「男の人にめちゃくちゃにされてみたい……」「目隠しされたり縛られたりしてエッチしてみたい……」女性なら一度は考えてみたことがありますよね。「SMプレイ」というと少し抵抗がありますが、ちょっとした支配ならされてみたい!という方も多いのではないでしょうか?
こういった気持ちを「恥ずかしい……」と思っている方もいるかもしれませんが、実は支配されたい欲求というのは女性なら誰もが持つ自然な気持ちなんです。しかし欲求とは言っても、相手が誰でもいいというわけではありませんよね。せっかくなら大好きな男性や彼氏・夫と濃厚で刺激的な時間を過ごしたいのではないかと思います。
そこで女性が持つ「男性に支配されたい」という欲求のメカニズムや心理、その欲求を刺激してもらう方法などを紹介していきます。
女性は誰しも支配されたい欲求を持っている!
「支配されたい」「縛られてみたい」などの気持ちは、一般的には少し恥ずかしいものとして捉えられがちですよね。
ですが実は女性が持つ「支配されたい欲求」というのは、人間の本能的にごく自然なことなんです。自分の本当の気持ちを押し殺したり抑圧してしまう前に、まずは「支配されたい欲求」のメカニズムについて知ってみましょう。
女性ホルモンのエストロゲンは服従ホルモン
女性の体が日々分泌している「女性ホルモン」。「支配されたい欲求」というのは、実はこの女性ホルモンと深い関係があるんです。
女性ホルモンの中にはエストロゲンという成分が含まれており、そのエストロゲンがいわゆる「服従ホルモン」といって、女性の心に「支配されたい欲求」を生み出します。
エストロゲンが多いと相手に支配されたい欲求が湧いてくる
女性ホルモンにはエストロゲンという「服従ホルモン」があります。ホルモンには人間の体や性格に大きな影響を与える効果があり、分泌量によってその影響力が変わってきます。
特にエストロゲンには非支配欲をかきたてる効果があるため、自然と「自分を支配してくれるような男性」を好きになってしまいます。ただ好きになると言ってもどんな男性でもいいわけではなく、男性らしさや頼り甲斐があるなど女性が「支配されたい」と思えるような要素がなければなりません。
そのため彼氏や夫など好きな人には、女性も「支配されたい欲求」が発生してしまうというメカニズムです。
支配されたい女性が求めている欲求や願望
男性に支配されたい欲求のある女性は、一般的に性的な支配を求める傾向が強くなります。つまり日常的には対等な関係でいたとしても、セックスなどの間だけは彼の男性らしい部分に服従したい、と考えている方が多くなります。
性的な欲求や願望で多いのが、縛られたり目隠しをされた状態でセックスを強要されることです。やはり痛みを伴うような行為はいくら「支配されたい欲求」のある女性でも抵抗がありますが、多少動きを制限されるなどの行為であれば、男性から支配されているという実感を程よく得ることができます。
また性的な欲求や願望以外でも、権力を持っていたり体格がいいなどの男性として「強い」と評価される部分を持っている男性は女性から支持を集めやすい傾向にあります。
女性は本能的に「強い男性に尽くしたい」という願望があります。人間の根源的な生活の中で、男性が強くなければ女性を守ることができず、結果的に子孫が絶えることになるためです。
その本能的な一面が人間には残っているため、男らしい男性に女性が集まりやすいのです。反対に優しさに溢れる男性ですが、はじめは女性に気を遣えることで評価が高いかもしれませんが、いざ付き合い始めると物足りなく感じる方もいるようですね。
男性に支配されたい女性は強い女性に多い!
これは意外な事実かもしれませんが、実は「支配されたい欲求」を持っている女性は、基本的に「強い女性」に多いんです。
現代は女性の社会進出が進み、女性でも役職などについてバリバリと働く時代ですよね。結婚や出産があっても周囲の協力があれば、仕事と両立することも可能かもしれません。
しかしそんな社会的な地位が高い女性や、気が強く物事をはっきりと言う女性など、一般的に「強い女性」と言われる方こそ、実は「男性に支配されたい」と考えている方が多いんです。
被支配欲がある女性の特徴
「支配されたい欲求」が高い女性は、基本的に「強い女性」に多い傾向があります。そこで被支配欲がある女性の特徴をご紹介していきます。
気が強くて自立している
「強い女性」というのは、自分の意見がはっきりと言えたり、精神的にも経済的にも安定しており、一見すると「一人でも生きていけそう」という評価をされやすいです。
しかし実はそんな強い女性こそ、「男性に支配されたい!」という願望があるんです。
というのも気が強くて自立している女性は、女として・人としてきちんと認められたいという強い願望があります。それも地位が高く尊敬できるような立派な男性に認められたいという思いから仕事を頑張り、結果的に自立ができているというサイクルなんです。
つまり「強い女性」の精神的、経済的な自立は認められたいという想いの裏返しでもあるんですね。
そのため反対に一般的に「控えめ」に見える女性の方が、「支配されたい欲求」が薄い場合もあります。
自信がなく父親がいない家庭で育った
人間が生まれてからすぐに接する男性は「父親」です。しかし現代は女性一人で子供を育てている母子家庭、シングルマザーも少なくありませんよね。
そういった家庭であっても子供は立派に育ちます。ただ傾向として、自信がなく父親がいない家庭で育った女性は、男性に「支配されたい欲求」が強くなると言われています。
本来であれば「父親」という絶対的な存在によって子供は守られます。つまり子供にとって最初の立派で強い男性は「父親」なんですね。
しかしそんな父親という存在を知らずに育った女性は、常に「父親のような」男性を求めています。無条件で自分を守り、支配してくれるような男性の存在を願っているのです。
また自分に自信がないことも、「支配されたい欲求」を持ちやすくなる原因です。
自分に自信がないと周囲の人に頼りがちになり、自分で物事を決定するのが難しくなります。そこで立派な強い男性に守られ、頼りたいと依存してしまうんですね。
「強い男性への憧れ」を持っている
男性の体つきは女性とは違い、がっしりとして筋肉質なことが多いですね。また性格も性別によって差が生まれ、成人する頃には生物学的に男性と女性とで大きな違いができています。
そのため、自分にはない「強さ」を持っている男性へ憧れを持っている女性は多いですよね。頼り甲斐のある体つきや男らしい性格などを持っている男性が女性から支持されやすいのはそのためです。
そんな「強い男性への憧れ」を持っている女性も、支配されたい欲求を持っていることが多いですね。
もともと憧れている相手を前にすると、その人の言うことや考え方をなんでも信じてしまったり、依存しやすくなりますよね。その感情が徐々に恋愛になり、やがて「支配されたい欲求」に変わります。
M気質が強い女性ほどアブノーマルなセックスが好き
女性は基本的に「支配されたい欲求」を持っている方が多いですが、その願望の強さには差があります。
中でも「支配されたい欲求」が強いのは、M気質な女性。普通ならちょっと躊躇うようなアブノーマルなプレイを好む方も多いですね。
目隠し・束縛プレイが好きな女性心理
いくら支配されたい欲求があるとはいえ、さすがに痛みを伴うようなプレイはちょっと抵抗がありますよね。そんな女性に人気のなのが、目隠しや束縛プレイ。
特に痛みを伴うこともなく、程よい支配されている実感を得られるのが魅力のようですね。
またこれらは男性にも人気のプレイで、女性を「支配している」という優越感に浸ることができるんだとか。
大好きな彼氏や夫となら、ぜひ一度は挑戦してみたいプレイですよね。
1、目隠しすると興奮する
ちょっとアブノーマルなプレイの代表といえば、「目隠し」。視界を奪われることによって何をされるかわからず、興奮するという方も少なくありませんよね。
また中には単純に「目隠しされる」という行為に興奮する女性も多くいます。これはちょっとアブノーマルな性質ですが、これくらいならプレイとしてやりやすいのも魅力ですね。
2、見えない緊張感で感じ方が変わる
目隠しをされていると、当然ですが普段見えているものが見えなくなります。
特にセックス中にはどこを触られるのかもわからなくなるので、余計に緊張感が増しますよね。それによって触られることに体が敏感になり、感じやすくなる傾向にあります。
目隠しにハマる女性は、この感覚に依存してしまうことも多いようです。
3、男性が喜ぶから
目隠しプレイが好きなのは女性だけではありません。男性も女性に対して目隠しプレイをするのが好きな方が多いんです。というのも女性は支配されたい欲求があるのに対して、男性は「支配したい欲求」があります。
そのような女性を支配したい欲求を持っている男性は、特にセックスにおいて女性に奉仕されるのが好きな傾向にあります。男性の言うことに従順に従ったり、プレイを受けれてくれるような女性に興奮するんですね。
その一環として男性も、女性に目隠しをさせたい願望があります。そんな男性の願望を叶えてあげることで、女性も嬉しく感じますよね。
「男性が喜ぶ」から、という理由から目隠しを好む女性も多いんです。しかしこの場合は、相手の男性が女性にとって「大好きな男性」でなくてはなりません。
4、男性に支配されているような気分になるから
セックス中の目隠しプレイが好きな女性は多いですが、その心理の中には「男性に支配されているような気分になるから」という理由もあります。
目隠しされていると完全に男性主導のセックスになります。何も見えないのでされるがままに男性から攻められ、それが「支配されたい欲求」を満たしてくれるんですね。
この心理を持つ女性は、基本的にM気質の方が多いです。そのため目隠しだけでなく拘束や緊縛プレイが好きな場合もありますね。
そもそも男性から自由を奪われて、完全に支配されることに快感を覚えているのです。
SMプレイで最上級の快感を味わう
女性は誰しも少なからず「支配されたい欲求」を持っています。それは女性ホルモンの中に入っているエストロゲンによる、本能的なものです。
そのためはた目から見るとどんなに自立している女性も、心の奥では「支配されたい」という気持ちを持っているのかもしれません。
そんな女性たちがSMプレイで最上級の快感を味わうためには、自分の気持ちを大切にしながらパートナーとプレイを楽しんでいくことです。
やはりどんなに「支配されたい欲求」が本能的なものとはいえ、プレイが苦手な女性も存在します。それなのに無理をしてSMプレイをしてしまうと、より一層苦手な気持ちが強くなってしまいかねません。
しかし反対に、今まで「自分はM女性じゃない」「S男性は苦手」と思っていたとしても、実は支配されたい欲求を心の奥底に隠していることもあります。そのためまずは目隠しやちょっとした拘束などのプレイから始めてみると良いでしょう。
そこでちょっとしたプレイに慣れたら、徐々に言葉責めなど「支配されている実感」を得られる行為をプラスしていきます。M気質のある女性であれば、そう言ったプレイ自体に快感を感じられるようになっていくかもしれません。
また軽いSMプレイをセックスに取り入れることで、男性もあなたとの行為に夢中になっていく可能性があります。
女性が支配されたいと思うのと同様に、男性は女性を支配したいと思っています。そんな性的征服欲を刺激することで男性もセックスに夢中になり、より激しい快感を得ることができるでしょう。
SMプレイといってもやり方は様々なので、パートナーと一緒に色々な方法を模索して行ってみてください。
素直な欲求に従って本当の自分を解放しよう!
基本的に日本人女性は、自分からプレイを提案するのを恥ずかしがる傾向にあります。しかし世界的には、女性の方がセックスに積極的な国もあります。まずは恥ずかしがらずに提案してみることで、パートナーとより良い関係が築けるかもしれませんね。
「セックスがしたい」という感情を隠すことなく、徐々に彼氏や夫に打ち明けてみましょう。男性側も案外あなたとのSMプレイなど性的妄想しているかもしれませんよ。
ただ過度にドSな気質も持っているタイプの男性や性的関係のみで恋愛感情がない男性と行うと、対等な人間同士としての関係が崩れてしまうこともあります。
男性側が喜ぶことだったしても、嫌なことはきちんと「NO」を突きつけることが大切です。恐怖を感じたら、すぐにやめてもらいましょう。
SMプレイはセックスにおけるスパイスですが、パートナーとの相性や特徴を見極めながら行ってください。