後背位(バック)はとても気持ちいいものとして人気が高い体位と言われています。この気持ちよさをまだ経験したことのない人は、体感してもらいたいおすすめ体位です。
バックは相手の顔が見られないと言う難点はありますが、同じ後背位でも少し体勢を変えるだけで、内部で刺激的に当たる気持ちよさに加え、顔を見ながら出来る満足感や幸福感も得られるため、最強の体位と言えるでしょう。
後背位で行なう座位や騎乗位などもありますが、特段必要とされるテクニックは多くありません。コツさえ掴んでしまえば、後背位が一番好き!と言えるほどに快感を覚えられるかも?
男性本位でセックスを任せている女性にとっては、「次はバックで…♡」なんておねだりしてみると、男性も興奮度が増すでしょう。これからポイントやコツを伝授していきますので是非、彼とお試しあれ。
後背位|バックってどんな体位?
後背位とは、一般的に「バック」と呼ばれています。女性が四つん這いになり、男性が後ろから挿入する体位のことです。
バックは、人間的なセックスと言うよりは動物的な体位に近いため、動きも激しく刺激的で、男性側もより興奮すると言われています。野生的な体位とも言えるので、男性本能をかき立てるのでしょう。
逆に、女性は男性に顔を見られない分、正常位などよりも大胆になりやすいと言えます。子宮近くまで男性のペニスが届くと言うところも気持ちよく感じられるポイントのひとつ。
膣が背中側に寄っている下付きの女性に、バックは特におすすめできます。気持ちいいと感じられる、いわゆる”Gスポット”に当たりやすいことが特徴的。
バックにもいくつかの種類(体勢)があるため、恥ずかしがらずに感じやすい体勢を彼と一緒に探していくといいでしょう。
どこがいい?|バックをおすすめする理由3つ
後背位(バック)はどこがいいと感じられるのでしょうか。バックをおすすめする理由を3つご紹介します。どの理由も女性には刺激的で、他人には聞けないけど気になるポイントですよね。早速見ていきましょう。
①支配されてる感じがいい
顔を合わせずに主導権を男性側に預けるスタイルであるため、男性側は「支配してる」、女性側は「支配されてる」感じが人気である所以でしょう。SMのようなハードセックスでなくとも、軽く支配を感じられるバックは、セックス中級者以上におすすめ。
セックス初心者がバックを行なうと、顔が見えないことによる恐怖を覚えたり、刺激が強すぎて痛みを感じるかもしれませんのでご注意を。
②Gスポットに当たりやすい
男性に主導権を預けてしまうと、男性ばかりが気持ちいいものと思いがちですが、女性側にも気持ちいいと思えるポイントがあるのです。
女性の膣内にはGスポットと呼ばれる、特に気持ちよく感じられる性感帯が2~3つあるそうですが、バックだとそのGスポットに当たりやすく快感を得られやすいことが挙げられます。正常位では味わえないことが多い刺激ですね。
③ポルチオも刺激できる
Gスポットの更に奥にあると言われている、”ポルチオ”と呼ばれる性感帯も刺激されやすい体位と言えます。バックは何といっても、子宮近くの奥深くまで挿入できるため、様々なところが刺激され、興奮度も快感度も上昇しやすいでしょう。
ある程度の刺激に身体が慣れてしまっても、ポルチオへの刺激は快感度MAXです。正常位に慣れてしまい、更に快感が欲しい人は是非、Gスポットやポルチオへの刺激によって得られるバックでの快感も覚えていってくださいね。
後背位での挿入方法|四つん這いからゆっくりと
バックでの挿入方法は、女性が四つん這いになり、男性がペニスをゆっくりと挿入するのが一番いいでしょう。男性側がバックに慣れていないと挿入時に少し戸惑ってしまうかもしれませんが、焦らずゆっくりと待ちましょう。
女性は四つん這いになって待っているだけでなく、お尻を上に突き出すような形にすると男性も挿入しやすくなります。男性が戸惑っていたら、腰を低くしながらお尻を上に突き出してみましょう。
体型|上付きより下付きの方がやりやすい
女性の体型は、膣の位置が上付きよりも下付きの方がやりやすいと言われています。快感も、下付きの方がより得られやすいのかもしれません。かと言って、上付きの女性は不安にならないでください。上付きの人がやりにくかったり感じられなかったりするのでは?なんてことはありませんのでご安心を。
男性のペニスの形が様々あるように、女性の膣の位置も人それぞれです。大事なのは何より相性。まずはチャレンジしてみるところから始めましょう。
バックにも種類がある!|おすすめの体位3つとやり方
後背位(バック)にも種類が色々とあります。うつ伏せに寝た状態でできるものや立ったままできるものなどがあり、それぞれ違った快感を得ることが可能です。
そんな中でも、おすすめの体位を3つご紹介していきます。難しいテクニックは必要ありませんので是非、試してみてください。
①寝バック|中イキしやすい
寝バックとは、女性がうつ伏せに寝た状態で、男性が後ろから馬乗り状態で挿入するスタイルのひとつです。四十八手では”敷き小股”と呼ばれている体位。
女性の柔らかいお尻が男性器周辺に当たり、気持ちよさが倍増するとか。お尻フェチな男性であれば尚更、興奮することでしょう。
男性だけでなく、女性にも感じやすいポイントがあります。うつ伏せ状態で挿入されることによってGスポットやポルチオなど、当たって欲しい場所に当たりやすくなるため、”中イキ”しやすくなるのです。
寝バックで楽しむためのポイント
ポルチオが開発されていない人にとっては、ポルチオ性感帯を開発するためにもおすすめの体位です。”中イキ”を経験したことがない人は是非、この寝バックにチャレンジしてみてください。
また、男性が馬乗りではなくうつ伏せの女性に覆いかぶさるようにして挿入する体位になれば、密着度も増してより多くの幸福感も得られますね。
それに加え、女性の締めつけも良くなるため、男性もすぐにイってしまいそうになる体位とも言えます。ユルいと言われやすい女性であっても、寝バックであれば男性を喜ばせることもできるでしょう。
ただし、ペニスが抜けやすい体位でもあるので、男性にピストンの加減をしてもらったり、女性のお腹の下あたりに枕を置いて腰を浮かせたり、若干の工夫が必要です。
②横バック(側位)|密着度が高い
横バック(側位)はその名の通り、横向きに寝た状態で男性が後ろから挿入するスタイルのひとつです。四十八手では”窓の月”などと呼ばれる体位。
女性も男性も”く”の字になって同じ方向に横になる、密着度の高い体位です。横バックもペニスが抜けやすいと言われていますが、寝バックに比べると抜けてしまう心配は少なく、挿入している状態をキープするだけでも気持ちいいものと言われています。
横バックでも膣の締まりは良くなるため、男性はそれだけでも興奮すること間違いなし。女性にとっては挿入されたまま添い寝するような感覚で、ピストン運動の時とは違った快感が得られるでしょう。
横バックで楽しむためのポイント
男性は”く”の字でなく、女性の足に自分の足を絡ませることによってペニスが抜けてしまう心配を防ぐことができます。四十八手で言う”松葉くずし”に近い体位です。
また、抜けやすさを逆手にとって「抜き差し」を楽しむこともできます。膣の入り口をペニスが通る、あの挿入時の快感は何ともいいがたいものですよね。通常だと、ペニスを一度膣内に入れてしまえばなかなか再挿入することはないと思いますので、違った角度から快感を得られるでしょう。
③立ちバック|興奮度では一番
立ちバックは、名前からも想像しやすい体位ですね。女性も男性も立ったまま挿入してピストン運動をするスタイルです。四十八手では”後ろ櫓”と呼ばれる体位。
女性は壁に手をついて少しだけ前のめりになると、男性も挿入しやすく抜けにくくなるでしょう。片足をソファやベッドなどに上げてしまうのもひとつの手。
興奮度では一番と言える立ちバック。立った状態からでも様々な体勢に変えることができるため、単純に立つだけでなく上記のような、女性が足を上げたり腰を突き出したりすることで、抜けやすさを防ぐだけでなく局部が丸見えになるので、感覚だけでなく視界からも楽しめます。
立ちバックで楽しむためのポイント
Gスポットやポルチオに当たるだけでなく、クリトリスや胸を触りながらできると言う嬉しいメリットがあります。男性の片手をさり気なく、クリトリスや自分の胸に誘導してあげると良いでしょう。
また、立ちバックならではの楽しみ方として、姿見(鏡)を使うと、より刺激的になります。床面に鏡がついているホテルなどでは、挿入されている部分がまじまじと見ることができるため、男性も喜ぶ体位と言えますね。
バックをもっと楽しむために|セクシーに魅せるコツ8つ
バックでのセックスは、動物的で野生的に刺激が求められる分、顔が見えずコミュニケーションが取りづらい反面もあります。刺激されることで得られる快感の他にも、精神的な気持ちよさから満足を得ることもできますので、その部分がバックの欠点とも呼べるでしょう。
しかし、それを克服する方法ももちろんあります。克服するどころか更に興奮させる、ちょっとしたテクニックをご紹介していきます。頭の片隅に置いておき、満足感が足りなくなってきた時にチャレンジしてみましょう。
①振り向いてキスをせがむ
バックはどんな体位であっても、お互いの顔が見えません。だからこそ、女性が振り向いて男性にキスをせがむと、男性も「求められている」感が増して激しいキスを返してくれるでしょう。
「見返り美人」なんて言葉もあるので、振り向きざまのキスは男性の心もくすぐること間違いなし!
②自分から動く
バックだとどうしても男性に主導権を渡しがちですが、女性も自分から腰を振って動きを出すことで、お互いに興奮度もUP!
男性が突くのに合わせて自分もお尻を突き出すように動くと、刺激が倍増されて男性にとっても女性にとっても気持ちがいいものです。男性のピストン運動に合わせることがコツ。
③彼を止める仕草をする
「もうやめて、休ませて」と言わんばかりに、片手を男性へ向けて差し出してみましょう。そうすることで、男性への精神的な気持ちよさを刺激することになるようです。
また、そのまま男性の腕を掴んでしまっても膣の角度が変わるため、ペニスの当たる位置が変わって快感もまた変わってきます。
④立ちバック|片足を上げる・立っていられなくなる
バックの体位は、男性の支配欲が満たされると言う点が大きなポイントです。男性の支配欲は元来強いものなので、足腰が立たないアピールをすることで男性を刺激することができます。
また、ペニスが抜けてしまうのを防ぐ効果もあるので、男性にとっては二度美味しい状態に。
⑤遠慮せず喘ぐ
バックは女性にとっても刺激の強い体位。気持ちいい時は遠慮せずに大きく喘いで男性の心も刺激しましょう。喘ぐことを嫌がる男性はいないと言っても過言ではありません。むしろ喜ぶ男性がほとんどでしょう。
喘ぎ声は自分が感じている証拠として男性に伝える手段でもあるため、男性の興奮度も増していくようです。
⑥下着をつけたままでする
セックスをする時は必ず全裸になってから、と言う人はいませんか?下着をつけたままするセックスは「イケナイことをしている」感じが前面的に出てくるため、男性も女性も興奮度MAXに!
バックだと、下着をずらして挿入する様子が男性の視界を刺激します。女性も気持ち的にドキドキ感が増すのではないでしょうか。
⑦自分から誘う
「次はバックでしたいの…♡」なんて自分から誘うことで、男性の心を直接刺激することができます。ストレートに「次はバックで」と言うのも良いですが「激しいエッチがしたい!」「奥に当たるバックがいい…」など理由を述べても◎です。
自分からバックへと誘うことが重要なので、更なる刺激がほしいと感じたらどんどん要求していきましょう。
⑧シチュエーションを利用する|鏡の前や窓際
ホテルだと、壁や床面に鏡がありますよね。ホテルでなくとも、窓際に行って立ちバックをすれば、視覚からの刺激も加わり興奮度がUPするようです。
「見られている」「見ている」と思うことで、男性も女性も感じるポイントが更に増えることになるので、恥ずかしがらずにチャレンジチャレンジ!
バックは男性にも女性にも人気の体位|刺激的な快感を楽しんで
バックは男性人気No.1の体位と言われていますが、女性にとってもメリットがたくさん!最近は女性も進んでバックを好むようになっているそうです。男性にも女性にも人気の高いバックは、気持ちよさの倍増が決め手。
精神的にも身体的にも刺激され、満足度も興奮度もMAXに!
体位も寝バックや横バック、立ちバックなど他にも様々あり、振り向きながらのキスを始めとしたテクニックも取り入れれば、病みつきになります。
今回ご紹介した方法を使って、正常位にマンネリを感じ始めている人でも新たな快感を覚えることができちゃいます。是非、刺激の強いバックでのセックスもお楽しみくださいね。