家の守り人である専業主婦。仕事をしていなくても、いつでも余裕が感じ取れ、同じ女性なのにオーラやその場の空気まで違うような気がする時があります。そんな幸せな勝ち組主婦になるためにはどうすればいいのか、イメージをしながら近づいてみましょう。
専業主婦になりたい理由
仕事をしたくない
専業主婦にありがちなのは、もともと社会に不向きな方であることがあげられます。例えば、人と一緒に仕事をしたり顔を突き合わせることが苦手だったり、何をやってもうまくいかず、上司からもいじめの対象になってしまうという方も。
そういったマイナスイメージや外で働くスタイルが向いていないと自分で判断し、仕事という苦労をしたくないので、ご主人に仕事と収入面を守ってもらいたいという希望があるといえるでしょう。
家庭を守りたい
単純に、結婚して夫婦の時間を大切にしたいという願望や、子供が生まれれば、大きくなっていく成長を近くで見ていたいので、仕事をするのではなく、子供との時間を有意義に過ごしたいという気持ちがあるようです。
子供の成長は一時一時が宝物。同じ時間はもう2度とやってきません。そのため、子供の成長をずっとそばで見届けたいということでしょう。
ご主人が不在の間は、家事や子供たちのことをしっかりできる家の守り人として勤めるのが専業主婦の仕事。また、家族に美味しい手の込んだ料理をふるまえたり、お子さんが習い事を始め、子供を育て上げることが宿命といわんばかりに頑張る女性もいます。
自分の時間を多く取りたい
結婚前に社会にもまれて疲れてしまった、結婚して生活面を「主人」という大黒柱に任せてしまいたいという気持ちがあります。生活の収入面をご主人が安定して守ってくれるので、専業主婦の場合は、ご主人がいない間は自由に過ごせます。
お料理教室や手芸クラブなど、趣味の時間を確保してストレスを溜めないようにしたり、ジムなどに通って自分磨きをしたりと家事以外の時間は有意義に使えるのも専業主婦のメリットでもあります。
勝ち組専業主婦のイメージ
プライベートの時間に余裕がある
いつランチに誘っても快く承諾してくれたり、ゆったりお茶を飲みながらトークを楽しめるという時間に余裕があるように感じる専業主婦をうらやましく感じることがあります。
ご主人の収入が安定しているからこそ、誰かと会う時間を持てたり、育児や家事も協力的なご主人ならなおさら生活時間に余裕ができるので、表情からも余裕を感じ取ることができます。
経済的にも余裕がある
普段の姿を見ても、いつもきれいにしている品格の整った専業主婦の方を目にすることはありませんか?肌がとてもきれいで、髪形も整っている、持っているものもスッキリしていて服もよれてないなど、きれいな人を見ると経済的に余裕があるように感じます。
エステやネイルなどにも頻繁に通っていて、爪先まできれいに整っているとさすが経済的に余裕に納得してしまいます。施術料金も決して安いものではないので、通えるという時間的な余裕もうらやましい点です。
夫婦喧嘩が少なくいつも仲良し
恋人同士のままといわずとも、とにかく喧嘩をしているところも見たことがないし、いつも笑いあって話している姿は本当にうらやましいものです。
いつも2人で写真を撮っている姿をSNSにアップしたり、旅行で楽しんでいる姿などを披露している方を見ると、生活がとても充実していることを感じとれます。経済的に余裕がないと、旅行に行くことすら難しいので、週末はいつも夫婦でどこかに出かけている姿を見ると、上手くやり過ごしている勝ち組主婦といえます。
夫婦関係がうまくいっているように見え、写真からも幸せオーラが発しているので、その辺の空気まで違うような錯覚に陥ってしまいます。
家事に専念できる
専業主婦の仕事ともいえる、家事。掃除や収納の仕方、料理を究めて徹底的に行っている方もいます。自炊が多いので、外食による食品添加物などの配慮や、経済的・健康面に配慮を尽くしている方も。
また、いつ遊びに行っても部屋がきれいに保てているお家を見ると、さすがだと納得せざるをえません。社会に出て仕事をしていなくても、それだけ主婦という仕事をちゃんとしていて、家の守り人をしているので、勝ち組主婦はいろいろ工夫をして自分の仕事を全うしているということです。
いつでも子供が授かれる環境にある
ご主人がしっかりと生活の収入面を安定させてくれていて、経済的な部分で主婦が守っていれば、いつでも子供が授かれる準備ができます。また、夫婦2人の生活であれば、食費もさほどかからずに済みます。
子供を妊娠してからかかる費用
子供を妊娠してから産み育てるまで、約100万円近くかかるといわれています。収入面が安定していればそんな心配はありません。毎月の収入からコツコツお金を貯めて生活していればいいでしょう。勝ち組主婦はそういったところもちゃんと倹約しています。
また、両家のご親族からも協力が得られたり、家庭円満であれば幸せです。孫が生まれることは両家の親御さんともとても待ち遠しいはず。そんな雰囲気が漂っていたら勝ち組といえます。
勝ち組専業主婦の条件
30歳の時点で年収が700万を超える
年収が700万円を超えているということは、月収が50万円、もしくはボーナスが数10万円以上もらえているということになります。以下は30代夫婦が毎月支出する平均金額です。
30代夫婦の毎月かかる支出総額とは
・30代夫婦、子供なし:毎月支出額約20万円から30万円
・30代夫婦、子供1人:毎月支出額約23万円から30万円
・30代夫婦、子供2人:毎月支出額約26万円から35万円
このようなデータが統計から出ていますが、月収が50万円近くあれば10万円貯金ができたり、娯楽に使える金銭的余裕があります。30歳の時点で年収が700万超えていれば、40代以降になっていけばキャリアを積みさらに収入に余裕があるので、一生苦労はしなくて済むかもしれません。
子供が1人で子育てに集中できる
現代では、少子高齢化といわれるほど、子供の数が少なくなってきています。というのも、子供が生まれれば生まれるほど、育てることに費用が掛かることにより、夫婦がそれを懸念して子供を作らないという考えが増えてきているからです。
また、子供の人数が多い人ほど、1人1人にかけてあげられる時間が限られてきます。男女性別が違えば、習い事やスポーツも違い、掛け持ち状態になって送迎や月謝もそれぞれに支払う必要があり、とても忙しくなります。子供はいつまでも小さなままではありません。大きくなるにつれてどんどん育児にかかる費用が増えてきます。
子供を育て上げるまでにかかる費用は約3,000万円
一般的に子供を大学まで通わせるのにおおよそ3,000万円かかるといわれています。子供が複数人であればその分かかるので、経済的ダメージは否めません。よって夫婦共働きになる時期が必ず来てもおかしくないでしょう。
一方、子供が1人の場合は、何か習わせる場合でも1人だけなので、スケジュールや時間割がシンプル。また、1人であれば、そんなに費用も掛からないので、働く必要もないでしょう。参観日や行事でも子供が1人だけであればずっと集中して見られますし、勉強や一緒にいる時間もあるので、子育てに集中できます。
妻は車を持たない
裕福だからといって、車をいくつも持てば維持費がかかります。勝ち組主婦は、経済的に余裕があっても、節約するところは決めています。仕事に行かなくてもよいので、車を所持する必要がありません。
車を所持することは、当然、費用が掛かります。燃料費、税金、2年に1度訪れる車検はとても大きな出費。夫婦の人数分車を所持していれば、必然的にその経費が掛かってくるのです。
どこかに用事があって移動する場合は、電車かタクシー、夫に送り迎えをしてもらって倹約をしていれば、余計な費用も掛からないという算段です。賢い主婦は、そういったところも工夫しています。
老後の貯蓄額が3000万円になる
30代の夫婦が貯めている貯金額は、統計で約300万円程度の方が多いようです。生活状況や、土地・地域によっても違いますが、やはり老後の不安がありしっかり貯金をしているのです。
年金の受給額だけでは生活が成り立たないと賢い勝ち組専業主婦はリサーチをしています。職業によっても違いますが、年金を受給するためには、年金の支払いを最低でも22年以上するという決まりがあります。
人というのはいつどんな病気になって仕事ができなくなるかもわからず、いくら健康でも年を取れば病気になりやすく、加齢によって不具合は出てきます。そんな時に必要なのが貯金。老後は何があるかもわからないので、定年65歳までをめどに銀行へ定期預金などをしながら3,000万円以上の貯金をするようにしているようです。
勝ち組専業主婦になるために
医者か社長クラスの男性を見つける
勝ち組専業主婦を目指すのであれば、やはり、収入が安定している男性を見つけるのが一番ベスト。医者は年収が1,000万円以上を越している方も多く、社長クラスであれば、医者同等の収入があります。
また、パイロットも収入の多い職業であり、年収1,000万円以上あるようです。そこまでの収入がある方を見つけるのはとても大変ですが、年収別で行う婚活パーティーやお見合いパーティーを行っているイベント業者がいるので、そういったところに行ってみるのもよいでしょう。
年収の多い男性とお付き合いするには
年収が多ければ多いほど、そのような男性は理想が高いのが特徴。それだけの自分に見合う女性でないと世間体などを気にしていることがあるからです。医者であれば、自分の親も医者であったり、社長クラスであれば、家柄や役職からの立場などが関係してきます。
お金に目がくらんでいるだけでは、男性は見向きもしません。それ相応にふさわしくなるために、自分磨きをする必要があります。勝ち組を目指すのであれば、身なりを整え、健康的であり、礼儀作法などを覚えておくのも大切です。
家事ができる女になる
男性は、料理のできる女性に憧れや好意を抱きます。元々自炊が得意ではなく、母親が料理を作るものだという姿を見ているので、自分が家庭を持ったら、同じように女性に食事を作ってもらい、家庭的な一面を支えてほしいと願っている部分が多くあるようです。
料理人やシェフであっても、好きな女性に手料理をふるまってもらうというのが嬉しいようです。料理を提供している仕事なので、仕事から帰って自分でまた料理をするのではなく、奥様に作ってもらった料理を楽しみ、くつろぎたいという願望があるのでしょう。
料理を上達させるためには
効率がよいのは料理教室に通うこと。料理教室を開いている方は、調理師資格や免許を持っていたり、料理研究家がやっている場合があります。料理の基礎を学び、アレンジの方法や料理の盛り付けで魅せ方などを習うとよいでしょう。
憧れの専業主婦になって勝ち組になろう
仕事や生活の苦労から逃げたくて、専業主婦を願望している方もいるかもしれません。しかし、ここで考えなくてはいけないのは、収入だけで幸せになれるわけではないということです。
いくら収入が多くても、由緒正しき家柄であったり、旦那様が会社の重要な役職についていれば、それなりにふさわしい女性にならなくてはいけません。自分磨きを常に心がけ、相手に似合う女性になるという努力が必要です。努力が実れば、憧れの勝ち組専業主婦になれるでしょう。