風邪を引いた時のセックスは?メリットとデメリット|感染症対策

  
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風邪を引いてしまった!具合は悪いのに、なぜだかエッチな気分に…。そんな体験をした方も少なくないかとおもいます。普通に考えたら、キスするだけでもその風邪はうつってしまう事はお分かりですよね。

でも、このムラムラは抑えられない。こんな時どうしたら良いでしょうか。風邪を引いたら、絶対にセックスしてはいけないという事はありません。きちんとポイントさえおさえれば可能ではありますが、本記事では具体的にどんな事に気をつければ良いのか紹介していきます。

風邪だからといって無理にエッチな気分をおさえつけてしまうのではなく、正しい知識を持って恋人とのセックスに臨んでください。まずは風邪の時のセックスのメリット・デメリットを順に見てみましょう。

風邪を引いている時にセックスする3つの効果

1.軽い風邪なら免疫機能が上がり早く治る

ちょっと怠いかなぐらいの風邪でしたら、セックスをする事で免疫力が上がる事が期待できるといわれています。その理由は「免疫グロブリンA」という免疫体です。

この免疫体は、定期的にセックスをする事で身体に放出されるので、風邪の引き始めなど、軽い症状の時はセックスをして睡眠をしっかり取る事で免疫が上がり、体調が良くなるという事もあるようです。

また、普段から定期的にセックスをする事で、免疫グロブリンAのお陰で風邪を引きにくい身体を作る事もできるといわれています。

2.軽い風邪なら発汗作用で熱が下がる

セックスには、軽い運動と同じ作用があるので、体温が上昇し汗をかく場合があります。少し微熱が出始めた風邪の初期症状の時に、セックスの発汗作用によってその微熱が下がるケースもあります。

セックスで汗をかいたらそのまま放置せず、新しいパジャマに着替えしっかりと睡眠を取る事を心がければ、解熱の効果も期待できるでしょう。

3.熱がある時はムラムラするためセックスするとリラックスできる

不思議な事に、人間は風邪でボーっとしてしまう時に限ってムラムラしてしまうものです。そんな時に「今は具合が悪いから」とムラムラした気持ちを抑え込んでしまうと、それがストレスになってしまいます。

40度以上の高熱があるという場合を除き、そんな雰囲気になったら逆にセックスをしてしまった方がリラックスできるでしょう。風邪を治すのは睡眠が一番です。幸せホルモンといわれている「オキシトシン」はセックスによって放出され、またぐっすり眠る事もできるといわれています。

ただでさえ体調が優れない時は、むしろセックスをして気持ちだけでもリラックスさせると良いでしょう。

ひどい風邪の時にセックスしてはダメな理由

1.免疫力が低下しているため感染症にかかりやすい

体調を崩すと感染症にかかってしまう事もあります。それは体調不良からくる免疫力の低下のせいです。

正常な体調の時は女性器の中は酸性に保たれていて、細菌が侵入しても退治して外に放出するという働きがあります。ひどい風邪を引いてしまっている時は免疫力が低下しているため、いつもは何事もないのに急に感染症にかかってしまう事もあるのです。

2.相手にうつしてしまう

セックスの際キスをする事で、その唾液の交換で相手に風邪をうつしてしまう事になります。ひどい風邪の時は風邪の菌を相手にうつさない様、セックスは控えた方が賢明です。

3.体力を消耗するため治りが遅くなる

風邪を引いてしまって免疫力が低下している状態でセックスをする事で、余計に体力を消耗してしまいます。

普段の体調の時であれば、激しいセックスをしても一晩眠れば元の体調に戻りますが、風邪の時はそういう訳にはいきません。セックスによって体力を消耗した身体は余計に免疫力を低下させてしまい、結果的に治るまでに時間がかかってしまうという事もあります。

風邪の時にどうしてもセックスしたくなったらしっかり対策を

1.オーラルセックスはしない

風邪で体調が普段通りではない時は、オーラルセックスは避けましょう。喉などが腫れているのに、オーラルセックスをすると、いつもは大丈夫でも細菌が口の中・喉などで繁殖しやすくなります。また、相手の性器にも細菌を付着させる事になりかねません。

2.コンドームをつける

どちらが風邪の場合でも、コンドームはつけましょう。ここまで何度も申しましたが、風邪のせいで身体の免疫力は低下しています。ちょっとした細菌でもやっつけるという事ができない身体になってしまっているのです。しっかりとコンドームをつけ、お互いにばい菌の侵入をガードしましょう。

3.ひどい風邪の時はやめておく

ご自分の判断でしっかりと相手に意思を伝えましょう。普段からセックスを断れる関係性を築いておくのも大事ですし、体調が悪い時は無理をせず、パートナーにそれをしっかりと伝えましょう。

4.相手が嫌がっているならやめておく

自分がセックスしたいからと体調が悪いのにセックスを要求する、または相手が体調が悪いのにセックスを強要するのは絶対にいけません。軽い風邪の時にはメリットもありますが、セックスは相手があっての事です。

お互いが気持ち良いセックスに励む事が出来る様、体調が不十分の時は相手主体で考えましょう。

風邪の予防に効くセックス!でも風邪の時は控えめに

冒頭でもご紹介しましたが、風邪で体調が悪いからといってセックスをしてはいけないという事はありません。体調がいつも通りでない時は、デメリットを考慮した上で、相手の同意の元、セックスに臨みましょう。

風邪の時のセックスはメリットも確かにあります。よく眠れる・免疫力がアップするなど悪い事だけではないので、今のご自分の体調を把握する事が大事となるでしょう。