広げるのなら、「塾」などの外の世界です。受験勉強を味方にするのです。夏期講習や塾、習い事・・・。
学校以外の世界に目を向けてみると、出会いの機会がもっと増えます。
気になる人が、右にも左にもいないのなら、上にも下にもいないのなら、学校という枠を超えて、外での出会いに目を向けましょう。
また、幼なじみや中学生の頃の友だちが、自分と違う高校に行ったのなら、友だちを通して、他校の男子と出会うのも手です。友だちの友だちとなら、安心して付き合うことができるでしょう。視野をもっと広げるべきです。
大学生編
ある程度の責任を持って、自由に行動ができるのが大学生です。大学時代は人生の中でも、恋愛をする余裕がある期間でもありますから、サークル、趣味、合コンなど、人間関係を広げて、様々な経験をするべきです。色々と試しながら、「どうやったら、幸せになれるのか?」を見つけていくと良いでしょう。
社会人編
社会人にもなると、「歓迎会」や「送別会」と、お酒を飲む機会も増えるでしょう。お酒の席ですと、仕事の関係とは違った一面も垣間見られて、新たな人間関係が広がったりします。
その他、上司から仕事を教えてもらったり、学生時代とは違った経験の中で、恋愛が始まることもあります。新入社員とその教育係なんて、職場でのカップルにありがちなパターンです。
それでも、職場での出会いに限界があるのなら、「習い事」を始めたりするのも良いでしょう。「街コン」「お見合い」「婚活パーティー」など、結婚を意識した本格的な活動をするのも、社会人の特権ですから、積極的に参加してみましょう!
今では、「婚活アプリ」などがある時代です。安全を見極めながら、自分に合った出会いの方法を見つけて、サービスを上手に利用しましょう。
好きな人ができなくても焦らないで!
最後に、好きな人ができなくても、決して焦る必要はありません!焦って得るものなんて、一つもありません。見栄を張って、妥協して、恋愛をしたのならば、楽しみや喜びは、それなりのもので終わってしまいます。まわりの意見に惑わされず、また、年齢に縛られず、好きな人ができた時に、自然と恋愛を始めれば良いのです。
恋愛をしていない間は、自分磨きにいそしみましょう!いつ恋に落ちても問題がないように、内面も外面も自分を磨いていけば、誰かが自分を好きになってくれることもあるでしょう。そんなこんなで時間を過ごしていたら、気がつけば、「勝手に恋に落ちていた!」なんてことになるのです。
そう、恋は、始めようと思ってできるものではなくて、勝手に始まっているものなのです。
朝も昼も夜も・・・。あなたのことで、頭がいっぱい!
それは、自分自身では歯止めが利かなくて、理性で抑えることのできないもの。
焦らないで、ナチュラルに、自分らしく生きていれば、それで良いのです。
恋愛は、人生の全てではありませんから、「好きな人ができない」ことをそれ程深刻に捉える必要はありません。なぜならば、恋は、忘れかけた頃に、どこからか「ふわっ」とやってくるようなものなのです・・・。