「メンヘラ」と、最近よく耳にします。主にネガティブや、いきすぎた行動、気持ちの浮き沈みが激しい、相手の気持ちを考えない愛情表現などを行うの人を表します。メンヘラといわれないように、自分の行動や愛情表現に気をつけ可愛らしい女性になりましょう。
メンヘラ彼女の特徴
頻繁にSNSを投稿する
まず、代表的な例として、SNSに依存してる傾向が多くみられ、頻繁に更新したりUPしている傾向があるようです。誰かと繋がっていないと不安になったり、自分の記事を更新した後の評価が気になったり、いつもスマホを握っていることも多いのです。
メールやSNSの返信をすぐに相手に求めたり、寂しい時間などは相手の都合も考えずに、メッセージを必要以上に送ってきたりすることもあります。
メールや返信のスピードが遅いと不安になって、更に頻度がエスカレートしたり、不必要に連絡を取りたがります。
SNSの自分のプロフィール写真を頻繁に変えたり、アカウントを複数もっているのもメンヘラの特徴です。
自分が大好き
メンヘラは自分のいいところも認めてもらって、愛して欲しい、理解してほしいなど、自分をわかってほしい欲求が普通の人よりも強いのです。
そのため、自分の過去や全てを伝えたくなるのも特徴です。数人で会話をしてる話の途中に、関係ない自分の話を急に始めたり、自分の話に流れを変えるために、人の会話や話をさえぎったりなどします。
他の人に自分を認めてほしいと思う意欲が強いのです。メンヘラの人にとって、何よりも自分を愛してもらうためにアピールし、強調することが多いのです。
メンヘラは自分に関心を持たれたい、常に気にかけてほしいと思う気持ちが強く、自分に優しい人にはとことん懐く傾向があります。
自分のことしか見えていない、自己中心的な考えでもあります。自分のことばかりではなく、相手の気持ちを尊重することも大切です。
彼氏に依存している
メンヘラ女性のほとんどが、彼氏に依存しています。彼氏が少しでもそっけない態度をとったら、突然怒り狂って手に負えなくなったり、うつ状態になったります。精神的に不安定なので、1人で生きていける強さがないのです。
女友達も少ないので週末はデート以外の予定がなく、平日も彼氏と一緒に過ごす場合が多く、自分の時間がほしい、友達と遊びに行きたいと思ってしまう男性も多いようです。
また、メンヘラ女性の愛情表現はとても強いです。「結婚」や「見捨てないで」と、本人としては愛情表現のつもりで言う表現が強く、間違った愛情表現をしてししまう傾向があります。
スマホや男だけでなく、あらゆるものに依存する特徴があります。
そして、被害妄想が非常に強いのです。コンプレックスがあり、自分に自信が持てない女性も多いのです。
気を引こうとしてくる
メンヘラ女性は人に依存する傾向がありますが、どれだけ相手に必要とされているかで自分の価値を決めます。少しでも自分が後回しにされたり、構ってもらえないなどの行為は自分の中で、相手を信じられないレベルに匹敵します。
自分への愛情が感じられないと判断すると、異常なまでの恐怖心から、突き放す態度をしたり、別れ話をして気を引こうとします。
また、具合が悪い、体調がよくないなどと、体調不良のアピールをします。人が心配するようなことを伝えて、自分を気にかけてもらうのがメンヘラがよく行う特徴のひとつです。
一緒にいると、悩みを話されることもあります。必ずしも解決が求められているわけではありません。話を聞いてもらい、かわいそうな自分を気にかけてもらいたいのです。
嫉妬深い
メンヘラ女性の嫉妬には決定的な違いがあります。異常な思い込みがあり、彼のまわりにいる異性の女性、全てが敵に見えてしまう被害妄想も強いのです。
同僚や女友達と話しているだけで「浮気」と疑ったり、自分にコンプレックスがあり、自信が持てない女性も多いです。
メンヘラ気味の人は自分のこと以外は信用しようとしません。否定をしてしまうと、逆に何か怪しいと感じ、最悪の場合は彼氏に関わる女性すべてを排除しようとします。
彼にしてみると、何も悪いことをしてないのに、なぜ疑うのかが理解できないのです。
過剰に嫉妬に燃える女性は男性側から見ると、恐ろしく見えてしまいます。そのせいで気持ちが離れていく男性も多いのです。
メンヘラになってしまう原因
過去の恋愛のトラウマ
今までの恋愛経験がうまくいかないまま、フラれた経験がトラウマになって、新しい恋愛の展開を警戒しながら、慎重になり過ぎます。
たとえ、どんなに好きな男性と付き合えても、同じようにフラれるのではないか、また別れてしまうかもしれないと考えてしまい不安になり、恋愛や相手に対して疑いやすくなり、恋愛中の相手に過剰に詮索しすぎてしまうのです。
彼に対する愛情表現が度を超えており、彼からの愛情も同等以上返してくれることを求める、それでも満足しない寂しがり屋というのも、メンヘラになる原因です。
過去の恋愛の失敗をまた起こしたくないのに、自分の気持ちや衝動を抑えきれなくなって爆発してしまうのです。
コンプレックが強すぎる
自分の容姿で気に入らないところがあったり、自分が嫌い、性格が嫌い、その他学歴や年収、頭の良さ、要領のよさなどなど、何かしらコンプレックスが強すぎて、いろいろ考え過ぎて他人を信じることができない、負のスパイラルに陥ってしまうメンヘラ女性。
大きな特徴はとにかく自分に自信がないことです。理由はさまざまですが、どうせ自分なんか可愛くなれない、自分が男性から好かれることなんてないと思ってしまっています。
たとえ褒められたとしても「どうせお世辞だ」「みんなに言っているのだろう」などと、素直に喜ぶことができません。
「私なんて」と思う被害妄想が強い人もメンヘラの特徴です。
ストレスが溜まっている
メンヘラになりやすいタイプはストレスに弱い、内向的で悩みやすいタイプです。
また、思い込みが激しかったり、プライドが高く、嫉妬深いなどがメンヘラになりやすい人の特徴なのです。
女性は男性よりもストレスの影響も受けやすく、自律神経の働きと生理学的な女性ホルモン分泌の不安定さが大きく関係しているといわれています。
自分の感情をうまくコントロールできない要因も、この影響があるといわれているのです。
訳もなく不安になるのも同じです。前向きになるセロトニンが男性よりも女性は少ない体質なのです。
幼少期に孤独だった
メンヘラになる人は過去に何かしらのトラウマを持っている人がほとんどです。多くは幼少期の家庭環境と学生時代の環境です。
親からの虐待だったり、片親で貧困に悩んでいたり、両親の夫婦喧嘩が多い環境だったり、親が浮気をしているのを知っていたり、親からの愛情が十分でない幼少期からなどです。
こういった幼児期・青春期のトラウマは成長期の人格形成に大きく影響します。当然、情緒不安定気味になったり、精神状況が悪くなったりします。
ですから、過去の学生時代のいじめ、両親の無関心などによる心の傷からメンヘラに陥る場合があります。
幼少期に孤独だった分、大人になると孤独感を人よりずっと感じやすく、敏感に受け止めてしまうようになったのです。
メンヘラ彼女にならないために
自分を客観的に見る
自分を客観的に物事を考えられる人になりましょう。
そして、他人の立場に立って、その人の気持ちや、物事を考えられる女性になることが大切です。 客観的な人ほど、さまざまな目線や角度から物事を見ることができます。
そうすると、自分の視点だけでなく、他人の視点からも物事を見たり、相手の心境を考えたりすることができるようになるのです。
また、意見を発言するときもあらゆる角度から物事を見たうえで、冷静に発言することができるようになります。 そのため、自分の視野や見かたが幅広くなり、柔軟な思考で相手のことを思いやれるようになります。
初めて、自分の今までの行動や発言が相手のことを考えると、変だったと気づくことができます。
束縛するようなことはしない
メンヘラが強く出てしまうときは「恋愛をしているとき」です。彼氏にかまって欲しくなり、常に一緒にいたいと思うようになり、愛情を感じられないと耐えられくなり、過激な言動に走ってしまいます。
これを続けていては負のスパイラルから抜け出すことはできません。束縛も度を越してしまうと、相手が自分からどんどん気持ちが遠ざかってしまいます。
他人に頼らず、寂しさや不安を1人で解決できるように、自分をコントロールできるようにすることが大切です。
相手を束縛するより、自分に何が出来るか考えて趣味をみつけたり、スポーツを始めたり、異性にだけ目を向けず、自分の中の可能性を発見しましょう。
心理について勉強する
彼氏以外の依存体質から抜け出るためには「自立」しかありません。
心理的に自分に自立を促進するために、恋愛以外の自分を高める「何か」をみつけましょう。それが何であれ自分が幸せに感じるのであれば、それが一番大切なことです。
逆に「何か」ひとつだった場合、それを失えば何もかもなくなってしまうので、不安になり怖くなるのです。
「何か」は何でも良いのです。友達関係を作るとか、新しい趣味を持つとか、これだけは誰にも負けないというものを作るとなど、なんでも構いません。
ひとつの幸せがいつまで続くかは正直誰もわからないのです。それは例え結婚しても同じです。
自分のよりどころを沢山持つ、それだけで恋人関係が良好になったり、あなたの心身が健康になるものです。真っ直ぐな一途な性格の子が、メンヘラになりやすいのです。
自分一人の時間を楽しめるくらいに、時間を忘れて打ち込める「何か」を探してみてください。
他と比較しない
自分は自分と割り切れるようになりましょう。SNSの中の情報や人のデマに惑わされないよう、自立した女性を目指します。
他人との比較をやめて楽になるのために、自分の弱点を知り、その弱点をしっかりと認めて受け止めることです。自分を褒めるのも甘やかすのも自分が一番。誰かから認められたい、甘やかされたいと思うだけでは何も変わりません。
自分が変わらないければ、周囲や人間関係も変わりません。
プライドや過去のトラウマに縛られて、殻に閉じこもっているのではなく、弱さを受け止めて、過去は過去と割り切り、他人との比較をしないで生きていけば、その苦しみから解放されます。
自分は自分、人は人と受け止め、人を許すこと、過去を許すことを知りましょう。
可愛げのある彼女になろう
些細な嫉妬なら、可愛い女性と思われるかもしれません。しかし、嫉妬の度合いが行き過ぎて、相手を束縛したり、支配したいと思うようになったら危険信号です。
大人女性になるためにも、彼だけに依存はせず、一人の時間を満喫して自立した素敵な女性になりましょう。それでも苦しい時はメンタルケアの診療を受けることで、メンヘラは必ず克服できます。