不倫の末路は修羅場?修羅場を防ぐ方法や実例も含めて紹介!

  

男女のトラブルの代表と言えば、不倫です。近年は不倫をテーマにしたテレビも多く、特に女性の不倫がピックアップされています。女性の不倫はタブー視されてきた過去もありますが、女性が活躍する場も増えたことで女性の不倫が注目されるようになりました。

不倫をしてはいけないということは、誰でも心の奥で分かっています。それでも不倫してしまうのはなぜでしょうか?芸能人の不倫騒動も多く、社会的な制裁によって信頼が一気に地へ堕ちていく姿や修羅場を見ることもあります。今回は不倫のきっかけや、その末路について分かりやすく解説していきます。

不倫の基礎知識

不倫と浮気の違い

不倫と浮気は混合されて使われることが多くあります。浮気は軽く、不倫は重たいイメージがあります。不倫というのは、婚姻関係にある人が異性と性行為をともなう関係を持つことです。一方の浮気は、恋愛関係や婚姻関係にある人が異性と関係を持つことを言います。浮気は性行為を伴うとは限りません。

つまり、不倫は浮気と言う広義の中にあるものです。不倫は不貞行為とみなされて、法的な責任を請求することもできます。しかし浮気は人によって捉え方が異なるのが特徴です。一緒に異性と食事に行っただけでも、浮気と言えば浮気になります。そこに法的な責任は存在しません。これが浮気と不倫の違いです。

不倫相手になりやすい人

会社関係の人は、不倫の相手で多いパターンです。社会人になって結婚すると異性と交流する機会は極端に少なくなります。しかし異性がいる職場だと、その中で異性と交流を持つことになります。仕事という関係ではあるものの、悩みや相談することも多く、感情が入りやすい関係性であるのも特徴です。相談しているうちに、惹かれて不倫に走るケースは少なくありません。

また、仲のいい異性の友人も不倫相手になりやすい特徴があります。これまで友達として意識してきたものの、ふとしたきっかけで急に異性として感じることもあります。特に家庭内の悩みなどを相談していると、相談に乗ってくれる異性に甘えたくなります。このように距離感が近い異性は、不倫相手になりやすい特徴があります。

不倫をするきっかけ

不倫する理由で多いのは、家庭に満足してない場合です。配偶者との仲が悪く、ケンカばかりしていると、他の異性に安らぎを求めます。最近は不倫サイトも多く開設されているため、何となく登録したつもりから不倫相手と会うことになり、そこから関係が始まるケースも少なくありません。

近年、夫婦仲は良好でもセックスレスになる夫婦が増加傾向にあります。性生活に満足ができないことを理由に、不倫に走るケースもあります。この場合、家庭環境が悪くないため、相手が不倫していることに気付かないのが特徴です。性欲を満たしたいという気持ちも、不倫を促進する理由の一つです。

不倫している人の心理

不倫している人は、自分がしてはいけないことをしている自覚があります。当然、配偶者に知られては困るという意識を持っています。将来的に離婚する気があっても、不倫していることが先にバレたら、自分が不利になることも分かっているわけです。そのため、不倫をしてない人に比べて、配偶者の様子を伺う機会が多くなります。

してはいけない背徳感よりも、好奇心や欲望が勝つのが不倫です。中には不倫していることをカミングアウトして夫婦関係をリセットする人もいます。しかし、多くの人は今の家庭を壊すことなく、不倫したいという自己中心的な考えを持っているものです。自分は傷付きたくないという気持ちも大きくあります。

不倫での修羅場例

不倫相手と家にいるときに鉢合わせ

不倫相手の家にいるときに、相手の配偶者が帰ってきて鉢合わせになるパターンも修羅場の典型例です。鉢合わせすると、相手の配偶者もパニックからさまざまな行動を取ります。無言で家を出ていくこともあれば、キレて殴りかかることもあり、大声で罵倒することもあります。

自分の家で不倫されている事実は、ホテルで不倫されるよりも精神的にきついものです。精神的なダメージの大きさから我を忘れて、これまで見たことが無い人間を見ることもあります。好きという気持ちが強かった相手ほど、不倫されたときのダメージは大きくなるものです。

警察沙汰になる

不倫の修羅場で警察沙汰になるケースも少なくありません。殴り合いが始まって収拾がつかなくなることや傷害事件にまで発展することもあります。それほど、不倫の現場というのは緊張が走ります。不倫している側に非があるものの、いろいろな理由をつけて逆上することもあります。不倫がきっかけで殺人事件が起こることもあるように、人の怒りの感情がオープンに出るのも特徴です。

不倫の事実を拡散される

不倫が発覚したときに、その場では大きな修羅場にならないこともあります。不倫を知ったとき、大体は感情的になるか、冷静になるかのどちらかです。感情的になる場合は、その場で気持ちがすっきりすることもあります。一方、不気味なくらい静かな場合は怒りを通り越して感情が消えています。

このように怒りを前に出せないタイプの人は、後から復讐することがあります。その例として不倫されていたことを拡散することです。家族や友人、職場関係の人に不倫の事実を伝えます。不倫の事実が拡散すると、周囲の目も変わり、これまでと同じような生活ができなくなります。意外と多い不倫の末路の怖い修羅場の一例です。

不倫の修羅場を防ぐ方法

相手の家庭を壊さない

不倫は人が傷付くだけのことです。誰も不幸にしたくないなら、不倫をしないこと以外に方法はありません。しかし頭では分かっていても、なかなか不倫はやめられるものではありません。不倫関係を断ち切ることができないなら、相手の家庭を壊さないことは大前提です。

相手の家庭を壊してしまうと、不倫相手の家族も不振に思って不倫を疑うようになります。最近は浮気専門の探偵事務所も増えており、調べられるとすぐに不倫が発覚してしまいます。疑いの目を向けられないようにするためには、相手の家庭のことを考える必要があります。

自分の家庭を大切にする

不倫相手の家庭を大切にするのと同じく、自分の家庭を大切にするのも重要になります。長年一緒にいると、配偶者も自分の変化に気付くものです。不倫していると疑われてしまうと、その疑念を解消することは難しくなります。不倫の事実が発覚すると、前面的に自分が不利になります。

不倫しても上手くやっている家庭はあります。自分の家庭を大切にして、不倫は不倫として割り切っているからできることです。不倫する理由はさまざまで、自分の家庭に恨みがないこともあります。不倫の修羅場を作らないためには、自分の家庭を大切にすることからです。

本気にならない

不倫で修羅場になるケースで多いのは、不倫に本気になる場合です。不倫相手のことが好きでたまらなくなると、自分の配偶者に対して嫌悪感が高まります。特に女性は心で不倫をすることも多く、一度無理だと思ってしまうと配偶者と一緒にいることが苦痛に感じるようになります。態度が変わったことに配偶者も気付くため、そこから不倫を疑って発覚することもあります。家庭を壊す気が無いなら、本気にならないことが大切です。

警戒心を持つ

不倫の修羅場に遭遇しないためには、警戒心を持って日々の生活を送ることです。自分では完璧に不倫を隠しているつもりでも、配偶者は不倫調査を始めていることがあります。不倫するためには、不倫相手と会う必要があります。会っているところを写真で撮られると、それは動かぬ証拠になるわけです。常に不倫がバレているかもしれないと思うことが、不倫の修羅場を防ぐための有効手段にもなります。警戒心を持つことは、冷静な気持ちで物事を判断する上でも重要です。

不倫の末路

慰謝料を請求される

不倫の末路として、不倫相手の家族から多額の慰謝料を請求されることがあります。不倫は不貞行為とみなされるため、裁判では慰謝料請求の事案に該当します。慰謝料は収入や不倫の度合いによって異なるものの、明確な基準はないため、ケースバイケースで決まるのも特徴です。そのまま離婚になる場合は、配偶者から慰謝料の請求を受けることになります。裁判に至らず、示談のままで慰謝料の金額が決まることもあります。

離婚を申し立てられる

不倫の末路に待っていることの一つに離婚があります。不貞行為は離婚の事由になるため、不倫された側は離婚を請求して慰謝料や養育費を請求することができます。一方、不倫を下側からも離婚の請求を行うことは可能です。離婚の申し立ては、調停から始まるのが基本で、裁判のようにどちらが悪いかどうかを決めるものではありません。しかし不倫したことが発覚している以上、離婚できても賠償からは逃れられません。

会社にいられなくなる

不倫は、社会的な制裁も加わります。不倫していることが会社に知られてしまうと、それだけでマイナスのイメージが定着します。これまで会社から信頼されて、第一線で働いてきた人でも、不倫がきっかけとなって社会的な地位を失うこともあるのです。それだけ、不倫に対する世間の目は厳しい特徴があります。特に社内の人と不倫をしている場合、そのまま2人が会社で働くことは難しくなるでしょう。

すべてを失う

これまで順風満帆だった人生も、不倫がきっかけですべてを失うこともあります。不倫がきっかけで離婚することになり、会社にはいられなくなり、子供がいる場合は、子供からも避けられてしまいます。不倫は、得るものよりも失うものが多いのが特徴です。そのときの感情だけで不倫をしてしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。すべてを失うことがないよう、不倫のリスクにはきちんと向き合っていくことが大切です。

まとめ


いかがでしたか?不倫の末路は修羅場です。不倫の修羅場は泥沼化することも多く、裁判になると数年の月日を費やして問題解決を図ることもあります。それほど、不倫というのは罪深いことなのです。不倫ブームに後押しされて、不倫に興味を持つ人も増えています。その陰で不倫がきっかけで地獄を見ている人もいるわけです。不倫したい相手がいても、その時の感情に流されるのではなく、起こり得る修羅場を考えることが大切です。