不倫と言えば男性のイメージが強いですが、最近は女性の不倫も増えています。不倫関係のドラマや本が流行し、そうした媒体に触発されるケースもあります。不倫は婚姻関係にあるにも関わらず、異性と不貞行為を働くことです。不倫をする多くの人は、バレてはいけないという焦りや罪悪感も持っています。
してはいけないと分かりつつ、やってしまうのが不倫です。不倫する女性の性格や特徴、どんな気持ちから不貞行為に走るのか。そして、不倫女の行く末には何が待っているのかなどを紹介していきます。
不倫女の心理
略奪することで快感を覚える
不倫女の中には、人の物を取るという行為に快感を覚えている人もいます。不倫相手のことが心から好きなのではなく、人から取るという行為のスリリングさや優越感などを感じているのが特徴です。通常の感覚なら人から奪うことを避けて、平和に過ごしたいと考えます。しかし、不倫女は略奪しないとときめくことができないのです。
不倫女が略奪することに快感を覚えるのは、幸せな夫婦生活への嫉妬も含まれます。人の幸せを嫉み、その生活を壊したいという気持ちから不倫に走るわけです。自分が幸せになることができないなら、幸せな人の生活を壊してすっきりしたい気持ちもあります。このような略奪心がある女性は、不倫相手が離婚をして、自分が不倫相手と結婚できることになっても満足しないものです。
甘えたいという気持ち
不倫をする心理として、好きな人に甘えたいという気持ちから来るものもあります。不倫相手は結婚しているので、恋人にはない包容力などを感じるものです。結婚していることに安心感を覚えて、さらに甘えたいという気持ちが強くなります。心の中で寂しさを感じているのが特徴です。
寂しくて甘えたいからと言って、不倫女は誰でも良いというわけではありません。甘えたい相手に求めることを一つずつ見ていくと、最終的に家庭を持っている男性になるわけです。甘えて、その気持ちに男性が応えると、増々抜け出せなくなります。こうして不倫関係が続いていくことになるのです。
ラブロマンス系の恋を再度経験したい
不倫女は、過去に浮気をしたことや一般的なカップルと外れた恋愛経験をしていることが多いのも特徴です。一度、そうした経験をしてしまうと通常の恋愛では物足りなくなってしまいます。背徳感などを覚えるような関係に燃えてくるのです。不倫の場合は、してはいけないと分かっていながらすることに燃えます。
ラブロマンス系の恋愛を再び経験したいという気持ちから、不倫に走ってしまうことは珍しいことではありません。このような恋愛体質にある女性は、不倫を繰り返しやすい特徴もあります。不倫相手に恋をしているのではありません。罪悪感以上に、好奇心や欲求が強いのも特徴になります。
不倫女の末路
家族を失ってしまう
家庭がある女性が不倫をして、それが家族にバレてしまうと悲惨な結果が待っています。まず、家族からは不倫していたことから信用を無くされ、拒絶されてしまうこともあります。子供がいる場合は、子供の心に大きな傷をつけてしまい、これまでの関係には戻れなくなることもあるでしょう。想像以上につらい現実が待っているものです。
不倫をしている女性は、不倫は見つからないという自信を持っています。実際に、男性と比べると女性の方が不倫をしても周囲に気付かれないものです。しかし不倫する女性が増えている現代において、男性が疑って探偵などを雇うケースも増えています。不倫の証拠を突きつけられて、一気に家庭崩壊につながることも珍しくありません。
社会的信用性がなくなる
世間では、有名人の不倫報道が賑わっています。トータルで見て、不倫している女性は男性に比べると風当りはきついのが特徴です。不倫をしていることが発覚したことで、社会的信用を失って、これまでと同じように活動ができなくなる有名人もいます。それほど、世間は不倫に対して厳しい目で見ているのです。
不倫の代償は大きく、社会的信用を失ってしまうと周囲の見る目も変わります。職場の人に知られてしまうと、これまでとは明らかに対応が変わり、陰口を言われることもあります。近所の人に知られると、不倫していることが一気に近隣へ広がっていくものです。これまでと同じような生活ができなくなってしまいます。社会的信用を失うことで、ようやく不倫のリスクを知ります。この段階だと、すでに後戻りできない状態です。
多額の慰謝料を請求される
恋人同士の浮気と結婚している人の不倫では、代償が大きく変わります。法的に結ばれていない恋人の浮気問題を解決するのは、個人的な話し合いが中心です。そこに慰謝料が発生することは珍しく、浮気された方が泣き寝入りするのが一般的になっています。一方で、不倫になると法的に婚姻関係で結ばれているため、発覚すると慰謝料の対象になります。
不倫における慰謝料の相場は、不倫していた年数や収入、年齢などによっても変わってきます。数十万円から数百万円になることが多く、高額な慰謝料が必要になるのも特徴です。また、不倫は離婚する事由になるため、一緒に離婚請求を突き付けられて、慰謝料に加えて生活費や財産の一部が無くなることもあります。不倫にはお金を多く失うリスクもあるのです。
不倫女になってしまう人の特徴
色気があって常にモテる人
不倫女になりやすい人の特徴として、色気があって異性にモテることがあります。色気がある女性は男性も放っておかず、常に好意的に男性から接してもらいます。結婚をすると、自分に魅力が無くなったと思う女性もいます。そんな気持ちでいる中、男性からアプローチがあるのは嬉しく感じるものです。ついつい誘いに乗ってしまって不倫してしまいます。
若い頃からモテていた人よりは、大人になってからモテた人の方が不倫しやすい傾向にあります。これは、若い頃にモテなかったことへのコンプレックスがあることが理由です。大人になってメイクや服装で磨きをかけて、大人の色気が出せてモテてくると、若い頃からモテていた人よりも自信を持ちます。そして、若い頃のコンプレックスを解消しようとするのです。
雰囲気に流されやすい人
常に受け身のスタンスでいる女性は、雰囲気に流されやすい特徴があります。自分の意見をしっかり言うことができないと、男性からのアプローチを断ることができなくなってしまい、そのままの勢いで不倫に走ることもあります。その場の雰囲気に流されやすい女性は、もともと不倫を望んでいるわけではないのも特徴です。
流されて不倫をしてしまった女性は、関係を自分から絶ち切ることができずに、ズルズルと関係を持ってしまいます。不倫の関係が続いてくると、その環境に慣れてしまって罪悪感が薄れていくのも特徴です。控えめな女性、おとなしい女性、意見をはっきり言わない女性に多く見られます。
家庭環境に満足していない人
夫婦生活や家庭環境に満足してない女性も、不倫しやすい女性の特徴です。特に主人が相手にしてくれない、女として見てくれない、扱いが雑などの不満を持っていると不倫しやすくなります。家庭に不満がある中で、他の男性に優しくされると恋心を持ちやすくなります。女として見てくれたということへの喜びも大きく、そこから不倫に至るわけです。
女性が不倫をする理由の中で、家庭環境がもっとも多い理由です。また、主人が影響するだけでなく、家庭の中で家事や子育てに疲弊して心のよりどころが無くなってしまっている場合も、ちょっとしたきっかけで不倫に走ります。最近は不倫サイトなども開設されており、不倫相手を見つけやすい環境になっているのも不倫の助長につながっています。
不倫女との対決
SNSやメールや電話で罵り合い
自分の主人が不倫をしていることが発覚した場合に、その相手となる不倫女とは泥仕合になることもあります。不倫女も最初から自分が悪いと認めることは少なく、反論してくる場合もあります。そうなると、SNSやメール、電話を使って罵り合いが始まります。罵り合いが始まってしまうと、いつまでも決着がつかなくなって周囲を巻き込むこともあります。
不倫された側は被害者です。不倫されたということを発信していくことで、自分の味方になってくれる人は増えていきます。不倫女の意見が通るようなことがないように、自分の意見をしっかり伝えることも大切です。もちろん不倫をしていた主人に対しても、問題快活を促していきましょう。
裁判所にて法的手段を用いる
不倫すると、離婚や慰謝料の請求を裁判ではっきりさせることも珍しくありません。不倫は不貞行為とみなされるため、不倫をされた側は気持ちに応じて離婚や慰謝料の請求が可能です。裁判をすると、お金や時間がかかるので、できれば裁判を避けたいという人もいます。いきなり裁判にするのではなく、話し合いの場を作って条件を提案するのもよいでしょう。
裁判をする場合は、弁護士や司法書士など法律のスペシャリストに依頼して進めていくのが一般的です。不倫に関する法律相談を無料で出来る法律事務所も多いので、まずは相談してから裁判について検討していくとよいでしょう。すでに関係が泥沼化していると、当人たちの話し合いでは解決することが難しくなります。この場合は、法的な方法で解決することをおすすめします。
直接不倫女宅に乗り込んで直接話し合い
不倫していることが分かった場合は、直接不倫女の自宅に乗り込んで話し合うのも有効な方法です。電話やメールなどを通じて話し合いがしたいと伝えても、相手は素直に応じない場合があります。逃げられてしまう可能性もあるので、自分から不倫女の自宅に行く方が話し合いは確実に行うことができます。
不倫女の自宅に乗り込んだ後は、感情的にならず向こうの言い分をきちんと聞きましょう。後に裁判になることも考えられるので、会話は録音しておくことをおすすめします。当事者の主人も交えて三人で話すのがよいでしょう。直接家に行くと、相手も動揺しているので作り話しを作る余裕もなく、真実を話すことが多いです。時間が経ってしまうと、主人と不倫女との間で都合のいい話しを作られることがあります。
まとめ
いかがでしたか？不倫女が不倫をするのは、寂しさや嫉妬、愛情を求めるなどさまざまです。どんな理由があっても、不倫は許されないことです。また不倫女の末路は悲惨なもので、生活や家庭を壊して自分の居場所を無くしていきます。不倫には大きな代償を伴うということを覚えておきましょう。
