知らない間に携帯を勝手にチェックしていたり、仕事中も何度も電話が鳴ったり、あなたの彼にそういった行動が見受けられたら、あなたの彼は束縛彼氏かも。束縛はつらく息苦しくなってきます。彼との付き合いを継続させるか終止符を打つのかはあなた次第です。
束縛彼氏の特徴
嫉妬がひどい
例えば、彼が恋人である自分の携帯を勝手にいじり、彼以外との男性とやりとりしたラインやメール、電話履歴などを見られて嫉妬されたということはありませんか?また、女友達と旅行に行くだけなのにすごく詮索されたり、ちょっと男性と話しているだけであとで何度も詮索されるなど、関係性をしつこく聞かれたりしませんか?
これらは彼女に対し、彼氏である自分以外と誰かが関わられているというのが気に食わない証拠であり、嫉妬。嫉妬がひどいと感じるのは人それぞれ個人差はありますが、あまりにも詮索が過ぎると疲れてきます。
恋人のことを大切に思っている上での行動かと一見思われますが、恋人を独り占めしたくて誰かとかかわってもらうのが嫌だから嫉妬するのです。つまり、このようなタイプはほぼ自分のことしか考えていないのです。
メールや電話が多い
なぜか彼がお昼休憩の時や仕事後など、ここぞと見計らって電話やメールをしてくるということはありませんか?仕事の状況によっては返信できないことだってありますが、返信がないことを理由に浮気を疑われたり、冷たいと言われることがあるでしょう。
恋人とは常に連絡を取っていたいと思う彼であれば、仕事であってもおかまいなし。1時間に1回必ず連絡してといってきたり、学生でも授業中やレポートの作成中、バイト中は携帯を触れないのに自分のいいなりにしたくて無理難題とを突き付けてきます。過度な心配性や相手をいいなりにしたいというも束縛彼氏の特徴の1つとしてあげられます。
行動をチェックする
常に彼女がどこにいるのか、誰と何をしているのかを知っておきたいがために、メールや電話で確認していることがあります。彼女と連絡がつかない場合、共通の友達から彼女の情報を嗅ぎまわっていたり、監視といっても禍根ではないくらい見張っているということもあります。
現代は、携帯のアプリで位置情報を確認できるものがあります。それをダウンロードさせ、連絡がなくても位置情報を得ていたり、彼女自身にダウンロードさせるならまだしも、勝手に彼女の携帯に位置情報アプリをダウンロードしていたりする場合があります。
行動のチェックされているのも頻度によりますが、「ちょっとしつこいかも」と思ったらそれは束縛になるでしょう。
服装に口出し
同窓会などで「なんで男の子がいるのにスカートで行くの?」とか、女子会なのに「スカートの丈短くない?」「肌露出しすぎじゃない?」なんて服装について口を出してきていませんか?
気にかけてくれているのは愛されている証拠かもしれませんが、女性はいつだってめいいっぱいオシャレをして楽しみたいはず。心配をしてくれる彼のためとはいえ、好きな服装を着ることを我慢するのはあまりいい気がしませんよね。
自分のためだけに肌を出してほしい、肌を出す格好をされて他の異性に気に入られたら嫌だという独占欲から服装までも口出しし、束縛するようになります。
自分を優先してほしい
例えば「次の土曜日何してる?」と聞かれてすでに予定が入ってしまっていた場合、それを知った瞬間から彼は不機嫌になってしまいませんか?
束縛彼氏はとにかく自分を優先して欲しい気持ちでいっぱいです。彼女に別の予定が入っているという答えはあまり聞きたくないのが本音。空いてる?って聞かれたら「空いている」と答えて欲しいのです。
このタイプは、自分が強要して予定を空けさせているという感覚がないため、束縛しているとはあまり思っていません。彼女が彼を優先することで愛されていると実感しているのです。
なぜ束縛するのか
浮気をされたことがある
例えば、束縛が強いと感じる彼には、過去に浮気をされた経験があるのかもしれません。「浮気をされた」という経験は少なからずトラウマになります。浮気された側にとっては、大切に思っていた相手が違う相手と恋に落ちていたなんていうつらい経験になります。
もしかしたら、その反動であなたのことを過度に気にかけてしまうのかもしれません。あまりにも束縛が気になるのであれば、彼に今までの恋愛経験を聞いてみることで彼のことを知るきっかけになります。また、お互いの絆も深まるいい機会です。その時に思いも伝えてみるのもよいでしょう。
独占欲が強い
男性は本能的に縄張り意識が強い生き物。彼女のものは自分のものと考えるため、彼女を独占して従わせることで満足する人もいます。
彼女を愛しているがゆえの行動だったりしますが、彼女との連絡が少し途絶えるだけで怒ってきたり、他の男性と話しただけで浮気を疑ってくる人も中にはいます。独占欲が強いうえに、自分だけを想ってほしい、自分だけに笑ってほしいと、自分以外に違う表情までさせたくないという束縛をするのです。
男性はプライドが高く、自分から捨てるならまだしも、彼女に捨てられてしまうのでないかと思っての行動だったりします。
精神的に子供
例えば、自分のことなのに自分で決められなかったり、母親の決定権が絶対だという場合、マザコンの可能性があります。しかし、マザコンだけでなくファザコンも少なからずいるようです。父親の決定事項は絶対で、父の背中を追い、父を越せないといったものです。
これは育った家庭環境にもよるので程度は一概に言えませんが、付き合って行く中であまり感じなくてもご両親に会う機会があって、何か気になることがあれば要チェックです。
体は大人、心が少年のまま
また、とにかく幼稚であるという人もいます。子どもは素直で可愛らしいものですが、体が大人なのに心が幼稚だと、空気を読まず自分の世界で物事をいってくる人もいます。そういった人は、周りが見えていないので、何があっても率直に意見をいったり、人の目があっても抱きついてきたり体に触れようとします。
紳士というのは、周りの雰囲気を感じつつ、人に迷惑をかけない人です。心が幼稚だと紳士にはなれず、自分の思うとおりに咄嗟で行動します。周りの人も目を覆いたくなるような愛撫は避けたいところです。
自分に自信がない
例えば、彼女が自分から離れていったらどうしよう、自分を嫌いになってしまったらどうしようとマイナー面ばかりを気にする、自分に自信がない人は、余計に束縛したりします。
このタイプであった場合は、彼としっかり話し合うことが一番。話し合うことで理解してくれるのであれば前に進めます。目を見て信じてもらえるように話し合いましょう。
しかし、本当に自信がない人というのは特に疑う深いことがあります。何度話しても分かってもらえず、信用もされないという場合は、自分のためにも彼との交際を考え直した方がいいのかもしれません。
束縛彼氏とうまく付き合う方法
隠し事がない状態を見せる
彼女の見えない部分に不安を感じて束縛しているので、隠し事がないということを見せるのが一番手っ取り早い方法。ラインを見せたり、仕事上連絡しなくてはいけない男性の名前を教えておくことや、仕事の話をするなど、方法はたくさんあるでしょう。
彼と向き合って真剣に話せば、あなたの思いは伝わります。自分を知ってもらういいきっかけでもあるので、隠し事がない状態をきちんと知ってもらい、お互いの関係をよりよいものにしましょう。
束縛を友達の前で暴露
あまりにも束縛が気になる場合は、あなたや彼の友達を交えて飲んでいる時に話してみましょう。影でいうのではなく、彼の友達も同席している場所で「ちょっと私の彼、こういうことするんだけどどうかな」などと軽く暴露してみましょう。「えー!ちょっとそれはないんじゃない?」などと友達にいわれることで、彼も周りとのギャップに気がつくかもしれません。
ただし、あまり重く、真剣に話さないように注意しましょう。あまりくどくどと友達の前でいわれるのは、彼自身のプライドを傷つけてしまうことがあります。特にプライドの高い人は逆上してしまう場合があり、二人きりになったときに口論の原因となったり、暴力などの危険な方に走る可能性もあります。
あくまでも場所の空気を壊さない程度の談笑の一部として話しましょう。
あなたが一番と伝える
彼自身が、「君のことが誰よりも一番なのに、君はそうではないの?」などの不安から、彼女を束縛してしまう人というのは意外と多いのです。そういう人ははっきりいってもらえないとわかりません。よって、恥ずかしいかもしれませんが、「あなたのことが一番大切だよ、一番でかけがえのないものだよ」と伝えてあげましょう。
束縛はコミュニケーション不足からくる場合があります。あなたは伝えているつもりでも相手に伝わっていなかったら意味がありません。事あるごとに面と向かって気持ちを伝える事で、彼は安心感を得ることができ、あなたへの束縛も緩まるかも。二人の関係性をよくするためにもコミュニケーションは大切です。
束縛彼氏との別れ方
はっきりと伝える
どんな彼であっても、別れはつらいもの。しかし、どうしても束縛に耐えきれなくなったら、我慢せずに別れを告げることも大切です。しかし、別れる時には注意が必要。束縛彼氏はあなたに夢中になっている状態ですので、後腐れしたくないがために曖昧な別れ方はご法度。きちんと気持ちを伝えましょう。
「あなたにこういうことをされるのが嫌で、私にはもう耐えられないから別れたい」など、きっぱり付き合いに終止符を打つために言葉にしましょう。そういった場合、「もうしないから」というかもしれません。猶予をあげて改善が見込められるならよいのですが、もう付き合いをしたくないほど嫌なら「嫌です」とはっきりいいましょう。
はっきり告げないとストーカーになる可能性も
はっきりいわれないとわからないのが束縛する人の特徴。そうすることで、相手に未練を残すことがあります。未練を残されたら、仮に別れることができてもストーカーに豹変する場合も。ストーカーは本当に怖いもので、家を知られていなかったのに、気がついたら玄関前に彼が待ち伏せしていたり、復縁を迫る手紙が届くなど、連絡も昼夜問わずかけてきたり付きまといます。
ストーカーは知っている人だから怖くないなんてことは一切ありません。知っている人だからこそ何をされるかわからないということを念頭に置きましょう。あなたの友達も巻き込んで、嫌がらせに走ることもすらあります。甘く考えず、本当に別れたかったらきちんと別れを告げて、きっぱり別れましょう。
別れる姿勢を貫く
一度別れたいと告げても、「なんで?どうして?」と急に気遣い始めたり、物を贈り始めたりする人がいます。優しさや物をもらうというのは嬉しいことではあっても、受け取ってしまったら受け入れてくれたと勝手に解釈します。別れたいならその姿勢は貫きましょう。優しさを見せたらそこにつけ込んできます。
少しの優しさに彼は満足し、未練を残します。「彼女がこんな優しさを見せてくれたから、まだ自分のことが好きだ」と飛んだ勘違いですが、いいように理解してきます。後々困らないためにも、別れる姿勢は崩すのはご法度です。
告げる時は人の多い場所
束縛をしてくる人によっては逆上したり、リベンジポルノをしてきたり、行動が読めない場合があります。別れたいと発しただけで、暴力を振って男性の持つ強い力であなたをコントロールしようとする人もいます。そうならないためにも、人気の多いカフェやレストランで話すことが大切。
人が多い場では急に逆上することは常識的にできないはず。もし、仮に暴れることがあってもお店の人や周りの人が警察を呼ぶなど、救いの手を伸ばしてくれます。
危険なのは、2人きりになれる家や密室。ここでは何が起こるかはわかりません。「束縛はするけど、彼はそんなことしない」と思っていても、彼の本性を見れていなかっただけというパターンもあります。女性は男性より力は弱いですので、用心に越したことはありません。男性である彼を弱視しないことです。
束縛する彼氏と上手に付き合って幸せになろう
束縛されているという感じ方は人それぞれ。一般的に考えて度が超えていると感じることも、人によっては愛されていると感じる人もいます。しかし、少しでも嫌だなと思ったのなら彼に相談するべきです。
彼との長い付き合いをしたいのであれば、きちんとあなたのことも理解してもらい、彼のことも理解しましょう。お互いが理解することで固い絆ができ、お互いが幸せになれるでしょう。